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2011年08月16日

雪辱せよ!

 さて、中2日で千葉戦を迎える石崎コンサ。

 フクアリでは「調子ぶっこいてすんませんでしたー」というほどにコテンパンに叩きのめされた。
 オーロイがいなくなって少しは楽になるかと思いきや、大島の加入でちっとも弱くならない千葉。
 このあたりは資金やフロントといったクラブの底力が違うと思わざるを得ない。

 とはいえ、今度は正真正銘ホームでやり返す番である。

 フクアリでの試合はオーロイ封じ&セカンドボールの奪い合いに気を遣ったはいいものの、守備一辺倒でDFラインがズルズル下がり攻撃に人数をかけられない状態が長く続いた。この教訓を生かすことをまず考えたい。

 その際にカギを握るのはボランチ。

 フクアリでは芳賀がケガで離脱していたため宮澤+岩沼でスタートしたが、明日の試合はどう臨むのか?宮澤負傷&芳賀がケガ明けで不安要素が大きいんだが、スタートからの1ボラは流石にリスキーすぎる気がするので2ボラの公算が大きいとは思う。フクアリでは後半から岡山を投入して河合を1列前に上げたが、可能なら岡山をスタメン起用で河合を1列前に上げるのもアリか?

 あと、ジオゴのフォローをする2列目に誰を起用するかも悩みどころ。
 近藤は確定として、有休明けのウッチーをどこで起用するか?

 正直、総力戦で臨んでも千葉が有利なのは否めないと思うがドームでやる以上は走り負けは許されないし、それでは絶対に勝てない。過密日程はお互い様だしね。選手の頑張り、監督の采配、サポの後押し、全てが揃わないと勝つのは難しいが、ここで勝てれば自信もつくし勝ち点差も縮まる。

 昇格争い、という前に昇格に値するクラブとしての関門を突破できるか?という試合。
 昇格争いってのは1試合で天国と地獄を行ったり来たりする状態を言うのだから。
 宮澤が富山戦で“ハジけて”見せたが、千葉戦はみんなでハジけて勝利をもぎ取るべし。

 頼むぞ、勝ち点3!

posted by フラッ太 |15:02 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月15日

買ってきたのは・・・。

 さて、勝利の後のお楽しみといえばもちろんサッポロクラシック。が、その前にちと気になるモノを見つけていた。普段だったらこっちを先に買っていたんだけど、富山に勝つと信じてあえてクラシックを優先して後回しにしたんである。それは何かと尋ねたら・・・

 サッポロファイブスター北海道セレクション 

 なんてったって名前がいいですよ。縁起担ぎにはもってこいでしょう!
 富山戦でグダグダだったのはおいといて勝利したことだし、
 ファイブスターの名前の通り白星5つ並べてホーム栃木戦に挑むのだっ!
 ・・・でも、栃木戦当日はオレ、東京にいるんだよなあ(滝汗)。
 

posted by フラッ太 |23:25 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月15日

第24節VS富山・アフターインプレッション。

 正直、勝てたのが不思議な試合。内容と結果がここまで乖離した試合もそうそうないのでは。こういう試合で勝ち点が3か1か0かで昇格できるか決まることも多いのでその意味では勝ち点3を獲れたのは大きいんだけど、喜べる要素がとっても少ない試合であったことは誰しもが思うところだろう。

 富山戦は4-1-4-1で臨んだわけだが、昨日の試合は石崎監督の目論見は攻守共にほとんど裏目に出た。引き分け以下なら監督解任が叫ばれても何らおかしくないくらいで、実際大苦戦だった。「チクショー!○崎のヤロー、悪運だけは強ぇな・・・」と思った人もいたのでは。

 石崎監督の基本的な考え方としては守備はDFを4枚並べて、その前にボランチを最低1人置く。攻撃は最前線のど真ん中に1人ボールキープできる人を置いてそのフォローをさせる両サイドに1人ずつ置く。残る2人は2ボランチをベースとするものの、相手に応じて微調整する・・・と僕は思っている。
 なので、4-1-4-1は4-2-3-1のマイナーチェンジ版という認識でいたんだけど、まあひどかった。何のために4-1-4-1にしたの?っていうくらいに2列目が機能してなかった上に1ボラにしたせいで守備が全く安定しない。しかも宮澤の1ボラとかいくら富山が相手でも無理がありすぎ。ゴールシーンも絡んでいたのが両SBってんじゃ4-1-4-1にした意味がないよ。真ん中から攻撃したシーンなんてほとんどなかったんじゃないだろうか?

 4-1-4-1は岡山戦でも見られたが、あの時は「ブルーノをそこで使うの?」というように選手の起用に疑問があったんだけど、富山戦は4-1-4-1にしたこと自体が失敗だったんじゃと思わざるを得なかった。芳賀の投入はできればしたくなかっただろうが、あれではやむを得ないだろう。その意味では石崎監督の判断は正解だったと言えるんだけど、ここが安定しないことがやはりつらい、芳賀のありがたみを改めて思い知らされた。

 新加入のジオゴは富山戦を見る限りではそこそこやれそうな感じで、ダニルソンほどの大当たりではないにせよ“当たりクジ”を引いたのかなという気はする。あんまり大当たりだとお金持ちがよだれ垂らして襲ってくるんで。特にFWは青黒のチームがかっさらうのを得意技としてるし(笑)。懐が深いので、しっかりしたボールを入れられればちゃんとキープはしてくれる。石崎コンサには合うと思うし、将来を考えても良い補強だ。速さや俊敏さといった機動力は2列目に任せりゃいいしね(苦笑)。
 そして、値千金の決勝点を挙げた宮澤。宮澤って気持ちを前面に見せることが少ないのでやる気があるのかないのかわからんっていうのがあったんだけど、今年は違う。10番の重みを肌で感じているというか、気持ちを出して戦っている。あそこで飛び込める勇気がすごい。去年の千葉戦の決勝点を思い出したサポも多いはずだ。宮澤ってヘディングもそうだけどシュートが上手いよね。セクシーさんとの試合では外したけど・・・。宮澤はもうちょい前目で使ってほしいなあ。

 次節の千葉戦はかなり考え方を変えて臨まないとコテンパンにやられそう。
 アウェイで最低限の結果は出してくれたんだから今度はホームでサポが頑張らなきゃ、ね。
 宮澤は出場停止かと思ったけど3枚でセーフ。でも出られるんだろうか・・・。

posted by フラッ太 |14:42 | アフターインプレッション | コメント(8) | トラックバック(0)

2011年08月14日

よくやった!

>ブログパーツの一ケタ順位にもようやく慣れてきたかな・・・

 アウェイ富山戦は2-1の勝利。
 結果のみチェック。ブロガーさんのタイトルからして相当グダグダだったことが想定できるが・・・。

 急遽仕事が入って結果のみチェックして、ひとっ風呂浴びたところにフラ父がスペアリブ用意してくれてたのでさっそく一杯。いやあ、仕事の後のひとっ風呂&コンサの勝利の後のクラシックは格別美味いっすなあ。

 正直、スコアレスドローの予感もけっこうあった。
 真夏のアウェイゲームだし、去年の国立での緑戦を思わせるような信じがたいくらいに内容のない試合も覚悟していた。アウアウアウアウー♪っていう芸風発動フラグもあったしね(汗)。実際、内容はひどかったみたいだけど、それでも勝ち点3を拾うことができたことは評価しなきゃいけない。今までだったらドローが精いっぱいだっただろうし。よくやった!で済まされるのはアマチュアまでなんだぜ、っていう展開も覚悟していた。白樺学園はよく戦った。胸張って帰ってこい!

 石崎コンサといえばとにかく脆いというのがここ2年の僕のイメージだったが、
 今年は不格好ながらも少しずつ強くなっている、結果を出せていると思わせてくれている。
 それは素直に嬉しいことだし、同時に不格好でなくここからさらに強くなるためには何が必要なのかと考えさせられる。

 内容に関してはこっちがブーブー言うより選手や監督が一番わかっていることだろう。
 とにかく最低限のミッションを選手たちはクリアした。今度はサポが背中を押す番だ。
 ブーブー言うことも必要だけど、それだけだったらただのクレーマー。
 お互いが高め合える存在でなきゃサポーターとは言わんのだよ。

 せっかくフロ入ったのにクラシック飲んで汗が噴き出てきた(苦笑)。でも気にしない!
 明日も仕事だけど頑張れるぞ!明日はアレを買うか・・・。

posted by フラッ太 |21:55 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2011年08月13日

80万アクセス御礼。

 4年と4ヶ月で到達することができました。
 改めて、読んでいただいている皆様に感謝と御礼申し上げます。
 思えば三浦コンサの時からなんだなあ。早いのか遅いのかよくわからんけど・・・。

 オフィシャルブログの中で自分のブログがどういう位置にあるのかはよくわかんないんだけど、オフィシャルブログというだけあってここではコンサに関することを書くということにしている。オフィシャルブログ内では硬派を気取っていたいしね(笑)。複数ブログの住み分けはだいぶできてきたのかな?そのぶん、管理するのは面倒くさくなるけど(苦笑)。

 そのわりにはふざけたネタに走ることもあったりするんだけど、
 それは、ほら、戦術厨なことばっかり書いてたらこっちも肩が凝ってしゃあないワケですよ。
 
 最近はサッカーの面白さというか難しさというか、“思うようにならない”っていうのを強く感じるようになっていて。野球だったらドラフトとかキャンプとかの試合が始まる前の準備段階で大体勝敗やリーグの趨勢っていうのが読めるところがあるんだけど、サッカーは試合中に想定外なことがいろいろと起こって、それにどう対処していくかっていう視点から見たり聞いたりすることが多くなっているのかなと感じている次第で・・・。

 コンサのJ1昇格とこのブログの100万アクセス、どっちが早くなるのかな?
 今年昇格できれば間違いなく昇格の方が早くなるからぜひとも今年で昇格を!(←何だそれ?)

 ともあれ、マイペースで続けていくのでこれからもよろしくお願いします。

posted by フラッ太 |16:36 | 日記 | コメント(6) | トラックバック(0)

2011年08月12日

富山戦の展望。

○レモス選手(ブラジル)新加入決定のお知らせ

 正直、意外な感じがした。まだ獲るお金があったのかというのもあるが、FW補強というのがちょっと違和感があったりして。スピードが持ち味ということだからSHでの起用だったら自分の読みが当たったと自己満足に浸れるんだけど(笑)。
 強化部長はホント働いているよなあ。マジで腹黒強化部長(褒め言葉です念のため)がいるからコンサは何とかなっているようなもんだよ。横浜などでテストを受けたにもかかわらずウチに流れてきたというのは掘り出し物かあるいは・・・。ともかく、得点力不足が深刻なので救世主になれるような活躍を期待したいところ。でも、横浜FCがフランサ獲るなんてアリか?

 さて、中断期間を経て迎える初戦はアウェイでの富山戦。
 こちらが1試合少ないものの、勝ち点差9を追いかけるのは不可能ではないがかなり大変。

 数字を盲信するのは良くないが無視するわけにも行かない。今年J1でタコ殴りに遭っている福岡でさえ勝ち点69を稼いでいる。ここに届くためには単純計算で20勝9分け以上、勝ち点率も60%を上回らなくてはならない。1戦必勝の心構えは常に必要だけど、短期的にはホーム栃木戦を迎えるまでは全て勝つというのが目標となる。数字的にも富山戦から3連勝してやっと勝ち点率のボーダーラインに届くかどうかで、4連勝してやっと上回る。20分の3に割って入るのはやっぱり並大抵ではないんである。

 まずはアウェイ戦の宿命とも言える暑さを乗り越えること。
 走り負けていたのでは話にならない。

 で、布陣なんだけど、芳賀が間に合うのであれば宮澤を1列前に持っていってほしい。
 宮澤がゴールに近い位置にいた方が得点の可能性が上がるというのもあるが、
 それよりもむしろチームの中心軸、縦軸を確立させてほしいという思いが強い。 

 岡山の加入でホスン-岡山・山下-河合・芳賀-宮澤の縦軸が確立すれば戦い方も安定すると思うし、宮澤を中心とした2列目の横軸が確立すればかなり期待は膨らむと思うんだが。宮澤にはそれだけの力がある。
 ウッチーの出場停止でFWが誰になるかもカギとなりそうだが、ジオゴの出番ももしかしたらあるのかな?チャンスを棒に振った純貴の奮起に期待大。つーか、ここで結果出さないとスーパーサブ止まりで終わってしまうぞ。今年は若梟が成長著しいが、先輩の意地、トップで生き残り続けているんだという違いを見せてもらいたい。その点では古田も後半戦全体のカギを握るかな?

 千里の道も一歩から。まずは富山戦に勝つことに集中しよう。

 

posted by フラッ太 |12:48 | スチャラカプレビュー | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年08月11日

役者が違う。

 「こら役者が違うとる。韓国の代表も巧いけんど、あくまで韓国は韓国や・・・」

 断っておくけど、殊更に国を侮蔑する意図はないのであしからず。石原慎太郎じゃないので。
 元ネタがわかる人だけ「そっから引っぱってきたのか!」と心の中でツッコんでください。

 昨日は仕事だったため日韓戦は見ることができずじまい。たまたま結果だけはやってきた方に「いやー、香川すげぇわ。3-0」というのを聞いて知っていたので安心はしたんだけど。「あんなに韓国って弱かったっけか?」と言うので、「違いますよ、日本が強くなったんです」とこっちも返したりして(笑)。

 実際、香川は凄かった。遠藤も「そんなとこ通すのかよっl」とエロさ爆発だったし。1点目は香川の個人技、2点目は攻撃のスイッチの入れ方と予測の巧さが光った。3点目は高い位置で奪って李→本田→香川→清武とシンプルにボールを運んで、走り込んできた香川がトドメのゴール。いずれもノブリン好みのゴールだろうなあ。もし、ノブリンと選手が一堂に会して見ていたらきっとノブリンは「な、簡単だろう?」と言ったに違いない(笑)。巧いプレーってホント見た目には簡単そうに見えるんだよ。

 韓国のパワーサッカーを嘲笑うかのような流れるパスワークでのゴールラッシュ。ガノタでなくとも「圧倒的ではないか我が軍は・・・」というくらいに格の差を見せつけるように勝った試合だった。前半の危なっかしい守備がなければ完勝といってもいいのでは。
 正直、この時期に日韓戦をするのはリスクが大きいんじゃないかっていう危惧があった。日韓戦は特別な試合でただのテストマッチでは絶対に終わらない。当たりの激しい韓国だからケガしなきゃいいけど・・・とか、もし負けたらなんて心配したのがバカみたい(汗)。

 ザックジャパンも石崎コンサも4-2-3-1なんだけど、代表のクォリティがあまりに高すぎて最初のうちは「選手や監督は参考になる場面が多いんだろうな・・・」なんて目で見てたのが「こんなレベルの高い試合を見せられちゃあ・・・」とため息ばっかり出る始末。いや、愛媛戦でウッチーと古田が良い崩しで惜しい場面は作っているんだけどさ。

 コンサを基準にしちゃうと代表のレベルの高さを見上げるうちに後ろにぶっ倒れ、
 代表を基準にしちゃうとコンサの道程の長さはいかばかりかとどよ~んとなってしまうという・・・。
 いや、あんだけのもの見せつけられたらJのクラブはみんな見劣りするでしょうよ。
 代表レベルの試合を期待してJの試合を観に行ったら大抵のいちげんさんはガッカリするはず。
 ザックジャパンも罪なことするよなあ。もう、個々のレベルが全然違う。

 せめて大伍が出ていたら代表とコンサをつなぐストーリーに説得力が持てたんだが、今野が出ていたからよしとしよう。大伍頑張れ。代表とJをどうやって結びつけるかってのはけっこう難しい課題ではあるんだけど、こうも代表が強さを見せつけると余計にJが努力しなきゃならんってのはぜいたくな悩みなのかな・・・。

posted by フラッ太 |14:50 | スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月09日

レプユニのある風景。

 あっぢぃぃぃぃぃぃぃぃーっ・・・・。

 ビンボー人が手っ取り早く涼める場所といえば、そうコンビニである。もちろん、ただ涼みに行くだけなんていう不届きなマネはしませんよ?勝利の後のお楽しみのクラシックを補給したりなどちゃんと買い物はしますから。

 で、そのコンビニで、たまたまレプユニとおぼしき格好の女の子を見つけた。bwinのロゴがあったのでレアルマドリードのものだとすぐにわかったんだけど、背中にはちゃんと(たぶん)その女の子の名前があるのは単純にうらやましく思ったりして。オリジナルの名前を入れられるんだったら3万円出してもユニ買うんだけどなぁ・・・。

 で、その女の子のレプユニ姿を見て「あ、何かいいなあ」と。
 (注:あくまで“レプユニ姿”ですからね。女の子自身じゃありませんからっ。)

 試合のある日ってサポがレプユニ着てスタジアムに足を運んで・・・というのはごく普通のことだと思うんだけど、それがどれくらい街の風景として自然に馴染んでいるんだろうか?というのをふと思った。○○が出たらいいね~とか、今日も気合い入れてバモるぞ!とかいろんな表情を見せながらサポがスタジアムに集う。試合中は選手もサポも真剣勝負で、試合が終われば緊張感を徐々にクールダウンさせながら家路に就く。勝った時は笑顔で、負けた時は悔しさを滲ませながら、でも、「次こそは!」という気持ちで。

 浦和とかだったらあまりの数の多さで街の風景に迫力が出ちゃうんだろうけど
 (それは同時に「アウェイの地に乗り込むんだ!」っていうモチベーションアップにもなる)
 札幌はどうなんだろう?とふと思ったりして。

 今は夏の暑い盛り。コンサは赤黒で目立つからちょっと勇気がいるかもしれないけど、たとえ試合のない日でも老いも若きもレプユニでちょっとそこまでお買い物・・・なんてシーンが増えるといいよね。

 ・・・もっとも、こっちがレプユニを着られる体型になるのが先なんだが(滝汗)。
 

posted by フラッ太 |13:51 | ちょっとカタい話 | コメント(5) | トラックバック(0)

2011年08月08日

ボケ倒すはずが・・・。

 赤:さて、続きなんですが・・・。
 黒:(突如、舞台袖に引っ込む)
 赤:どこ行くんですかーっ!
 黒:(いろいろ小道具を抱えて戻ってくる)さて、ここからが本番だ。
 赤:何を用意してきたんですか?
 黒:決まってるだろう、コンサが逆襲するための秘策をフリップにしてきたんだぞ?
 赤:もしかして、オープニングで出が遅かったのはこれのせいですか?
 黒:ジャジャーン!「3位栃木とは勝ち点9差。でも大丈夫!これが絶対安心理論だ!」
 赤:・・・のっけから怪しさ全開なんですが。
 黒:順序立てて説明しよう。むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがいました。
   お爺さんは山へシバかれに・・・
 赤:1文字違いますよ。
 黒:あ、そうか。お爺さんは山へ縛られに・・・
 赤:さらにズレてますよ!叩かれたり縛られたりってお爺さんどんだけドMなんですか!
 黒:いや、コンサポってドMじゃなきゃやってられないし。
 赤:つ そうじゃなくて。
 黒:さっそく発表しようか。
 赤:なになに、「後半戦浮上のカギは新加入のジオゴ・・・」
 黒:・・・ではありません!
 赤:ええーっ!?
 黒:続きはCMのあとで!
 赤:日テレで江川と徳光が巨人のヨタ話やってんじゃないんですから、
   さっさと先行ってください。
 黒:さて、1トップを続ける石崎コンサに待望のポストプレイヤーが加入して
   否が応でも期待が高まるところだが、問題はそこじゃない。
 赤:ジオゴはあまりアテにできない、と?
 黒:千葉戦を思い出してほしい。千葉はまずはオーロイに当てて、
   オーロイがが落としたボールを・・・というのが基本的な戦い方だった。
   1トップに当てるまでが空中戦か地上戦かの違いはあるが、
   大まかにとらえればコンサも方法論は実は千葉と同じなんだよな。
 赤:また、えらい大雑把な括り方ですねぇ。
 黒:石崎監督もセカンドボールの拾い合いで負けないように指示は出していたんだが、
   そこに気が行きすぎて攻撃に転じることが出来なかった。
 赤:前半でバテバテになっちゃってましたからね。
 黒:1列目、2列目は何とか防げていたが、先制ゴールは3列目の村井。
 赤:こっちがやりたいことをやられた試合って感じでしたねぇ・・・。
 黒:そこで、だ。これを見てもらいたい。
          5          2
      10  -5- 0   2 -0- 0    この違いがわかるか?
 赤:あ・・・わかった。千葉とコンサの1トップと2列目のゴール数ですね。
 黒:その通り。
   千葉はオーロイばかりに注目が集まるが、最もゴールを上げているのは2列目の深井。
   そして2列目も深井だけじゃなく米倉が5ゴール上げている。
 赤:なるほど、1列目だけじゃなく2列目も攻撃力が高いってことなんですね。
 黒:石崎コンサをこれに当てはめるとウッチーは試合数を考えればそこそこやれてる。
 赤:左は近藤が突進力を生かして2ゴール上げてますが、真ん中と右が・・・
 黒:そうなるな。真ん中は途中交代で入ったヤスのゴールがあるが、
   右サイドからのゴールがほとんどない。
 赤:ここまで古田がノーゴールですもんねぇ・・・。
 黒:ではどうしたらいいのか?ジャジャーン!
 赤:・・・「“石崎流”で問題ありません!」
 黒:続きはC・・・
 赤:とっとと先行けよ!
 黒:結論から言うと、ウッチーを右サイドに回す。
 赤:・・・すごいですねー(棒)。
 黒:・・・もう少し優しくしてくんねーべか。
 赤:ツッコミどころが多すぎて。ちなみに石崎流って何ですか?
 黒:タテポンはダメだから~中から~崩して~♪ ノブリン~ノブリン~♪
 赤:CMかっ!
 黒:それはともかく、石崎監督は基本的にシステムは変えずに選手の配置を変えて対応する。
 赤:まあ、砂川や純平はやたらとポジションが変わってますけどね。
   でもウッチーを右サイドに回すなんてあまりに発想がイージーすぎるでしょう?
 黒:それと石崎コンサは宮澤にかかる比重がデカい。宮澤の出来次第で良くも悪くもなる。
 赤:それはありますね。
 黒:で、だ。今は宮澤はボランチの位置でプレーしているが、
   もうちょい前目の位置でプレーできればかなり攻撃が厚くなる。
 赤:それでウッチーを右サイドに回せってことですか?
 黒:宮澤のトップ下はボランチにメドが立てばっていう条件がつくけどな。
   石崎監督は選手の良いところをなるべく乗っけようとするところがあるし。
   それに、右SHは古田に続く選手がいない。
   我慢強く使い続けているっていうのは裏を返せば他にいないから、ともとれる。
 赤:・・・言われてみると確かに。
 黒:砂川も右サイドは出来るだろうが、石崎コンサでは主に左サイドが主戦場だ。
   あの切り返しはもう名人芸の域だしな。左サイドはヤスや純平もいるから
   ジオゴの加入で右サイドのテコ入れをするってのが上策だと思う。
 赤:すると候補になるのは・・・三上あたりですか?
 黒:三上はある意味石崎監督に振り回された“被害者”とも言えるんだが、
   ジオゴの加入で1トップとしては競争率が高すぎるし、石崎監督は岡ちゃんに
   負けず劣らず若い子大好きだからな。
 赤:デビューはSHでしたからね。
 黒:まあ、強化部もジオゴを獲ってきたってことは打てる手は全て打った。
   つまり、監督のリクエストには可能な限り応えたんだから途中解任はしない、
   その代わり結果出してくださいねってことだ。
 赤:ここで監督交代ってのはあまりにギャンブルすぎますしね。
 黒:今年の残り半分捨ててでも監督交代するっていうなら話は別だが、
   そこまで泥をカブる覚悟や度胸が今の経営陣にあるとも思えない。
 赤:勝ち点差7につけていて(注・18試合終了時)チャンスは十分残っていますしね。
 黒:13位の監督残して6位の監督切るのか?ってツッコまれたら言い返せないだろ。
   これで監督代えて順位下がったら目も当てられない。それこそ迷走だぜ。
 赤:「代えなきゃ良かった!」なんてことになりかねませんしね。
 黒:とはいえ、“次の一手”は重要だぜ。4位とか5位なら続投もアリっちゃアリだが
   「もう石崎はカンベン!」って空気も多いしな。監督探しもやっとく必要はある。
   ヤンツーから三浦なんてドラスティックすぎる監督交代は願い下げだぜ。
 赤:ですねぇ。
 黒:ジオゴの補強はそういう意味では先を見据えたとも言える。上原がコンバートされて
   純粋に保有戦力としてみてもポストプレイヤーがいないしな。ダメなら切りゃいいし。
 赤:ウチは三上強化部長で保っているようなものですね。
 黒:去年の福岡でも勝ち点率は60%だ。ここから計算すると19試合で必要な勝ち点は35。
 赤:見事に4強がボーダーラインなんですね・・・。富山戦に勝っても届かないんだから
   依然としてハードルは高いということですか。
 黒:とはいえ、1試合1失点以下っていうのは十分合格ラインと言える。
 赤:やっぱり得点が取れないと厳しいってことなんですね。
 黒:あとはとにかく連勝することだな。
   10月にはアウェイ3連戦を含む過密日程が待っているから
   それまでに何とか勝ち点差を3以内には縮めておきたいな。
 赤:今のところ厚別では3連勝してますから聖地厚別を復活させる絶好のチャンスですね!
 黒:夏だ!補強した!連勝だ!・・・ってちょっと強引だったですか~♪
 赤:またCMか!いいかげんにしろ!


 ・・・オチまで強引だったような。徹底的にボケ倒すはずが
 気がつけばすっかり戦術厨全開で違った意味で濃い展開になってもーた(滝汗)。
 きっと太陽が眩しすぎたからだろうなあ。うん、そうに違いない。
 マジな話とネタの境界線上で力いっぱいフザケたからいいかぁ(←オイ!)。

posted by フラッ太 |12:00 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月07日

監督稼業はつらいよ。

○浅野哲也ヘッドコーチ監督就任のお知らせ
○会見での浅野監督および出席者コメント

○佐久間悟GM監督就任のお知らせ
○広島戦終了後の三浦前監督の会見

 今年の昇格組のうち、下位に沈む2チームが監督交代となった。
 現場を預かる最高責任者である以上、結果が出なければ監督が真っ先に責任を問われるのは自然なこと。クラブが高い報酬を支払うのはそうしたことがあるからだし、オファーを受ける方もそれは割り切った上で引き受けるわけで。クラブとしても降格を避けるためには監督交代に打って出ざるを得ない面があるのは仕方のないところなのだろう。

 チームが勝った時に監督が褒められるのは一番最後で、負けた時にはいの一番に「監督が悪い!」と叩かれる。それが仕事の1つとはいえ監督稼業はつらいよなあと思わされる。三浦さんが自分の口から「結果が出せなかったので責任を取りたい」と明言したのはクラブに対する気遣いかそれとも自身の矜持なのか・・・。

 同じ監督交代でも福岡と甲府ではサポの受け止め方が若干違うのかな?
 アビサポは勝てそうで勝てない試合が続いたこともあってか「結果が出なければ監督交代も致し方ない」という見方が多いようだ(マリノスに2-0から逆転負けしたのが実に痛かった)。甲府は開幕当初から「何でわざわざ三浦監督にスイッチするの?」と疑問視する声もあって、そもそも三浦ヴァンフォーレが選択肢として正しかったのかという不安や疑問を抱えたままでここまで来たように見えるのだが・・・。

 プロは結果が全て。

 それは時にプロセスを覆い隠し、時に非情な響き、冷徹な現実として襲ってくる。
 制服組、というのは表現としてはちと不穏当な気もするが、今年の個人的な見方として監督・選手といった現場もさることながら強化部・フロントといった経営側に、そして現場と経営側の関係がどうなのかという点にも目が行くようになったのかもしれないなあ。

 内容も結果も両方追い求める欲張りな道を選んだ3年目の石崎コンサはどこへ向かうのか。
 ・・・とおもいっきりキザに締めてみる(汗)。

posted by フラッ太 |11:11 | Another J | コメント(4) | トラックバック(1)

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