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2020年07月01日

凶悪2シャドー。

>駒井右WBってのはルーカス右シャドーの伏線か?

 さて、今年はルーカスがかなりアピールしているようで。

 去年は左WBに菅、右は白井とルーカスがスタメンを争うというのが基本形だった(菅が不在の時は白井が左、ルーカスが右というのもあったけど)。菅はほぼスタメンだったので菅と白井とルーカスが揃い踏みすることは考えにくかったが、どうやら今年はルーカスを右のシャドーで起用するプランもあるようで。

 去年はアンロペが離脱する期間がわりと長く、今年もコロナウイルスの影響ですぐには戻ってこられそうもないので十分アリなオプション。そして、ルーカスがシャドーに入ればこれもまた相当凶悪な2シャドーになりうる。アンロペほどの高さや馬力はないものの、機動力はルーカスの方が上とみる。WBにいた時でさえ脅威だったのに、ルーカスのあの変態ドリブルをシャドーでやられたら守る方はイヤすぎる。

 小回りが利くシャドーのコンビと言えばチャナ&三好が思い浮かぶが、
 ことによってはチャナ&ルーカスのコンビの方が凶悪さは上かもしれない。

 そして前線3枚のバリエーションが広がるのも大きい。
 ジェイorドドの1トップにチャナ&ルーカスの機動力コンビでかき回す、
 チャナ&武蔵のバランス型のオプションとして武蔵&ルーカスもアリだし、
 武蔵1トップでチャナ&ルーカスとスピード勝負に持ち込むとか妄想がどんどん広がる。

 ルーカスが右シャドーに入れば左WBに菅、右に白井と同時起用もできる。菅がクロス挙げてくる、白井が抉る、ルーカスが中を切り崩すって考えただけでも…。そして、武蔵とチャナが代表で同時に欠けることも十分に考えられるので、ルーカスがシャドーで計算できるようになればやりくりが格段に楽になる。実際には、金子や檀崎がいるのでWBに回る公算が大きいとみるが…。

 今年は選手交代が5人までできるとはいえ、複数ポジションをこなせる選手が多ければ多いほど過密日程を乗り切るだけでなく上位進出への大きなカギとなる。今週末にはアウェイ横浜FC戦だが、スタメンはどのポジションも激戦。確定と言えそうなのは福森と進藤くらいか?先日のTMでは金子が最初の2本のシャドーの様子。

 金子だけでなく大卒3人組は皆スタメンの座を狙って虎視眈々。高嶺は鳥栖戦でガツガツ当たれる良さを、鹿島とのTMでは左足で綺麗なフィードを出すなど守備だけではないところを見せた。駿汰もミシャ式に適応するのにそう時間はかからないだろうから出番は当然あるだろう。

 …宮澤、スタメンに入れるよな?

posted by フラッ太 |22:20 | 戦術厨の戯言 | コメント(3) |

2020年02月15日

開幕直前!壮大なる数字遊び・番外編~二兎を追う難しさ~

>実はノノ社長が一番苦しんでいるような気がする…

 さて、今まではリーグ戦に必要な数字を暑苦しく考えてカップ戦は無視してきたが、やはり去年のルヴァン杯ファイナル進出を受けて「今度こそはてっぺん獲る!」というのも目標に入ってくるだろう。ノノ社長の言うところの“行先”にも当然含まれているはずだし。
 だが、ACL出場権とカップ戦の二兎を追って成功したのはタイトル常連組で賞金圏内であるベスト4まで広げても至難の業なのが窺える。今回はシーズンを通して並行して戦うことを重視してリーグ戦とルヴァン杯を対象とし、天皇杯は“3足目のわらじ”と考えて二兎を追えた場合のみ記載する。

2013 横浜FM(リーグ2位・ルヴァン杯ベスト4・天皇杯準優勝)
    川崎(リーグ3位・ルヴァン杯ベスト4)
2014 G大阪(リーグ、ルヴァン杯、天皇杯3冠)柏(リーグ4位※・ルヴァン杯ベスト4)
※G大阪が天皇杯を制したので繰り上がりでACL出場権獲得
2015 G大阪(リーグ3位・ルヴァン杯準優勝・天皇杯準優勝)
2016 浦和(リーグ2位※・ルヴァン杯優勝)※勝ち点は74で1位だが順位としては2位
2017 C大阪(リーグ3位・ルヴァン杯優勝・天皇杯優勝)川崎(リーグ優勝・ルヴァン杯準優勝)
2018 鹿島(リーグ3位・ルヴァン杯ベスト4・天皇杯ベスト4)
2019 鹿島(リーグ3位・ルヴァン杯ベスト4・天皇杯準優勝)

 赤黒スズメがダブルを達成したら特上と言っていたがそれ以上だった(汗)。折しも、鹿島がACLプレーオフで負けてしまいルヴァン杯GSは3位抜けでもプライムステージへの可能性が出てきたので二兎を追う難易度は若干下がってはいるのが救いと言えば救い。惜しいケースとして2008年の大分が当時のナビ杯で優勝したときはリーグ4位だったが、翌年の大分はJ2降格の憂き目に遭っている。
 ググったら当時の大分はマルハンの撤退など経営危機に陥り、降格時に主力の西川や森重、金崎を売らざるを得なくなってしまった。その点、ミシャコンサ3年目は加入こそ特別指定の3人だけだが流出なしというのはもっとポジティブに考えてもいいのかも。二兎を追うのは選手層の厚さといった現場レベルもさることながら特に経営体力で不利な地方クラブではより難しい舵取りを迫られることになる。

 …とまあ、長々書いてきたわけだが、ぶっちゃけミシャコンサがACL出場権を獲れるのか?

 攻撃面に関しては18コンサが惜しいところまできている。ホーム成績では9勝3分け5敗の勝ち点30、複数得点者も18コンサは都倉12・ジェイ9・チャナティップ8。去年の得点も武蔵13・アンロペ9・ジェイ9。で、今シーズンのカギを握るのはアンロペとみる。去年の前線は武蔵とジェイの1トップ。アンロペは基本的には右のシャドーで、対戦相手やコンディションによってジェイ1トップで武蔵がシャドーという選手起用だった。アンロペを1トップにしたユニットを機能させられるかで大きく左右されると思っている。
 武蔵やチャナティップは代表で抜けることがあり、帰国後に無理使いしたことでさらにコンディションを落とす悪循環に陥った。シャドーの左は去年檀崎や金子が入ったりしているし、最近ではふじれんがアピールしている。右は駒井も戻ってくるし状況次第では荒野も入れるだろう。無論、中野や早坂もいる。アンロペの更なる活躍が求められるけど1トップで点を取ることでチーム全体の疲労を軽減し過密日程を乗り切るのが二兎を追う条件と考える。
 …と思っていたら、やたらパチモン臭のする名前のドウグラス・オリベイラが入ってきた。動画を見てみたが、ガタイのあるポストプレイヤー的なFWでジェイの後釜候補か。あんまり持ちすぎないので腹黒GMはミシャ式なら仕込めばモノになる、磨けば光ると踏んだかな?アンロペは利き足が左なので一番光るのは右のシャドー。いろんな意味で“起爆剤”になることを期待する。

 去年のコンサは得点54失点49。攻撃面は単純計算でノルマまであと6ゴールだからそんなに難しくない一方で失点49はいかにも多い。だが、裏を返せば守備の改善の伸びしろは大きいということでもある。守備に関してはこの方がオレ以上に暑苦しく考察しているが、ざっくりまとめると「引いて守るのはダメだよね」ということ。引いて守るのは性に合わない…のではなくて、ブロックを敷く守備で失点がさらに減ることは考えにくいので攻撃→守備の切り替えの時に奪いに行くことで失点を減らす(余地が大きい)という考え方に基づいている。

 守るための守備という表現が正しいのかはアレだが、ブロックを作っての撤退守備がそれに当たるならば3年目のミシャコンサが目指すのは奪いに行く守備、攻める守備。フルタイム走り切れるだけの走力、スタミナがあるのが大前提。そして、いわゆる“前からハメる”守備をするためには味方がどこにいるのかがわかった上で、誰が誰を捕まえる(プレスに行く)という約束事を作る。

 それが可能なのはミシャ式が約束事を細かくしているからだと思う。
 かつて石崎コンサが目指したが今にして思えば理想が高すぎたんかなあ…。

 で、奪いに行く守備は基本的に1on1。原始的でありながらある意味で欧州流かつ最先端。ボールホルダーにプレスをかけつつ周りの選手が先を読んでパスコースを限定するスペースに動かなきゃならないぶん難しい。もともとミシャ式は個の能力で守る傾向が強いが最終ラインで負けると一気に大ピンチになる。去年、最後の砦として体を張ったミンテ。一気に成長した選手の1人だが、ミンテのポジションに求められるのは巧さ・速さ・強さ(高さ)のうち1on1の肉弾戦で勝てる強さ(高さ)と広範囲をカバーできて相手FWとのヨーイドンに勝てる速さ。

 ミンテのポジションには宮澤が入ることもあったが、宮澤はカバーリングは巧いが足が遅いのでヨーイドンの速さ勝負に持ち込まれたら分が悪い。去年のホーム磐田戦で重戦車のアダイウトン相手に全速力でやっとこすっとこ対応していたくらい。予測や読みで足の遅さを補うのはJ1だとちと厳しい。なので、カギを握るのは田中駿汰がミンテのポジションでどこまでできるかとみる。J1の速さと強さにすぐ適応できるようなら守備はかなり引き締まると思う。

 ミシャにとっては3チーム目のJ1での3年目のシーズン。広島時代は2年目を下回ったが、
 浦和時代は2014年にリーグ2位で失点も32まで減らした。さて、コンサではどうなるのか?
 勝負のシーズンである。

posted by フラッ太 |00:10 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) |

2020年02月12日

開幕直前!壮大なる数字遊び⓶~遥かなるACLへの道・後編~

>改めて思い知る佐藤寿人と興梠のスゴさ…

 さて、今度は得点と失点の関係について考察してみる(数字は2012年~19年)。まずは得点について。総得点50以下で勝ち点60以上に到達したのは13年Fマリノスと19年FC東京しかない。しかもこの2チームは失点がそれぞれ31と29で守備が堅い。というわけで、ざっくりした計算だが勝ち点60以上かつ総得点50以上のケースを平均で計算すると61.7。思ったよりも高い。

 次は失点。まず思いつくのは「1試合1失点以下に抑える」ということになるが、これはおおむね当てはまる。13年川崎が失点51で3位になったケースはあるがこれは総得点65と殴り倒してのものなので例外と考えるべき。失点が多少多くても殴り倒せばある程度カバーできる。去年のマリノスも失点38だけど総得点は68とリーグトップ。勝ち点60以上をクリアするためにはどんなに悪くても失点は40以下に抑えるのが絶対条件となる。

 これらは得失点差からも相関関係が窺える。得失点差20以下で勝ち点60以上を満たしたのは

13横浜FM 勝ち点62 2位 得点49失点31得失点差18(失点リーグ2位)
 川崎    勝ち点60 3位 得点65失点51得失点差14(得点リーグ2位)
15G大阪  勝ち点63 3位 得点56失点37得失点差19
19FC東京  勝ち点64 2位 得点46失点29得失点差17(失点リーグ2位タイ)の4つ。よって

 得点60以上失点40以下、得失点差20以上が目標となる。

 そして得点に関してはほとんどのケースで2桁得点者が複数存在している。
 例によって勝ち点60縛りで挙げていくと次の通り。(☆は得点王、MはMVP)

12広島 佐藤寿人22☆M
13川崎 大久保26☆レナト12 横浜FM マルキーニョス16中村俊輔10M
 広島 佐藤寿人17石原10
14G大阪 宇佐美10(パトリック9 阿部7 遠藤6M 倉田6) 浦和 興梠12 (李忠成6)
 鹿島 ダヴィ10遠藤10
15広島 ドウグラス21佐藤寿人12 浦和 武藤13興梠12 ガンバ 宇佐美19パトリック12
16浦和 興梠14武藤12李忠成10 川崎 小林15大久保15
17川崎 小林23☆M阿部10 鹿島 金崎12レアンドロ11 C大阪 杉本22(山村8)
18小林15(中村憲剛6 家長6M)
19横浜FM 仲川15☆Mマルコスジュニオール15☆エジガルジュニオ11
 FC東京 ディエゴオリベイラ14(永井9) 鹿島 セルジーニョ12(伊藤7)

 去年のFマリノスには複数得点者が3人もいて、そのうち2人が15ゴールといかにハイパーだったかが窺える。16年浦和は同じく複数得点者が3人いるが優勝が鹿島なのはこの年が2ステージ制で合計勝ち点では74(1位)と鹿島と15もの差があったにもかかわらずチャンピオンシップでかっさらわれたから。ミシャコンサは2桁得点者については1年目も2年目も惜しいところまではきているが、やはり武蔵は15ゴールがマスト、できれば20ゴールに近い数字で得点王を争うレベルが求められる。あんまり活躍しすぎると海外に行っちゃいそうで怖いが。

posted by フラッ太 |11:15 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) |

2020年02月11日

開幕直前!壮大なる数字遊び①~遥かなるACLへの道・前編~

>NFLにカブれると数字で語りたくなるんだろうな…

 さて、わざわざ壮大なると前フリをした以上、史上最大級に暑苦しい(苦笑)。ACL出場権を得られる3位へのハードルはそれでなくとも高いわけだが、数字を拾うことでどれくらい厳しいのかがある程度客観視できるだろうと2012年以降の数字で遊んでみる次第。

 3位以内に入るには勝ち点60以上が必要

 これは絶対と思っていい。2012年以降3位の勝ち点で少ないのは12年の浦和が勝ち点55、18年の鹿島が勝ち点56、16年の鹿島が勝ち点59と全くないわけではないがやはり勝ち点60以上はマストと言っていい。加えて前半戦終了時に3位以内をキープしていることも求められる。逆転で2チームが入ったのは14年のみで、あとは入っても1チーム。逆転で滑り込むとしてもせいぜい勝ち点4差くらいに留めないと厳しい。鹿島が勝ち点10差から滑り込んだケースはあるが例外とすべきだろう。
 勝ち点60以上となると単純計算で15勝15分けが必要だが、15勝ではまず3位以内には入れない。少ない順だと12年の仙台と浦和が15勝で(仙台勝ち点57、浦和55)、18年の鹿島が16勝で3位(勝ち点56)だが、あとは2012年以降では18勝以上挙げているのでこれが明確なボーダーラインと言えそう。20勝の大台はほぼ優勝ラインとなるがこれを目指すつもりでいてほしい。

 となると、ホームとアウェイでざっくり勝ち点30ずつが必要となるわけだが、過去ホームで勝ち点30を下回ってACL出場権を得たのは18年の広島しかない(ホーム27・アウェイ30の勝ち点57で2位)したがって、ホームで勝ち点30はあくまで通過点で勝ち点35をノルマとしなければならない。自ずとホームで10勝以上は当たり前という結論も出てくる。ホーム10勝を下回ったケースは18年の広島(8勝3分け)、鹿島(9勝5分け)しかないというのも付け加えておく。
 今年のミシャコンサは少数精鋭、スタートダッシュをどれだけかけられるかカギ。というわけで、ACL出場権を得たチームの開幕5試合の成績はというと最高が13年Fマリノスの勝ち点15(5連勝)、最低が14年ガンバの勝ち点5(1勝2分け2敗)。最低は意外だったが(14年ガンバは3冠達成)、ざっくりとした目標としては

 開幕5試合で勝ち点10、悪くても2勝2分け

 先行逃げ切りが基本で捲ってACLというのがあまりない、勝ち点60が必須、勝ち点60/34試合≒1.764だから5試合で8.82。至極当たり前と言えばその通りだが、なかなかにアブラっこい対戦相手が続くのでけっこうハード。とはいえ、過去の3強の直接対決でダブルを食らったのは13年広島(VSFマリノス)と18年鹿島(VS川崎)だけ1つも勝てていないケースは18年の鹿島(1分け3敗)のみ。前述の通り18年鹿島は勝ち点56止まり。よって、上位チーム相手でも五分に戦えないようではダメということ。「オルンガがおるんか!」とか泣き言を言ってる場合じゃないんである。

 ちなみに2012年以降の3位以上の延べ24チームのホーム開幕戦の成績は13勝6分け5敗。
 やはりホーム開幕戦はただの34分の1の試合ではないということが言えそうだ。よって

 ホーム開幕戦は必ず勝つべし 

 後編では得点と失点から見えてくるものをざっくり考察してみようと思う。

posted by フラッ太 |11:55 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) |

2020年01月31日

基本は大事。

>わりとマジでポイチはアメフトで勉強しろ!と思う

 アメフトと戦術的思考の親和性が高いと思っているオレとしてはこの時期は戦術厨の血が騒ぐ。
 そんなNFLのポストシーズンもあとはスーパーボウルを残すのみ。

 まずはテネシー・タイタンズのスゴさ。AFCカンファレンスチャンピオンシップではチーフスに敗れたものの、一番低いシード6位のワイルドカードから勝ち上がったのは10年ぶりの快挙。どれくらいスゴいかというと去年のコンサがルヴァン杯ファイナルに進むのと同じくらい。プレイオフはシード順の高いチームのホームで戦わなければならないのでそれだけでも圧倒的に不利。加えて相手は常勝軍団ペイトリオッツとシード1位のレイヴンズ。鹿島と川崎のホームに乗り込んで埼スタのような空気の中連勝するようなもの。チーフスのホーム、アローヘッドスタジアムはNFLで1、2を争うくらいにクラウドノイズがうるさい(=アウェイに不利)ことでも有名。

 ラン攻撃中心に地上戦で確実にヤードを稼ぐという基本。タイタンズもエースRBデリック・ヘンリーを軸にかなり頑張ったが、NFCを制したサンフランシスコ49ersの方が緻密かもしれない。パッカーズの自滅も少なからずあったが37-20のスコア以上に49ersの圧勝。DEボーサをはじめとして4人のDFラインが5人のオフェンスラインに勝つ守備の強さでパッカーズのQBロジャースは前半65ydsしか投げられずインターセプト1つサック2つと散々。前半終了時で27-0、49ersはRBモズタートがラン14回160yds3TD平均11.4yと驚異的な数字。大雑把に言うとTDがサッカーの1点、FGが0.5点だからさながら去年のアンロペ無双。

 49ersはパスを投げる平均距離はリーグ最少だが、ランアフターキャッチの平均はリーグトップというデータ(こういう数字を出すのがいかにもNFL)から確率の高い短いパスを投げてそこから走ってヤードを稼いでねという攻撃スタイルが確立している。いわゆるウエストコーストオフェンスというやつ。4回の攻撃権で10ヤード進む陣取りゲームというアメフトにおいて最初の攻撃(=1回目の攻撃)で5ヤード進むことができればその後の攻撃が格段に楽になるし選択肢も増える。だからNFL全体の傾向としてパス偏重になりがちでRBもただ走るだけではダメでパスキャッチも巧い選手が主力となっている。

 ラン攻撃といってもただゴリ押しで中央突破を狙うのではなくて中から外へ走るとかジェットモーションで加速をつけておいて大外を回ってぶっちぎるとかコースをいろいろと変えている。オフェンスラインもただ前だけに圧力をかけるのではなくて右から左へブロックしておいてその壁の裏をRBが逆の右サイドへ走っていくなど手が込んでいる。守る側も2列目のLBがギャップを埋めに来るけどTEやFBなどブロックの人数を増やしてそこも捕まえてしまうからロングゲインが増える。
 “モズタート無双”は単にモズタートの個の能力だけではなくて誰が誰をブロックするという約束事をきちんと構築出来ていてその通りにできているからこそ可能。要はチーム全体で攻撃ができているということ。パッカーズ戦はまあきれいに走路を開けていた。

 スーパーボウルはチーフスVS49ersの古豪対決。チーフスのアップテンポなハイパーオフェンスも相当脅威だが、チームのバランスやほぼ投げずに勝てたぶんだけ攻撃の引き出しがまだある49ers有利とみる。殴り合いになればチーフスかなとも思うけど脆さもあるしなあ。ディヴィジョナルでは前半ミス絡みで0-24とグダグダでも2Qだけで5本のTDパスを決めるとか、それなんてミシャのチーム?

 強いチームには優秀なTEがいるというのがニワカ的持論でもあるので
 49ersのキトルとチーフスのケルシーがどれくらい活躍できるか。
 でも、ぶっちゃけ49ersの復活が見たい。

posted by フラッ太 |14:55 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) |

2020年01月16日

皮肉なもんだ。

>菅は何しに代表へ?…って、菅が悪いワケじゃないんだけど。

 U23代表のカタール戦、地上波と某動画の同時チェックで眺めた。
 それにしてもレフェリングがあんまりだったなあ…。カタールのGKも大概だだったけど。
 いくら股抜きとはいえあのシュートスピードとコースならJ2のGKでも防げたんじゃないか?
 
 田中駿汰中心に眺めたが、前半に緩いバックパスでピンチを招いて最後は自分でケツ拭くという自作自演にヒヤリとさせられた。前半の左足アウトサイドのシュートは流石に難易度が高かったかな。本職のFWでもあの体勢で枠に入れるのは難しいと思う。

 後半、ターンして自分で前に運ぼうとしてファール食らうというのが1つあったが、ああいうプレーができるようになると幅が広がる。拾えるボールはちゃんと拾えているし、無難に捌くしで田中駿汰のプレーは見れば見るほど宮澤っぽいなあ。速さがどれくらいなのかはまだわからないけど、カップ戦で相手がメンツを落としてくるようならミンテのポジションで観てみたい気はする。

 にしても、11人の時より10人の方が可能性を感じるのが何とも皮肉。
 ざっと見で10人の時の方が人(足元)よりスペースにボールを出せているような気がする。

 ポイチジャパンの試合ってブロックの外でしかボールを回せず、ブロック崩しが個人技任せor選手間のアドリブ頼みで約束事があるように見えない。カタール戦なら相馬の突破からクロス、フル代表ならIJがスピードで千切るとか。

 スペースを“創る”ことが勝利への条件なら、それができないのは選手の能力やセンスよりも監督がその方法を教えていない(または知らない)んじゃないか?某動画の受け売りだけど、けっこう核心を衝いている気がするなあ。

 戦術厨なもんで今佳境のNFLプレイオフとつい重ねてしまうんだけど、ポイチジャパンには相手の読みを外す、上回るカードの枚数自体が少ないと思う次第。ポイチジャパンにはピンポイントでクロスを入れられる福森はいないし、高さで圧倒できるジェイもいないけど、やり方次第でいくらでも強くなれると思うんだよなあ。残念ながら菅には出番がなかったけど、特長を持った選手はいっぱいいるんだし…。

 ここで一句。
 森保の解任なんてありえない 田嶋にそんな根性もなし

 …菅と田中には少しでも休んでほしいがなあ。

posted by フラッ太 |01:10 | 戦術厨の戯言 | コメント(2) |

2019年11月19日

NO LOGIC,NO GOAL.

>「オナイウ出せや!」と毒づいたであろう大分サポ…

 日本代表ベネズエラ戦、1-4の惨敗。
 山口蛍のミドルはいつかの土壇場同点ゴールを思い出したわ…。

 ポイチ、控えめに言って選手任せ。

 選手個人として「おっ!」と思ったのは途中出場の古橋と山口蛍くらいかな。4バックスタートだから進藤の出番はないと諦めていた。ケガでもしない限りSB交代することってないし。進藤はまだ諦めがつくが、今日の交代カードの切り方だと武蔵は呼ばれてもいいとこサブにしかならんだろうなあ。速さ勝負ならファーストチョイスは永井だし、古橋は速さもある上に使い勝手良さそうだし守備も頑張るし(武蔵が守備をサボるということではない)。
 佐々木は同情の余地があるが、浅野をどうしてあそこまで引っ張る?悪いが、浅野は二度と呼んでほしくない。1トップでって無謀としか思えん…。まああれだ、進藤は「ポイチには俺の良さはわからん!」くらいに図々しく思っていていいと思う。飯倉チャレンジやれとまでは言わんが、川島はどうなんだろう?川島使うなら前線でパントに競り勝てる選手とセットじゃないと…と思うんだが。ジェイを見慣れたせいかな?

 後半25分くらいからかな、前プレがハマるようになってきた。じゃ、なぜそれが試合開始時からできんのだ?永井が前プレでボールひっかけたけど、あれも永井の速さで奪えてしまっているだけで相手が慌てただけじゃないの?と。つまるところ、それは交代で入った選手の判断でできているだけとしかオレには思えん。じゃなきゃ前半だけで4失点もしないでしょ。

 山口蛍のシュートそのものは良かった。だけど、バスケで3ポイント決めるときってシューターがフリーで余裕持ってシュート撃ててるじゃん?ああいう感じじゃないんだよね。原口OUT井手口INで中島を左に回すかと思いきや井手口は左のまま。どうして?中島に気持ちよく1on1仕掛けさせたほうが良くね?

 最終的には4-3-3になったのかな?4-2-3-1よりは4-3-3の方が選手の能力も活かせるし、より機能すると思う。深井さんにもワンチャンありそうだし…。いずれにしても、こう動いたらこう動く、相手がこう動いたらこう動くといった約束事があまりにもなさすぎる今の代表チームじゃこの先マジでヤバいと思う。

posted by フラッ太 |22:25 | 戦術厨の戯言 | コメント(2) |

2019年11月19日

ポイチ、本気でヤバい。

>遅刻した…

 日本代表ベネズエラ戦、前半終了で4-0とボッコボコ。

 3点目、佐々木が相手選手を全く捕まえられてない。これって佐々木だけの責任?
 4点目、2人VS5人でゴールされてるってどういうこと?

 武蔵が出てるからまだ歯を食いしばって観てられるけど、代表出してないクラブのサポや代表サポは激おこだろうな。選手個々を叩くレベルをとっくに超えてる。ポイチには修正力って全くないのか?あれじゃあ、誰がやっても…と溜め息しか出ない。

 いくら準備期間がないからってあまりにも約束事がなさすぎる。

 セルジオ越後や杉山茂樹が今からハッスルしすぎてぶっ倒れないか心配になるくらい酷い。
 前半で4失点という結果よりもなぜそうするのかが見えないんだよなあ。
 …って武蔵OUTかよ!浅野1トップってポイチは何がしたいんだろう?

posted by フラッ太 |20:35 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) |

2019年11月15日

味気ない試合。

>あれ?武蔵出たん?

 代表の試合は結果が全て、エンターテイメント性を求めちゃいけない。そうは思っても、まあつまんない試合だった。観ていて退屈。つまらないの反対は面白いだから味気ないと言ったほうがいいのかな。

 何せ、工夫が全くない。むしろ、キルギスの方が「おっ!」と思えるサイドチェンジもあったし、実際、権田のセービングがなければ負けていた試合。よって今日もMOMは権田で決まり。

 永井1トップは速さ勝負でDFラインにプレッシャーかけるってのはわかるけど、下りてボールをもらう時に真っすぐにしか下りないからズレができない。大迫だとこういう時に相手DFを引きつけられるんだよなあ。能力の問題だけじゃないと思う。守備側がどっちがつけばいいのかっていうイヤなところに入れない。南野のタスクだったのかもしれんけど、ナナメの裏抜けばかりで横に動いてSHが中に絞るという動きもなかった。伊東はほぼサイドで縦の動きばかりだったし。

 せっかくの右からのクロスに原口とカブって決定機を潰した時に思ったのは「あ、これって2トップの動きじゃ…」。永井はFC東京では2トップ。トラップが下手とかアラが目立つ武蔵だけど、ミシャコンサでの地味な動き直しとか見ていると1トップのポジショニングなら永井より武蔵のほうがわかっていて、原口が入ってくるだろうなというのも感じることができたと思う。

 いずれのケースも監督が約束事を作っていなかった、悪い意味で選手任せにしていた。
 つーか、それで点が取れてしまっていて勝ててしまっているから
 崩して点取った、キレイに理詰めで決めた感じがしなくて「巧い!」と感じられない。
 だから味気ないと思ってしまう。これってミシャ式を見慣れたからだけじゃないよなあ…。

 たぶんテスト起用の原口とカードをもらっていた遠藤OUTで中島と山口蛍IN。どうせ裏狙いは永井にお任せで、あとはサイドからクロスしかやらないだろうと思って風呂入ったら試合が終わってた。で、このサポーターズブログで武蔵が途中出場したことを知ったという次第。…え?南野と武蔵が交代?2トップが2人とも速さ勝負って丸カブりやんけ!

 何が悲しいってMOMは権田という試合の感想がサカダイの評価と同じだったとは…(泣)。

posted by フラッ太 |19:20 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) |

2019年10月16日

MOMは権田。

>今年BS1は1試合しか放送しないんだよな…

 少しでも新しいパクリやろうとしてお笑いの番組見るけど
 結局開き直って昭和ネタで押し切っちゃうのがお決まりのパターンだよね!
 …で、おなじみのフラッ太です(←とうとうそこまでパクるか)。

 さて、昨日はサッカー日本代表がアウェイでタジキスタン戦。
 3-0で勝ったはいいものの、まあショボい試合だった。

 南野2ゴールはいいけど酒井のエロいクロスがなきゃ点取れんのか?つーか、サイドからクロス上げるならターゲットマンになれるFW呼びなさいよ。2次予選だから個人能力で押し切れるけど最終予選じゃあんなシーンはそう作れないぞ?…という具合にボヤキやイライラばかり募っていた。呼んどいて結局使われなかった室屋(と瓦斯サポ)の心境やいかに…。

 両SHは共にドリブラーでコネコネしたがる。特に中島はモンゴル戦同様にブロックの外でしかボールを持たない、間受けを全くと言っていいほどやらない。SBの攻撃参加にフタをする有様でモンゴル戦より悪い。某動画では久保くんさんがわずかな出場時間でもそういうことをわかっている動きだよねと評していたが、確かに中島と久保にはそうした“かしこさ”に雲泥の差があった。そういう“かしこさ”に優れているのはコンサでは宮澤なんだがそれはまた別の話。
 だからMOMは2ゴールの南野ではなく最後のところで失点を許さなかった権田だと思うんである。力の差は歴然だったがタジキスタンには「ひぃぃぃぃっ!」と思わせる場面を少なくとも3回作られた。1失点でもしようものならメディアは大バッシングだっただろうし他国に与えるイメージも違ったものになる。セットプレイのあのチョンボは何なんだよ…。この前の菅野もだけど、GKはタッパでやるんじゃないんだぜ!というのを感じたなあ。タジキスタンのGKも良かったけど。

 ポジショニングゲームというのは以前から思っていて、いかにフリーな選手を作るか、フリーな状態を作るために人がどう動いてボールをどう動かすかという点においてはバスケがとっつきやすいかなと思っていて。バスケにはバックコートに戻せないとか24秒でショットといった縛りがあるが、サッカーはピッチを広く使って極端な話89分持ち続けて最後の1分で決めるウノゼロ勝ちが可能。もっとも、オレとしちゃロングパスを意識させてミドルゾーンへレシーバーやタイトエンドを横切らせるアメフトを見て間で受けることはどういうことかを感じ取れ!と思ってしまうんだが。

 そうしたポジショニングの細かさ、緻密さはミシャ(およびミシャ式)はかなりうるさく要求しているが正直、ポイチはどうかというと…。モンゴル戦の伊東純也とか昨日の酒井のエロいクロスのように個人能力で押し切れてしまっているという印象が拭えない。

 で、ポジショニングゲームでフリーな状態を作るという観点ではミシャ式は石崎コンサが目指したものにかなり近いものだと思っている。もっとも、あの時は選手の能力も不足していたし、今でこそ5レーンといった普遍的でバックボーンになるものがあるけどバルセロナという容易に真似できない、部分的にでも取り入れることが難しいモデルを目標にしたことで“パスで”崩すことにフォーカスを当てすぎた嫌いはある。ポジショニングなど人の動き方は今と比べて攻守において具体性に欠けていたように思う。というか、それがサポ目線でわかりやすくなったのもつい最近だしねぇ…。

 ミシャコンサならまだしも日本代表ともなれば選手の水準は当然高い。今は表面化してない(もうしてる?)が、もっと楽にゴールできるはずなのにポイチジャパンは馬鹿正直に攻めていたずらに時間を浪費している気がしちゃうのはそれだけミシャ式が浸透しているからだよねってことで…。

 あ、宮澤、あんまり入れ込みすぎないでくれよ!

posted by フラッ太 |21:40 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) |