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2019年05月31日

広島戦の展望。

>オチが弱いのはもはや仕様だ…

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。いやあ、ホームG大阪戦はゴールが遠かったですねぇ。
黒:東口の代表歴はダテじゃないってところだな。
赤:「決まった!」と思っても最後のところで防がれてましたからねぇ。
  同じ引き分けでも勝ちたかった、勝てたと思える引き分けだったのは一歩前進ですが。
黒:遡ること7年前の万博記念競技場、7失点とフルボッコにされ
  ガチャピンに「勝つ気あんの?」と馬鹿にされたあの屈辱!
  忘れまいぞとスタメン見れば、なんとガチャピンはサブにいたーっ!
赤:…何を急にテンション上げてるんですか?
黒:知らんのか?今を時めく神田松之丞のモノマネだぞ?
赤:また随分とマニアックなところから来ましたねぇ。文字じゃ伝わらないでしょうに…。
黒:講談だって立派な古典芸能だぞ?
  冬は義士夏はお化けで飯を食い、って言葉を知らんのか?
赤:講釈師見てきたような嘘を言いってのは知ってますけどね。
  っていうか、ガチャ…もとい遠藤は結局出番なかったじゃないですか。
黒:大阪ダービー制すため、宮本ガンバが採ったのはベテラン外しの荒療治。
  貴重なゴールを奪った者は青黒10番、倉田秋。
赤:(何かすいません、しばらくこの暑苦しいテンションにお付き合いください…)
黒:ドームで勝てぬジンクスと7年前の屈辱をまとめて晴らすと気合い入れ
  いざいざ勝負と試合をすればガチャピン結局出番なし、これがガンバのすることーかーっ!
赤:…微妙にテンションのベクトルがズレている気がしますが、
  単に大阪ダービーの良い流れを続けたかっただけじゃないですか?
  勝っているときはいじるなってセオリー通りですよ。
黒:でも、大阪ダービーの時には遠藤は途中から出てたろ?
赤:そうですけど、あの時はリードした終盤に入ってからですし
  ドームでの試合は同点のまま運動量勝負になったので遠藤は出しにくかったんでしょう。
黒:ガンバの象徴といってもいい遠藤が出番をなくしつつあるってのはどうなんだろうな。
赤:世代交代する上では避けて通れないんじゃないですか?
黒:にしても、得失点差プラスで降格したくらいに殴って殴って90分だったガンバが
  いくらアウェイだからって四方田コンサかと見紛うくらいにベタ引き5-3-2とはなあ。
赤:殴り倒すのは今やこっちの得意分野ですからねぇ。
黒:変われば変わるもんだよな。
赤:今やJ2はガチで魔境ですから残留のためにはなりふり構っていられません。
  コンサだっていつ崩れるかもわかりません。油断は禁物ですよ。
黒:1年で復帰するはずがぶらり下部の旅を何年も続けるハメになってるところもあるしな。
赤:(どうしてもぶらり下部の旅が言いたいんですね…)
  さて、広島戦はホームで連戦です。ここは何としても勝たないといけません。
  前半戦で勝ち点30に乗せるためには勝利が絶対です。
黒:去年のホーム最終戦、勝てば自力でACL。
  2点のリードで「行けるぞ!」と浮かれるコンサに刺さるのは
  3本ならぬ馬渡と柴崎の撃つ2本の矢~っ!
赤:…いい加減ウザいです、そのノリ。リベンジの試合であることは確かですが。
黒:いろいろと読みにくい要素が多いんだが、広島戦は真の意味でベストゲームにしてほしい。
赤:ガンバ戦でスコアレスにもかかわらずミシャはベストゲームだと言っていましたが。
黒:ベストの意味は勝ち負けの結果じゃなくてゲームプランとかマネージメントだろう?
  ジェイが戻ってきたのは確かにデカいが、フルタイム使えるコンディションかは怪しいし
  ジェイが入って却って守備のバランスが崩れることもありえた。
赤:ジェイは最初から短時間の起用限定だった、と?
  でも、広島戦に向けてジェイはスタメン組に入っていたみたいですが。
黒:さあ、そこだ。フルタイム使うかはともかくスタメンはどうだろうな。
赤:切り札は最後までとっておくものだ!ってのはナシですからね。
黒:それでググったらカリオストロの城が最上位に来なかったのが軽くショックだったけどな。
赤:そんなことはどうでもいいんです。そういや、読めない要素って何です?
  欠場濃厚な宮澤のところは荒野で順当でしょう?
黒:読めないのは前線の組み合わせだ。
  ジェイがスタメンだったとしてもいきなり全部乗せまでするかな?
赤:全部乗せってジェイ1トップのチャナ・武蔵の2シャドーですか?
  まあ、そうなると前線が少し重たい感じもしますが…。
黒:とりわけ技術が要求されるミシャ式のシャドーに武蔵ってのが違和感あるんだよなあ。
赤:去年の都倉と何となくイメージは重なりますね。
黒:裏抜けができるから都倉よりはまだマシだが、いったん降りてきて収めるタスクもある。
赤:チャナティップがやってますね。
黒:それに全部乗せが現実的でないと思う理由はもう1つある。
赤:というと?
黒:全部乗せにしたらルーカスは当然右WBになる。ルーカスが1on1で対面の柏を抑えられるか?
赤:…厳しいですよね。
黒:アンロペがいない現状では個人技での突破で打開するのは難しい。
  ガンバ戦で相手ブロックを崩す手応えは掴んでるだろうし、じっくり攻めてほしい。
  何だったら89分ポゼッションして1点取るくらいでもいい。
赤:さすがにそれはないでしょう。
黒:何となくだが、ここ数試合のミシャコンサはあまり縦に速く行かない。
  しっかりポゼッションしながら穴を作ろうとしている。
  ガンバ戦では守備もCBにはある程度持たせたが、
  アンカーの矢島にはしっかりマークがついていたしリトリートも多用している。
赤:ガンバ戦同様、堅い試合運びになると?
黒:たぶんな。ぶっちゃけ、中盤はガチャガチャ状態になることも考えられるから
  セカンドボールを拾うために動き続けられる荒野はむしろ適任かもしれないぞ?
赤:なるほど。明日は運動会でドームに行けない方も多そうなので
  HBCで地上波中継が入るのはありがたいですね。
黒:ジェイへの縦ポンはいいが、縦読みはするなよ!絶対だぞ!


 コンサは着実にJ1強豪クラブへの道を歩んでいる!的なベクトルにもっていきたかったが、ちと鮮度切れっぽく思えたのでオーソドックスにプレビューにした。正直、相手を圧倒して勝つってのは厳しいと思う。浦和が広島をホッカホカ状態にしてくれやがったことで尚更コンサの時間帯を作るのは大変で我慢の時間帯も増えることだろう。そこで何ができるかじゃないかな。

posted by フラッ太 |23:25 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)

2019年05月25日

“やらせない”を上回れるか?

>今日はセレッソに感謝やのぅ…

 ホームG大阪戦はスコアレスドロー。
 地上波での視聴。後半途中で地震速報に切り替わってしまい消化不良な感は否めず。

 ただ、地上波では試合前に福森をフィーチャーしていて、これが思いのほか内容が濃かった。ここまでラストパス数が福森と並んで1位タイの9本、3プレー以内にシュートにつながったパス数も20本で3位という宮澤の肝臓っぷりがデータにも現れていたのが興味深い。

 それを見ていたワケでもあるまいが、福森に対してはガンバは相当気を遣って消しに来ていた。それでも「そこ通すの?」ってパスを出していたし、直接FKでも観客のケツを半分ほど浮かせた。代表選出された武蔵と菅は「自分が行く!」というのをプレーに出していた。特に武蔵は1対2でも強引に仕掛けるなど入れ込み度合がいつも以上。FWはそれくらいでいいと思う。
 中野は…どうなんだろう。CKからのカウンターでは武蔵にいいパス出していたし、後半直後はドリブルで1人抜くとか相手陣内の深いところで粘ってファールをもらうとかPAにスルスルと入り込んだりしてたから悪くはなかったと思うけど、もうちょい縦の突破を仕掛けてもよかったのかな。

 で、宮澤。前半途中からガンバ相手だけに脚を気にしているような感じ。前半終了間際に倉田をカバーしに行って倒したのが宮澤だった。あれはPK取られてもおかしくない。宮澤にしては精彩を欠いたプレーも見受けられたし、脚の調子が悪くなければ倉田との競り合いはイーブンくらいに持ち込めたように思うんだが…。最後の1歩が出てない感じで相当コンディションが厳しかったのかなあ?

 ガンバは前節のダービー勝利からセオリー通りスタメンを戻すことなく乗り込んできた。で、ガンバは“やらせない”ことを重視して臨んできた。ガッチリブロック敷いて個の能力で打開されると困るチャナやルーカスにはかなり厳しく来ていた。
 ガンバとしてはアウェイゲームだし、攻撃は前2枚に任せてウノゼロでいいと割り切っていた。そうした割り切りはアウェイ松本戦もそうだったが、松本には俗にいうソリボールしか選択肢がなく攻め手も前田大然を走らせて何とか…くらいしかなかった。12試合で総得点6しかないのに未だに残留圏内にいるのはある意味奇跡。

 ただ、ガンバは明らかに松本よりは選手個々の能力は高いから「やらせない」ことに本気になると難易度は格段に上がる。やらせないことにエネルギーを割きすぎて攻撃にまで手が回らない感じさえあったが、それでも1発で持っていける選手は複数いる。後半の倉田がトラップ1発で1人外してから長距離をドリブルで持ち込んでシュートまで持って行ったのはマジで血の気が引いたぞ。

 ミシャとしては攻撃の回数を増やす、ポジショニングで相手にミスマッチを強要する、選手間の連携で崩すことで打開していこうと考えているのかなと思ってるんだけど、最後の一手が決まらない。というか、ガンバのやらせないエネルギーが最後の一手にズレを起こさせたととらえている。
 だから、足りなかったのはゴールだけというミシャのコメントはまあそうだよなと思う一方で、でもホームゲームなら勝ち切らなきゃと思うのもまたサポのサガ。武蔵のヘッドが正面に飛んだが、あれは東口がある程度コースを読めてたと推測するが…さて?

 過渡期にあるガンバ相手とはいえ「ホームでは勝たなきゃアカンよ!」と欲が出る試合ができた。
 そこはクラブの地力がついてきたとポジティブになってもいいんじゃないかな。

posted by フラッ太 |19:25 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2019年05月24日

完全無欠(?)の代表選出。

>もう神戸さんはそっとしておいてあげたほうが…

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。いやあ、無敗の首位だけあってFC東京は堅かったですねぇ。
黒:もう菅を外さないとどうしようもなくないですか?
赤:つ いきなりの物騒なボケやめてくださいよ!それでもコパアメリカ行きが決まったんですよ!
黒:想像を絶するそれなりのクロスが入ることを期待したいな。
赤:それで笑えるのは剛蔵さんくらいですよ…。


 …とまあ、ちょいとアレなボケを思いついたんだが、菅の代表選出は素直にうれしい。

 いわば“3つの代表チーム”が併存していて、門戸がかなり開いている状況とはいえフル代表はフル代表。コンサユース出身で代表となると大伍だが、菅はジュニアユースからの生え抜きで誰憚ることなく「菅は札幌が育てた」と言い切れるのがうれしい。

 育成の札幌というのをトップチーム昇格だけでなく代表選出でも形にした。ミシャが我慢強く使い続けたことによるアシストもさることながら、クラブがコツコツと続けてきたことが実を結んだってのがうれしいよねぇ。しかも、ガチ勝負ができるコパアメリカ行きが決まったことは菅本人にとってはもちろん間違いなくクラブの財産にもなる。試合に出られるかでその大きさは違ってくるけど、それはそれってことで…。

 J2にいた頃は代表なんて別世界でぶっちゃけどうでもいいって感じだったのがJ1にいることで代表選出の可能性が少しずつ現実のものとして認識されてきて、ミシャコンサになってから「代表あるで」がネタに終わらずに現実になった。

 J1クラブとしての格となると今回の菅の選出くらいではまだまだなのも事実だが、リーグ戦で何とか上のほうに食らいつきながらルヴァン杯でもグループステージを突破するってのはコンサもJ1クラブらしくなってきたのかな、と。よそからすれば「多少は」とか「一応は」とかつくんだろうけどね(苦笑)。

 内情はけっこうギリギリで、戦力的にはタイトロープなところも少なからずあるけど、
 謙遜とか身びいき抜きで今のコンサって“いい感じで回ってる”よね?

posted by フラッ太 |23:30 | コンサについて | コメント(7) | トラックバック(0)

2019年05月18日

宮澤が(色々と)心配。

>デブだけどASTとALTは正常値です…

 アウェイFC東京戦は0-2の負け。

 チャナが間に合ったものの、ここまで無敗の首位に対して力負けの感は否めずって感じかな。
 久保くんさんの引き立て役になってしまったのはちと悔しいが、向こうがスーパーだった。
 天の時、地の利、人の和がガッチリかみ合っているのが結果に現れている相手を向こうに回して
 コンサの戦力的にはフルメンバーでもどうかなと状況だったから敗戦自体は受け入れやすい。

 だが、戦力的にいっぱいいっぱいな状況が続いている中で一番心配なのが宮澤。今日の試合で失点に絡んだっぽいこともさることながら、出ずっぱりによるコンディション不良が出てきてはいないかという不安が常によぎる。

 チャナが戻ってきたことで攻撃面では牽引役になってくれるし、チャナは違いを出せる選手でもある。ミンテはスピードがありDFラインで体を張れるから特にゴリ押しするFWにはうってつけ。チャナや武蔵、ルーカスは言ってみればわかりやすい特長を持った選手であるのに対して宮澤は一見地味に映るが実は攻守両面で確実に効いている選手。

 チャナはチャナでスーパーだし代わりができる選手がいないのも事実だが
 今、離脱されると一番困る、代わりがいないのは間違いなく宮澤だと思う。

 J1のチームは「アイツを自由にさせると厄介だぞ」と警戒を強めてきているのではないか。実際、マリノス戦の1点目や神戸戦の逆転ゴールのように“1つ前のお膳立て”には宮澤が絡んでいるし、清水戦ではルーカスに素晴らしいフィードを供給してアンロペの大爆発&落下イリュージョンのきっかけになっている。

 宮澤はチームの心臓というよりはむしろチームの肝臓。

 糖質が足りなくなったら脂肪を燃やしてエネルギーにしてくれるなど沈黙の臓器といわれる肝臓は壊れたら一大事。人工心臓はあっても人工肝臓はないしねぇ。リバーブロー食らったらボクサーは悶絶して動けなくなるし。できれば“休肝日”を設けてほしいところだがルヴァンもGS突破がかかるしチーム事情がそれを許さない。

 …改めて、J1って厳しいよなあ。

posted by フラッ太 |18:10 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)

2019年05月12日

よく凌いだ。

>結局、岩崎は出番なしかよ…

 アウェイ松本戦はスコアレスドロー。

 もちろん勝つことが一番いいに決まっているが、勝利以外の結果となると望みうる最善の結果かな。
 さらっとweb記事覗いたけど前半はパスミス連発でよく失点しなかったなという出来のようで
 総じてよく凌いだってのが妥当なところかな。

 飛車角落ちとか言われてるけど、とりわけチャナがいないのはどう考えてもキツい。
 ちょっと思いつくだけでも

〇前線からチェックに行って守備のスイッチを入れる
〇菅の守備のサポート
〇ビルドアップ時に降りてきて受けやすくしてくれる
〇ドリブルで持ち上がれる
〇キープ力がある
〇スルーパスを出せる

 他にもあるだろうけど、これだけできるスーパーな選手はいない。1.5人分くらい働いてるよねぇ?
 したがって荒野でなくとも代わりを務めてもらうのはそもそも無理がある。

 ボランチやったりシャドーやったりと荒野は決して頑張っていないわけじゃないが
 頑張りがなかなか目に見える結果に結びつかないあたり宮澤の後を追っている気がしてならん。
 便利屋的な起用をされるのはそれだけミシャのやり方がわかっていればこそだし…。

 それをどうやってチーム全体でカバーしていくかって話になるんだけど、中3日で気温差のアウェイゲームではなかなか難しかったのかな。攻め手が少なく点が取れていない松本が相手(前節までで6得点はワースト2位)であればウノゼロでいいから勝ってほしかったってのが本音ではあるんだけど、ミシャコンサのキモとなる2シャドーが2人ともサブとなると戦術的には何とかなっても最後の質の部分で劣ってしまうのかなとも思ったりして。

 でも、レギュラーを脅かすサブがなかなか出てきていないというのも一方では問題なわけで、すぐ先においても中長期的にもなかなか厳しい状況にあるのもまた事実。やっぱりJ1は厳しいね。きっと一番悔しいのはピッチに立つことすらできなかった岩崎だよなあ…。

posted by フラッ太 |17:00 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年05月11日

'19第2次弾丸ツアーレポート~VSヴィッセル神戸観戦記⓶~

>荒野には試練が続くなあ…

 イニエスタとポドルスキが欠場、そして何よりサンペールがスタメンに入っていない神戸。いろんな意味でガラリと変えてきた。神戸の掲示板で情報収集。なるほど山口蛍と三田がボラか…。対面までギッシリ満員となったドーム。Join the Light!は圧巻の一言。

 試合序盤、右からのクロスでいきなりビジャにシュートを撃たれたときはヒヤッとしたが、攻勢に出たコンサは正に圧倒的ではないかわが軍は状態。神戸が守備から入ってきたこともあるが、2次攻撃はおろか3次4次と厚みのある攻撃でイケイケ状態。そんな中、宮澤からのクロスを荒野がまさかの宇宙開発。「そりゃねーよ…」と思わず声が出た。
 守備にもしっかり顔を出していたし全体としては悪くない出来だったと思うけど、最後のツメの甘さがサポの評価を大きく下げてしまっているように思う。「そこまでできるのはわかってるんだ、その先なんだよ!」って感じ。より結果に直結するプレーを求められているぶんだけ荒野に対して風当たりが強くなっている。荒野が下がってからゴールが生まれたってのも余計に荒野が悪く言われてしまう理由だよなあ…。

 前半の印象としてはやはり福森に楽に持たせると精度の高いボールが入る、その一方でコンサの左サイドは菅と福森なので狙われやすくなっていた。何より神戸に関して思ったのは攻撃の時に左サイド(コンサの右サイド)がほぼ死んでいる片肺状態。神戸の左SBが全くと言っていいほど縦のボールを出せず、ほぼバックパスしかしてない。なので、菅を引っ張り出した上で古橋のスピードを活かすしか手がなかったのかな、と。

 スルーパスやクロスなどでチャンスは作れている。武蔵のヘッドとか決まりそうで決まらないシーンが多く今の神戸から点が取れないのはちょっとイヤな流れ。ルーカスの変態ドリブル突破もキム・スンギュの飛び出しで防がれるしで、えてしてこういう試合ってセットプレイ1発で…ってことになりかねないと思っていた矢先に大伍がPAに侵入してPKゲット。俗にいう裏街道で抜け出そうとした大伍が上手かった。福森はやっぱ諸刃なのかなあ…。

 ただ、ここでドームのボルテージが下がらなかったのがよかった。

 ホームゲームだからこそ高いテンションを維持できたし、年1レベルの進藤のバイシクルも生まれた。武蔵の逆転ゴールはその前の宮澤の動きが効いていた。特別難しいことはしていないが、大崎と宮の間に入って引きつけてからサイドに出して早坂のクロスから武蔵のヘッド。
 神戸戦も宮澤は派手さこそないが常に気が利くプレーでチームをけん引した。ボールを受ける時のポジショニングの巧さは四方田コンサの時から明確に目につくようになったが、ミシャコンサになってから急所となるスペースを見つける巧さがゴールのお膳立てをするフリーランにまで活かされているように思う。

 神戸もウェリントンをぶっこんで勝負に出る。去年のトラウマがあるだけに油断はできない。バルサ化とは真逆の放り込み戦術だが競り勝てるのでやっぱり怖い。実際、終了間際には危うく古橋に決められそうになったし。何もソンユンに見せ場を作らんでもええんやで?ヒヤッとしたシーンがあったのにコーナーに運ばず馬鹿正直にクロスを入れた早坂には腹立ったなあ。どう考えても流していい状況でしょ?下げたと思えば危うくかっさらわれそうになるしでギリギリまでヒヤヒヤさせられた。もっと普通に終わらせてくれよ…。

 神戸は選手個々の能力は高いし周りが揶揄するほど弱くはない。三田もなぜ使われないのかわからないというくらいに良かった。サンペールってそんなにスゴい選手なの?テンポに変化をつけるのがイニエスタ頼みになっているからただゆったりとボールを持っている(ように見えてしまう)んだと思う。
 34,591人も入ったのか。そりゃ激混みにもなるわな…。対面もだがオレの周りも空席全くなかったし。選手交代の時にミシャがチャナを抱きかかえた時にはほっこりした。親子というよりもありゃ爺ちゃんと孫だなw。攻め続けて、年1のスゴいゴールも拝めてチームは逆転勝ちと興行的にはほぼ満点じゃないかな。

 勝ち試合の時はドームから出た時の風がいっそう心地よい。

 やらかしはあったけど「ああ面白かった、また来よう」と思わせるには十分な試合。アンロペ抜きで今季初の逆転勝ち、そして大観衆が入るとたいてい勝てないというジンクスも打ち破れたのは大きい。こういう成功体験がチームをより上昇気流に乗せるし、いちげんさんをリピーター、ひいてはコンササポへと導くきっかけにもなる。

 ダラダラと書いてきたけど、鮮度切れになるよりはマシってことで。
 なお、次回参戦は浦和戦を予定しております…。

posted by フラッ太 |18:40 | 旅行記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年05月11日

'19第2次弾丸ツアーレポート~VSヴィッセル神戸観戦記①~

>メインはあくまで試合観戦です

 5月4日、土曜日。

 異動したばかりなのであまり大っぴらに休みをもらうのもどうかなというのと、参戦回数を増やすためになるべく予算を抑えるということもあり今回は当日移動となる1泊2日の日程にした。今回は直接東豊線に乗るべくてくてく歩いて行ったのだが、JR札幌駅からとにかく遠い!もうドームへはさっさと南北線で大通まで行って乗り換えたほうが迷わないし早く着く(気がする)。やっとのことで東豊線のホームに辿り着き法被を着こむ。ちょっとだけ視線が刺さった感じがしたがそこは気にしたら負け。法被は戦闘服だし。

 ドーム到着は正午過ぎ。ちょっぴり迷ったがほぼ想定内の到着時刻。ゲートを通ったら

 激混みっ!

 いや、前売りが3万オーバーとか言われていたから混むだろうなとは思っていたけどさ…。おっとり刀の準備による寝不足と腹ペコ具合も手伝ってか、いきなりげんなり来てしまった。たったの3,000個しかないSWEETS MATCH SETはハナから諦めていたので、まずは共同募金ブースへ。最先行から1時間も経つと缶バッジもだいぶなくなっていたのでデカ缶バッジ1つだけゲットしてそそくさと荷物を置きに行く。

 まずはメシの確保だとテラスに出たはいいものの、何せどこもかしこも列の長さが尋常じゃない。20分待ちは当たり前で列が長すぎて折り返していたくらい。1Fも軒並みメシの列は仕切りに入りきれない状態だったし、体感的には通常の倍くらいだったんじゃないかなあ。スタグル食べ歩きなんて無理。やっとのことでジンギスカン焼きそばをゲットした後はエビカツバーガー。食い終わったときには早くも午後1時。スタジアムTVはどーでもいいが、選手たちのアップの風景を見られなかったのは惜しい。

 神戸戦のキックオフは14時。激混みじゃなかったらもう少し何とかなったかもしれんが、それでも当日移動となるとどうしても時間的な制限が加わるからゆっくりドームを歩き回るなんてのは難しくなる。ただただ慌しくて試合前の楽しみが半分はスポイルされた感じ。ガシャポンとかも行けなかったし…。勢いでフルシーズンシートにしたのは大盤振る舞いすぎかなとも思ったが、最先行入場できるなら可能な限りそうしたほうがいいな、と。


 というわけで、まずはドームに着くまでの様子を取り急ぎ書いてみた。
 長くなりそうなので(いつもだけど…)試合の感想は稿を改めます。

posted by フラッ太 |14:05 | 旅行記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年05月08日

丸損。

>なんという戦力の逐次投入…

 ルヴァン杯GS第5節VSマリノス戦は0-4の負け。

 そりゃね、ケガ人続出でスタメン組を使わなきゃならない事情はあるさ。
 勝てば無条件でGS突破、ドローでも可能性ありとなりゃここで決めたいってのもわかるさ。

 だけどさあ、負け方があまりにも悪すぎやしないか?
 ルーカスやチャナまでつぎ込んで追い付くどころか傷口広げるって…。

 得失点差より対戦成績が優先されるから直接関係ないといえばそうなのかもしれんが、いくらカップ戦だからって“準スタメン状態”でホームで無得点で惨敗ってのは厚別くんだりまで足を運んだサポにゃやってられんでしょ。
 サポならリーグ戦とカップ戦の違いは理解していてもいちげんさんはそうじゃない。単にコンサが試合をして勝った負けたで評価されるからある意味サポより厳しいしドライ。初めて観に行ったコンサの試合がこんなんだったら2度目はないぞ?

 無理やりポジるとすれば“ザキザキコンビ”にJ1は甘くないというのを経験させたことくらいか。もっとも、それはコンサ全体に言えることだけど…。神戸戦のチケ代は5,000円でも高くないどころか十分その価値はあったが、今日の試合は1,000円でも高いと感じたんじゃないかな。

 後々に響きそうな負けであり負け方だが、ダメージをどれだけ小さくできるかが肝要。
 先はまだまだ長い。…というわけでボヤくのは今日でおしまいってことで。

posted by フラッ太 |21:50 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2019年05月05日

帰ってきました。

>ホントにイニエスタがいねぇスタになってもた…

 ホーム神戸戦は2-1の勝利。

 今季初の逆転勝ちというだけでなく、大観衆が入るとロクな結果にならないジンクスを打ち破った。
 しかも、進藤のド派手なオーバーヘッドつきでクラブ史上初のJ14連勝と興行的にも万々歳。
 今日は皆さんスポーツ紙を大人買いしたんじゃないかな?オレもだけどw。

 今回は当日移動。

 事前に3万オーバー確実というのもあったからなおさらかもしれんけど、当日移動だと試合観戦を思う存分満喫ってワケにゃいかない、可能な限り前日入りして余裕をもってスケジューリングせにゃいかんな、と。

 昨日の神戸戦とかけて、弾丸ツアーととく。そのココロは…
 何かしらやらかさなきゃ気が済まんのかっ!

 普通が一番なんだよ、普通が。
 …というわけで、ツアーレポートはボチボチ書いていくので気長に待っておくんなせぇ。

posted by フラッ太 |20:00 | 旅行記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年05月04日

神戸戦の展望。

>おっとり刀で旅支度ちう

 さて、文字通りほぼ試合観戦だけに絞った明日の神戸戦。
 メシのリサーチは全くと言っていいほどやってないので、そっち方面ではやらかし必至(汗)。

 が、コンサはやらかし厳禁。チーム状態がズンドコ状態の神戸とはいえ、神戸の選手の個々の能力は高い。かみ合わないだけであってポテンシャルは高い。キャッチフレーズの通り、この戦いは甘くない。最近ではVIPと称されている外国人選手はもちろん怖いが、神戸で気を付けなくてはならないのは郷家とみる。古橋も怖いが郷家は頑張れる選手なので両ウイングに仕事をさせない、スペースに入られてもギリギリまで粘れるかが勝敗を分けるのでは。

 コンサ側からすればアンロペのところには荒野がスタメン予想となっているが、荒野にアンロペの代わりを求めないというのも大事かな。荒野には荒野の良さがある。ホームゲームは選手の頑張りももちろん重要だが、サポが勝たせる空気を作ることも重要。神戸は決して楽に勝てる相手ではない。個々の力で押し切られると危ない。チームで戦うこと、サポや観客を含めた一体感で勝利をつかむことが何より肝要。それこそがコンサがより強くなる、より大きくなるために必要なこと。

 例によって#10のタオマフと法被、デコバンスタイルで向かいます。正午過ぎにドーム到着予定。
 勝って祝杯挙げるぞ!
 

posted by フラッ太 |07:00 | スチャラカプレビュー | コメント(4) | トラックバック(0)