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2024年04月17日

たとえJ3が相手でも。

黒:ここがジャイキリ会場と思った奴、怒らないから手を挙げろー。
赤:貼り付けたような笑顔で言うセリフじゃないでしょ…

 …というわけで。
 フォーマットが変更されたルヴァン杯、コンサの初戦アウェイ沼津戦は3-1の勝利。
 格の違いとかそういうのはどうでも良くて今日を勝つことが何より大事だったので良かった。

 どんな相手でも勝てばうれしいし負ければ悔しい。
 1つ勝つのは簡単じゃないし、だからこそ勝つことに意味がある。
 試合に出なければブーイングを浴びることもないが、真の喜びを得ることはない。

 ひとまず公式で結果を、TLでゴールシーンを確認。
 宏武がフル出場&初ゴールという結果を出したのがうれしい。
 こぼれ球を押し込んでのものだけど“そこにいる”ことが大事だからね。

 後半開始時に4枚替えというのはちと気になるが、まずは勝つことが何より大事。
 にしても、1点目の原のターンがキレキレでビックリ。
 あれだけスペースと時間がありゃ…というのを差引いても目を見張るものだった。

 そしてコバ兄の存在感よ。
 2ゴールという結果だけでなく、普段試合に出る機会のない選手を鼓舞したとか。
 そういうところを求められての獲得だしピッチを引き締める仕事ぶり。
 時間はかかったが、やはりコバ兄を獲ることには意味があったのだという証明。

 ゴニのコンディションが気になるところではあるが、収穫のある試合だったと言える。
 これを土曜のホーム広島戦に繋げなければ価値が半減してしまう。
 今度はスタメン組が応える番だ。

posted by フラッ太 |23:35 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

2024年04月13日

やっと。

>相性で勝敗が決まるなら名古屋に勝ててるよ

 アウェイ新潟戦は1-1のドロー。

 公式で武蔵は早い段階で交代したのがわかったからアクシデントなのはわかった。
 TLざっと眺めたら馬場も負傷交代、そして大森が殊もあろうにイエロー2枚で退場(怒)。

 今日の試合はタイトルの通り「やっと」でだいたい表すことができると思う。

 近藤はスタメン復帰で浅野が「やっと」本来輝けるシャドーに、そして「やっと」今季初ゴール。
 1人少ない中、新潟の猛攻を何とか1点に食い止め、
 最後は菅野がわざとイエローもらって「やっと」勝ち点1。

 1人少ないアウェイで勝ち点1は悪くないけど、それでも今日は大森は説教部屋でしょう。

 ガンバ戦は相手が中谷や代表選出歴もある三浦だからまだ許せなくもないが
 J1はそういう相手がゴロゴロいる。イエロー2枚で退場などそこでの戦い以前の問題。

 もちろん、出場時間が全然少ないから試合に出て学んでいくという面はある。
 だが、現状のコンサはそんな悠長なことは言っていられない厳しい位置にいる。
 8試合で勝ち点5。依然として残留争いに加われたとは言えないと思うべし。

 ともあれ、武蔵と馬場のケガが軽いことを祈る。

 水曜日はカップ戦。今まで出番のない選手には格好のアピールの場。
 今日の結果で出間には俄然チャンスが巡ってきたことになる。原や克幸はもちろん宏武にも。
 彼らが出てこないと息切れは必至。災い転じて福となすくらいの意気込みを。

posted by フラッ太 |17:15 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2024年04月06日

バンディエラとキャプテン。

>誰だ!最後CKにした奴はっ!

 ホームG大阪戦は1-0の勝利。BS1でオンタイム視聴。

 長かった。今季初勝利。今日はただただ勝てたことに尽きる。

 正直、試合自体は何とも評価はしにくい。だいぶレフェリングに助けられたところはあった。
 特にガンバのウェルトンには「あんなのでイエロー出す?」ってほどにやたら厳しかったし。

 誰をどこで使うとかもいろいろあるけど一番の要因は
 「90分で勝てればいい」というと「勝つしかない」コンサの違いかな、と。

 ガンバhは5連戦の3つめで中2日のアウェイゲーム。当然ターンオーバーを考える試合。実際7人を入れ替えてきたようで、前線にボールは入るものの そこからが上手くいかないなんてのが多発。となると決め手はセットプレイになるわけだが、ここでもコンサは命拾い。

 実際、ガンバはウェルトンや宇佐美をサブに置いて後半一気にギアを挙げてきた。ゴールかと思われたシーンも作れたしプランとしては想定通りに行ったと思う。ただ、結果がついてこなかった。ガンバサポ的には「今の札幌に負けとかありえねー!」になるだろうが、チームとしては負けるにしても最小限の負けなのでそんなに痛くないと思ってるのでは。

 にしても、だ。決勝ゴールが宮澤ってのが泣かせるじゃないか。

 宮澤がインタビューで「やっぱ俺でしょ」と言った宮澤の姿を荒野はどういう思いで見ていたんだろう?そんなことを思った。チームが勝てたのは無論うれしいけど、じゃあキャプテンとして自分は何ができたのか?サポはきっと思っている。「やっぱり宮澤だよ!」と。だからこそキャプテン荒野は忸怩たる思いを抱えているんじゃないかなあ?どうも今日のゴール裏はすすきのへ行こうはなかったらしい。それでいいと思う。

 とにもかくにも「まだ1つ勝っただけ」なのだから。

 ノースリーブなのにない袖をブン回す。
 それどころか、一肌脱ぐを通り越し全裸で戦うってほどに総力戦での今季初勝利。

 J1残留は、遠いぞ。

posted by フラッ太 |17:20 | 試合後の印象 | コメント(5) | トラックバック(0)

2024年03月16日

蜘蛛の糸か、一筋の光か。

>今、1億円あったら何に使う?

 ホーム町田線は1-2の負け。地上波でオンタイム視聴。

 正直に言っていいか?
 これがMAXだったらJ1残留なんて無理。残留争いにすら加われない。
 ドームの芝に関しては言いっこなし。相手も同じピッチで試合やってんだから。

 町田の平河、良かったね。運動量落ちない、速さあるし、テクニックもあるし守備もサボらない。
 前半危ない場面も馬場がスライディングで懸命に止めていた。これも見事。

 今日も今日とて、失点の仕方がとにかく安い。

 サイドの攻防で2VS2からPA入られてふんわりクロス、オセフンが落として藤尾がフリー。何てことないシンプルな攻撃だけど、町田はこれで勝ってきたんだなというのがわかる。CKからチャンミンギがヘッド→ドレシェヴィッチヘッドで失点。いずれもGKにはノーチャンス。あれじゃ阿波加はやりきれまいて。

 今日は宏武が右WBでスタメン。今日はこんなもんじゃないかなあ。突破してクロスまで上げ切れるようならサブに甘んじてはいないわけで、最大限できることはやってたと思う。で、宏武を下げてコバ兄をシャドーに入れて浅野をスライド。武蔵は他に代えが効かない以上引っ張るしかなく、今日のサブのメンツから打開しようとするとそれくらいしか手がないよなってのがマジつらい。

 で、浅野を諦めて代わって入った原が大仕事ってんだから皮肉なもんである。

 初ゴールもだが、駒井がクロス上げたところに原が入り込んで折り返したのが良かった。
 だからこそ、あの場面で決めきれないコバ兄に腹が立った。そこで決めなくてどうするよ!

 サイドには出せても武蔵に入らない。思ったよりも行けると感じたかどうかはわからんが、後半開始からはギアを上げてきた町田のプレスバックに上回られて中盤ですら引っ掛けられる。

 当たり前のことを当たり前にやる町田。
 当たり前のことが当たり前にできないコンサ。

 もし、今日の試合がドローであれば原を一筋の光と評したかもしれない。でも結果は負け。
 鳥栖戦では一瞬の輝きを見せた。今日はその光を大きくした。でも一筋の光とまでは言えない。
 まだ、その輝きは「点」でしかなく「線」になっていないからだ。 

 才能を発掘すること、試合で使うことまではできている。だが、勝たせるところまではできてない。それを原に背負わせるのは無茶ぶりってもんで、今ある戦力でチームを勝たせるのは監督の仕事。で、今のコンサに上がり目ある?ってことになるとどうしたってポジティブにはなれんでしょ。今年はケガ人戻ってくるのを待ってる余裕があるわけじゃないんだから。

 4試合で勝ち点1。今日で3連敗、しかもホームで連敗。蜘蛛の糸でしょ、これ…。

posted by フラッ太 |17:35 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2024年03月10日

それでも負けは負け。

>来週のドーレくんは点滴吊ってるとか…

 ホーム開幕戦となる浦和戦は0-1の負け。

 直前に菅野ケガの凶報。「おい、今日は何点差で負けるんだ?」とボヤきが出そうのを必死にこらえたのは武蔵がスタメンに入っていたからかもしれない。いや、鳥栖戦の負け方があんまりひどかったからさぁ…。

 で、地上波の録画を見終わったわけだが率直な感想としては「思ったよりはやれたな」。
 ともすれば上から目線にとられそうだけど、そうではなくて不必要に予防線張ってた裏返し。

 6年の積み重ねは何だかんだあるんだよなというのは感じた。と同時に、
 浅野を右WBで使わざるを得ないうちは上がり目ないだろうなというのも感じた。

 やっぱり浅野はシャドーで使った方が活きると思う。今日の試合はサブに普段出られていない選手が多く入った。入れたはいいけど出せるコンディションではなくて文字通り入れただけかも…なんてネガティブな気持ちにもなったが、ミシャとしては動いた方じゃないかな、と。

 一番見たかったのが宏武。やっぱりWBはまず仕掛ける、とりわけ縦突破をやってほしいなと思ってたから良い感じで観られた。スタメンから、とは一足飛びにはいかないにせよシャドーを活かすためにはナナメではなく縦突破も必要だよなというのは金子のイメージがあったからだろう。

 克幸のFKは驚いた。コースが惜しかったことよりあの距離で届くんだ、と。次節が町田戦となると福岡戦のようなバチバチな試合になりそうな気がするので選択肢にはなりにくいだろうが、もっと見たいなと思わせるものはあった。そして原にのっけからダブルチームで対応する浦和の用心ぶり。天下の浦和がルーキー相手にそこまでやるかい?ってなもんで。

 前半は菅が前田にてこずっていたし後半は逆サイドで切り崩される。個人能力でこじ開けてきた感じなので必ずしもチームとしてやられている印象はないが、大八にかかる負担が相変わらずデカい。チアゴサンタナの決定機が外れたのはだいぶ助かったが、宮澤が戻れない今は大八がマジ頼り。

 スコアとしては0-1だけど実際のところはというと怪しい感じもする。というのは浦和はまだチームとしての型ができているとは言い難く、それ故に個人能力でゴリ押しみたいなところがあった。ゴールもCKからのトリックプレーなのでいわば奇襲作戦。まあ、見事に引っかかったコンサにも問題はあるんだが。

 浦和のチームとしての完成度の低さとミシャコンサの今までの蓄積がクロスゲームの原因で結果として0-1で終わったという感想を持った。なので、交代で出た選手それぞれにいいところがあったにせよポジティブな気持ちにはなかなかなれない。浦和サイドとしても最低限勝つことができたってだけの試合で決して手放しで喜べるものではないだろう。

 惨劇にならなかったのはいいとしても、それでも負けは負け。ホーム開幕戦で対戦相手が浦和なのに2万人入らないってのが今年のコンサの期待値の低さとして表れていると思うのはオレだけではないと思う。

 …今年はしんどいねぇ。

posted by フラッ太 |23:50 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2024年02月26日

御の字の勝ち点1。

>逃した魚の大きさよ…

 アウェイ福岡戦はスコアレスドロー。

 タイトルの通り、勝ち点1取れただけでも良しとしたい。
 前半があまりにひどくて録画を視聴するのがまあ苦痛。

 パスが3本とつながらない、足元ばかりでスペース全然使えない、
 加えてアウェイのピッチにてこずりトラップミス連発であわやの場面も。
 近藤を活かそうにもそこまでボールを供給できない、よくぞ無失点で凌げたと思う。

 結果的に宮澤が負傷っぽく急遽途中交代で武蔵が入ってやっと少し形になったかなという怪我の功名ってのが切ない。守備では奮闘してたけど、らしくない軽率なプレーも多くて宮澤もあまりコンディションが良くないのかな?なんて思ったり。

 後半はコバ兄のところでボール持つことができてやっと少し落ち着いてきた。前半は福岡、後半は札幌の試合展開というのが妥当なところだけど、MOMは文句なしに岩崎。鳥栖で走りまくってたのはダテじゃない。攻守共に顔を出すだけでなく鋭いシュートも。菅野も少しこぼしたものの、その後ガッチリと確保したしこれぞThis is J1といった感じ。

 終わってみればという感じではあるが、思えばミシャは「この試合は苦しい」とずっとシグナルを出していたとも言える。サポの後押しが必要だ、荒野曰く「何が何でも勝ち点」。結果を求めるのは今も昔も同じだが、開幕ゲームで早くもそこを強調してくるあたりに台所事情の苦しさが窺える。

 「なんで0トップにすんのよ!」じゃなくて「そうするしかなかった」。

 もともと選手交代が遅めな傾向があるにせよ、後半頭から武蔵を入れなかったのはなるべく引っ張りたかったと考えるのが自然だと思う。コレクトな結果というミシャの言葉には嘘偽りはないだろう。去年、神戸がリーグを制したような強度の高い試合が当たり前になってくるとどうしたって選手にかかる負担は大きくなるし、実際に初っ端でこれかよ!ってほどの試合。

 そう考えると改めて勝ち点1は御の字かな、と。欲を言えばフリーなスペースを作るという意味で左右じゃなく上下で作れる選手が欲しいところ。相手が5バックでガッチリ組んでくると左右だけでは厳しくなってくるし。それでも途中出場で田中克幸が見せたパスには「おっ!」と思わせるものがあった。こういう「!」なプレイをいきなり見せられる選手はそう多くない。期待したい。

 …負傷交代の近藤には悪いが、ぜひとも宏武を見たい。
 願わくは浅野ではなく宏武をスタメンで起用してほしい。

posted by フラッ太 |17:05 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)

2023年11月25日

決着。そして…

>えらいぞ浅野 えらいぞ浅野 えらいぞ浅野~♪

 J1優勝争いは神戸勝利で決着。大迫と武藤の気迫がスゴかったわ…。
 吉田監督は選手としてだけでなく監督としても苦労が報われた形。
 繋ぎとか代行とかじゃなくて、結果で自らが優勝監督に相応しいことを証明した。ドラマだねぇ。

 そしてJ1残留争いも事実上の決着。
 横浜FCVS湘南のギロチンマッチは17位の湘南が制した。
 柏がドローで17位転落、横浜FCとの勝ち点差は3も得失点差は柏が-14、横浜FCが-26。

 フリエさんには悪いが、強化部には全力で四方田さん奪還に動いてもらおう。

 そしてコンサ。アウェイでのラストゲームとなるFC東京戦は1-3の逆転勝利。
 大森が初ゴールってのがうれしいね。わずかな時間で結果出したってのもうれしい。
 大八と小柏の負傷交代?が気になるが、ともあれ勝てて良かった。
 逆転勝ちって久々な気がする…。

 そして、ひっそりと大宮のJ3降格も決定。
 やっと生殺し状態から解放される一方でやっぱり憂鬱な日々が始まる?

 さあ、最終節も勝ってすすきのへ行こう~

posted by フラッ太 |16:40 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年11月11日

“ナイスゲーム”では上に行けない。

>いやホンマにあと一歩~♪やで…

 ホーム広島戦はスコアレスドロー。NHK地上波でオンタイム視聴。

 見応えある好ゲーム。広島も奪ってからの攻撃が速いので目が離せない。
 コンサがペースを握っていた試合だったのでコンサ目線からすれば勝ちたかった試合。

 オレ的には参戦意欲が湧く試合だった。それだけ良かったとも言えるが
 「見たいのはその上なんだよ…」という物足りなさも感じた。

 ルーカスはドリブルがキレキレ、福森は縦パスをスッコンスッコン通すし、駒井はリンクマンとして動き回って攻撃を機能させ続けたしといった具合。福森に代わって入った桐耶。自らドリブルで持ち上がる、攻撃参加してPAに走り込むと福森とは違う自らの良さを出せていた。

 でも、物足りない。そこまでできるなら勝ち切らなきゃ。

 終了間際の攻撃も個の能力の高い選手にギリギリで防がれる。特に駒井へのラストパスが通れば…ってところで塩谷にカットされた時は思わず声が出たぞ。解説は河井と佐藤寿人のダブルOBだが河合も唸るほどだった。チームとしては崩せてるコンサ、個人能力で凌いだ広島。順位はこういうところにも出るんだよなあ…。

 2週空いたせいか、満田対策はかなり入念にやれていた感じ。高木がクリアした後のループは完全にやられたと思ったが攻守共にコンサが優位に進めたのは間違いないと思う。試合を観る時は必ず戦術厨的な視点として「誰を代える?」というのをHT時に考える(妄想する)わけだが、今日は誰も代える必要がないというくらい攻守にバランスが取れていて良い意味で答えが出ずに悩んだ。

 サブのメンツからして代えるならシャドーの2人かな、いやでも青木は良いシュート撃ててるし、浅野は運動量あって受けるのも抜けるのにも欠かせないし、駒井はリンクマンとして外せないし…と考えてたら交代カードは小柏と菅。なるほど、そうきたかって感じで納得は行った。

 納得がいったといえば青木の交代に関する解説。「後半、青木のシュートが決まらなかったことで何か変えなきゃ、先手を取る」という佐藤寿人のもの。前半は福森の縦パスからターンして左足という1点モノのシーンがあった。あれはセーブした大迫が上回ったので相手を褒めるしかないが、“そこで決めきれるかどうか”が選手もチームも上に行けるか中位止まりの分水嶺になるんだろうな、と、河合もあそこで決めきらなきゃ苦しくなると言っていたし。

 あと、前線で収められるCFがいないのはやっぱりつらい。

 駒井が降りたりして空いたスペースを使いきれていない。WBであるルーカスや菅はボールを持ってサイドから切り込む役割だからシャドーがその担い手になるのかなと思うんだけど、ミシャ式の場合入ってきて合わせるみたいな感じになるから難易度が上がるんだよなあ。だからこそ普段の練習から連携命で約束事を詰めていくんだろうけど…。

 久しぶりにやりたいことが多くできたなという試合だったと同時に
「そこまでできるのはわかってるんだよ…」というのも強く感じた試合。

 上に行くには今日の広島のような相手にも勝ち切ることができなきゃならない。
 最悪の状況からは脱した感があるが、ハコ下から復帰したくらいに思っていた方がよさそう。

 でも、面白かったよ。

posted by フラッ太 |17:30 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)

2023年09月30日

桐耶とコバ兄。

>セレッソに頭下げにゃならんとは…

 ホーム柏戦は1-2の負け。地上波(STV)でオンタイム視聴。
 まあ何というか、思ったよりは形になったのかな、と。

 いや、メンツがどう考えても厳しい“四枚落ち”状態、下手すると六枚落ちに近いくらいで勝つのはハナから厳しいよねってのはあったとしても、戦えてはいたかなという感じ。

 失点はいずれもお粗末なもの。特に1点目はいくら急造だからってそれはないだろうってな桐耶のチョンボから。最近じゃ、親の顔より…を通り越して日常風景だなとある種の悟りを覚えるようになってきた。今日も点は取れてるのでそんなに危機感が表に出ないが総失点は普通に降格圏内という現実は重い。

 今までのチームのムード、チームの力関係からして0-2から1点取るのも至難の業と思っていたが、コバ兄が違いを見せてくれた。WBが足りず浅野を回したという文字通りのケガの功名によってコバ兄が出られるようになったのが皮肉ではあるのだが、ひと味違うというのを今日も見せてくれたのはポジティブな要素。

 今日は地上波で視聴したので桐耶が抜かれることが多かったのだが、桐耶がミスした後に「裏でいいから!」とコバ兄がひと声かけた、というピッチリポートが。岡崎アナの桐耶推しの実況が却ってイヤミに感じるくらいだったのはさておき、このひと言は桐耶には救いだったんじゃないかな。

 実際、浅野がファールをもらうなどして右サイドで押し込むことはそこそこできていたから
 チームとして狙いの一手ではあったのかな、と。

 すんごい情緒的な見方になって申し訳ないが、今日の桐耶はメンタルがぐっちゃぐちゃになりそうなのを必死にこらえて懸命にプレーしていたように映った。ただでさえ慣れないポジション。それでいて“普通にできる”ことを求められる。

 チャレンジングな縦パスも入れていた。それを奪われてピンチを招くということもあった。
 それでも何とかしようと苦闘していた姿に桐耶の成長を見た…ってのは歳を食ったのかな(汗)。

 負けていい試合なんてないけど、“許せる負け”があるとしたら今日の試合を言うのかな。

 いや、サイドには出せてもそこから先で決められないってのは相変わらずで
 もう解決策なんてないんじゃないの?とも思ってしまうんだけどさ。
 ボールを持てるときはいいんだけど奪われてからの脆さも相変わらず。

 もっとも、今日はまだマシな方だったし柏がミス連発してくれたせいで最少失点差にはなった。
 今日はこれが精いっぱいとはいえ現実は厳しい。いよいよ下を気にしなければならなくなった。

posted by フラッ太 |15:40 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2023年09月23日

這ってでも勝ち点1。

【悲報】駒井、湘南戦がプロ生活で初めての出場停止だった

 アウェイ名古屋戦は1-1のドロー。

 正直なところ0-3くらいであっさり負けると思ってたし、先制されたら追いつくのはまず無理とさえ思ってたから「よくやった!」というよりは驚きの方が先に来ている。いや、今までのチームのムードや荒野出場停止&馬場ドナドナを考えれば追いついてのドローは「よくやった!」の部類に入る方だとは思ってるんだけど。

 うれしいのはコバ兄が結果出してくれたこと。
 こぼれ球を押し込んだだけとぶっきらぼうにインタビューに応じていたとはいえ、
 ミシャのサッカーの肝である“そこにいること”をできていたからこそのゴール。

 ゴールシーンのダイジェストだけ映像で見たが、
 桐耶からパスを受けて菅ちゃんがダイレクトにスパチョークにつけたシーンが良かったね。

 トライアングルのローテーションで前進する&ダイレクトで間にポジショニングしているスパチョークにという一連の流れはチームとしての仕込みが機能していればこそ。20シーズンのホーム横浜FC戦でジェイとアンロペがスイッチしてトライアングルを作って一気にゴールに迫って決めきったのを思い出した。あれも起点は宮澤だった。コバ兄のゴールといい今日は年長組の活躍が光った試合だったと思う。

 ジェイみたいにわかっていても防げないくらいな能力があれば別だが
 いるべきところにいれば簡単にパスもシュートもできる。ミシャ式はその連続。
 石崎コンサが目指した方向性とも思うがあの時は監督も選手もそのレベルにはなかったしフォーマットもなかった。

 これは別にミシャ式に限った話じゃないだろうけど、ミシャ式ってカッチリとハマった時には最後の仕上げとなるGKだけでなく守備陣全体がお手上げ状態というくらいにやたらと綺麗に決まる。VS名古屋に限れば19シーズンのルーカスのゴールがそうだね。

 裏を返すと、どこか1つでもズレれば相手ボール。そして今は人に全振りのフルコートマンツーだからスペースがガラ空きで一気に大ピンチ。「ミスしない」というのを前提にしているぶんリスクがさらに大きくなる。そんな感じで見ている。年長組の活躍が光ったのは経験による読みや予測の部分も作用したのかなとも思ったり。

 勝てる試合だったとコバ兄が悔しがるのもわかるし、現状を考えれば勝ち点1はOK。
 どちらも正解なんだろうけど次節が今日以上に厳しい。
 美味しんぼの土鍋の話じゃないが、今日は今までのチームの蓄積で勝ち点1を拾えた。
 大八・宮澤も出場停止となると「まともにスタメン組めるのか?」と。

 正直、上を見てる状況じゃないよなというのが結論になってしまうのが悲しい…。
 
※ダイジェスト改めて見直してスパチョークにつけたのが菅ちゃんだったのを確認したので
 文面修正してます。 

posted by フラッ太 |20:15 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)