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2011年09月30日

勝負の10月突入&横浜FC戦の展望。

 混戦をくぐり抜け~♪ 見上げるJ1の空に~♪ ・・・と、オチャラケはこれくらいにして。

 今のところ2位につけているわれらがコンサドーレ札幌。残り11試合で昇格圏内にいるのだから堂々と昇格を目指すと言っても恥をかくことはない。むしろ「今年はチャンスだ、絶対上がるぞ!」と声を大にしてテンションアップといきたいところ。長いシーズンももうすぐ4分の3を消化していよいよ3コーナーから4コーナーを回って・・・といった感じ。淀の坂には気をつけろ、ってそうじゃないですね。

 さて、状況としては去年の福岡に近い。前年13位から下馬評を覆すまさかの現在2位。ここからは今宮純的な数字遊びなので話半分ってことにして(苦笑)、27試合消化時点での成績を比較すると・・・

 10福岡 :3位 勝ち点49 15勝4分け8敗
 11コンサ:2位 勝ち点50 15勝5分け7敗 

 である。ついでに、ギリギリで昇格したクラブの数字を拾ってみると

 05 福岡 勝ち点78 (44試合、勝ち点率 59.0%)
 06 神戸 勝ち点86 (48試合、勝ち点率 59.7%)
 07 京都 勝ち点86 (48試合、勝ち点率 59.7%)
 08 山形 勝ち点78 (42試合、勝ち点率 61.9%)
 09 湘南 勝ち点98 (51試合、勝ち点率 64.0%)
 10 福岡 勝ち点69 (38試合、勝ち点率 60.5%)

 ここからすると、昇格だけを考えるなら60%獲れれば行けそうな感じ。もっとも、この6クラブで今もJ1で生き残っているのは山形と監督を取っ替え引っ替えしまくりで金のある神戸のみ。しかも神戸は去年の最終節で逆転残留。1年で逆戻りも珍しくない。それでも、今年のコンサだってこれをクリアするためだけでも勝ち点はあと19必要なのだから、6勝1分け(もしくは5勝4分け)以上しなきゃいけない。厳しいねぇ。

 ・・・とまあ、数字遊びと皮算用はこれくらいにして。

 今年のコンサはいろいろな意味で“乗り越えてきた”イメージを強く持っている。北九州からの3連戦、特にヴェルディ戦は高い攻撃力を持つ相手にどこまで守備陣が踏ん張れるか、徳島戦は昇格争いの直接対決で勝つことができるかといった明確な課題があった。

 10月以降のテーマを挙げるとするなら、昇格争いをするチームの戦いができるか?
 ホームで勝つのは当然として、昇格の条件としては下位のチームから必ず勝ち点3を獲るのも欠かせない。

 次節は横浜FCとの対戦。ひとりでできるもん的なフランサ加入は確かに怖い。カイオも有休から戻ってくる。しかし、高地・中野が出場停止で寺田は長期離脱中。守備はかなり付け入る隙があるとみる。前線を孤立させてフランサを置物状態にしておけば・・・というのが理想なのかな。

 相性悪い?国立で勝ってない?そんなの関係ねぇ。
 アウェイ席をあっという間にsold outにしたサポーターが背中を押してくれるのだから。

 同じ相手に2度負けてはいけない。室蘭の屈辱を晴らさなければ。千葉には倍返ししたんだから横浜FCにもキッチリ勝負付けをしておきたい。4コーナーを抜けたらアウェイ3連戦のキツい登り坂も控えている以上、躓くワケにはいかんのだ。周りが勝ち続ければボーダーラインなんてあってないようなもの。サポーターも含めて自分たちで昇格の切符を手にするというのを強く意識して臨もう。

 今までと変わらずに、1つ1つ、着実に積み重ねていこう。

posted by フラッ太 |13:15 | スチャラカプレビュー | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年09月28日

第29節VS徳島・アフターインプレッション。

 今回はさらっと。

 3連戦の初戦で無理したくない徳島。3連戦の3戦目で無理したくともできないコンサ。

 徳島は三木&エリゼウ欠場でCBに難があったから、勝ち点3が獲れないのは仕方ないにしても0で終わるのはイヤだ。そんな戦い方だったように思う。選手起用からして勝ちに来るというより負けたくないっていう印象がさらに強くなった。徳重や島田が控えとか、杉本を終了間際に出すとか・・・。

 決定的と言えるシーンは津田のシュートを櫛引がブロックした時くらいかな。基本、こっちが押していた展開だったけど、相手CBの橋内&ペ・スンジンも岡山とは違ってなかなか強力。ここらあたりは昇格争いをするだけの選手層は持っているということかな。ホスンに負けず劣らず徳島GKのオ・スンフンも好セーブを見せたし、オ・スンフンの力で勝ち点1を獲れたといっても過言ではないと思う。

 激闘の北九州戦、苦闘のヴェルディ戦、死闘の徳島戦を経て最も力をつけたと思うのが櫛引(MOM級の働きをした河合はもともとあれだけの実力は持っているのでここでは除外)。ヴェルディ戦はちょっとやられ気味だったけど徳島戦はピンチを防ぐなどして活躍した。
 J1クラスの相手だとまだ厳しい面はありそうだけど、J2ならけっこうやれるんじゃなかろうか。高校時代から対人の強さには光るモノがあった。スピードの面でプロのレベルに戸惑っていた感じだけど、それも徐々に慣れつつあるように思う。世代別代表の実力はダテではないんだなあ。ドナドナされるのが怖いが、そこはノブリンに「出せるわけがない」とガードしてもらうこととして(笑)。

 古田の交代は柿谷とのマッチアップで消耗したからかな?ヤスとウッチーの交代は同じポジション同士なので理解できるんだが。惜しいシュートを放った上原も良かったと思う。もともとFWやってたんだからあれくらい当然と言えば当然なんだけど身体能力は高いよなあ。村田道場でのシゴキが実を結んだかな?上原が足を攣ったためかもしれんが、主導権を握っていたと石崎監督が考えていたならどっちみち純貴の出番はなかったのかもしれない。そこが心残り。

 ともあれ、スコアレスドローで仲良く勝ち点1を分け合ったんだけど、
 これがどっちに転ぶのかはその次の試合の結果に大きく左右されることになる。
 徳島はホームで熊本に1-0の勝利でコンサとの試合はアウェイでセオリー通りの戦いとなった。
 コンサもアウェイで横浜FCにしっかり勝って徳島の引き分けOKを後悔させたいものである。

posted by フラッ太 |22:02 | アフターインプレッション | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年09月27日

追加販売!?

 アウェイ横浜FC戦のC自由席(アウェイゴール裏)のチケットが完売&追加販売とは!
 関東圏サポーターの熱の入り方には頭が下がる。
 ぜひともホームジャックして勝ち点3を導いていただきたい。

 結果がもたらす好循環を切らさぬよう、こっちも頑張らないとなあと改めて気合を入れ直す。
 と、そこへ・・・

○コンサドーレ札幌 × 札幌第一ホテル 『プラチナ宿泊プラン』追加販売のお知らせ

 なにっ!?そんなチケットがあったのか!ついぞ知らなかった。これはチェックせねばっ!
 なぜかMyPCがご機嫌ナナメでオフィシャルのページが開けず、第一ホテル様のHPを開く。
 どれどれ・・・

【タクシーにて札幌ドーム関係者入り口まで送迎】 
 札幌ドームにてウエルカムドリンクをどうぞ。(2杯目以降有料) 
 専用ラウンジにてブッフェスタイルのお食事をどうぞ。 
 特別席(メインスタンド中央部、ゆったりクッションシート)にて勝利を祈って観戦。 
 選手サイン入り生写真プレゼント(マッチデープログラム表紙選手) 
【試合終了後、関係者入り口よりタクシーにて札幌第一ホテルまで送迎】 
 チェックイン後、夜7時までにブッフェレストラン菜箸一膳へお越しください。 
※コンサドーレコーナーのお席をご用意。 
 お食事後、ゆっくりお休みください。 
【次の日…】 
 ブッフェレストラン菜箸一膳の朝食ブッフェをお楽しみください。 

 すごいっ!さすがプラチナというだけのことはあるっ!
 でも、弾丸だから2時間前には行けないしなあ。で、チケット料金はというと・・・

 ペア1組(2名様) 40,000円(税込)!?

 価格ではなく、ペアチケットだということにおもいっきりヘコんだのであった・・・(泣)。

posted by フラッ太 |00:08 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年09月24日

今はこれが精いっぱい。

 ホーム徳島戦はスコアレスドロー。

 勝ちきれなかった試合なのかもしれないし、負けなくてよかったのかもしれない。
 連勝は4で、ホームの連勝は7で、今年の厚別全勝は5でストップ。

 ホームゲームはやはり勝たなきゃダメで、引き分けやむなしと安易に言いたくはないけど
 スタメンがかなり欠けた状況ではこういう結果になっても不思議ではない。

 北九州・ヴェルディと連勝して、もし徳島戦でも勝つことができたらまたひとつ“乗り越える”ことができた、それも今までとは大きく違う一歩を進めることができたと思っているけど、チーム全体としてはそれだけの力がなかった、やはり昇格争いは簡単じゃないんだということなんだろう。

 昇格争いの直接対決で相手に勝ち点3をやらなかっただけ良しとしなきゃならないのかも。
 選手たちが全力で戦い、選手やサポをはじめとしてみんなが「悔しい!」「でも、まだまだこれから!」と思うことができたのなら今日の勝ち点1は悪くないのかなとも思う。

 北九州からの3連戦で勝ち点7を獲れれば合格かなと思っていたので、満足とまではいかないけどよくやったと思う。ひいき目抜きにしても今年のコンサはJ1昇格の3合目くらいまでは辿り着いたはず。もちろん、ここからはずっと試練が続くし厳しさはより増してくるんだけど、僕にとって今年のコンサを楽しい時でも苦しい時でもポジティブに受け止めることができているのはとても幸せなことだと思う。

 いろいろな思いが交錯しているけど、端的に言うとタイトルのように集約されるかな。

posted by フラッ太 |17:02 | 試合後の印象 | コメント(5) | トラックバック(0)

2011年09月23日

’11弾丸ツアーレポート⑤~次はホームの最終戦で~

 最終日はこの方とお会いすることに。
 ちゃんとお話しするのは初参戦の時以来だから3年ぶりかあ・・・。

 美味しいお店がいろいろある中、煮込みハンバーグに惹かれて狸小路の北斗星でお昼ごはん。ボリュームはかなりのモノ。ご飯を3分の1くらいで、とオーダーした理由がよくわかった。僕はちゃんと食べたけどお腹いっぱい。その後はゆっくりお話しできる場所へ、ということで丸美珈琲店へ(HPはこちら)。自分1人だけならまだしも、2人揃って迷子になるなんて恥ずかしいマネができるわけがない。ロケハンしといて良かったよ。

 しばらくはグダグダだったツアーのいきさつと練習見学の話に。そんな中でもコンサは地味にGK王国だなあ、と。古いところでは古川や洋平が、藤ヶ谷や優也、林、ぎーさん、高原、そして今年はホスンと次々に人材が現れてきて。新潟あたりは羨望の眼差しなんじゃ・・・。曵地もユースから昇格して下の世代の松原はトップに人材が豊富すぎて岡山に、さらにその下には阿波加くんが控えていて。ここまでコンスタントに出てくるってそうそうないような・・・。普段からバカスカとシュート打たれまくりだからってのは言っちゃいけないぞ。で、その後はいわゆる“業界のウラ話”で盛り上がる。「何でそんなことを・・・」とか「ヘンなことに詳しすぎ!」というのは一種の“職業病”ゆえ自然とそうなっちゃうことに感心しきり。
 その後は札幌駅まで地下歩道を歩くことに。行ったことがなかったので気を遣っていただいて恐縮です(苦笑)。「四字のあれ(インチキ漢文のこと)ってどうやるんですか?チーム名とか大変じゃないですか?」と訊かれたけど、あれはまだラクなほう。なぜかというと試合経過を書くのが半分でゼロから作る必要がないので。チーム名も漢字の音訓読みから引っぱってくるだけだからそんなに苦しまないし。まあ、このあたりはクイズオタクというバックボーンがあって、どーでもいい知識を抱えているからこそできるというのを白状したんだけど。あっちのコンビの方がよっぽど大変なんですよ。オチ決めた上で構成考えなきゃなんないから。しかも凝り性が祟ってだんだんネタ作りのハードルが上がっちゃってえらいことに(汗)。今年は再び登場させられるかな・・・。

 話がとっ散らかっちゃったかなと思ったけど、喜んでいただけたのは何より。最終日のお約束はヨドバシと紀伊国屋のハシゴ。PCパーツ類は眺めただけ。でも、今使っているイスがグラグラになってきて腰に悪いので2万円弱奮発して一点豪華にPCチェアを買うことにした。デブには靴とイスは消耗品なのよ(苦笑)。Zのヴァージョン2がなかったのは誤算。あんだけ売り場が広いのに・・・。紀伊国屋では資格試験の本を数冊、そしてサッカーに関する本を購入。戦術リストランテ(西部謙司 ソル・メディア \1,680)、ザックJAPAN三つの選択(杉山茂樹 えい(木へんに世)出版社 \1,050)を買うあたりはモロに戦術厨丸出し。杉山に印税が入るのはシャクだが。サッカー批評を買い忘れたのがちょっと心残り。やっぱ余裕なかったんだなあ。
 そして大丸で石屋製菓の白いロールケーキをお買い上げ・・・しようと思ったが、「本日中にお召し上がりですか?」と訊かれた。「生クリームを使っておりますので・・・」そういやそうだ。またしても予定変更。駅で白い恋人のホワイトとブラックを1つずつ購入。女性の比率が高い職場ではとっても喜ばれました(笑)。白いロールケーキは次回のお楽しみとしとこうか。

 帰りの特急では対向列車が鹿に遭遇して到着が15分遅れるなど最後の最後までアクシデントが起こりまくりの秋の弾丸ツアー。第2次弾丸ツアーはホームの最終戦、12月3日。夜勤明けでかつキックオフが12時30分、間に合うかどうかとても微妙という正真正銘の弾丸ツアー。土曜日は仕事は入ってないけど、次の日曜日に何としても休みをもらえるように働かねばっ。祝勝会で盛大に酔っぱらうんだもんね!

 以上、オトナの余裕がカケラも見当たらない今年の第1次弾丸ツアーのレポート終了です!

posted by フラッ太 |11:00 | 旅行記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年09月23日

第5節VS東京V・アフターインプレッション。

 ジオゴ・宮澤をサブにも入れないというちょっと苦しい台所事情。

 コンサの側からすれば、いる選手でやるしかないとなるとスタメンのような構成になるのだろう。日高を本来の右SBではなく左で使うのも純平がそれだけ機能しているからだろうし。となると、シロート目にもコンサのキズ、狙い目はどこかというとやっぱり日高と櫛引の左サイドだろうなということになるわけで。
 ヴェルディは執拗にこの弱点を衝いてきた。いやあ、ヴェルディ強いわ。チームカラーがもともとああいうスタイルでJ2最多得点というのも肯けるくらいガンガン攻めてくる。去年からサンドバッグ状態には慣れっこになっていたとはいっても前半をよくぞ1-1で凌げたと思う。取って取られての間が短かったことが却って集中力を維持させ、気持ちを途切れさせなかったのだとしたらこれも勝負の綾なのか。 

 後半開始時に石崎監督が動いた。同点での3バックへの変更。普段、石崎監督が3バックに変更する時はどうしても得点が欲しい時にリスク覚悟で・・・という半ばギャンブルっぽいのがほとんど。しかし、石崎監督は狙いを持った上での3バックへの変更だった。

 「東京Vはいろんな選手がゴール前にかなり入ってくるんですよね。サイドの選手も中に入ってきたりだとか。そういうところでどうしても、センターバックの2人がボールに対して厳しくいけない。出ていくと穴が空いてしまって、そこにまた違う選手に入られてしまいますから。そういう形でかなり戸惑っていましたから、それだったら真ん中に選手を入れて3バックにしよう、と。東京Vは途中から身長の高い選手が出て来ましたが、前半のメンバーだと、クロスボールに対して高さでやられることはないだろう、と。サイドのところで数的不利になるのは、仕方ないが、中でしっかり対応しようということです。」(一部抜粋)

 石崎コンサといえばチャレンジ&カバーだけど、まずはしっかりチャレンジを行う。
 チャレンジもカバーもできずにいた前半を修正する3バックへの変更が功を奏したように思う。チャレンジがしっかりできないとカバーができない。攻めの守備、奪いに行く守備から入るという基本に戻るための変更。3バックだの4バックだの、1トップだの2トップだのはあくまで手段にすぎないのだと杉山某みたいに御託を並べてみる(苦笑)。

 「まずは、今日の東京Vのサッカーが素晴らしかった。特に前半、ウチのチームとしてはかなりのプレッシャーをかけているのに、そこをかわされてしまう。そこでバイタルにいいボールを入れられてしまいました。まだまだ東京Vと比べて、ボールを奪っても苦し紛れに蹴ってしまう場面がある。技術的にも東京Vのほうが遥かに上なので、ああいうプレーがこちらもできるようになっていきたいと思う」

 対して、川勝監督のコメント。

 「中2日での試合ながら選手の運動量、質は最後まで高かったと思います。ゲーム自体は支配したな、と。ただ結果としては勝てなかった。もちろん最後のところというのは相手も粘り強く守ったというのもあると思います。相手が試合巧者でウチが試合下手とも思わないし、そうしたサッカーではよくある展開のなかで、どうやって内容のあるチームが勝っていくかというところをやっていきたい。まだチームは死んでいないので、上を目指して最後まで戦っていきたい」

 「試合をご覧になっていかがでしたか?五分五分に見えましたか?ただ、サッカーというのは1本のパスがたまたま通ったりして点が入るスポーツでもあるし、中盤を支配しても最後に凌がれることもある。今日の試合に関しては攻撃のスピードもそんなに落ちていなかった。もっとリスクを避ける攻め方というのはたくさんあると思いますが、このやり方でJ1を目指したいということで去年からやっているので、応援に来てもらった方には勝利を見せられずに申し訳なかったが、チームとしてのやり方は変えない。」(共に一部抜粋)

 川勝監督のこだわり、ヴェルディのプライドを強く感じさせる。
 実際、ヴェルディの攻撃の圧力は凄まじかったし、もしかしたら石崎監督はヴェルディのような攻撃ができればなあとうらやましく思っていたかもしれない。ヴェルディには個の能力の高い選手が多いし、理想を追えるだけのバックボーンもある。2年目の川勝体制が理想を追える一方で、3年目の石崎体制は現実を取らざるをえなかった。
 ヴェルディはJ2最多得点だが、勝っている試合は全て3点以上獲っている試合であり、上位6チームには1つも勝てていないという現実もある。追いかける立場だったのもあるが、ヴェルディの側に力が入りすぎていて気付かないうちに隙を作っていたということは言えるかも。

 コンサの4点のうち、ヤスの2ゴールは今後を考えると大きい。サブが結果を出したというのもあるが、ウッチー以外の“衛星役”がいることで選手起用に幅ができる。ダメ押しゴールは最初トラップミスに見えたがよく決めた。上原もバウルさん相手によく競っていた。高さのある選手が少ないだけに上原が最前線で頑張れるようになるともう少し楽な戦いができるのでは。

 北九州戦以上に苦しい状況の中、チーム全体で凌いで勝てたことは自信になる。
 次の徳島戦もしんどい戦いになるがヴェルディ戦の勝利で「やれる!」という空気はしっかりできたように思う。でも、ヒーローインタビューには河合を呼ぶべきだったと思うんだ。

posted by フラッ太 |04:26 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年09月22日

’11弾丸ツアーレポート④~時が経つのは早いもの~

 4日目は練習見学。札幌でのメインイベントだけに遅刻は絶対に許されん。余裕を持ってホテルを出て福住駅には9時に到着。のんびり歩いても楽勝で間に合う。ただ、12月のホーム最終戦はそんなにゆっくりできないんだよなあ・・・。なぜか歩道橋を渡るのを面倒くさがって道なりに歩いて練習場に着いたので結果的にはやや遠回りしたのかな?でも、ドームの周りってけっこう緑があるのね。ウォーキングで利用する方もちらほらと見られた。

 草が少し濡れていたのは誤算だったけど、最低限濡れない程度の敷物は持っていたので見学には支障なし。ボールを使った練習ではなく体をほぐしたりといった感じだったのでちょっと残念だったけど、観戦ガイドにもその旨は書いてあったのでこれはこれでいいのかな。ストレッチから始まって自重トレーニング中心。見た目は地味だけど、慣れていないとあれは意外にキツいはず。実際に入院中のリハビリでちょっとだけやった経験があるが、贅肉がついていればいるほどしんどい。プロってすんごいトレーニングをするっていう先入観があったんだけどいい意味で裏切られた。
 FP組に動きが少ないのでGK組を見ることに。最初のうちはごく基本的な動きだけど、ゴール&パイロンを使った練習では徐々にキビシー内容に。いったんニアサイドに置いてあるパイロンにタッチした後、ファーサイドにエグいボールを蹴って弾かせるとか・・・。プロのGKならあれくらいは普通なんだろうけど、赤池コーチはドSだなあ。表情まではわからなかったけど声が楽しそうだった(笑)。
 その後はFP組はタイムを決めた上での周回ランニング。当たり前だけど、生で選手を観るとプロの体って引き締まっているよなあと感心させられた。で、1人1人顔を確かめて近藤は肩幅が広いよなあとか、(たぶん)荒野はこうしてトップの選手に囲まれると細いよなあとか見ていたんだけど、最後の最後まで「アイツ誰だ?」と顔と名前が一致しなかったのがミヤザー。お坊ちゃんっぽいぽや~っとしたイメージが抜けないでいた。まるっきり見た目が変わってて、それだけ今年は自覚を持ってシーズンを過ごしているんだな。スマン宮澤。
 クールダウンのジョグで談笑している選手の中、独り黙々とジョグを行うゴンの姿が印象的だった。本当に黙々と、淡々とジョグをするゴンの胸に去来するものは何だったんだろう?すべきことをする、出番が回った時に全力を出せるようにといろいろなことをガマンしているのかもしれないと思うとちょっぴりせつなくなった。

 さて、ドームでお昼ごはんと思ったら店が開いてない。午後はこの方にお会いすることになっていたので、大通に戻りお昼ごはん。その後、おうるずに移動。はじめての弾丸ツアーでお会いした時以来だから4年ぶり。そんなに間空いたっけ?栃木戦の映像があり、かつて岡田佑樹が在籍していたこともあり“岡田ラブつながり”で栃木の話から始まることに。ブログにも書いたけど、栃木はホントに手堅いチーム作りで順調に上がって3年で昇格できるかってところまで来るってそうないような。岡田はコンサでは若手っていう位置だったけど、現在所属している水戸では年齢的には中堅どころ、大学生からプロ入りする選手が多いなどの選手層を考えればむしろ周りを引っぱるベテラン役に近い。
 応援する入り方って様々あるけど、選手個人から入ってチームに・・・っていうのがある中で、1人の選手を追いかけ続けるのと地元のチームを応援することは二律背反じゃないし、どっちかを捨てなきゃいけないってことでもない。古巣対決となるとちょっと心中は複雑になるけど、それはその時の自分の気持ちに正直になればいい話。まあ、大っぴらに相手チームを応援するってのは憚られるのでそこんところは空気を読んでってことにはなるけどね(苦笑)。

 見た目が変わっていたので「誰?」と思ったとお話が終わった後でメールをいただいたが、考えてみりゃ三途の川を渡る前と後だから見た目は間違いなく変わっていただろうなあ。つっても、超ウルトラデブがウルトラデブになったくらいだけど(滝汗)。なので、三途の川を渡りかけるハメになったいきさつや入院中の出来事などを話すことに。今だから笑い話で済むけど、結論としては悪運だけは強い、健康第一ということに(苦笑)。使用前・使用後の写真を見せたらものすごく驚かれた。そりゃそうだろうなあ。本人が一番ビックリしてるもの。
 今はそうでもないけど昼夜が完全にひっくり返る仕事をしてると精神的にキツくなる、人に会えなくなるのがつらいとついこぼしたら「フラッ太さんなら大丈夫、最近の芸能界じゃ年の差婚も珍しくないし」と返された。無茶言わんでください。見た目がヤバいんですから、ホントに犯罪だと思われかねません(滝汗)。プリ○ュアはあくまでネタに使っているだけで、そっちには手を出してませんからっ。

 時の経つのは早いもの。ホーム最終戦でお会いできればというのを最後にお別れすることに。万が一に備えてウインドブレーカーをリュックに残していたので雨に降られても大丈夫だった。そして、その後はばんぶうさんのところに黒ビールを飲みに行くことにした。黒ビールは泡がキメ細かくて美味かったっす。
 さて、おしゃべりの第2ラウンドである。今年のコンサはというと、一言で言えば「変わった」。純平が完全移籍してくれて河合が入って、やっとチームとしてまともに機能するようになってきた。特に、今年の砂川は違うぞ、と。「今年はけっこうやれるんじゃね?」という展開に。できればホーム最終戦はJ1第0節にしたいとは言うものの、そこまで贅沢求めちゃいけないでしょ、と。で、こっから酒の勢いでいっちょまえに僕が「コンサはJ1にいたかもしれないけど、J1に“いただけ”であって今のJ1の残留争いとかは経験していないに等しいですよね?」と振ってみる。
 今までの昇格といえば火事場泥棒的にジャンプスタートで飛び出して、ラストの直線200メートルでゼーゼーいいながらようやくゴール・・・だったけど、今年は混戦状態の馬群からでも抜け出せそうな逞しさがついてきて不格好でも昇格圏につけている。今までのコンサとは一味違う。だからこそ、J1に上がれればどういう結果になるにせよ身になるモノの多さが上がるだけで精いっぱいだった三浦コンサとは比較にならないくらい多いはず・・・。

 かなり美化しているけど、こんな話をしたような。まあ、酒の勢いってことで・・・。
 4日目は心地よい疲れを抱えて終了です。

posted by フラッ太 |10:00 | 旅行記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年09月21日

すげぇなおい!

 ホームのヴェルディ戦は4-2の勝利。

 すげぇなおい!

 「4-2って札幌でも歯が立たんかったか・・・と思ったら勝ったの札幌かよ!」と他のJ2サポはさぞかしビックリしたのでは。コンサが4点取ったのは・・・去年の最終戦以来?ひいき目は多少入るけど、これは馬鹿試合ではない。これで4連勝。岡山に勝っていれば9連勝(!)ってのは言いっこなし。さあ、暫定とはいえ首位浮上。今日くらい浮かれたっていいでしょ。バカになる時はバカになろうよ。

 さあ、いってみよう!

 本日試合、対戦相手、緑乃東京。
 久々復活、仕事人夜、平日開催、天候不順、観客動員、若干心配。
 慈王護様、宮澤裕樹、本日欠場、主力不在、石崎札幌、成熟試験。
 前半二分、古田寛幸、先取得点、前半四分、緑乃東京、同点得点。
 双方得点、一進一退。試合展開、札幌劣勢、前半終了、壱対壱也。
 緑乃東京、今期得点、J2最多、攻撃合戦、札幌不利、石崎札幌、采配如何?
 後半開始、六十一分、近藤祐介、追加得点、七十八分、小林祐希、同点得点。
 保持時間、東京圧倒、石崎札幌、鳥籠状態、忍耐長期、通常展開。
 八十五分、岡本賢明、交代出場、八十八分、決勝得点、八十九分、駄目押弾。

 犯人ヤス。 

 終了間際、岡山一成、交代出場、試合終了、四対弐也。
 試合展開、東京圧倒、試合結果、札幌勝利。祝四連勝、我等札幌、暫定首位!
 今年札幌、苦戦連続、泥臭勝利、徐徐積上、石崎札幌、自信蓄積?
 苦辣疾駆、本日購入、本日快飲、直前購入、勝利呼込?
 我等札幌、主催試合、七連勝中、昇格戦線、堂々参入。
 次節試合、聖地厚別、五戦五勝、渦潮徳島、一致団結、撃破希望!

 今日も今日とてヒヤヒヤものの勝利。やはり北九州とはレベルが違うか。
 なんてったってヴェルディは南米仕込みの本家だからね。
 流石はヴェルディというのは勝ったからこそ言えるセリフ。今日だけは上から目線(笑)。

 みんなーっ、飲んでるかーっ!
 平日だから大っぴらには飲めないけど、金曜日までは浮かれてようぜーっ!

posted by フラッ太 |21:16 | ネタの殿堂 | コメント(5) | トラックバック(0)

2011年09月20日

ヴェルディ戦の展望。

 北九州戦のアフターインプレッションは新館に書きました(→こちら)。

 さて、中3日で迎えるヴェルディ戦はJ2版のほこ×たて対決。
 J2最多得点のヴェルディと一応J2最強(に近い)の守備が激突するわけだが、
 受け身にならないことが肝心かなと思う。
 中盤でガツガツ潰し合うのを厭わずにプレス合戦で優位に立つことが勝利への条件とみる。

 北九州戦と違ってヴェルディは土屋&富澤のCBコンビが強力だから一筋縄ではいかないぞ。マラニョンの有休はありがたいが、ヴェルディは個の能力の高い選手は数多くいる。日本のクラブチームの草分けというのはダテではない。気を引き締めるべし。河野こえぇよ。

 ジオゴのコンディションがどうなのか心配ではあるけど、まだまだ試合が沢山残っているし
 北九州戦で結果を出した布陣を無理して動かす必要もないかと。宮澤が心配ではあるが・・・。

 北九州戦ではジオゴ抜きでやれるのか、ヴェルディ戦は強力な攻撃陣を封じられるか。明確な課題があるのはチームにとっては良い刺激になるのでは。「ここだけには負けたくない!」というのはどのクラブにもあるがコンサの場合ヴェルディはその1つといっていいと思う。
 ユース世代が鎬を削り、お金がないという共通点があり、07年は一緒に昇格し、08年はコンサがアウェイゲームで降格の道連れにしたという妙な“腐れ縁”もある。この1試合で決まるワケではないけど、そろそろ腐れ縁もおしまいにしておきたいところ。ホームゲームではキッチリ勝つのが昇格の絶対条件でもある。

 こっから先は毎試合が分水嶺。今はチーム一丸となって1戦1戦を集中して戦うのみ。

 勝つぞ!

posted by フラッ太 |23:04 | スチャラカプレビュー | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年09月20日

’11弾丸ツアーレポート③~グルメツアーも弾丸~

 さて、3日目は何の予定も入っていない日。

 本来は午前中に宮の沢詣でをしようと思ったんだけど、予定変更してジュンク堂に。ジュンク堂といえば丸井今井。丸井今井といえばシースペース。なので、グッズ探しも兼ねて5Fへ。ちょうど栃木戦の映像も流れていたので見てみた。結果がわかった上でというのはあるにせよ、ラスト15分くらいでもやられっぱなしではなかったような。ヤスがドリブルで持ち上がっていたのは今までの“逃げのクリア”とは違うものだった。15周年記念のタオマフ(\1,575)、バンダナ(\840)、手ぬぐい(\787)をお買い上げ。

 昼前にとある目的のために珈琲店に入った後、お昼ごはんはベタではあるがスープカレーを食うことに(←またカレーか!)。オススメと聞いてやってきたのがGARAKU(HPはこちら)。かなりの人気店らしく、12時半の到着時には既に順番待ち。30分ほど待ってやさい15品目大地の恵をチョイス。無難に辛さは3にしたが、5でも十分イケるかな。ご飯を少なめにしたのはある目的があってのこと。
 さて、その後。迷った挙げ句、いったん昴珈琲店に寄り道。荷物が多くなってきたので自分用の珈琲豆を買ってまとめて小包にして荷物を減らす作戦に出た。最近お気に入りのクラーク博士の珈琲(300g \1,050)、海軍さんの珈琲(同)、カフェオレセット(ヨーロッパエクスプレス・Bmixストロング・スマトラの深焙り各100g \1,730)、ドミニカパラオナ(100g \724)をお買い上げ。今回は重い口当たりでコクのある系統中心。
 そして、いよいよ向かう先は円山のbuono buono。ここは絶対に外せない(笑)。本来ならここで小遣い帳を整理しながら一服するはずだったんだが再び迷子になり時間が押してしまい、コーチャンフォーへのバスの乗り継ぎを考えるとテイクアウトにせざるを得なくなったんである。テイクアウトともなると2個じゃちょっとカッコ悪い。仕方なくNYチーズケーキ(\305)、レアチーズ(\298)、スフレ(\298)、キャラメルチーズケーキ(\305)の4つをお買い上げ。去年はリコッタなどハード&ヘビーなものだったので今年は柔らかめのものを固め打ち。

 コーチャンフォー近くのバス停にたどり着いた時にはもう午後3時半。荷造りする時間を考えるとこれまた微妙な時間帯。明日は朝から練習見学だから明日食ってるヒマはない、でも4ついっぺんに食うのはいくら何でも無謀。そこで近くのコンビニに入って缶コーヒーを買って外で2つ立ち食い。我ながら何やってんだか(滝汗)。そりゃ店員も怪しんで様子を見に来るわなぁ。で、コーチャンフォーに行ってみると・・・

 だだっ広い。

 あまりの広さに唖然とした。もうねぇ、片手間にちょっと覗いてくるっていうところじゃない、丸1日かけてじっくり見て回るくらいじゃないとダメだね。全体的な印象としては雑誌関係はけっこうモノがありそうな感じで専門書はジュンク堂や紀伊国屋の方が強そう。で、本を物色するのは諦めてCD探し。幸い、欲しかったCDが手に入ったので手ぶらで帰ることはなかった。
 北24条経由で札幌駅に戻って荷造り。東京土産や着る必要のない衣類など一切合切ブチ込んで身軽に。そしてチェックインを済ませて部屋で残った2個のチーズケーキとにらめっこ。動き回っていたので美味しくいただいたけど、1日にチーズケーキ4つ食って(!)晩ごはんも普通に食べたんじゃ流石にカロリーオーバー。なので、晩ごはんはおにぎり1個のみ(泣)。

 普通、グルメツアーってゆとりを持ってやるもんだけど、結局グダグダな3日目でした。

posted by フラッ太 |09:00 | 旅行記 | コメント(7) | トラックバック(0)