スポンサーリンク

2013年06月30日

'13第21節VSザスパクサツ群馬・アフターインプレッション。~采配への疑問~

 過密日程かつアウェイ連戦で相手が下位に沈んでいるとなれば、内容は悪くともキッチリ勝つ。J1昇格を狙うクラブであれば出来るはずであるが終わってみれば0-2の負け。百歩譲ってもスコアレスドローで勝ち点1だけでも拾うのが当然なのだが、それができずに負け試合になってしまうあたりまだまだ甘いということ。
 アウェイ連戦で勝ち点4以上とか勝ち点計算をしたり順位など気にするだけムダで、プレーオフ云々はその圏内に飛び込んでから考えりゃいい。どうせ混戦状態はすぐに収束しないのだから。選手たちは目の前の試合に勝つことだけに集中して欲しい。もちろん、そうだと思うけど。ああもう、負け試合だと野放図に矛先が広がるな…。

 前半は両サイドも制圧し、群馬は外に出すだけとか前に蹴っとけなんて言った時間帯が過ぎていく。どっちがホームか判らないくらいに。イケイケで攻撃できている時にはセットプレイ1発でやられるのが怖いよなと思いつつ試合を観ていた。何せ岐阜戦での美尾のFKの例があるからねぇ。あとは決めるだけっていうくらいに前半はほとんどコンサの時間帯。
 前半終了時には戦術厨の癖として「もし交代カードを切るなら誰(と誰を代えるの)だ?」というのを考えるようにしている。純貴はポスト役で機能している。ウッチーはどんどん裏に抜けようとしてるし、そのスピードが相手守備陣に怖がられている。両サイドはSH,SBがうまく連係して抉ることが出来ている、カズゥは発射台でいわゆる“散らし”のパスを出し放題。…ってことは宮澤か?でも、砂川との交代は怖すぎるよなあ、なんて思いつつ後半へ。

 後半は予期せぬミスから動いた。カズゥのポカは選手層の厚いチームなら即刻懲罰交代モノ。でも財前コンサにそんな荒療治ができるはずもなく、重要なピースである以上外すことはあり得ない。カズゥなら大丈夫っていうのが攻撃の前提なんだから信頼を失うようなことはやっちゃいかんよ。まず、落ち着くことが肝要と思っていたら俄然群馬側が息を吹き返した。それまで余裕でボール回しが出来ていたのにバタバタし始める。
 中継で「砂川のアップが…」と入った時にはやっぱり砂川かあと仕方ないという気持ちとガッカリな気持ちがない交ぜに。ただ、交代カードがナナメ上だった。2枚替え、しかも工藤を入れるとのこと。思わず声が出た。「工藤をどこに入れる気だ?」と。戦術厨の予想としては工藤は最後のカード、ラスト15分くらいで勝負に出るならアリかなと踏んでいたので「(工藤投入は)早すぎないか?」と思ったのだ。
 しかも交代させたのは荒野でSHを両取っ替え。「いくら何でも無茶でしょ!」と思わずにはいられなかった。システム変更でもない限りSHは守備もしなきゃならないのに残り30分をぶっつけで起用とかギャンブル過ぎる…。4-3-3っぽくしたわりには砂川の位置取りがイマイチでたまに4-2-4に見えたり5-2-3に見えたりして、前半は両サイドで抉ることが出来て攻撃のバランスも良かったのに2枚替えしたせいでサイドで2枚上がるシチュエーションが減り次第に中盤があって無きが如くな状態に。

 砂川に関しては幸村殿は「もう使うな!」とばかりにかなり厳しく批判している一方で、Masamaruさんは砂川がいなければタメが作れない、むしろ群馬戦はスタメン起用すべきだったという考え。具体的な話は長くなるので今回は割愛して(苦笑)、群馬戦に限って言えば砂川投入ありきだったとしても2枚替えはするべきではなかった。せめて荒野は残してほしかったというのが僕の考えである。
 砂川は起点になれる選手ではある。ただ、あちこちに顔を出して自分が動き回ってボールをもらうというタイプではないと思っているので、砂川が起点になるぶんだけ周りが動いてフォローしてあげないとならない。すると砂川の主な仕事場となる左SHの反対側が空きやすくなる。FWの工藤にそれを望むのは無理がある、よって荒野は残すべきだったというのが僕の考え。

 純貴のプレイぶりは勉強になった。ハイボールで競り勝つだけがポストプレーではないのだ、と。距離が遠い時にはいったん受けに降りてくるとか簡単に“はたく”時はそうするとかかなり気を遣っていたフシがある。カズゥのシュートをお膳立てした胸トラップには思わず「ずいぶんオシャレなことやってくれるじゃねぇか…」ニヤニヤしてしまった(苦笑)。
 上原を“電柱”にしたのはスタミナ切れが顕著だったからだろう。でも、代わりにSBに入った松本がポカをやらかした。ガツガツ当たりに来ているのに大丈夫かなあと思っていた矢先に。この交代カードの切り方は意図が明確である。ただ、意図が明確なのは守備側にとっても同じこと。1-0でいい、まずは何がなんでも上原を抑え込むとばかりに守備側の意思統一をわざわざ誘発させた。ひたすらロングボールを蹴り込むだけでは却って群馬の集中力を高めさせるだけだった。

 何というか、早すぎる工藤の投入といい、采配にイヤらしさがないと感じるのは気のせいか?

 1点ビハインドでも慌てる必要はなかったと思う。極端な話、ウッチーをひたすら走らせてヨーイドンを繰り返し、群馬守備陣を消耗させてから工藤(or榊)と代えて純貴の衛星役にしても勝機は十分あったと思う(純貴を残すのはゴールキックでの競り役、セットプレイ時で攻守にいてもらう必要もあるため。贔屓目ではない)。工藤はいわば“秘密兵器”。残り10~15分で投入して味方だけがわかっている工藤の特長を相手が掴む前に1点決めるくらいのヒネくれた根性があってもよさそうなもんだが…。短い時間なら攻撃のことだけを考えてプレーできたはずだし、大挙押し寄せたサポによって「何かが起こる!」っていう空気も生み出せたかもしれないし。

 工藤に関しては嗅覚のある選手という前評判に偽りなしというのが率直な感想。そして自分が奪われたボールを奪い返しに行ったあたりに「ほう…」と好感を持った。群馬戦に限って言えば一番危機感を持ったのは恐らく榊だろう。絶対的なスピードは榊の方が上だと思うが、大学で揉まれて経験値を積んだだけあって工藤はクレバーさが光る。いい意味で自分のプレーに緩急をつけられるという意味では非常に貴重なFW。当分は最後の切り札的な起用をしてほしいところ。

posted by フラッ太 |22:56 | アフターインプレッション | コメント(5) | トラックバック(0)

2013年06月29日

「ミスが多い。」

 …と、石さんなら間違いなく言ったことだろう。

 アウェイ群馬戦は0-2の負け。オンタイムで視聴。
 内容的には悪くなく、少なくとも0-2になるような試合ではなかった。

 ただ、2失点とも防げるミスからの失点。こういう負け方は萎える。
 後半の入り方が緩かったのを勝ちに飢えていた群馬に衝かれた格好。
 勝負事に対する甘さがまだまだ抜けてないというのは否定できない。
 これがスコアレスドローなら決めきれないってだけで済むんだが…。

 松本がミスしたから言うわけではないが、3枚目のカードの切り方はどうだったのか。
 大作戦を発動させるよりポストワークをよくやれていた純貴を残しても良かったのでは?
 純貴、ヘッド決めてりゃヒーローだったんだけどなあ。相手GKを褒めるべきか…。

 切り替え…られるかなあ。

posted by フラッ太 |21:23 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)

2013年06月25日

第20節VSFC岐阜・アフターインプレッション。~いいとこ70点~

 勝っただけの富山戦よりは進歩はあったと思う。つーか、ないと困る。

 普段は左SHのヤスが右に回ったのは砂川を使いたいということもあるけど染矢封じ対策の一環かな?鳥取戦では大活躍で第一にケアしたい選手だったし。1点目はウッチーがミスパスと暴露してしまったが、結果的には砂川がGJ。
 そこから突き放すことがなかなか出来ない。スカパー解説は平川さんだったけど、前半終了直前のFKはスピードがもう少しあれば入っていたというのは正にその通り。ギリギリのところで杉山がGJ。こういうプレーが1度はあるから曵地もなかなか食い込めないんだろうなあ。何だかんだ言って1点モノのセービングは見せているし…。大きなFKセーブだった。

 それでも岐阜にとっては0-1は想定内。ガス欠の持病があるのもわかっているだろうし、なるべく0-1の時間帯を長く作って打開策を見いだすという腹積もりだったはず。まるで去年のウチらのように。だから0-1では全く安心できなかったし、後半すぐの時間帯に服部から美尾(だったか?)に通されてあわやの場面を作られた時には思わず毒づいた。美尾ではなく服部を抑えてほしかった。

 岐阜で怖いなと思っていたのは染矢・美尾・服部・ぎーさんと踏んでいたので、2点差になって美尾を引っ込めた時にはだいぶ楽になった。岐阜としてはやむを得ずだと思うけど。2点目、3点目は岐阜のチョンボからだけど、それは前線からチェックに出たから。荒野が入ってから前線での圧力が増したことを考えると砂川をスタメン起用するよりはヤス・ウッチー・荒野の3人で2列目を形成した方がメリットは大きいんじゃないかと感じた。
 90分フルタイム全力で走るってのはたとえ若い選手でも無理な話。どこかで緩める、休む時間帯を作る必要は出てくるんだけど砂川の場合はそれが露骨というか、今年はサボってほしくない状況でも休んでるように見えるシーンが多い。

 前から連動して追っかけるのを指向するなら砂川はサブに回して、
 勝負所でのアクセントをつけるための切り札、ジョーカーにしたほうが…とは思う。
 岐阜の染矢対策という側面はあるだろうけど、荒野の運動量でも対抗できたのでは?
 安全策を採ったとも言えるから一概に監督の采配を疑問視するワケでもないんだけど…。

 厚別のピッチはまだ完全の状態ではない。よって地上戦はあまりやらずにシンプルにスペースに出したり放り込んだりするのはやり方の1つとしてはアリなんだけど、そのわりにはテキトーさがけっこう感じられたというか…。日高への長いナナメのボールはけっこう出ていたんだけど。
 そして0-3になってからの岐阜の折れっぷり。DFは3人いるものの人がいるってだけでスペースは空き放題。サイドをケアしようとすると今度は真ん中に穴が空く。岐阜も何とかしようとはしていたけど、去年のウチらってこんな感じだったのかと思うと複雑な心境に…。でも、J1は容赦ない。寺ひとつ回らないだけでうどんの1杯も食わせねぇってなくらいに。岐阜の姿を見ながら去年のウチらは最後まで戦えていたのだろうか、何とかしようとあがいていたのだろうか?そして今年は全力を出し切っているのだろうかと思わずにはいられなかった。

 財前コンサが目指しているはずであるしっかりつないでゴールを目指すやり方。
 それをピッチの状態が悪いからと逃げの理由にしてほしくないかなとは思った。
 J2では厚別よりも悪いコンディションのピッチは珍しいことではないし、
 J2でできないことがJ1でできるはずもない。

 勝つことを最低限、60点とするなら、大量得点で勝ったしミスを誘ってゴールに繋げたことでプラスの面があったとしてもせいぜい70点くらいじゃないかと。選手の側に危機感があるだけ良しとしなければならない。

posted by フラッ太 |20:54 | アフターインプレッション | コメント(2) | トラックバック(0)

2013年06月23日

96点。

 アフターインプレッションの前に“ススキノ早漏事件”について思うところをば。

 4-0になって流石に「もう(試合は)決まったな」と思いつつも何だか空気がおかしいなと感じたのはそういうことだったのかと。その時はちょっと気が緩んでいたので、それに対してあまり突っ込むことはしなかった。まあ、決めてほしいと誰もが思っていた純貴の2ゴール、かつ久々の大量得点。その上ホームで連勝ともなれば浮かれるのは自然なことではある。
 が、試合はまだ終わっていないわけだし、キッチリ完封で締めなきゃいけない試合。岐阜は心もかなり折れていて、何とかしようと走ろうとしても体も心もついていけない状態。岐阜の姿を去年のコンサに重ねつつも、4-0で満足してちゃダメだよなと思いながらタイムアップの笛を聞いた。

 で、96点の話。

 かつての大人気番組、料理の鉄人。その中で和の鉄人である道場六三郎氏が常々調理終了後に言っていたのがこの96点という言葉だった。フラ父と番組を観ながらこの96点にはどういう意味があるのだろうと談義したことを思い出したんである。
 フラ父が言うには、「(それが番組のギミックではあるにせよ)試合に勝つためには常に“100点満点”を目指す。たとえそれが100点満点の出来でも120点と胸を張るような出来であっても、こうすればもっと手早く調理できた、こうすればもっときれいに盛りつけが出来たなど自分の仕事に自信を持ちつつも、さらに上を目指そうとする姿勢を失わないために敢えて4点減点しているんだ」とのこと。料理に関しては調理師免許を持つセミプロのフラ父が故にその言はえらく説得力を持つものだった。

 翻って去年のコンサ。2点リードしながらも終了間際に逆転負けした川崎戦。
 炭坑スコアを2度も食らい、厚別での大宮戦は後半だけで5失点。
 J1の厳しさ、苦しさ、そして散々味わった悔しさをよもや忘れたワケじゃあるまい。

 そりゃあ、去年はJ1じゃアウトサイダーで壁の花以下だったよ。水に落ちた犬は沈めろどころか羽はもぎ取られ目は潰され、重しを括り付けられて浮かぶ瀬すらありゃしねぇってな悲惨なシーズンだったけどさ。J1は雲の上の世界かもしれないけど、ウチらにとっては未知の世界じゃない。J1で戦うためにはどれだけのことが必要か多少なりともわかっているわけだよ。
 確かに今年はお金の面で非常に苦しい思いをしているし、メンツだってなかなか揃わない。だからといって上を目指す姿勢は失っちゃいけないだろう、そしてそれでも上を目指す選手たちの足を引っぱっちゃいけないだろう、と。

 ボロは着てても心は錦。金はなくとも気持ちはJ1。

 何も四六時中鼻息荒くしていろってことでもない。J1で戦うんだってのを胸に秘めていれば自然とサポがやるべきことは導き出されると思う。「今日の試合は自分の中で何点だったでしょう?」っていう問いにちょっとだけ間をおきつつも笑顔で「…96点。」そんな試合をたくさん観たい。まあ、僕にできることといえばネタに走るか戦術厨の妄想の垂れ流しくらいだけど(苦笑)。それでも今回はネタに走らず直球勝負ってことで…。

posted by フラッ太 |15:24 | ちょっとカタい話 | コメント(0) | トラックバック(0)

2013年06月22日

こんなもんじゃない。

 ホーム岐阜戦は4-0の勝利。オンタイムで視聴。
 FW2人が仲良く2ゴールずつ。点を獲って欲しい2人が揃い踏みなのは良いこと。
 純貴は荒野にカミさんの手料理を盛大に振る舞うべし。

 ただ爽快感はそれほどない。たとえ、ひいきの純貴が2ゴールでも。
 4点のうち2つは岐阜のチョンボだし、本来、財前コンサはこれくらいはできるのだから。
 勝つべき試合を勝った、というのが率直な感想。

 財前コンサはこんなもんじゃない。そして、上のレベルもこんなもんじゃない。
 今週は土日が連続で深夜勤。よって祝杯は月曜の夜までおあずけ。
 いい気分で仕事できるからいいけど。姐さん、代わりにしこたま飲んでね(血涙)。
 富山戦があんまりな出来だったのでネタ書くのもすっかり忘れてたけど、

 パウロンが戻れるなら
 ソンジンは危なっかしいのでもう使わないでください。

posted by フラッ太 |16:13 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)

2013年06月21日

岐阜戦に望むこと。

>2点先行したならせめてドローには持ち込んでほしかった…

 赤:コンフェデでは日本がイタリアに本気出させたってところなんでしょうかねぇ。
 黒:そうなのか?まだ観てないからわからんが、
   まだ変身を2回も残しているっていうブラジル戦よりは良かったと思うぜ。
   イタリアを第2形態くらいにまでは追い込んだんじゃねーの?
 赤:どこのフリーザですか、それは…。3-4っていうスコアは鳥取VS岐阜を思い起こさせますね。
 黒:ものすごくレベルの違う話だけどな。
 赤:それは言っちゃいけませんよ。でも、岐阜は諦めないチームですから決して侮れません。
 黒:こういうチームがある意味財前コンサには一番の強敵かもな。
   とはいえ、富山戦のようにゆっるいウノゼロじゃあたとえ勝っても意味のないものになる。
 赤:でも、富山戦はけっこうPA内に人数かけてましたよ?
 黒:それはそうなんだが、何というか畳みかけて相手に諦めさせる、
   心を折るくらいまでに圧倒するところまではいってない。
   ぶっちゃけ、富山が勝手に転んでくれたってのが実情だ。
 赤:富山の自滅に救われたと…。
 黒:去年のウチらみたいだよな。
   相手の不調につけ込んで取れる時にガンガン取る貪欲さを身につけにゃいかん。
   北九州だって熊本相手に7-0だぜ?さすがは炭鉱の街だよな。
 赤:炭鉱は関係ないでしょ。
 黒:祭りだワッショイな空気はあったかもしれんが、先取点を獲ったら勢いつけたいよな。
 赤:勢いですか。となると…
 黒:当然、純貴のゴールだよな。
 赤:ですよねぇ。純貴自身が一番ゴールっていう結果が欲しいでしょうし。
 黒:確かに外堀は埋まりつつある。特別指定を受けた工藤は早ければ次節から出られるし、
   フェリペが練習生として来ているとなると否が応でもってことになるよな。
 赤:それが焦りにならないことを願いたいですね。
 黒:選手個人の話で言うとあとは宮澤だな。ベンチを温めている場合かよ、全く!
 赤:富山戦でも結局出場機会はなかったですからねぇ…。
 黒:選手構成からいっても宮澤に存在感を出してもらわないと困るんだよ。
   バンッキュッボンはきれいなおねーちゃんだけで沢山だっての。
 赤:何ですかその喩えは…。でも、言わんとすることはわかります。
 黒:ところでお前、目玉焼きには何をかける?
 赤:…醤油ですけど?
 黒:宮澤の話持ってきてるんだから、そこはソースねぇって答えろよ。
 赤:そんなオチですか!
 黒:目玉焼きは半熟が一番美味しいが財前コンサはそろそろ半熟状態から脱してもらわにゃ。
 赤:くれぐれも油断大敵。まずは勝つことを目指しましょう。
 黒:目玉が深井だけってんじゃ淋しいぜ。先輩の実力を見せてくれよな!


 もういっそのことオフィシャルではネタオンリーに特化しちまおうかと思いはじめている今日この頃。そのわりにオチが弱い気がするが気にしない。…気にしないんだったら!いや何も必ずオチをつける必要もないし、ほぼ即興でカッチリ作っているわけでもないからいいっちゃいいんだけど、やっぱりネタなら起承転結つけないとね。

posted by フラッ太 |10:17 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)

2013年06月17日

'13第19節VSカターレ富山・アフターインプレッション。~砂川に頼るな!~

 今回は勝ったけど怒ってみる。

 勝ったのにどうしてうれしくないんだろう?一晩経って自分の中で1つの結論を得た。
 それは富山戦が見入る90分ではなかったからだ、と。

 普段は結果だけ知った上で録画を観るわけだけど、それがたとえ前半と後半を分けてしか観ることができなくなってもプレイの確認以外は基本的に録画を止めたり戻したりすることがなかったのに、富山戦は勝敗を知らずに観たにもかかわらず途中でメシ食ったりとかして一時停止をしながらダラダラと観てしまった。試合に入り込むことができなかった。だから、勝ったけど勝っただけとか勝った気がしないとか、満足感が著しく低いものになってしまったんだろう。

 運も味方した。富山では脅威になりうる選手だった西川が負傷交代。直後にゴールが決まった後も富山は動揺を抑えられないのかアウェイのピッチに苦しめられたのか、トラップミスやら凡プレーが多発。「今日の富山相手に勝てないようじゃお話にならんな…」と悪い意味で安心して観てしまった。前半はまだ攻撃の姿勢が見えたからいいようなものの、後半は…。

 奈良の交代はケガみたいなのでまあいいとして、砂川は引っぱりすぎでしょう。てっきり深井投入はそのまま砂川と代えるのだとばかり思ってたのに、引っ込めたのはヤス。富山としてはヤスに起点を作られたほうがイヤだったのでは?
 前半はスペースに出すのが多かったので攻撃では消えぎみだったけど、後半はボールを持つ機会が増えて押し込めるようになった。試合を通して上原との守備の連係は良かったし、異議でイエローをもらうことになったのはその前のソンジンのプレーが原因でヤスのプレーの質が悪かったワケではない。ケガ明けとか他に理由はあるのかもしれないけど、シロートの浅知恵では何か違うよなあと思ってしまう。

 砂川はいいポジショニングでゴールを決めたし、SHに回ってからもおなじみの切り返しを見せるなど一定の仕事はしてみせた。けど、ゴールを生んだのはその前の上原のアタックがあったればこそ。「何その裏街道?」っていう見事な斬り込み。このプレーだけ観たらSBが本職じゃねーの?って勘違いするくらいで、上原のスピードを活かすならもうSBに固定したほうが良くないかとすら思ってしまう。特別指定でいずれ工藤も入るしさ。
 純貴とウッチーはまずまずって感じかな。純貴は基本真ん中で体を張るというのがタスクだったと思うのであまり慣れない中ではやれていたかも。ゴールできなかったのが悔しいと本人が言っているぶんだけ“わかっている”と思いたい。前俊の快復具合にもよるけど、長引くようなら縦の2トップで固定するのも手かな。サイドに流れる時の約束事を作っておくとかすれば寸詰まりな感じは多少解消されるんじゃないかと思いたい。

 砂川の経験値は高いし、勝負所をつかむのも上手いから監督が頼りにするのはわかる。
 けど、いつまでもそれでいいのか?と。砂川に頼ってる現状ってどーよ?と。
 
 ホームで勝ててないっていう重圧からは解放されただろうけど、内容的にはあまり収穫があったようには思えない富山戦。イヤミな言い方をすれば勝ったのではなく勝てちゃった試合。まだ対戦してないのは岐阜と群馬。現状ドベの2チームで、両者とも是が非でも勝ち点3が欲しいと意気込んでくるのは必定。岐阜は打ち合いを制してビリを脱出した勢いで厚別に乗り込んでくるし、群馬はいよいよ後がない。
 今年は巡り合わせが悪いなと思うことが多いんだけど、よほど引き締めないと痛い目みるぞ?もう痛い目には何度もあっているが(汗)。死に物狂いで襲いかかってくる相手を向こうに回して今の姿勢で大丈夫か?もちろん連勝で勝ち点を伸ばすことも大事だけどそろそろ内容を伴わないと。石崎コンサで散々苦労してJ1に上がっても全然歯が立たなかったことを思うと、ただ勝ち点3を積み上げるだけではダメで、もっとこだわる姿勢を見せてほしい。

 恨み節ばかりになっちゃったけど、次節はビシッと決めていただきたい。
 財前コンサはもっともっとできるはずだから。

posted by フラッ太 |00:20 | アフターインプレッション | コメント(3) | トラックバック(0)

2013年06月15日

最低限。

 厚別で勝ったどーーっ!

 …と素直に喜べないのはなぜだろう?
 スタメン以外ノーインフォメーションで初めて試合を観た。
 勝ち試合。待ちに待ってた厚別初勝利。…なのにワクワク感や高揚感がないのはなぜだろう?

 砂川のゴールで采配的中と言えば的中なんだけど、砂川でなければならない理由を今ひとつ見出せなかったからかな?宮澤はあれ以下ってことなのか?だったらちょっと淋しい。「~でなければならない」という意味では左サイドのヤスと上原の方がむしろそうだった。どうしてスタメンで使わなかったのか?というくらいにヤスの出来は攻守共に良かったと思う。もっと前半からボールを集めて使ってあげれば…。

 1-0とは思えないくらいにユルく緊張感のないまったりとした前半の45分。富山も大概だったが、コンサもそれにお付き合いした感じが強くて後半に一波乱ふた波乱あるんじゃ?と心配になったがそんなこともなく。ただ、終了間際のCKは肝を冷やしたが。ああいう時にやらかすのがコンサの悪い癖だけにねぇ…。

 ともあれ、今日は最低限の結果だというのが率直な感想。喜び半分、いや3分の1って感じ。
 全力出し切ったようには思えないし、出してこの結果ならちょっとなあ。もっとできるはず。
 勝つことで得るモノがどれだけあったのかを見いだしにくい試合だった。
 次節はもっとビシッと決めてほしい。

 勝てたことに安堵しながらクラシックを飲むことにする(苦笑)。

posted by フラッ太 |20:08 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2013年06月14日

赤黒スズメの部屋。

>伊勢佐木町ブルースでチャントを作ろうと思ったオレは疲れているのだろうか…
 チャラッチャチャラチャチャッチャチャ♪オイ!オイ!とか…アホやろ。


 赤:日本代表、最終予選を無事突破しましたね。感想は?
 黒:特にありません。
 赤:…まあ、引き分けOKでしたからね。でも劇的な幕切れでした。
 黒:追いついてのドローだからまだマシだが、追いつかれてだったら
   「しょっぱい試合してすいません」くらい言わなきゃダメだったろうな。
 赤:相変わらず狭いところを突いてきますねぇ。でもまあ、アウェイのイラク戦は勝ちましたから。
 黒:けど、長友が倒したプレーは紙一重だったぞ?
   10人になった時点で決まったようなものだったからいいが。
 赤:選手層の底上げにはあまり繋がらなかった試合でしたね。
 黒:それでも、ちぃーーーーーさな踏み台くらいにアジア予選は突破してほしいぜ。
   本大会は(対戦相手の)レベルが違うんだからよ。
 赤:それはコンフェデでガチンコ勝負のシミュレーションをしてもらいましょうよ。
 黒:イジメとしか思えんグループリーグだが、
   それでも本大会を見据えたら1勝1分け以上はできないとな。
 赤:本大会出場が決まった後、Tシャツが25分で速攻売れたとか。
 黒:カネの雨が降っているのはア○ィダスだけか…。

 赤:雨といえば、明日の富山戦は午前中に雨が降りそうでピッチコンディションがやや心配です。
 黒:お前、代表よりもコンサを先に持ってこいよ。
 赤:だって、すっごい機嫌悪そうだったし…。
 黒:機嫌悪くもならあな。
   スカパーで「愛媛は先制された試合では1分け8敗と勝利がありません」とか言われてて
   逆転負け、しかも3失点で負けたんじゃあな。父ちゃん情けなくって涙出てくらぁ。
 赤:またしても謙伍に決められましたからねぇ。
 黒:アウェイでは勝っているとか言われてて、
   勢いつけたい時に限ってどうしてこうやらかすかねぇ?
 赤:あんまりボヤかないでくださいよ。
 黒:ゴールされたのが、謙伍・赤井・えなり…。
 赤:えなり言うな。でも河原は愛媛に完全移籍だったんですね。
 黒:さすらいのえなりにピンと来た貴方はもうJ2通。
 赤:うるさいよ!
 黒:赤井のゴールも3倍の速さで抜けられたのかと思ったら、
   全然そんなことはなかったぜっていう…。
 赤:でも、えなr…河原のゴールはトラップで半分決まってましたよ。
 黒:ドリフの学校コントを思わせる3段オチ。伝統芸の域にまで達したと言ってもいいな。
 赤:それ、褒めてないでしょ!
 黒:そうとでも思わなきゃコンササポなんぞやってられないっての。
   同じ伝統芸なら大宮さんのように斜め上に昇華してくれよ!
 赤:また無理難題を…。
 黒:試合観る前の予想としちゃ横浜戦では松本が黒津にやられてたし、水戸戦はソンジンの
   足下のドタバタかげんでPK獲られたから崩されるなら左サイドからじゃないかとは
   思ったが…。加えて杉山とCB陣は未だに連係が危なっかしいし。
 赤:狙われている印象はありますね。
 黒:穴だってハッキリ言ってやれよもう。あんだけやられたら隠しようがないぜ。
 赤:加えて松本は富山戦出場停止…。厳しいですね。
 黒:ポジティブにとらえようぜ。悪いが、あれが松本のMAXじゃ危なくてしょうがない。
 赤:ってことは上原がSBに回りますからFWが心配ですね。前俊はケガみたいですし…。
 黒:そういや、ユースから阪南大学に進んだ工藤が特別指定を受けたよな。
 赤:いくらなんでも富山戦には間に合いませんよ。
 黒:浦和や広島との練習試合でもいいとこなしだし、FW陣は戦々恐々だろうな。
 赤:見方を変えればコンサにしかできない補強とも言えますけどね。
 黒:実績考えりゃJ1に行ってもおかしくないしな。
 赤:最近の試合では攻撃を受け止めてからの反撃に厚みがないのは気になりますね。
 黒:もうちっと真ん中の攻撃参加が欲しいよな。そのへんの役割分担がどうなるのか…。
   しかし、次節が富山とはまたタイミングが悪い。
 赤:そりゃまたどうして?
 黒:何やってくるかわかんないからだよ。富山の攻撃に応対しているうちに前半終了、
   攻撃に出ようと思っているうちに試合終了とか普通にありそうで困る。
 赤:何その急に真実味ありそうな予想…。
   でもホーム2連戦ですし、愛媛戦の失態を払拭するような試合をしなきゃいけません。
 黒:武者震いがするのう!
 赤:…危ないクスリをキメたような震え方やめてくださいよ。
 黒:この前、アメトーークでプロレスが熱い芸人やってただろ?
 赤:わかりましたよ、もう…。では、富山戦に向けての意気込みを。
 黒:ウワァオ!
 赤:それ、ますだおかだでしょ!
 黒:閉店ガラガラ。
 赤:いいかげんにしろ!


 …久しぶりなんで脱線してみた。入れ忘れたボケがあるようなないような。
 ともかく、明日は勝て!美味しいクラシック飲ませろーっ!

posted by フラッ太 |17:04 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)

2013年06月10日

悔しさを思い出せ!

 愛媛戦はまだ見終わっていないので後回し。

 今日は浦和との練習試合。結果は0-5。この結果から選手たちは何を思うのだろうか?
 結果そのものにはあまり関心はないというか、こうなっても別に不思議じゃない。

 ただ、選手たちには悔しさを思い出してほしい。

 浦和がどこまで本気モードだったかは知らないけど、単に「浦和って強いなあ」とか「J1ってレベル高いんだなあ」とリスペクトするだけで終わってほしくない。仮に50%くらいのパワーでここまでやられたんだったらたとえこっちがフルメンバーでないにせよ本気で悔しがってもらわないと困る。

 コンサは今J2。J1に上がらなければ浦和にとってはどうでもいいようなことでもやり返す機会さえないのだ。ましてや現状J2での試合にすら出られない選手たちにとっては身悶えするくらいに悔しがってもらわないと。去年あれだけ悔しい思いをしたのをもう忘れたなんてこたあないだろ?と思うのだ。

 ひとつひとつ、全力で頼む。

posted by フラッ太 |23:54 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)