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2020年02月22日

ドタバタ&ジタバタ。

>タオルじゃーっ!コンサを助けんかーっ!

 2020シーズン1発目、アウェイ柏戦は2-4の負け。

 端から見れば殴り合いの馬鹿試合で楽しい試合だけど撃たれすぎじゃ!
 何だろうなあ、守備でドタバタしてTKO寸前まで追い込まれてジタバタして
 「これがあるんだよ…」と爪跡は何とか残したって感じかな。

 高嶺を抜擢かと思いきやスタメンは宮澤と荒野。高嶺が見せたプレーを荒野がやってくれたってことでいいのかな?あるいは高嶺と荒野だと何となくタイプがカブる感じもするのでバランスをとったのか…。荒野がかなり頑張っていたみたいだからそこはポジティブに捉えたい。宮澤と同じ系譜を辿りつつも荒野らしさ、荒野にしかできないプレーを見せることができるかは3年後、5年後につながる。

 オルンガ封じは見事に失敗。まあ、身体能力だけじゃないところでの能力も相当高いので
 いちげんで封じるには無理があったのかも…とちょいと保留にしたい。

 宮澤は読みとかでカバーできるからまだしも、ピッチ全体でオールコートプレスやるような守備だと走り切ることも大事だが鈍足だとつらいのかも。ともあれ、やられっぱなしで終わらなかったのは良かった。

 こんなもんや。

posted by フラッ太 |18:50 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)

2020年02月21日

身動きが取れない…。

>これはB型会も無理だな…

〇チケット一般発売延期および先行発売中止のお知らせ

 チケットを発券してから帰ってきたので夕方のニュースで知った。開催延期や無観客試合も?など情報が錯綜しているだけでなく、たぶんJリーグ側もどうしたもんかと頭を悩ませているってのが現状だと思う。過剰反応と片付けることができないってのが何とも。

 チケット代はお布施と思えば痛くないけど、オレの場合ツアーは観戦というメインディッシュだけじゃないってのが悩ましい。ただ、コンサはホーム開幕戦を延期できればひとまず2週間は時間が稼げるというのもある。延期は現実的な選択肢に入ってくるだろう。

 身動きが取れない。ただ、宿のキャンセルはいつでもできる。こういう時はじっと静観。
 ただ、予定通り行いますとなった時でもB型会は難しそう。美味いもん食いたかったのに…。

posted by フラッ太 |20:30 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2020年02月16日

勝つことは大事。

>今年は赤から白にしたから確実にチケット買わんとな…

 ルヴァン杯GS第1節・アウェイ鳥栖戦は3-0の勝利。

 公式の速報をざっと読んでみると内容としてはあまり良い感じじゃなさそう。右サイドを何度も破られているみたいだし今日のところは檀崎は“落第”になってしまうのかな。もっとも、白井に代わっても鳥栖の小屋松が相変わらず躍動していたみたいだからコンサの右サイドの攻防はチームとして劣勢だったようにも思える。

 鳥栖はユン・ジョンファンの頃からとにかく走る、ハードプレスとフィジカルにものを言わせるチームカラー。3年目のミシャコンサが目標とする高い位置から奪いに行く守備を逆に見せつけられるというのは十分にあり得た話。ソンユンのやらかしもあったみたいだしね。

 それでも、勝つことはやっぱり大事なこと。

 やってることは間違っていない。そう思っていても、結果が出ないと精神的に苦しくなるし自信も失うといった具合にドツボにハマりやすい。ミシャコンサ1年目の時、放り込みからとはいえホームで長崎に勝ってやっと一安心できたのを思い出した。

 ましてや鳥栖はチームカラーもさることながら下馬評ではかなり下の方で、もしかしたら降格も…と思われている上に“貧乳”ぶりがクローズアップされるほどクラブ事情が瀬戸際にある。そういうチームを生き返らせてしまうと面倒なことになるし、周りのクラブも「何だよ、(鳥栖に負けるようじゃ)札幌大したことねーなwww」と飲んでかかってこられるとこれも困るんである。

 課題はわかっていると言ってみたところで結果が出ないとそれは強がりにしかならない。

 実際、まだまだ課題は多いんだろう。それでも1つ勝つことで落ち着くことができる。恐らく2月いっぱいはキャンプ地の熊本でカンヅメ状態だからメンタル面では勝利こそ最大の良薬ということになりそう。決めるべき人が決めたのも大きい。

 内容が悪くても(引き分けではなく)勝ち切ることができた。これはポジティブに捉えたい。

posted by フラッ太 |17:05 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2020年02月15日

開幕直前!壮大なる数字遊び・番外編~二兎を追う難しさ~

>実はノノ社長が一番苦しんでいるような気がする…

 さて、今まではリーグ戦に必要な数字を暑苦しく考えてカップ戦は無視してきたが、やはり去年のルヴァン杯ファイナル進出を受けて「今度こそはてっぺん獲る!」というのも目標に入ってくるだろう。ノノ社長の言うところの“行先”にも当然含まれているはずだし。
 だが、ACL出場権とカップ戦の二兎を追って成功したのはタイトル常連組で賞金圏内であるベスト4まで広げても至難の業なのが窺える。今回はシーズンを通して並行して戦うことを重視してリーグ戦とルヴァン杯を対象とし、天皇杯は“3足目のわらじ”と考えて二兎を追えた場合のみ記載する。

2013 横浜FM(リーグ2位・ルヴァン杯ベスト4・天皇杯準優勝)
    川崎(リーグ3位・ルヴァン杯ベスト4)
2014 G大阪(リーグ、ルヴァン杯、天皇杯3冠)柏(リーグ4位※・ルヴァン杯ベスト4)
※G大阪が天皇杯を制したので繰り上がりでACL出場権獲得
2015 G大阪(リーグ3位・ルヴァン杯準優勝・天皇杯準優勝)
2016 浦和(リーグ2位※・ルヴァン杯優勝)※勝ち点は74で1位だが順位としては2位
2017 C大阪(リーグ3位・ルヴァン杯優勝・天皇杯優勝)川崎(リーグ優勝・ルヴァン杯準優勝)
2018 鹿島(リーグ3位・ルヴァン杯ベスト4・天皇杯ベスト4)
2019 鹿島(リーグ3位・ルヴァン杯ベスト4・天皇杯準優勝)

 赤黒スズメがダブルを達成したら特上と言っていたがそれ以上だった(汗)。折しも、鹿島がACLプレーオフで負けてしまいルヴァン杯GSは3位抜けでもプライムステージへの可能性が出てきたので二兎を追う難易度は若干下がってはいるのが救いと言えば救い。惜しいケースとして2008年の大分が当時のナビ杯で優勝したときはリーグ4位だったが、翌年の大分はJ2降格の憂き目に遭っている。
 ググったら当時の大分はマルハンの撤退など経営危機に陥り、降格時に主力の西川や森重、金崎を売らざるを得なくなってしまった。その点、ミシャコンサ3年目は加入こそ特別指定の3人だけだが流出なしというのはもっとポジティブに考えてもいいのかも。二兎を追うのは選手層の厚さといった現場レベルもさることながら特に経営体力で不利な地方クラブではより難しい舵取りを迫られることになる。

 …とまあ、長々書いてきたわけだが、ぶっちゃけミシャコンサがACL出場権を獲れるのか?

 攻撃面に関しては18コンサが惜しいところまできている。ホーム成績では9勝3分け5敗の勝ち点30、複数得点者も18コンサは都倉12・ジェイ9・チャナティップ8。去年の得点も武蔵13・アンロペ9・ジェイ9。で、今シーズンのカギを握るのはアンロペとみる。去年の前線は武蔵とジェイの1トップ。アンロペは基本的には右のシャドーで、対戦相手やコンディションによってジェイ1トップで武蔵がシャドーという選手起用だった。アンロペを1トップにしたユニットを機能させられるかで大きく左右されると思っている。
 武蔵やチャナティップは代表で抜けることがあり、帰国後に無理使いしたことでさらにコンディションを落とす悪循環に陥った。シャドーの左は去年檀崎や金子が入ったりしているし、最近ではふじれんがアピールしている。右は駒井も戻ってくるし状況次第では荒野も入れるだろう。無論、中野や早坂もいる。アンロペの更なる活躍が求められるけど1トップで点を取ることでチーム全体の疲労を軽減し過密日程を乗り切るのが二兎を追う条件と考える。
 …と思っていたら、やたらパチモン臭のする名前のドウグラス・オリベイラが入ってきた。動画を見てみたが、ガタイのあるポストプレイヤー的なFWでジェイの後釜候補か。あんまり持ちすぎないので腹黒GMはミシャ式なら仕込めばモノになる、磨けば光ると踏んだかな?アンロペは利き足が左なので一番光るのは右のシャドー。いろんな意味で“起爆剤”になることを期待する。

 去年のコンサは得点54失点49。攻撃面は単純計算でノルマまであと6ゴールだからそんなに難しくない一方で失点49はいかにも多い。だが、裏を返せば守備の改善の伸びしろは大きいということでもある。守備に関してはこの方がオレ以上に暑苦しく考察しているが、ざっくりまとめると「引いて守るのはダメだよね」ということ。引いて守るのは性に合わない…のではなくて、ブロックを敷く守備で失点がさらに減ることは考えにくいので攻撃→守備の切り替えの時に奪いに行くことで失点を減らす(余地が大きい)という考え方に基づいている。

 守るための守備という表現が正しいのかはアレだが、ブロックを作っての撤退守備がそれに当たるならば3年目のミシャコンサが目指すのは奪いに行く守備、攻める守備。フルタイム走り切れるだけの走力、スタミナがあるのが大前提。そして、いわゆる“前からハメる”守備をするためには味方がどこにいるのかがわかった上で、誰が誰を捕まえる(プレスに行く)という約束事を作る。

 それが可能なのはミシャ式が約束事を細かくしているからだと思う。
 かつて石崎コンサが目指したが今にして思えば理想が高すぎたんかなあ…。

 で、奪いに行く守備は基本的に1on1。原始的でありながらある意味で欧州流かつ最先端。ボールホルダーにプレスをかけつつ周りの選手が先を読んでパスコースを限定するスペースに動かなきゃならないぶん難しい。もともとミシャ式は個の能力で守る傾向が強いが最終ラインで負けると一気に大ピンチになる。去年、最後の砦として体を張ったミンテ。一気に成長した選手の1人だが、ミンテのポジションに求められるのは巧さ・速さ・強さ(高さ)のうち1on1の肉弾戦で勝てる強さ(高さ)と広範囲をカバーできて相手FWとのヨーイドンに勝てる速さ。

 ミンテのポジションには宮澤が入ることもあったが、宮澤はカバーリングは巧いが足が遅いのでヨーイドンの速さ勝負に持ち込まれたら分が悪い。去年のホーム磐田戦で重戦車のアダイウトン相手に全速力でやっとこすっとこ対応していたくらい。予測や読みで足の遅さを補うのはJ1だとちと厳しい。なので、カギを握るのは田中駿汰がミンテのポジションでどこまでできるかとみる。J1の速さと強さにすぐ適応できるようなら守備はかなり引き締まると思う。

 ミシャにとっては3チーム目のJ1での3年目のシーズン。広島時代は2年目を下回ったが、
 浦和時代は2014年にリーグ2位で失点も32まで減らした。さて、コンサではどうなるのか?
 勝負のシーズンである。

posted by フラッ太 |00:10 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2020年02月12日

開幕直前!壮大なる数字遊び⓶~遥かなるACLへの道・後編~

>改めて思い知る佐藤寿人と興梠のスゴさ…

 さて、今度は得点と失点の関係について考察してみる(数字は2012年~19年)。まずは得点について。総得点50以下で勝ち点60以上に到達したのは13年Fマリノスと19年FC東京しかない。しかもこの2チームは失点がそれぞれ31と29で守備が堅い。というわけで、ざっくりした計算だが勝ち点60以上かつ総得点50以上のケースを平均で計算すると61.7。思ったよりも高い。

 次は失点。まず思いつくのは「1試合1失点以下に抑える」ということになるが、これはおおむね当てはまる。13年川崎が失点51で3位になったケースはあるがこれは総得点65と殴り倒してのものなので例外と考えるべき。失点が多少多くても殴り倒せばある程度カバーできる。去年のマリノスも失点38だけど総得点は68とリーグトップ。勝ち点60以上をクリアするためにはどんなに悪くても失点は40以下に抑えるのが絶対条件となる。

 これらは得失点差からも相関関係が窺える。得失点差20以下で勝ち点60以上を満たしたのは

13横浜FM 勝ち点62 2位 得点49失点31得失点差18(失点リーグ2位)
 川崎    勝ち点60 3位 得点65失点51得失点差14(得点リーグ2位)
15G大阪  勝ち点63 3位 得点56失点37得失点差19
19FC東京  勝ち点64 2位 得点46失点29得失点差17(失点リーグ2位タイ)の4つ。よって

 得点60以上失点40以下、得失点差20以上が目標となる。

 そして得点に関してはほとんどのケースで2桁得点者が複数存在している。
 例によって勝ち点60縛りで挙げていくと次の通り。(☆は得点王、MはMVP)

12広島 佐藤寿人22☆M
13川崎 大久保26☆レナト12 横浜FM マルキーニョス16中村俊輔10M
 広島 佐藤寿人17石原10
14G大阪 宇佐美10(パトリック9 阿部7 遠藤6M 倉田6) 浦和 興梠12 (李忠成6)
 鹿島 ダヴィ10遠藤10
15広島 ドウグラス21佐藤寿人12 浦和 武藤13興梠12 ガンバ 宇佐美19パトリック12
16浦和 興梠14武藤12李忠成10 川崎 小林15大久保15
17川崎 小林23☆M阿部10 鹿島 金崎12レアンドロ11 C大阪 杉本22(山村8)
18小林15(中村憲剛6 家長6M)
19横浜FM 仲川15☆Mマルコスジュニオール15☆エジガルジュニオ11
 FC東京 ディエゴオリベイラ14(永井9) 鹿島 セルジーニョ12(伊藤7)

 去年のFマリノスには複数得点者が3人もいて、そのうち2人が15ゴールといかにハイパーだったかが窺える。16年浦和は同じく複数得点者が3人いるが優勝が鹿島なのはこの年が2ステージ制で合計勝ち点では74(1位)と鹿島と15もの差があったにもかかわらずチャンピオンシップでかっさらわれたから。ミシャコンサは2桁得点者については1年目も2年目も惜しいところまではきているが、やはり武蔵は15ゴールがマスト、できれば20ゴールに近い数字で得点王を争うレベルが求められる。あんまり活躍しすぎると海外に行っちゃいそうで怖いが。

posted by フラッ太 |11:15 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2020年02月11日

開幕直前!壮大なる数字遊び①~遥かなるACLへの道・前編~

>NFLにカブれると数字で語りたくなるんだろうな…

 さて、わざわざ壮大なると前フリをした以上、史上最大級に暑苦しい(苦笑)。ACL出場権を得られる3位へのハードルはそれでなくとも高いわけだが、数字を拾うことでどれくらい厳しいのかがある程度客観視できるだろうと2012年以降の数字で遊んでみる次第。

 3位以内に入るには勝ち点60以上が必要

 これは絶対と思っていい。2012年以降3位の勝ち点で少ないのは12年の浦和が勝ち点55、18年の鹿島が勝ち点56、16年の鹿島が勝ち点59と全くないわけではないがやはり勝ち点60以上はマストと言っていい。加えて前半戦終了時に3位以内をキープしていることも求められる。逆転で2チームが入ったのは14年のみで、あとは入っても1チーム。逆転で滑り込むとしてもせいぜい勝ち点4差くらいに留めないと厳しい。鹿島が勝ち点10差から滑り込んだケースはあるが例外とすべきだろう。
 勝ち点60以上となると単純計算で15勝15分けが必要だが、15勝ではまず3位以内には入れない。少ない順だと12年の仙台と浦和が15勝で(仙台勝ち点57、浦和55)、18年の鹿島が16勝で3位(勝ち点56)だが、あとは2012年以降では18勝以上挙げているのでこれが明確なボーダーラインと言えそう。20勝の大台はほぼ優勝ラインとなるがこれを目指すつもりでいてほしい。

 となると、ホームとアウェイでざっくり勝ち点30ずつが必要となるわけだが、過去ホームで勝ち点30を下回ってACL出場権を得たのは18年の広島しかない(ホーム27・アウェイ30の勝ち点57で2位)したがって、ホームで勝ち点30はあくまで通過点で勝ち点35をノルマとしなければならない。自ずとホームで10勝以上は当たり前という結論も出てくる。ホーム10勝を下回ったケースは18年の広島(8勝3分け)、鹿島(9勝5分け)しかないというのも付け加えておく。
 今年のミシャコンサは少数精鋭、スタートダッシュをどれだけかけられるかカギ。というわけで、ACL出場権を得たチームの開幕5試合の成績はというと最高が13年Fマリノスの勝ち点15(5連勝)、最低が14年ガンバの勝ち点5(1勝2分け2敗)。最低は意外だったが(14年ガンバは3冠達成)、ざっくりとした目標としては

 開幕5試合で勝ち点10、悪くても2勝2分け

 先行逃げ切りが基本で捲ってACLというのがあまりない、勝ち点60が必須、勝ち点60/34試合≒1.764だから5試合で8.82。至極当たり前と言えばその通りだが、なかなかにアブラっこい対戦相手が続くのでけっこうハード。とはいえ、過去の3強の直接対決でダブルを食らったのは13年広島(VSFマリノス)と18年鹿島(VS川崎)だけ1つも勝てていないケースは18年の鹿島(1分け3敗)のみ。前述の通り18年鹿島は勝ち点56止まり。よって、上位チーム相手でも五分に戦えないようではダメということ。「オルンガがおるんか!」とか泣き言を言ってる場合じゃないんである。

 ちなみに2012年以降の3位以上の延べ24チームのホーム開幕戦の成績は13勝6分け5敗。
 やはりホーム開幕戦はただの34分の1の試合ではないということが言えそうだ。よって

 ホーム開幕戦は必ず勝つべし 

 後編では得点と失点から見えてくるものをざっくり考察してみようと思う。

posted by フラッ太 |11:55 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2020年02月09日

ブレない補強戦略。

>このタイミングでケガって…

〇ドウグラス・オリベイラ選手 期限付き移籍加入のお知らせ

 もう補強はないと思い込んでいたからビックリした。と同時に思った。
 「ウチの強化部はブレない」

 今シーズンは保有選手の確保で手一杯。とてもJのクラブに手を突っ込む余裕はない。
 外国人選手となれば引っこ抜くなんてもっと無理。ジェイはフリーだったしアンロペはFCソウルからだし…。

 引っこ抜くよりもチームに合った選手を自分で探してくる。

 特別指定から加入した3人もそうだし、外国人に関してはハナっから国外に目を向けている。バリバリやれる選手は向こうでも高いので、ダヴィやダニルソンのように札幌で付加価値をつけて売るというのを着実に。新潟がそのあたりは上手いよねぇ。上得意の浦和さんがいるし…。

〇阿波加俊太選手 負傷のお知らせ
〇カウィン・タンマサッチャーナン選手 期限付き移籍加入のお知らせ

 阿波加離脱による緊急補強というよりはもともとリストアップしていたのを前倒しって感じなのかな?もっともドゥグラスと違ってカウィンはタイ代表で欧州に渡っているくらいだから実績もあるし、そのぶんお高いんだろう。

 いずれにしても、じっくり見定めて他所があまり手を出してこない
 独自ルートを開拓するという補強戦略にブレはない。

 タイは提携国枠なので制約が緩い、親日国で日本になじみやすい、夏の暑さにも強いなどでもはや独自ルートどころか宝の山、垂涎の的だけど、チャナがコンサで大ブレイクしてベストイレブンになるというチーム強化とビジネス双方の成功例を生かしての移籍加入。一番最初に手を付ける、成功例を作るというアドバンテージはマネーゲームに勝てないまでもかなりの武器になっているんだなあ。

 ドゥグラスといいカウィンといい、ほぼステルス補強。目にも止まらぬ早業。さすがウチの腹黒GMは一味違うぜ!早業ついでにCBはコロンビアルートを開拓していただけるとうれしいんだが。去年のB型会でちらっと話題になったけど、ジェイが活躍できているのは本州に比べて湿度が低く欧州に気候が似ているので過ごしやすいからじゃないか?と。

 コンサドーレって案外外国人選手には札幌の住環境含めて
 けっこう良いイメージを持たれているように思うのは気のせい?

posted by フラッ太 |10:05 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2020年02月08日

そろそろ開幕モード。

>ドカ雪で未だにBSアンテナが死んだまま…

 今シーズンのプレ開幕となるXEROXスーパーカップはFマリノスVS神戸。
 点の取り合いで気楽に観るぶんには面白かったかな。

 両チームともGKがビルドアップに参加したり高く押し上げたぶん広く空くスペースに飛び出していくなど、攻撃的にどんどん行くチームはもはやGKもフツーにフィールドプレイヤーとして機能させないとダメというのがハッキリした試合。飯倉は決定機を3本くらい止めていたからもしかしたらその分だけ感覚が研ぎ澄まされていたのかな。それにしても、歴史に残るグダグダPK合戦だったなあ。9連続PK失敗なんて見たことねーよ。

 気になったのは縦に速くよりピッチを広く使うということ。

 両チームの3点目だと思うけど、FマリノスはPA付近で中央で細かくつなごうとしたのを引っかけられて失点だったし、神戸は縦に速い展開で仲川にボールが通った時、それまで単騎掛けで縦の突破にこだわっていたのに左サイドの遠藤に渡してのゴール。

 イニエスタの「そこ通すの!?」って超絶スルーパスはありゃもうイニエスタにしかできん変態技なので素直に脱帽するしかないが、フリーの選手を作ることは変態技がなくても仕込み次第でできるはず。それを追究してきたのがミシャ式だし、今シーズンから取り組んでいるプレッシングも逆の発想というか相手の選択肢を減らすためにどうハメるという考えの下でやっているわけで…。

 このブログではスーパーボウルについても書いてきたけど、今年はその前の段階で暑苦しく書いてしまったので今回はパス。ネタバレ防止でYahooとかのサイトはなるべく避けていたが、ついうっかり元野球選手がMVPというのを目にしてチーフスが勝ったのがわかってしまった(泣)。チーフスのQBマホームズは横浜ベイスターズにいたマホームズの息子さんで野球のドラフトにもかかったことがある。試合展開は4Qまでは49ersペースでホントにチーフスが勝ったの?と半ば信じられなかったが、マホームズが個人能力で何とかしちゃった感じ。

 ただ、非常に見応えのある試合だったしコンサにはある意味吉兆とも言える。今年のスーパーボウルの会場はハードロックスタジアム。チーフスのHC(監督)であるアンディ・リードはプレイオフ常連の名将でありながら今までスーパーボウルには手が届かなかったが、ようやっと大願成就。これってJリーグで名将と称えられてもおかしくないのにタイトルには縁がなかったミシャとカブる。チーフスはイケイケオフェンスのチームだし、本来中立であるはずのスーパーボウルの試合でさながらホームゲームのごとくクラウドノイズもスゴかったし。

 来週はルヴァン杯GS。プレ開幕ともいうべき1発目の試合でどう進化したのか?
 そろそろコンサ濃度を濃い目で開幕直前ネタを暑苦しくブチかましてみようかと。

posted by フラッ太 |16:30 | Another J | コメント(0) | トラックバック(0)

2020年02月01日

記憶に残る選手。

>あんな劇的な試合なんてそうそうあるもんじゃない…

【リリース】内村佳宏 選手 現役引退のお知らせ

 「そうかぁ…」というのが率直な思い。

 記録に残る選手と記憶に残る選手。内村は間違いなく後者だろう。
 “あのフクアリ”の試合での“あのゴール”。

 クラブ創設時から応援してきた方も最近コンサに興味を持ち始めた人もすぐに思い浮かぶはず。
 あの試合に参戦したサポーターは大げさではなくあの瞬間を一生忘れることはないだろう。

 声が力になる。

 たまにしか参戦できないから何とも言えないけど、あの試合を境に、J1に再び昇格してから
 ゴール裏の声量とヴォルテージは一層大きく、そして高くなったように思う。

 石崎コンサから四方田コンサの間となるとほぼ2010年代。ミシャコンサになってからはあまり出番がなかったけど、それでも一時代を支えてきた選手であることに何ら変わりはない。四方田コンサとなると実績面では都倉が上回るが後味の悪い別れ方になってしまった分だけサポの心証は分かれるだろう。裸足でピッチを確かめる姿や“ブルマ姿”は内村のトレードマーク。誰からも愛された選手だった。

 「あの時には〇〇(選手)がいたよね」という話になった時に必ず出てくる選手。
 内村はそれだけ大きな存在感を示した選手の1人。
 ありがとうとともに、お疲れさまでしたの感謝の言葉を。

posted by フラッ太 |21:50 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)