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2020年07月05日

俺たちのサトケン。

>実は密かにヨコレイダービー

 横浜FCには何となく親近感がある。それは“日陰者”扱いされているから。

 今日は流石にスポーツ紙も1面にしているようだが、コンサはいつも日ハムの陰に隠れる格好。J1で4年生の今でこそ少し盛り返した感はあるけど、メディアの扱いはいわば“日ハムファースト”。ここまで来るのにどんだけ艱難辛苦を与えられたことか。山中鹿之助もビックリだよ…。

 一方の横浜FC。J1では久保竜彦の豪快ミドル&ひょっとこパフォーマンスが有名だが、当時は鉄板で浦和が勝つという下馬評を見事に覆しかなりのインパクトを与えたこともだいぶ色褪せてきた。長い間J2で辛抱して13年ぶりのJ1。横浜のサッカークラブというとFマリノスばかり取り上げられる。たまに取り上げてくれたかと思いきや他にないのか!ツッコミ入れるのも飽きるくらいにキングカズばかり…。

 恐らく横浜FCは今年のJ1で最も「今に見てろよ!」というエネルギーに溢れたクラブ。

 実際、内容では横浜FCが上回っていたし、一美が一気にDF2人を置き去りにしたキレのあるターンからゴールとか斎藤光毅のパスとか個人能力でも劣っていなかった。ミラーゲームに持ち込んだ下平監督といい決して弱いチームではない。

 ただ、昨日は横浜FCのサポにとって「J1に戻ってきた!」とはまた違った感慨があったはず。

 コンサには宮澤、福岡には城後といった具合に長い間クラブ一筋という選手が横浜FCにもいる。サトケンこと佐藤謙介だ。開幕戦のアウェイ神戸戦はサブで出場機会なしだったが、昨日はスタメンでフル出場。交代枠が5人に増えてなおだから価値が高い。

 ぶっちゃけ、外野からは「キングカズがいるクラブ」としか認識されていないと思う。
 だけど、昨日のサトケンのフル出場はずっとクラブを支えてきたサポにしてみれば
 「サトケンとJ1で戦える!」という喜びに溢れ、正しくサポ冥利に尽きるのではないか。

 そりゃあFマリノスはJ1で優勝している。どうしたって引け目を感じないわけにはいかない(これは優勝してないクラブなら皆そうだが)。だけど、横浜FCのサポにしてみれば「サトケンこそがハマのバンディエラだ!」という思いは絶対にあるはず。

 最後のダービーと煽られたのも今は昔。横浜ダービーはホームが異常に強いというイメージがある。今年の横浜ダービーは6節がマリノスのホームで横浜FCのホームゲームは何とオーラス。昨日の大阪ダービーはリモートマッチが祟ってかホームのガンバが17年ぶりに負けた。エネルギーを持ち続けて今までの鬱憤を倍返しどころか“8倍返し”してほしい。

posted by フラッ太 |13:20 | Another J | コメント(2) |

2020年02月08日

そろそろ開幕モード。

>ドカ雪で未だにBSアンテナが死んだまま…

 今シーズンのプレ開幕となるXEROXスーパーカップはFマリノスVS神戸。
 点の取り合いで気楽に観るぶんには面白かったかな。

 両チームともGKがビルドアップに参加したり高く押し上げたぶん広く空くスペースに飛び出していくなど、攻撃的にどんどん行くチームはもはやGKもフツーにフィールドプレイヤーとして機能させないとダメというのがハッキリした試合。飯倉は決定機を3本くらい止めていたからもしかしたらその分だけ感覚が研ぎ澄まされていたのかな。それにしても、歴史に残るグダグダPK合戦だったなあ。9連続PK失敗なんて見たことねーよ。

 気になったのは縦に速くよりピッチを広く使うということ。

 両チームの3点目だと思うけど、FマリノスはPA付近で中央で細かくつなごうとしたのを引っかけられて失点だったし、神戸は縦に速い展開で仲川にボールが通った時、それまで単騎掛けで縦の突破にこだわっていたのに左サイドの遠藤に渡してのゴール。

 イニエスタの「そこ通すの!?」って超絶スルーパスはありゃもうイニエスタにしかできん変態技なので素直に脱帽するしかないが、フリーの選手を作ることは変態技がなくても仕込み次第でできるはず。それを追究してきたのがミシャ式だし、今シーズンから取り組んでいるプレッシングも逆の発想というか相手の選択肢を減らすためにどうハメるという考えの下でやっているわけで…。

 このブログではスーパーボウルについても書いてきたけど、今年はその前の段階で暑苦しく書いてしまったので今回はパス。ネタバレ防止でYahooとかのサイトはなるべく避けていたが、ついうっかり元野球選手がMVPというのを目にしてチーフスが勝ったのがわかってしまった(泣)。チーフスのQBマホームズは横浜ベイスターズにいたマホームズの息子さんで野球のドラフトにもかかったことがある。試合展開は4Qまでは49ersペースでホントにチーフスが勝ったの?と半ば信じられなかったが、マホームズが個人能力で何とかしちゃった感じ。

 ただ、非常に見応えのある試合だったしコンサにはある意味吉兆とも言える。今年のスーパーボウルの会場はハードロックスタジアム。チーフスのHC(監督)であるアンディ・リードはプレイオフ常連の名将でありながら今までスーパーボウルには手が届かなかったが、ようやっと大願成就。これってJリーグで名将と称えられてもおかしくないのにタイトルには縁がなかったミシャとカブる。チーフスはイケイケオフェンスのチームだし、本来中立であるはずのスーパーボウルの試合でさながらホームゲームのごとくクラウドノイズもスゴかったし。

 来週はルヴァン杯GS。プレ開幕ともいうべき1発目の試合でどう進化したのか?
 そろそろコンサ濃度を濃い目で開幕直前ネタを暑苦しくブチかましてみようかと。

posted by フラッ太 |16:30 | Another J | コメント(0) |

2019年12月04日

分岐点の岩崎。

>欲しいもの 専用スタより 練習場

 さて、E-1選手権に出場するフル代表とチャレンジカップに出場するU-22代表が発表された。
 ぶっちゃけ、ポイチの方向性が見えんというのが率直な感想。

 フル代表では4バックだったんだがマリノスの仲川や武蔵はMFでの選出。この前のベネズエラ戦における前半だけでの4失点という大失態で代表選出を素直に喜べなくなっているオレがいる。もっとも、田中駿汰のフル代表での選出は良い意味でのサプライズではあるんだが…。

 サプライズという意味ではU-22代表で岩崎が選ばれたというのがより大きい。何せ岩崎はカップ戦はまだしもリーグ戦ではほとんど出場機会なし。菅は前回選出されているのでいいとして、このタイミングでというのは他のメンツからしてもラストチャンスとみる。ここで結果を出せないようだと来季の岩崎の身の振り方は大きく変わるかも。

 フル代表は今のところ22人。天皇杯や入れ替え戦を考慮しているのかな?
 ポイチからすれば湘南の杉岡や神戸の古橋あたりは呼びたいと思うが…。

 去年、なかなか試合に出られなかった白井が今年はルーカスと五分以上にポジション争いで鎬を削っているだけに、岩崎にはコンサで成長してもらいたい。武蔵にも言えることだが、代表ではとにかく結果。ポイチの采配や選手起用が激しく心配だが、岩崎にはチャンスをモノにしてほしい。

posted by フラッ太 |22:20 | Another J | コメント(3) |

2019年11月25日

流石のコバさん。

>ここで一句 「鹿児島が ひたすら犬を 恨んでる」

 昨日は激動のJ2でいろいろと大変だったが、まずはJ3で北九州がJ2復帰。
 北九州といえば昇格請負人・コバさんが全権監督として見事立て直したクラブ。

 J1ライセンスが下りずにプレーオフに出られなかった時もあったし、まだJ2に降格制度がなかった時代にはドンケツを独走したこともある。そして去年のJ3では17チーム中で何とビリ(!)。マンガなら間違いなくボツになるような復活劇はコバさんの手腕なくしてありえない。かつてはJ1とJ2の間に暗くて深い河があったが、今はそれがJ2とJ3の間にある感じ。
 J3は石さんが藤枝を率いてここまで2位。石さんも流石だわ。つーか、この2人がJ3の監督ってある意味贅沢。最終節ではコバさんと石さんの昇格請負人同士で直接対決。ここまで来ると日程くんの有能さはマジで神レベルだわ…。藤枝はJ2ライセンスがないため最終節でJ2の21位に落ちてしまった鹿児島が全力応援するハメに。あんまり偉そうなこたぁ言えんが千葉も最終戦でドローならまだしも、なぜ負けるんだよ…。

 J3はJ2よりもクラブ間の格差が小さいイメージ。今年の讃岐がいい例でJ2から降格したクラブが1年で戻るのはかなり難しい。J3降格だとJ2降格以上に選手がいなくなるし。真夏でも昼間に試合するとか過酷な環境の中、クラブにかかわる人たちはよくぞ辛抱強く支えてきたと思う。復帰まで3年。栃木も大変だっただろうけどコツコツ頑張ったからだよなあ…。

 来シーズン、アビスパとの福岡ダービーマッチは白熱すること間違いない。

 地理的な理由はもちろん、両クラブに立派なスタジアムがあることも盛り上がる要素。来シーズンのJ2開幕にぶつけてくる可能性はかなり高いんじゃないかな?ただ、理由は他にもある。1つはコバさんをめぐる因縁。コバさんは半ば追われる形でアビスパから去った。アビスパ側は北九州に追いつかれた格好ともいえるのでかなり意識すると思う。もっとも、アビスパも水戸から長谷部さんを招聘するようだし因縁抜きでも普通に面白いとは思うけど…。

 もう1つはバンディエラ対決。
 福岡の城後寿は既にブログで書いたけど、北九州にもミスター北九州・池元友樹がいる。

 出たり入ったりがあるので生粋のバンディエラとは言えない部分もあるがクラブの代表格であることは間違いない。アビスパ5年周期説だと来季のアビスパは昇格イヤー。フロント含めて体制も一新するようだし、楽しみなカードになる。ウチと浦和ほどの暑苦しい腐れ縁的因縁はないけど悪名高いオブリが暴れん程度には福岡ダービーで盛り上がって“物語”を紡いでほしい。

'どうせ、あのおぢさんは糞崎は究極無能とかつまんないコメントを性懲りもなく入れてくるんだろうけど、煽るんだったらかつて昇格させた山形や藤枝のサポにやってごらんよ。ぶっちぎりの降格の責任がないとは言わんが、コンサでも昇格という結果を出した監督を無能とは思わんよ。

posted by フラッ太 |22:55 | Another J | コメント(0) |

2019年10月09日

松本山雅のスゴさ。

>いいキャッチフレーズだな…

 コンサドーレのサポーターズブログなのに何で他のクラブの話するんじゃい!

 …ってツッコミが入りそうだけど、まあいいじゃないですか。
 コンサに関しては他の方がアツく書いてくれているし、ちと離れた視点でってのもアリかな、と。
 戦術系のことはアジアンベコムさんに逆立ちしても敵わないし…。

 コンサが苦難の道を辿ってきたように守備だけではJ1残留はできない。
 もっと正確に言うなら残留争いに加わることすらできない。現実は非(ry。

 08年の三浦コンサや12年の石崎コンサは言うに及ばず、17年の四方田コンサだって都倉を封じられた時は6連敗したし補強が大当たりしてやっとこさ残留できた。少なからずコンサが辿ってきた道と重なるよなあと思ってるんだけど、松本山雅のスゴさは何と言ってもその割り切りよう。ソリボールと言われようが松本だけ違う競技やってると揶揄されようがブレない。

 三浦コンサ、石崎コンサと松本の共通点は「守れるけど点取れない」。守備が持ちこたえられずに無理して攻めて傷口を広げて…というのがお決まりのパターンだが、コンサと松本で違うのはコンサは大量失点した試合があるのに対して松本がリーグ戦で3失点以上したのはここまでガンバと鹿島相手の2つだけ。負けてても攻めに出ない、ヘタするとウノゼロ負けでもいいくらいに爆守備。
 一方、攻撃はどうかというと総得点が17とダントツのワーストなので推して知るべしだがここまで3得点以上挙げた試合はない(ちなみに、三浦コンサでは2つ、石崎コンサではゼロ)。なので勝った試合はすべて1点差なのはわかるが、ソリボール空間がスゴいのは勝つにせよ負けるにせよ複数得点差になることが少ないということである。得失点差で有利になる特殊効果も発動するし(←遊戯王かっ!)。

 めんどくさいのでシュート数とかは調べなかったけど、可能な限りリスク回避、排除を優先する、それが守備偏重ってだけにとどまらず攻撃においてもヘンな奪われ方されるくらいならさっさとボールを放棄して守備の準備に回すくらいに割り切る。得点はセットプレイで取ればいい…。

 試合の“動き”を極力少なくして…というのは三浦コンサではよくあることだったが、ここまで徹底できるのがスゴい。弱者の戦術と言えばそうなのかもしれんけど相当異端な戦略であり戦術じゃないかなあ。だって、やる側も観る側もものすごく我慢を強いられるんだもん。ミシャ式が殴り合い上等!なところが多分にあってそれに慣れたせいもあるかもしれんけど、よく耐えられるよなあと思ってしまうんである。

 さりながら、今年の松本は残留“争い”ができていることが素直にスゴいとも思う。

 去年は残留のボーダーラインが41にまで上がってしまったけど、ここまで勝ち点28。通常、試合数と同じとされる残留への基準は満たしている。下馬評では降格のド本命の声が多かったし、オレも某著名サイトの順位予想で降格候補の最右翼としている。
 どこかで勝ちにいかなければならないという状況が出てくると思うんだけど、ここまではソリボール空間に引きずり込んで何とか踏ん張っている。6ポイントマッチも2つ残っていて、直接食って引きずり降ろせば得失点差で上回って残留なんて目も出てくる。

 かつてコンサをギャンブルサッカーと腐した反町監督。
 ギャンブルを徹底排除したソリボール空間でミッションコンプリートとなるか?

posted by フラッ太 |12:10 | Another J | コメント(2) |

2019年10月07日

湘南パワハラ問題への雑感。

>今の湘南はチームの体を成してないよな…

 湘南のチョウ・キジェ監督のパワハラ問題。調査によって「クロ」となったわけだが、「Jリーグはなぜライセンス停止や剥奪にまで踏み込まなかった?」と思っていて。で、ネット上で見つけた情報しかないけど、ライセンスはJFAの管轄となっているらしく、だからリーグがそこに触れられなかったというのはまあ理解できるんだが、

 何かこう奥歯に物が挟まったような中途半端な処分で悪い言い方しちゃうと
 「処分はしたからあとはクラブでケジメつけてね」というアリバイ作りな印象がある。

 クラブが強くなる、大きくなるためには現場を任される監督と
 チームを運営する会社の経営に信頼関係があり互いに高め合うことが必要になってくる。
 車の両輪とか同じ方向を向くとか表現の仕方はいろいろあるけど、
 湘南がJ1に復帰できたということはそうした信頼関係はあったということなのだろう。

 ただ、その過程で選手が置き去りになってはいなかったか?
 自浄能力って堅苦しい言葉を使わないまでも現場を預かる監督と
 会社(強化部や経営陣諸々含めて)との間の風通しはどうだったのかな?

 ここまで問題が大きくなってしまったのはそのあたりに原因があると思うし、一定の歯止めか効かずにいたことで言い方悪いけど「商品」でもある選手の価値をケガで下げてしまうことになってしまった。「こんなコンディションじゃ試合に出せませんよ」というのを「何とかしろ!」だけで片づけられちゃスタッフはたまったもんじゃないし、選手の側だって「ケガしたくてするわけじゃないのに…」と不満は募るだろうし、次第に「スタッフは選手を守ってくれない」と不信感を抱いても不思議はない。

 逆といっていいかはわかんないけど、例えば「○○選手は年俸が高すぎるからこれ以上抱えていられない」とか「素行が悪くてクラブのイメージを損ねる」みたいに会社側からプレッシャーがかかっても監督が「いや、アイツは戦力として欠かせない」などと防波堤になることもあるから誰からの圧力に対して誰がどう守るのか?という答えは様々あると思う。

 ただ、今回の湘南の問題に関しては本来守ってくれるはずの人が
 味方にならずに(結果的に)敵になってしまった。

 ちょっと前に拠り所ってことで書いたけど、今の湘南は拠り所としていたチョウ・キジェ監督がパワハラをしていて、その影響が少なからず選手の流出含めてクラブに深刻なダメージとなっている。拠り所としての存在感が大きい分だけいなくなるダメージもより大きくなるが単に監督のクビ切れば解決というわけでもなさそうなのが切ない。

 ここまで外野が騒がしくなると選手も心穏やかではいられずに試合に集中できないだろうし、何よりサポの心痛が気にかかる。主語がやたら大きくなって湘南いちクラブだけの問題では収まらなくなりつつあるし…。あくまで印象でしかないけど湘南サポは裏切られた、それも二重三重に裏切られたという思いを持っているのではないか。成績が上向かない責任はあるにせよパワハラに関しては選手は悪者ではないだけに余計に気持ちの持っていきようがないのが何とも…。

 パワハラは良くない、悪いことだ。

 それは確かにその通りだけど、じゃあ指導とパワハラの境界線ってどこなんだ?というのは湘南に限らずどのクラブにとっても起こりうる問題。なるべくニュートラルに書いたつもりだけど、湘南は相当の出血は避けられないというのが率直な思い。

posted by フラッ太 |21:30 | Another J | コメント(0) |

2019年09月26日

城後と宮澤、千葉と福岡。

 浦和サポの今の心境とかけて環境大臣ととく。そのココロは…
 「あのザマで信じろ(進次郎)ってのは無理あるやろ!」

 …とローブローなツカミを1つ入れたところで(←ローブローは反則やろ!)。

 確か、先日のB型会で話した気がするけど、拠り所になる存在ってクラブに必要だと思う。欧州のメガクラブでは選手が傭兵化し巨額マネーが飛び交うようになった。これからを担ってもらおうと思っている選手も今や海外クラブに目をつけられ鹿島ですら放出せざるを得なくなっているのでクラブの生え抜き、いわゆるバンディエラという存在が絶滅危惧種になりつつあるけど、そんな環境にあってもクラブの象徴と言える選手は存在する。

 コンサでいえば昔はソダンで今は宮澤だが、コンサ以外で忘れてはならない選手がいる。
 それはアビスパ福岡の城後寿。

 契約更新が発表されるとツイッター上でじょうごぉぉぉぉぉと叫ぶのがお約束で冬の風物詩。紛れもなく城後はミスターアビスパ。J1に昇格したときも経営危機が表面化したときも城後は福岡に在籍し続けた。去年の非公式トレイラーがまたカッコいいんだよなあ…。城後に少なからずアビサポは勇気づけられたと思う。
 アビサポにとってはなくてはならない存在。#10を文字通り“背負っている”こともさることながら、どことなく宮澤と似た感じがあってすごく親近感のある選手。今の福岡は前監督のベッキアに家庭の事情を盾にトンズラぶっこかれて少数精鋭主義の尻拭いの真っ最中。ひと息つけたもののJ3降格の危機を感じながら苦闘している。

 で、どうして千葉の名前を出したかと言うとジェフには城後のようなサポの拠り所と言える選手がいないから。ジェフの内情はわからないけど、巻が去り、谷澤もいなくなり、井出はガンバにぶっこ抜かれた。長くいるイメージだとGKの岡本だが愛媛にレンタル移籍中だしなあ…。井出が抜かれるのはカテゴリー違いの悲しさとしてまだ理解できるが、町田也真人が松本に移籍するのを知った時「ウソだろ!?」とマジで信じられなかった。「こんなのJ1でやりたい以外に理由ないじゃん!#10だぞ?ジェフは何してんの…」とショックを受けた。何も知らんくせに!とか怒られそうだけど、町田の移籍はジェフサポにとっては“つうこんのいちげき”以上に心を折られる事態だったと察する。

 資金力でいえば明らかに千葉が上でプレーオフにも何度か進出したのにそれでもJ1昇格できずにいる。最近では昇格どころか下を気にしながら戦わざるを得ないほどに苦しんでいる。何を燻っておるのかと思っている人はオレだけじゃあるまい。クラブを応援する、サポートする気持ちはあってもその拠り所となる存在があるかないかってのは想像以上にクラブのパワーに大きく影響するように思う。コア(核)や軸があるかないかと言い換えることもできるけど、共にあると思える存在があるかないかというのがより正確かな。とりわけバンディエラはわかりやすいアイコンになるわけだし。

 で、浦和である。

 拠り所と言える選手はちょっと前なら阿部勇樹、今なら興梠慎三だろう。よそから来たというのはここではひとまず置く。特に今年は興梠以外の攻撃陣が壊滅的で文字通りの孤軍奮闘。それでいて補強が…ってのは大きなお世話か。ホントに浦和のために長い間身を粉にして頑張っているが今年は出場過多で壊れる寸前。昨日のお休みは致し方なし。
 去年ショートリリーフで立て直した大槻組長も拠り所と言えるが、昨日の天皇杯敗退で雲行きが怪しくなりそう。再び火中の栗を拾う事態になったとはいえ結果責任を真っ先に問われる立場である以上ここまで勝てないと浦和サポが怒るのも否定はできない。でも、バス囲みはアカンでしょ。このまま手をこまねいていたら…という危機感や焦りはあるものの、それが裏返っちゃって可愛さ余って憎さ百倍、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い状態に陥っている。

 過去のいきさつはあるにせよ、城後と宮澤のバンディエラ対決をぜひともJ1で観たい。
 そのためにはまずコンサが踏ん張り続けなきゃ始まらんのだけどね。
 …それにしても、HondaJetで行こうACLって断幕はシャレが効いてるねぇ。

posted by フラッ太 |19:45 | Another J | コメント(2) |

2019年09月26日

大分、名古屋、浦和。

>浦和サポが自虐ネタに走るって相当重症だよな…。組長、ケジメ取らされるんかな?

 さて、件の3クラブのイメージはこんな感じ。

~大分~
〇資金力:ダントツに低い(J2の中上位レベル?)
〇選手の能力:J2オールスターズと言われている、低くはないけどJ1だと高くもない
〇戦術と選手の相性:片野坂体制でブレなし。戦術の浸透度も高い

 藤本を札束ビンタでかっさらわれたが今シーズンの残留は堅い。でも来季は大変そう。

~名古屋~
〇資金力:異次元の神戸を除けばJ1でほぼトップクラス
〇選手の能力:外国人選手は反則レベル、日本人選手も基本的に高い
〇戦術と選手の相性:監督が好まない選手はさっさと出しているのでそこそこ合っている?

 連敗続きでも風間体制で乗り切ると思いきやフィッカデンティに。再構築が間に合うか?

~浦和~
〇資金力:親会社がなくてもJ1で上位
〇選手の能力:外国人選手はあんまり、日本人選手は能力の高い選手が多いが高齢化が顕著
〇戦術と選手の相性:何がやりたいのか見えてこないので合っているかどうか不明

 天皇杯ではHonda FCに苦杯。大槻組長になってから上向くどころかジリ貧モードに。
 そして杉本はサポから厄病神扱い…。タイトルを獲りに来たと言っておいてPK外しちゃあねぇ…。

 資金力が成績に比例する、選手の人件費(年俸)≒選手の能力という前提に立てば
 大分は残留争い、名古屋や浦和は優勝争いということになるはず。

 この3クラブを見ていると合う合わないってあるんだなあ、と。監督が戦術を浸透させる能力選手自身の能力や適応能力によってチームの形や強さはいくらでも変わってしまうと思わされる。ベタな喩えだけど、料理人の腕が良いと高級食材じゃなくてもきちんとした料理を作れるということか。

 J1では資金力のあるクラブばかりだから腕の良いシェフも高級素材も確保しようと思えばできる。両方を確保しようとするとかなり大変だが力技で両方ともゲットしたのが神戸って感じかな。回り道したけどこれからの神戸はかなり怖そうだし…。いや、名古屋だって浦和だって両方揃えていることにはなるんだけどマッチングにあまり時間がかからずに済みそうな感じがするという意味で。

 危機感を持たずにロクに補強に動かなかった(というよりはプレーオフ回りで補強が大幅に出遅れた)磐田があの惨状になるのは「まあ、そうなるよね…」と他人事で見ていられる。確保する、補強するのは当然として問題なのはどう確保するか?ってことなのかなあ、と。そう考えると現状で今一番上手く行っているのはマリノスってことになるのかな、と。シティグループに入ってノウハウやネットワークを存分に駆使してエゲツないブッコ抜き…もとい、補強もしているし。
 そうしたノウハウやネットワークを自前でとなると大変な話で、実際にできているのは鹿島くらい。だからこそ安部や鈴木優磨をブッコ抜かれても強さを維持できているわけだし…。もっとも、鹿島には欧州からの引き抜きというさらにレベルの高い悩みや課題があるわけだが。

 監督と選手がガッチリかみ合ってここまでは順調だったけど…というのが大分。
 監督と選手が合わずに結果としてどっちもダメになっている浦和。
 監督のリクエストに応えて補強したけど結果が出ずに監督交代で方針転換した名古屋。

 今ピンチに陥っている名古屋と浦和はどちらも開幕時には危機感を持っていたはず。浦和が落ちてきたのは納得が行くんだけど名古屋が監督交代にまで踏み切ったのがちょっと意外。損切りしたのか我慢しきれなかったのか、それとも嫌気が差したのか…。

posted by フラッ太 |00:00 | Another J | コメント(2) |

2019年09月24日

地獄のJ2。

>数字揃えるのクソ面倒臭い…

 地獄、魔境、沼、はたまた魂が磨かれる場所という声もある観るぶんには一番楽しい(@まさひろさん)J2リーグ。いいだけ昇降格を繰り返し、ようやくJ1の3年生に進級したコンサだからこそ「もう二度とJ2には落ちたくねぇ!」と残留が確定するまではいくら勝ち点を稼ごうが不安がよぎるのが悲しきサガ。

 で、33節を終えて最後の直線に入ったJ2リーグがえらいことになっている。

1位  柏  勝ち点66 得点53 失点26 得失点差27
2位 山 形     58       44        27            17
3位 横浜FC      57       53        33            20
4位 水 戸        57       43        24            19
5位 大 宮        57       44        30            14
6位 京 都        55       47        36            11

 首位の柏は頭一つ以上抜けて昇格は堅そう&優勝して当然な感があるが、自動昇格の2位となるもう1つの枠が混戦どころじゃないサンシャイン池崎…もとい、空前絶後の大激戦状態。2位と3位の勝ち点差わずかに1、3位から5位まで勝ち点が同じで得失点差も競っている。これだけでもえらいことなんだが、9位徳島が岡山と勝ち点差4なのでプレーオフだけを考えるなら十分射程距離。

 去年は去年でプレーオフでも劇的な幕切れのオンパレード続き。いかにJ2が過酷で落ちて出直しなんてとてもじゃないが軽々しく言えない地獄であることを改めて認識させられるが、ふと思った。

 …柏、点取れてなくね?

 どう考えても自動昇格のド本命、そもそも落ちるほうがおかしい戦力で実際に首位独走なのに。33試合消化だから60点くらいは取れているものと思っていたので得失点差27と相まって意外だった。なので過去3年のJ2のデータを拾ってみると33節消化時で得点60を超えているのは16年清水(62)と17年名古屋(61)だけ。得失点差で30に乗せているのは16年コンサ(31)と16年清水(30)だけ。

 得点50以上となると16年札幌(54)、17年松本(52)、18年町田(51)、18年大分(58)、18年横浜FC(50)、18年大宮(53)とそこそこあるのだが、勝利数に注目すると33節消化時点で20勝に乗せているのは何と22勝している16年コンサだけ(!)。17年こそ引き分けは上位6チームいずれも1ケタだが3年前に比べて引き分けも増加傾向でJ2が守備的になり簡単に勝てなくなっているのが窺える。裏を返せば柏包囲網が敷かれ徹底マークされてもこれだけの数字が出ているということはやはり柏は図抜けて強い証でもある。

 勝利数だけ見ればコンサは柏よりも強い!と言えるが、案外ネタで終わらないくらいに16年の昇格争いのレベルは高かった。上位3クラブは全て勝ち点60超えで(3位セレッソが63)コンサに至っては勝ち点73(!)。過去3年で70に乗せたのは17年湘南(70)のみ。しかも昇格組が1年目に揃って残留したケースはJ2が22クラブになってからは16年のみ。しかも2年連続で今年も恐らく継続するだろう。

 これを踏まえて…と思ったが、どうもデータ拾いに夢中になるとムダに長くなるのがいかん。
 続きは次回の講釈で…ということで。

posted by フラッ太 |21:45 | Another J | コメント(1) |

2019年09月18日

鹿島と浦和。

黒:厚別で仙台ごときに1-3負けってぶっちゃけ、ありえなーい!
赤:つ 怒られるよ!仙台が何年J1にいると思ってるんですかもう…。

 …とプ〇キュアネタでひとツカミしたところで。

 天皇杯にはまるで興味を持てなかったのでACL組の浦和と鹿島をチェック。浦和はアウェイゴールの恩恵を受け鹿島は逆にアウェイゴールで敗退。鹿島はFC東京との激しい試合の後にもかかわらず今日の試合も勝ち負けまでしっかり持ってくるあたりは流石イズムが根付いたクラブだよなあ、と。もっとも、大岩名将説が再び揺らぐ可能性も無きにしも非ずで…。

 浦和に関しては低迷ぶりよりも“ミシャ後”がどうあるべきかの方が気になっている。広島は現在の日本代表監督であるポイチ、もとい森保監督が継続路線でリーグ優勝を成し遂げたわけだが、浦和はどうしてこうなった的な意味で横目で眺めるくらいのことはしてもいいのかな、と。ミシャ式の特殊さ故に別方向に向かおうとすると相当苦労するんだろうなというのを感じている。

 鹿島と浦和に共通しているのは
「過密日程?そんなの当たり前じゃん!」な空気や文化があること。

 コンサはまずは残留するのに気を遣わなくて済む、定着するレベルにまで持っていくのが先だから今すぐの目標とまでは必ずしも言えないが、本来J1クラブであればしっかり天皇杯も勝ち上がっていて今週がヒマになるってことはないわけでJ1でもJ1でのレベルで過密日程という難題はついて回るということ。

 代表で一気に4人も抜けたことで超えるべきハードルが一気に高くなってしまったというのはあるにせよ、いずれは超えていかなきゃいけないのもまた事実。補強やそれを裏付けるだけの資金力、選手のコンディショニングやターンオーバーを考えるとコンサはまだまだJ1のピラミッドでは下層にいるんだなあとちとブルーになってしまうんである。

 ACL敗退で鹿島はネジ巻き直してくるはず。…ジェイ武蔵抜きでも舐めプはしてこないよな。

posted by フラッ太 |22:25 | Another J | コメント(3) |