スポンサーリンク

2013年07月28日

'13第26節VSガイナーレ鳥取・アフターインプレッション。

>おい実況、間違いすぎにも程があるだろ…

 さて、スタメン発表時に気になったことは
○前俊が持ちすぎることで攻撃が鈍くならないか?
○三上はSHでちゃんと守備できるか?

 前俊は鳥取相手ならばほぼ確実にボールを持てる。それが故にコネてしまっている間にスペースを埋められてしまうと粘られるかなというのがあった。プレビューでも触れたが、コンサの両SBが高い位置を取れるのはボランチからのパス供給があり、ソリマチンは3ボラにシステム変更してプレスをかける策を講じてきたが、鳥取にはそこまで大胆に変化を加えることはたぶん出来ないだろうと思っていた。ソリマチンには実績や経験があり今年は2年目でチームを掌握できているのに対し、小村監督は今年が1年目で経験に乏しいのに加え、策を持っていたとしてもそれに対応できるだけの駒が揃っているようにも思えなかった。
 カズゥと宮澤に対してはボラとWBの2人で見るか、あるいは2シャドーとボラで前後に挟んで対応するかだろう。勝負事に絶対はないけど、それでもコンサの優位は動かない。3バックはサイドを攻めるのがセオリーというのに乗っかればここで優位を保てればあとは永里をしっかりマークして…という予想を立てた。

 が、前半は前にボールを運ばせてもらえずロングボールの応酬が多くなる展開に。序盤は鳥取がかなり厳しく来て後ろに下げさせることで奈良があわやのポカをやらかす、「そこは抑えてよ!」というところで宮澤が拾いきれずなどペースを掴めない。それ以上に鳥取のパスワークが酷かったので致命傷にはならなかったものの「ホントに3-0で勝ったのか?」と思わせる出来。何だか富山戦を思い出すなあ。
 それでも決定機が全くないワケではなく前俊が抜け出したり(8分)、ジダンばりの砂川のルーレットから三上→前俊→三上(35分)と惜しい場面もあったがカズゥのFKも右手一本で弾くなど鳥取のGK小針が踏ん張った。周りと合っていなかったけどドゥドゥもソンジンより良く見えたくらい。鳥取の攻撃がそれほどでもないと落ち着きを取り戻したのか、前半終了間際に前俊のふんわりアシストで三上が押し込んだあたりチームとしての成長はあるのかな。でも、24分にポストを叩いた場面は血の気が引いたぞ。バーポストさん大活躍(苦笑)。

 前半終了時の感想としては前俊は前を向ける時は悪くないんだけど相手選手を背負った状態だとイマイチで、ポスト役としてタメを作り全体を押し上げるというタスクの安定度は三上よりやや劣る。荒野が出られるなら早めに代えてもいいのかな、といったところ。そして砂川が良かった。高い位置でチェックに行っていたし十八番の切り返しも見せるなど攻撃にも効いていた。これが90分出来れば言うことないけどたぶんどこかで交代かな…。

 んで、後半。まあ目の覚めるようなウッチーのゴールにはシビレたぞ。三上が落として日高が裏街道でブッチ切り、ウッチーへきれいな横回転がかかったピンポイントクロス。何このJ1の香りがするビューティフルゴール…。一昨年の12.3思い出したのは僕だけか?スカパーのノミネートゴール、FK2本もいらんだろ。このゴールでやっと自分たちのリズムを取り戻したのか、50分ごろのカズゥと宮澤のチョコチョコしたパス交換には思わず笑ってしまったが。でも、宮澤の出来は良くなかった。
 選手交代は砂川OUT、荒野INから。2-0で余裕ある試合展開だったこともあるが、これはナイスな交代だったと思う。三上がしっかり守備をやれていたからこういうカードの切り方ができたとも言えるが。砂川は次節もこれくらいやってほしい。つーか、本来できるはずなんだよな。ダメ押しは上原からのクロスを荒野が押し込んでのもの。これも上原のクロスでほぼ勝負アリ。これで前俊を下げてフェホ投入の余裕の采配。残り15分で足が止まってきたのを見てかどうかはわからんけどウッチーOUTヤスINで前に圧力をかける。でも、あそこは自分で打ってほしかったぞ…。

 後半はほぼコンサペースで試合を進めることができたと思う。ただ、左サイドの守備はまだ隙があるかなあ。鳥取も狙ってはいたと思うんだけど…。結果的には快勝だけどJ2といえどやはり甘くはなく、こちらの3バック攻略法がこうも早く研究されていると思うと楽観視は決してできない。8月のアウェイでのガンバ戦に向けて…というより、1つずつしっかり磨き上げる作業が大事かな。

 それにしても日高が食べてたサクランボ、粒デカかったなぁ…。

posted by フラッ太 |15:55 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)

2013年07月27日

良かったの2乗。

 ホーム鳥取戦は3-0の勝利。いぇーい♪(←キャラに似合わん喜び方すんなっての)
 まずは複数得点&完封勝利のミッションクリアで何より。

 イベント仕掛けて勝ったためしがないっていうジンクスを振り払えたのはうれしい。
 だって、もし勝てなかった時に「あだっちぃのせいだ!」と毒づくのってカッコ悪いじゃん。

 勝つべき試合をキッチリ勝つってのは意外と難しく、コンサはなかなかそれができなかった。
 内容は録画を見てからになるけど結果を残せたのは成績面でも興行面でも大きな意味がある。
 一番胸をなで下ろしているのはノノ社長かも…。

 興行面でも成功と失敗はこれからしっかり分析して次に生かす必要はあるが、
 まずは今日の勝利を喜ぼう。…ってクラシック買うの忘れてたーっ!
 そこへフラ母が350ml缶のクラシックをそっと差し出してくれた。フラ母GJ!
 勝利の報告は高らかにやっておくもんである。

posted by フラッ太 |17:38 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

2013年07月26日

そんなの関係ねぇ!

>昨日の代表の試合を観戦中…

 松本戦はコンサの4得点もさることながらソリマチンの策士ぶりに敵ながらあっぱれな試合。
 さて、松本戦を受けて一番注目する点。
 それは敢えてコンサの側ではなく鳥取がどういう策を講じてくるか?にしたい。

 松本戦の前半はコンサが両サイドを制圧。これは鳥取にとっては脅威だろう。3+2ディフェンスで“受けて”守ると前線の枚数が足りなくなるのでボラ2人にプレスをかけて自由にさせないというのが予想される。そこをしっかりつないでかわすことが出来れば勝機は近づく。

 ホーム3連勝中かつ動員大作戦実行中、その上にあだっちぃ召喚と
 やらかし癖のあるコンサには着々とフラグを建てているのが気になるところではある。
 派手なイベント仕掛けた試合で勝ったためしがないってのがどうにもねぇ…。

 とはいえ、松本戦のいいイメージを持ったままプレーオフ圏内に飛び込むためにも
 そんなの関係ねぇ!とばかりにホームで快勝してほしい。
 それも勝っただけのウノゼロではなく複数得点でスカッと勝って選手にも観客にも成功体験が欲しい。ヤスや荒野あたり小島よしおでゴールパフォーマンスやってくんねぇかな…。

 大きくメンバーをいじることはないと思われるが、
 曵地にもチャンスを与えて成功体験を。多くのサポがきっとそう思っているはず。
 それはともかく、相手を侮ることなく自分たちの力を出し切る。そうすれば勝てる力はある。

 勝つぞ!

posted by フラッ太 |17:01 | スチャラカプレビュー | コメント(2) | トラックバック(0)

2013年07月23日

'13第25節VS松本山雅・アフターインプレッション。

>松本は城巡りで酒が飲めるぞ~酒が飲める飲めるぞ~酒が飲めるぞ~♪

 小ネタから入った今回のアフターインプレッション。試合全体の感想としては単純に面白かった。戦前の予想としては相手の長所を消すことに長けた反町監督がどのように財前コンサを封じ込めるか?この組み合わせでしょ!という三上1トップ&ウッチートップ下がどこまでやれるかというのを中心に観た。試合を通じて運動量が落ちなかったのは気温よりも湿度の低さ(38%!)が幸いしたか。暑いけど体が重いとはあまり感じなかったと思われる。

 さて、前半は財前コンサが細かく繋いで両サイドを制圧し、反町松本が真ん中を固めてカウンターという何だか攻守を逆にした去年終盤の石崎コンサVSJ1クラブという様相を呈していたような、いないような…。松本はロングボール&ロングスローで対抗していたが精度が低く前半はほぼコンサペース。ただ、反町監督としては真ん中を固めるのは最初から決めていたと思う。
 セットプレイで試合が動いたが松本の最初のCKには肝を冷やしたぞ。杉山、パンチングするならちゃんとやってくれ。見ていて怖いよ。あれが入っていたらと思うとゾッとする。GKとCBの間を狙うというのはセットプレーからも見て取れた。明らかに弱点だよねぇ。後半すぐにもCBとGKが交錯するとかカンベンしてくれよ…。ホントに曵地じゃダメなのか?

 前半を終わってソリマチンがどう動くか?0-1のスコアは想定内。真ん中を固めるのはプラン通りだったけどサイドであまりにもやられすぎ。サイドに出されるのではなく、サイドに“(仕方なく)出させる”修正を施してくるだろうと踏んだ。3ボランチにしたのはCBの壁だけでなくその前にもう1枚壁を作る。そしてアンカーを置くことでボランチがサイドの守備につくことを明確にする。SBが高い位置をとるということは必然的に裏のスペースが空く。CBが埋めにきたズレを利用して…と妄想したのだが。高い位置で奪えればそれだけ精度は上がるし。

 財前監督もコメントしていたが同点にされても慌てなかったのは大きかったかな。CKからの失点で崩されたわけではないというのもあるのかもしれないが。でも、久しぶりにコンサがポゼッションをしっかり出来ていた試合だった。その原動力はひとつは三上、そしてこれは多分に妄想が入るがカズゥ&宮澤のWボラ。両SBが高い位置を取れたのは前からの守備もあるが、ボランチのSBへのパス供給が上手くいっていたところにあると思う。
 カズゥ&宮澤のWボラは縦への推進力に欠けると感じるのは僕だけではないと思うが、その代わりに両SBが攻撃参加していたので攻め手に欠ける感じはあまりなかった。左サイドはほぼ上原が上がる格好で砂川は中に入ったり流動的に動いていたみたいだけど。でも、砂川のコントロールシュートは決めてほしかったぞ…。
 宮澤も松本が守→攻へと切り替わりそうな局面で顔を出して芽を摘んだり、前に出て遅らせるなど地味に効いていた。必死こいて走らないので余計地味に見えるがその地味さが戦術厨にはたまらなかったりする(苦笑)。この2人だと縦にはあまり強くない代わりに横(サイド)には強い、展開力はあるのかななんて思ったりして。これで縦にも強くなればグッとJ1は近づくがそう甘くはないねぇ。この組み合わせだと前に出るのはほぼカズゥオンリーだし。

 全体的に出来は良い方だったと思う。3点差がついてフェホのロールアウトもとりあえず済んだし。フェホ、けっこう足下に収まりそう?三上・ウッチー・荒野の関係性も良く「最初からこうしておけば…」と内外共に思わせる出来だった。特にウッチーがキレキレでMOMでしょう。敢えて言えば左サイドだが、攻撃だけなら砂川の選択でもいいとは思うが守備がどうなのか。監督の指向もあるだろうけどフツーにヤスでいいと思うんだが…。66分に守備サボったのはもしかして砂川か?だったら交代は納得。
 ただ、最後の失点はいただけない。松本もCKでニアサイドのソンジンをドフリーにする拙い守備があったが、シュートを打たれた多々良がドフリーとか…。点差が空いていたからいいようなものの、相手を“生き返らせる”失点はしてはいけない。去年のウチら、終盤では1点取られただけでもう負けムードだったじゃん。その意味では良い勝ち方ではなかった。一矢報いることすらさせずに諦めさせる、隙を与えずに勝つというのもこれからの戦いでは重要になってくる。引いてはそれが相手へのイメージとなりコンサへの畏怖心につながる。このへん、まだまだ勝負事に対する甘さがある。

 ともあれ、財前コンサはこれだけできるんだ!という試合ではあった。
 このいいイメージをつなげていきたい。

posted by フラッ太 |17:01 | アフターインプレッション | コメント(3) | トラックバック(0)

2013年07月20日

ソリマチンだけには負けたくない!

>完封勝利!とはいかなかったけど、参戦された貴方とハイタッーチ!

 アウェイ松本戦は4-2の勝利。
 わかっているのはスコアと三上が初ゴールってことだけ。三上おめ。純貴はもっと頑張れ。

 松本山雅には好感を持っている。アルウィンっていう立派なスタもあるのでうらやましくもある。
 ただ、ソリマチンは嫌いだ。
 京都戦での講釈を目にした時にはぶっちゃけ憎たらしいと思った。

 それだけ京都のことをよく研究しているから言えるとはわかっていても、勝利の直後で昂揚しているとはいっても、ああまで言い放つのはシャクに障る。ちと古い話だが、ヤンツー時代ジョアン・カルロス時代にコンサのサッカーをギャンブルサッカーとコキ下ろしたこともあるし、今年の初対戦ではホームで逆転負けを食らったしで「コイツだけには負けたくない!」と強く思わせたのがソリマチンだったんである。ソリマチン流の言い回しではあるんだけどね。

 実際に頑張ったのは選手であり財前監督であり、駆けつけたコンササポなのはもちろん承知。
 でも、言ってみたいよね。
 「ギャンブルサッカーと腐したクラブに4失点で負けた気分はどうだい?」って。

 まあ、とりあえず今日はこれからクラシック味わうよ。

※umanamiさんからご指摘を頂いて文面修正しました。ありがとうございます。
 ググったんだからちゃんと裏取っておけよオレ!

posted by フラッ太 |20:41 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)

2013年07月19日

久しぶり!アイウエオ作文大作戦・松本山雅編

 いやあ、今年は戦術厨的に入れ込みすぎてネタ成分がすっかりなくなってしまっていた。
 福岡戦の快勝の後もインチキ漢文作るのすっかり忘れてたくらいだしね。
 初対戦の相手にはネタをブチかますのがお約束。
 松本山雅は今年が初対戦だったんだがすっかり忘れてた。
 だってウチら去年はJ1にいたんですもの、おほほほほ。

 今週末にアウェイで対戦だよなとのんびり構えてたら試合は土曜日。
 というわけで今回もやっつけ気味。いーんだよ、ソリマチンやっつけりゃ済むんだからさ。

 ま……まだ混戦の J2中位
 つ……ついていくには 落とせぬ試合
 も……もう許してよと 言わせるくらい
 と……取っておくれよ 複数ゴール
 や……奴に吠え面 かかせてやるぞ
 ま……マイジョッキはまだ見つからないが
 が……ガッツリ飲ませろ クラシック

 ソリマチンは嫌いだが、前節でも京都をしっかり研究していることが窺えた。
 選手の質の差はともかくとして監督としての経験値は向こうが上であることは否めない。
 当然、こっちの弱点もわかっているはず。ある意味で監督の采配対決でもある。
 熱いサポーターが多く駆けつけるアルウィンでのアウェイゲーム。
 毎試合が大事だけど明日は沈むか生き残るかを大きく左右する試合。

 勝つぞ!
 

posted by フラッ太 |19:40 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)

2013年07月16日

'13第24節VS東京V・アフターインプレッション。

>特定の二人って誰だろうなー(棒)

 スタメン発表時の予想としては
○ウッチー1トップで大丈夫か?ちゃんとボールが収まるのか?
○砂川スタメンで守備は破綻しないか?

 というのがあった。砂川は福岡戦でバックチャージからイエローもらったりしてたし、
 アウェイで暑い中走れる選手、運動量豊富な選手を揃えたほうが良くないか?というのがあったので。

 なるべく情報を遮断しようとしていてもブログのタイトルなどで誰が良くて誰が悪かったなんてのはそれなりに入ってくる。で、杉山がどんなチョンボをやらかしたのかと思ったが、なるほど「そりゃねーわ!」というものだった。ただ、ああしたプレイはヴェルディ戦に限った話ではなく、いったん前に落として取るというのは目にしていたし杉山の癖のような気もする。それでもやってはいけないミスではあるが。羽中田さんの解説が却って悲しかったよ。
 2点目はゴメスがかわされた後にCB2人が西を止められずってことだったので一概に杉山が全て悪いとは言えないかなとは思うけど、優也が飛び出して1点モノを防いだり、上原のシュートを弾き出したりで余計に杉山がダメに見えた。CKで出ても触れない、終了間際もすぐに蹴れないなど「おいおい!」っていうのもあったし、ちょっと擁護できないなあ。次節はソリマチンが相手だし、データがないという点でも曵地を起用した方がいいと思う。

 チーム状態が最悪に近いヴェルディがこれでかなり楽になった。右の森が長い距離を走ってクロスを上げるなどしていたものの、だんだんとこちらがハーフウェイを超えてからプレスに行く省エネサッカーに。それでも荒野が惜しいミドルを放つなど時折いい場面は作れてはいたし、高原が決め切れていない、ヴェルディが受けすぎたこともあってたとえ結果を知っていたといてもこのままウノゼロで行くとは思えなかった。それでも、0-2から1点返したことには意味がある。コンディション的にやや楽になったとはいっても暑いアウェイで90分通して走れた、戦えていた。そうした印象を周囲に強く持たせた試合であったことは良かった。

 さて、ここからは戦術厨の妄想全開コーナー(苦笑)。財前監督の選手起用の癖というか傾向として、決め打ちで選手起用をするというのがあると思う。前節の福岡戦の快勝は三上・荒野の2トップが非常によく機能した。「勝っている時はいじらないほうが…」と少なからずサポが思っていた中でウッチーの1トップにしたのはなぜだろうか?と考えた時に

○ウッチーの起用は最初から決めていた
○三上と荒野では荒野の出来が特に良いと感じていた

 シロートでも三上1トップで2列目はヤス・ウッチー・荒野という“折衷案”は思いつく。そうしなかったのは荒野はサイドではなく真ん中(トップ下)の方が良いと判断したからウッチーを1トップにしたんだと思う。実際、荒野は良かったし、それだけウッチーを信頼しているということ。
 でも、ウッチーはどちらかというとセカンドトップの方がより活きると思うので疑問が残るところではある。信頼という点では砂川もおそらくそうだろう。確かにヴェルディ戦は攻撃面では時折いいボールを出せていたし。守備は上原のサイドが狙われ気味だったので今回は保留。

 ヴェルディ戦は最初に前俊を入れた。2点差になった後なのでFWを入れるのは当然っちゃ当然だけど、ヤスと代えた時にはフォーメーションをどうする気なんだろう?とちょっと気になった。最初は前俊1トップの4-3-2-1にする気かなと思ったのだがどうやら2トップだったようで。
 いずれにしてもこの選手交代だと中央が強くなる代わりにサイドが弱くなる。ヴェルディ相手には特に危険なんじゃないかと思ったんだけど、石神に何度も抜け出され高原にあわやのシーンをけっこう作られた。そのリスクを消化できていたように見えなかったのが不安。選手がわかっていたんであれば余計なお世話だが…。その意味ではよく1-2で済んだとも言える。

 ここ数試合、リードされてからの選手起用が中央に寄る傾向があるのはサイドで張れる選手がいない(特に右サイド)から仕方なくなのか、それとも意図的なものなのか?工藤の起用法からすると後者の可能性が高いと思うのだが…。ヴェルディ戦は両SBが日高と上原で長い距離を走れる選手だったこと、宮澤が1ボラっぽく残って攻守に上手くカバーリングしていたことであまり問題にはならなかったが。イエローは必要経費。仕方ない。

 戦えていただけに勝ち点0に終わったのが実にもったいない試合だった。

posted by フラッ太 |20:58 | アフターインプレッション | コメント(3) | トラックバック(0)

2013年07月14日

いろいろ考えさせられる。

 アウェイ東京V戦は1-2の負け。
 わかっているのは1-2のスコアとコンサのスタメンのみ。

 予想としては、勝てればもちろん最高だけどヴェルディの攻撃陣を完封するのは現状厳しい。
 勝つなら2-1、勝てなくても1-1もしくはスコアレスドローならある意味成功かなと割り切った。
 で、結果は1-2の負け。
 今のところは残念だという気持ちとスコアとしてはあり得るのかなというのが半々。

 試合前、ヴェルディの方が順位が下というのにビックリしていたが勝ち点としてはほぼ同じ。
 だから結果としては素直に受け入れられるんだけど
 息を吹き返した財前コンサとズンドコのヤスヴェルディということを考えると
 どうにもならない相手ではないので本気でJ1を狙うなら勝って弾みをつけたかった試合。
 なかなか思うようにはいかない。残念だ。

 試合を観るのは明日以降になるので、いろいろと考えてみようと思う。
 それにしても、勝ち点3の中に8クラブも(!)いるってJ2の戦国ぶりはハンパないな。
 6位の福岡から15位の横浜FCまで勝ち点差はたったの6。順位は考えるだけムダかも…。

posted by フラッ太 |22:40 | 試合後の印象 | コメント(10) | トラックバック(0)

2013年07月12日

今年もやります!弾丸ツアー!

 東京・札幌弾丸ツアー2013 ~事はすべてエレガントに~

 いきなりツアータイトルから入っちゃいました。おすましは例年代表ウィークと重なることが多いので9月の1週目あたりと踏んでいたけど、今年のおすましは9月15日が千秋楽。アウェイ栃木戦とカブることになった。どっちみちおすましとのハシゴは不可能なのでその意味ではあまり問題はないが(おすましについては公式HP参照)。ツアーの日程は

 9月13日(金)札幌移動、練習見学
 9月14日(土)東京移動、(一応)アキバ探検
 9月15日(日)おすまし千秋楽

 こんな感じ。今年はシフトの都合上月曜日に休みが取れず、ツアーは非常にコンパクト&タイトな日程に。金曜日は例によって弾丸移動、月曜日は朝イチで移動して午後から仕事。去年は大相撲秋場所と重なっていたけど今年は15日が初日。うまくいかんもんだねぇ…。

 完全にプライベートな話なので別にどーでもいいじゃねーかっちゃそれまでなんだけど、一応、毎年の公式行事として位置づけているもんで(苦笑)。形から入ろうと毎年ツアータイトルを決めているけど、今年のテーマは「余裕ある大人の旅をサラリと行う」ことを目標とした。毎年何だかんだアクシデントに見舞われるのはいい加減卒業しようではないか、と。要するに

 絶 対 に 珍 道 中 に は し な い ぞ ?

 という意思表明みたいなもの。別にネタ提供するためにツアーやってるワケじゃないので。

 去年のような盛大な迷子はもうこりごり。つーか、今年は日程が短いので自然と選択肢が限られてくるし、キチッと行程を組まないとえらい目に遭うのが確実だからというのも背景にある。buono buonoは…行ければいいけど状況次第かな。誰かと会うことができれば良し、気ままな一人旅もまた良し。

 …札幌第一ホテルはもしかしてスポンサー降りたのかな?

 

posted by フラッ太 |16:52 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2013年07月09日

'13第23節VSアビスパ福岡・アフターインプレッション。~三上×荒野の可能性~

 仕事前にスタメンだけチェックして立てた予想としては、

○左サイドの守備が怖すぎる。松本が狙われるのは明らかでこちらはほぼ福岡に制圧されそう
○ゲームメイクは誰がするんだ?砂川に集めようとするのを狙われるんじゃないか?
 宮澤がパス出し役ならゴメスと荒野がよほど頑張らないと苦戦は必至。
 荒野と宮澤が上手くポジションチェンジしてくれればあるいは…。
○ウッチーとカズゥがいないセンターライン。果たして三上にポスト役が務まるか?
 宮澤の1トップよりはマシだろうけど、望みがあるならここか。

 いずれにしても、宮澤以外の前線5人(ボラ含む)が動き回らないと勝負にならない、福岡のハードプレスをかいくぐるには運動量で上回るしか手がない…と戦術厨なりに考えてはみた。だから群馬戦や徳島戦の出来からすれば砂川のスタメンはないとも思った。いっそバクチ打つなら左SHは神田にして、ボール持たせたらひたすら勝負させるくらいやっても…とも思った。
 で、結果としては三上が見事にポスト役をこなしただけでなく、荒野が2ゴール。特に2点目は出色。宮澤に続く変態の素養を持っているとは思っていたが、あのゴールはまさに変態の片鱗を見せてくれた。倒れなかったボディバランスもさることながらあの体勢からアウトサイドでチョンとシュートが出来るのが変態(←くれぐれも言っておくが変態は褒め言葉である)。文句なくMOMで、サッカー雑誌風の評価点でも7.0くらいつけてもいいように思う。

 カギとなったのは解説の曽田が言うところの距離感。

 福岡は出場停止の石津に代わってオズマールがスタメン。ロングボール主体で攻撃するというのは1つの手としてアリだけど、オズマールにボールを預けようとしてもコンサが厳しく応対してなかなかキープできず、周りの選手の距離が遠くセカンドボールも拾えずで攻撃の形が作れない。もともとの距離“間”がコンサと違って広くなっていた。
 松本がアシストした際も2人いるのに誰もアタックに行ってないために余裕で出させてしまった。オズマールに集めることでコンサの右サイドに偏った攻撃になったことと、人のいるところにボールを出すことが多くなり、ロングボール作戦は結果としては失敗。点差にかかわらず後半開始時にオズマールを交代させたのは当然だろう。
 ただ、開始早々の奈良のルーズな処理はいただけない。上原が掻き出してくれたおかげでCKで済んだが、ああいうプレーがスタメンの座を遠くしているのでは?杉山との呼吸も未だに合っていないように見える。徳島戦で松本がPKを与える遠因にもなっているし、個人的には杉山にイマイチ信頼が置けないでいる。

 対照的にコンサは三上も荒野も個々で良かったけど、この2人が常に近い距離を保っていたことで互いの良さをいっそう引き出せたというのが率直な感想。互いにやりたいことがわかっているというのももちろん大きかっただろうけど。純貴とウッチーにはそうした近い距離での連係が今まであまり感じられなかったのでインパクトは相当デカかったのでは。
 これが例えば三上とウッチー、純貴と荒野の組み合わせで同じレベルのプレーが出来るかというのは個人的にはちょっと疑問。時間をかければそうなる可能性はあるだろうが、三上と荒野のいわゆる“ニコイチ”だからこそ可能だったのではという思いが今のところは強い。ただ、それを差し引いても三上のポストワークはほぼ満点。シュートを打つ積極性もあったし十分及第点以上。

 中盤ではまずボランチの2人、特にゴメスに注目。曽田の解説では上手く縦関係が出来ているとしていたが、このへんがカズゥと宮澤で組んだ場合の違いなのかな、と。ボールは持てるけどイマイチ真ん中の厚みに欠ける感じがしたのはカズゥと宮澤(or深井)だと横関係になることが多く、相手もカズゥには厳しく行っても宮澤にはゾーンで応対して穴を空けないという守備になる場合が多いのではと妄想する。
 ゴメスが前とのニコイチになったのは監督としても想定内のはず。ただ、宮澤とゴメスのコンビも今までとは違うものを感じさせたし、後半戦に向けてのラッキーボーイになりうる余地は十分あると思う。福岡戦は荒野と三上に美味しいところを根こそぎ持ってかれちゃったけど(笑)。
 不安だった左サイドはヤスが左のSHに回っていたのでだいぶ助かった感じ。1ゴール1アシストの攻撃面はもちろんのこと、守備面での貢献も非常に大きかった。終盤まで足が止まらず常に効いていたヤスはスタメン起用が当然であり軸にすべき選手。

 終始コンサがポゼッションで圧倒したワケじゃないけど、厳しい守備で福岡にリズムを作らせず、コンサは近い距離感を維持して決め時を逃さなかったのが前半の45分という印象。後半すぐの福岡の攻勢も慌てず受け止めて動揺せずに集中力を維持した。もしかして、松本のところをネチネチ攻めることはない(スピードでブッチ切ったりドリブルで切り裂く選手がいない)と見切っていたとか?だとしたらこれはもうスカウティングの勝利。
 終了間際に2点取り損ねたのはアレだが、福岡にはほとんどPAに入らせず(福岡が焦りからか早めにシュートを打ってきたのもあるが)、完封して当然の試合をちゃんと無失点で締められたのは良かった。強いコンサというよりはむしろ久々に安心して観られる試合だった。優・良・可でいえば良は間違いなくつけられる。優にしてもいいんだけど、トドメは刺せた試合だし限りなく近い良ってことにしといたほうがいいのかな。もっともっと質を高めないとJ1では戦えないしね。

 それでも、勝ち点は別にして今までの失態や沈滞ムードを払拭するには十分の試合。
 違いを見せることが出来たのは後半戦を戦う上でも非常に価値が高く内容のある勝利だった。
 いやあ、いろんな意味でひとり土下座まつりだったわ…(苦笑)。
 

posted by フラッ太 |18:55 | アフターインプレッション | コメント(2) | トラックバック(0)