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2015年07月26日

体力勝負と知力勝負。

>こりゃ、下に怯えながらの戦いも覚悟せにゃならんかもな…

 7月の6試合で勝ち点がたったの2と正に大ブレーキ。失速以外の何者でもない。
 ホームで7戦勝利無し&3連敗。これでJ1目指しますとかお笑い種でしかないっての(怒)。

 ホーム愛媛戦は0-1の負け。
 今日の試合のチケットを買った人がいたのを知っていたため余計に切ない。遠路足運んだのに…。
 スコアレスドローはフツーにあると思ったが、サポーターズブログに並ぶタイトルからして
 同じような内容で同じように負けたんだろうなあ、と。

 最初は「魔法はない。」というタイトルにしようと思った。
 あまりにも準備期間が足りないし、やれることが限られているから
 せいぜいマイナーチェンジを2,3カ所くらいだろうなとは思っていた。
 だからどうしたって相手の読みを外すようなことにはなかなかならない。

 劇的な効果を期待しすぎると泣きを見る、でも何でもいいから勝ってくれ。
 で、この結果。そうそう甘くないよね。木山さんも理論派だからなあ。

 んで、↑のタイトル。もしかしたらピンと来た方がいるかもしれないが、
 J1とJ2の違いをざっくり表すとこんな感じになるのかな、と。
 ぶっちゃけ、J2は走り負けた方が負けるっていう馬力勝負のリーグで
 J1は走力や体力をいかに効率よくゴールに結びつけるかという効率勝負、知力勝負。

 たまにゃヘボ審判やバーポストさんといった時の運に左右されることもあるけど
 知力・体力・時の運のうち半分以上を体力が占めるのがJ2なんじゃないかと。
 まあ、全くの妄想だからどこまで正解かなんてわかんないけど
 ドームで走り負けているようじゃ話にならないでしょ?

 終わったことは終わったこととして反省も検証も必要だけど、
 ポジティブに切り替えるなら四方田さんが思いきって自分のやり方に移行できる、
 見切りをつけるきっかけにはなったのかな、と。それでも絶対的に時間が足りないから
 どう優先順位をつけて結果に結びつけるかはかなり難しいことに変わりはないけどね。

 と思ったら、次節から2戦は酷暑のアウェイ連戦。
 …とてもじゃないが、早く来い来い次の試合とは恐ろしくて言えんわ(汗)。
 罰ゲームは…とか考えたくねぇ。マジでシャレにならなくなりそうだから。
 

posted by フラッ太 |23:55 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

2015年07月23日

どうでもよくなってきた。

>試合(録画)を見ない方が幸せと思えるのは果たしていいのか悪いのか…

 アウェイ北九州戦は1-1のドロー。

 試合を見ていた方は痛恨のドローと感じていると思うが、
 僕はそうでもなくて「ああ、やっぱりね…」という割合のほうが大きくて。

 勝敗予想としては0-0が30%、0-1が20%、1-1が20%、1-0が20%。
 選手のコンディション、精神状態、監督の指向、アウェイでかつピッチも良くない。
 とてもじゃないが複数得点獲れる気がしねぇ、
 1点がものすごく重い試合で先取点取った方が9割勝つと踏んだ。
 それでその9割になれないってんだからもう笑うしかないというか、ある意味で期待を裏切らないというか…。

 んで、最後の最後で追いつかれてドロー。予想は半分当たって半分ハズレといったところ。
 つい最近まで試合ごとに順位表を見ていたんだが、どうでもよくなっちゃって。
 だってさ、ダンゴっぷりがハンパないもの。

 大宮はもう独走態勢、磐田とは勝ち点差が既に12で自動昇格は事実上無理。3位のセレッソまでは勝ち点差6だけど、下の勝ち点差6以内には15位の讃岐まで(!)入る。プレーオフに届くかどうかくらいにのんびり構えていたほうがいいよもう、奇跡が起こってJ1に行けたとしても最下位予想の大本命だぜってなもんで。

 何て言えばいいんだろう、すっかりJ2に染まっちゃったなあって感じなのかな?
 J1を目指すチームであれば突き放せるだろうし、突き放せなきゃいけないし、
 それができないから今があるわけで。
 だから、あとちょっとで…っていう意識はあんまりなくて
 追いつかれたのが最後の最後だったってだけ、みたいな。

 石崎コンサの2年目とかなりカブると思っているのはオレだけじゃないだろうが、
 1周回って「もう、目一杯苦しもうぜ!」ってなもんで。
 ただ、あのときと違って戦力があるだけに自分も周りもそうそう我慢し続けられる気がしないんだよなあ…。
 このままだと頑張れの前に「せいぜい」がつきそうで…辛い。

posted by フラッ太 |13:05 | 試合後の印象 | コメント(9) | トラックバック(0)

2015年07月21日

コンサと讃岐と金沢と。

 讃岐相手にスコアレスドローはまあ普通にあるだろうなとは思っていた。だが、ウノゼロ負けってのはちょっとショックが大きい。つーか、讃岐相手にホームでこれはないだろ、と。讃岐をディスるってんじゃなくて、こうしたチーム相手に勝てないようではJ1昇格、残留など夢のまた夢。

 讃岐というチームのイメージは“ザ・J2"。
 負けないというアプローチで手堅い補強やチーム作りをしている。そんなイメージ。
 「とにかくJ3降格だけはイヤだ!」というのがあるからそれは理にかなっているし、
 補強に関しても必要最低限で、見つからなければJ1から借りてくるといった現実的な手法。
 中長期的なビジョンももちろん大事だけどまずは今年1年が大事。
 J2はこうしたチーム作り、クラブ運営や経営をするのが多数派と言っていいと思う。

 ボランチ(アンカー)に秋葉、CBにチャ・ヨンファンとピンポイントに補強して、
 監督の戦術や選手が献身的に走りきることで今最大限の成功を収めているのが金沢。
 そうそう連敗はしないだろうけど、でもJ1昇格となるとライセンス云々抜きにしても話は別だと思う。

 負けない戦い方は三浦コンサが既に歩んできた道。1年で昇格までこぎ着けたけど、ダヴィを封じられたら極端に攻め手が少なくなった。石崎コンサも3年かけてJ1に上がったけど、点が取れない以前に頼みとした守備が全く通用せず、記録に残る弱さで叩き落とされてしまった。

 「負けない」だけでは通用しないってのはコンサが一番わかっているはずなのだ。

 それに、選手構成からいっても育てる・探す・借りるのうち(探すと借りるは重なる部分も多いけどとりあえず分けておく)、大抵のJ2クラブは探すに主眼を置くが、コンサは育てるの割合が一番大きい。それは探そうにも人がいない、大盤振る舞いして何人も引っ張ってくる強引な手法はもう使えない、だから自然と導き出される結論だし、中長期的な観点からすれば育てることが王道とは言わないまでも正攻法であるはず。セレッソは言うに及ばず、強いクラブはきちんと育成をしているのも事実だし。

 んじゃ、どうして不満が出てくるのか?
 それは負けないだけでなく勝つ戦力がある(と少なくてもサポは思っている)のに、
 金沢のように戦力を使い切れている、全力を出しきっていると思えないからだろう。

 大宮やセレッソに連敗したのは戦力差から言ってもある意味割り切れるが、讃岐に完封負けしたのはそれとは意味合いが違う。確かに長いシーズンでうまく行かない時期はある。でも、調子の波を小さくしないと上には行けないし、上がった後でも残留できない。正直、選手たちはしんどいと思う。でも、サポは支えにはなれても助けることはできない。代わりにピッチに立てるワケじゃないしね。だからといって無遠慮に罵声を投げつけりゃいいってもんでもないけどさ。

 明日の北九州戦、何が何でも勝たないとこのままズルズル行きかねない。
 勝つために最大限の努力をと切に願う。

posted by フラッ太 |15:35 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)

2015年07月18日

上回れない。

>まあ、今日は問答無用でブーイングだろうな…

 ホーム讃岐戦は0-1の負け。
 何もセレモニークラッシャーぶりを自らに向けんでもよかろうに…。
 最近スカパーのアンテナの状態が悪くてセレッソ戦もきちんと録画できてない(泣)。

 観る側の心理ってのは勝手なもので、
 同じやり方を続けていてもそれで勝てているときはブレないとか一貫性があると賞賛するけど
 結果が出ないときはワンパターンだ、引き出しが足りないってな具合になってしまう。
 動いて勝てているときは柔軟性があるとなるけど負け始めるといじりすぎとなる。

 が、それを差し引いてもなお行き詰まってる感じがものすごくある中で
 ノーゴール負けってのはかなりの重症だろう。
 前節で都倉が決めたってのが悪い方に作用した可能性はかなり高いとみるが…。

 早いものでJ2ももう一回りを過ぎた。
 この段階になるとお互いにスカウティングも出揃ってやりたいことの殺し合いになるから
 それを上回ろうとするとなかなか大変なのだろうなあという想像はつく。
 特に今年のコンサはシステム固定で選手交代もほとんど同ポジションでの交代だから
 変化をつけようとするとどうしても選手の能力に依存してしまう面がある。

 思うに、讃岐側は大宮戦でのコンサの2ゴールからきちんと対策を練ってきたのでは?

 特に前寛のヘディングゴールは要注意と感じたと思う。大宮のミスと言えばミスなんだけどサイドからの仕掛けにDFラインがボールウォッチャーになったところを前寛が見逃さずスペースに飛び込んでのゴールだったから、「(ゾーンに)入ってくる選手は必ず捕まえておけ!」くらいの修正は施してきただろう。当然、宮澤にも警戒を強めただろうし…。

 シロート考えでもブロックを低く敷かれてしまうと内村の強みはけっこう消される。
 都倉には当然厳しくマークがつく…といいだけ良さを消されてしまえばゴールは遠くなる。
 ケガ人が多いってのは今さらだが、変化をつけたくてもつけられないでいる。
 相手の思惑を上回れないでいるように思えてならない。
 システムまでいじると余計に混乱するからと敢えて固定している気がしないでもないが、
 ちと組織にこだわりすぎな嫌いはあるよねぇ。守備戦術を崩したくないからと妄想するのだが真相はいかに?

 …補強で何とかするしかないのかねぇ?

posted by フラッ太 |18:45 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2015年07月18日

悔いを残さぬために。

>めろんさん、今日も感謝です

○榊翔太選手SVホルン(オーストリア3部)完全移籍のお知らせ
○砂川誠選手FC岐阜へ期限付き移籍のお知らせ

 榊の移籍に関して「二度と帰ってくるな!」とタイトルを付けようかと思ったが、いくらタイトルで釣るにしてもやりすぎだろうと自重した。念のために言っておくが、もちろん罵る意味では決してなくて、日本に帰ってくるときは故郷に錦を飾るとき、凱旋帰国以外は認めんっ!という激励の意味である。
 古田のエア移籍騒動はあったものの、榊はトライアウトにも合格し晴れて欧州移籍を果たした。文字通り「北海道と共に世界へ」を実現したわけだが、ひと言に欧州移籍といっても広い欧州サッカー界の片隅に足を踏み入れたという“はじめの一歩”。本人が一番覚悟を決めているだろうが、ここからが始まりであり大変な道のり。
 だが、ヘンに意識することなく1人のプロサッカー選手としてまっさらな気持ちで挑んで欲しい。使ってくれなかった監督を見返してやる!とかケチな了見は持つな、と。這い上がれなんて悲壮感漂うことは言わない。ホルンの街を愛し、クラブと共に正々堂々成り上がれ。いつの日かメジャーな舞台に立てたときにコンサの名前を出してくれたらそれで十分だからさ。

 砂川の移籍に関しては「ああ、そうか…」という気持ち。砂川ほどのキャリアを積んだ選手であればいろいろと“先が見える”ようになる。その時にいち選手としてやりきりたいという思いがあれば移籍の道を選ぶのはごく自然なことであり、それ以外に移籍の理由はないよなあというのが率直な感想。
 コンサの栄枯盛衰を共に経験してきた選手であり、歴代の選手の中でも間違いなくレジェンドと言っていい存在。だからこそクラブ側も手放すことはしたくなかったはず。セカンドキャリアの道筋も用意していただろうし…。レンタル移籍というのが妥協点なのかどうかはちょっと測りかねるけど、クラブ側も大人の決断をしたってのはちと上から目線かな。

 でも、砂川の移籍ってのは何かこうぽっかりと穴が開いてしまったような気がするよなあ。
 やだやだ!ってワケじゃないけど、日を追う事に喪失感が滲んでくるような…。

 で、だ。

 2人の移籍に関しては今在籍する選手たちも思うところはあるだろうけど、だったら結果で示せ!と。岐阜は現在得失点差でビリとストレートでJ3降格の危機にある。なりふり構わず砂川にオファーしてきたわけで、それだけ岐阜も必死なんだよ。大宮とセレッソにガツンとやられてしまったけど、やられっぱなしで終われるものか。2位磐田との勝ち点差は10。もうこれ以上離されるわけにはいかない。2人の移籍が霞むような活躍と成績。それこそが餞となるのだから。

posted by フラッ太 |00:00 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年07月12日

C大阪戦の展望。

>そうか、上原がいたか…

 アウェイでのC大阪戦。問題となるのは相手の力よりも暑さ。
 昨日は札幌も30度まで気温が上がったが、本州の暑さは湿度が加わるので
 暑さ対策は正直気休めになるかどうかといったところ。

 大宮戦での敗戦はかなりショックで心配な要素が2つ。
 ドームでも後半の早い段階でガス欠になってしまったのに暑い大阪でハードプレスができるのか?
 上里が機能しなかったにもかかわらず、それでも交代カードとして使うのか?

 向こうは能力の高い選手が多いからプレスで対抗したいが、それでもかいくぐってきそう。
 体力温存で5-4-1でブロック敷いて前半は0-0でもいいと割り切ってしまうのか?
 相手云々より自分たちのゲームプラン、ペース配分に悩まされる予感。

 交代カードの切り方も稲本は連戦を考えて時間限定(あるいは前半だけ?)でまず1枚。
 1トップ同士で1枚、あとはシャドーのどちらか1枚を下げて小野でほぼ堅いと思う。

 勝負かけるなら都倉と内村は同時起用して欲しいってのもあるんだが、大宮戦で役に立てなかった上里をそのままボラに…ってのはすごく怖い。ゴメスをボラに回して上原INとかギャンブルできるかなあ?ぶっつけでそこまでやれないと思うし、そうならない展開にして欲しいんだが。ちなみに、稲本と小野が同時にピッチに立つことはまずないと思っている。小野はここまで双方の運動量が落ちるタイミングでの切り札的起用だし…。

 まあ、戦術厨の妄想なんで当たるとも思えんが、勝つなら前半のうちに先取点を獲れるかどうかだと思う。ヘタにペース配分とか考えるよりは前半イケイケで攻めた方が突破口を見いだせる、勢いで押し切るくらいで臨んだ方がいいような。

 大宮戦の前半の出来栄えをポジティブにとらえて
 攻めるサッカー、受けに回らないサッカーで勝ち点3をもぎ取ってほしい。

posted by フラッ太 |09:05 | スチャラカプレビュー | コメント(4) | トラックバック(0)

2015年07月11日

“悪夢”から。

>コンアシのわかりっぷりに泣いた

 アウェイでの大宮戦は泉澤と古田のマッチアップで大苦戦を強いられた。泉澤が出られるかどうかと思ったら家長がいたでござる、J1勢ですら止めるのが難しい家長相手ではどう考えてもサイドの攻防が苦しい、勝つならウノゼロ、ギリギリ頑張って2-1くらいか。

 分け:負け:勝ちが3-5-2もしくは3-6-1くらいだろうと踏んではいたので負けたことを受け入れることはそう難しくなかったんだけど、負け方がなあ…。最近忙しくて録画を観る余裕が全くないのでコンアシ頼みになってしまっているんだけど、コンアシのダイジェストだけでも悔しさが募る。せっかく古田がゴールという結果を出して2点のリードがありながら逆転負けって…。思わず「古田、そこは自分で行かなきゃ!」とTVに向かって叫んじゃったよ。

 よりによって、なんで深井さんが負傷交代なんだよ!

 もうフットボールの世界に神様はいない、いるんだったらこんな仕打ちをする神様をぶん殴ってやらないと気が済まない、もし女神だったら○○してやる!と敗戦以上に深井さんのケガで果てしなく意気消沈。コンアシのおかげでポジとネガの比率が20:80から40:60にはなったけどね。

 '12コンサの川崎戦を思い起こさせる正に悪夢と言っていい負け。

 大宮は“そういう相手”だし、大宮レベルの相手に五分以上に渡り合わなければJ1でも返り討ちに遭うのがオチ。めろんさんの情報によると前半の時間帯をもっと多くできればとノノ社長はコメントしていたようで。このあたりもフラッシュバックする理由なんだが、J1クラブ(といっても実際は今大宮はJ2だけど)との力の差を見せつけられたなあという思いが強い。サブの選手層を含めた戦力差だったり、試合は90分あるんだぜっていう経験だったりある種の余裕だったり…。今年だと湘南VS浦和のような感じかな。

 失点が最も少ない大宮相手に前半で2点リードできたことをポジるか、
 ホームで2点差をひっくり返されて負けたことをネガるか。
 …やっぱネガのほうが勝つかなあ。それだけ負けた現実が重い。

 まああれだ、この負けは少なくとも自動昇格を目指すクラブのそれではないわけで。いろんな意味においてしんどい負けにはなったけどさ、まだ半分なんだもん。ここからは1試合の重みが加速度的に増していく。深井さんの離脱は確かに痛い。だけど試合は待ってくれないし、待ってました!と野心を持った選手がいていいし、クラブ全体で戦い抜くことができなければダメだとも思うし。

 セレッソは前プレが機能すれば五分に戦えるとは思う。その前にアウェイの暑さとの戦いに勝たなきゃならないけど、これはもう宿命。勢いと賢さをどうバランスさせるかという難題にどう挑むかがこれからの連戦のテーマかな。ターンオーバーも必要になってくるし、選手のアピールももちろん大事。

 さて、どうなりますか。
 
 

posted by フラッ太 |13:00 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年07月05日

おたく、やる気あんの?

 …と言われてしまいそうな今日のスタメン。
 都倉と稲本が欠場&サブにはFWが1人もいない。早くも動けるメンツを総動員というニオイが。

 ここからの過密日程は否応なしにターンオーバーややりくりをする必要に迫られる。とはいえ都倉と稲本は換えの効く選手がいない、やっと深井さんが戻ってきたとはいえ無理使いはしたくない。なので、稲本も都倉も有給で強制的に休みになるまではたぶん使い続けるんだろうなと思っていた。稲本も騙し騙しスタメン起用していたものの都倉と共にとうとう離脱。もっとも、バルさんにとって抜けられると一番困るのは宮澤と察するが…。

 監督が“壊した”と批判されてもおかしくない状況ではあったが、逆に考えればここからチームの総合力、底力が問われるし、出番がなかった選手に奮起して欲しい状況だったのが今日の試合。力関係からして今日の横浜FC戦を勝った上で大宮・C大阪といったアブラっこいところに挑みたかったと思うが、残念ながらそれは叶わなかった。

 今日の試合に限って言えば、北九州戦から続くセットプレイからの失点で負けるのだけはイヤだ。都倉がいないぶんだけCKの守備はさらにつらくなるし。ピッチコンディションも良くないだろうからキレイなサッカーで勝つのは難しいんだろうなという予想はなんとなくしていた。前俊のセンターフォワードを見たかったけどコンディション以前にナザリト以上に今の戦術に合わんやろうし…。

 負けないんじゃなくて、勝ててない。

 それは大分戦からサポの側でも認識できていたんだから選手や監督だってわかっているはず。
 実際、大宮と磐田は勝って勝ち点差を広げているし、
 周りで勝ったのは千葉だけだからたまたま周りもドローで救われたというだけのこと。
 それこそがJ2の難しさであり恐ろしさでもあるんだが…。

 改めて順位表を見る。10引き分けは徳島と並んで最多タイ。負け数3は大宮と共に最小。
 失点16はとりあえず合格点と言えそうだけど得点24はあまりにも物足りない。
 コンサより上位は軒並み得点30以上で金沢でさえ28ある。
 だが、決定機自体は作れていてあとは決めるだけというシーンばかりだからややこしい。

 前のほうのメンツはそこそこ揃っているし、小野も戻ってきた。
 カギは小野が握っていると思うが、何かしらの“変化”をつけないと息切れしそうで怖い。
 戦術都倉と感じるほどにカッチリと型にはまっただけではJ2ですら勝ち抜けない。
 閉塞感を打ち破れるかが後半戦のスタートダッシュのポイントとみる。

 戦術厨としては「そこで4-1-2-3ですよ!」と言いたいんだが、
 ゴメスをどこで使うんだとか、4バックで河合のCBは怖すぎるとか、そもそも小山内出しちゃったし…とか
 ネガが多すぎて無理だよねっていう結論になってしまうんだけどね。

 ひとつ言えるのは、我慢のしどころと言っていられる時間はそう多くないということ。
 サブ組の奮起を望む。でも、福森のような“隠しキャラ”を入手できんもんかのぅ…。

posted by フラッ太 |00:10 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)