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2019年09月30日

なんてことするんだ清水!

>…と言いつつ、中身は意外とディープだったりする

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。…って、何ですかこのあからさまなタイトルは?
黒:清水は鬼だよな、何もあんなに湘南をボコボコにせんでもええやないか!
赤:あのぅ…。
黒:ウチらだって湘南に厚別で2点返されたのに清水ときたら血も涙もねぇよな!
赤:あのですね…
黒:はい!ここで問題!この後オレが言われるのは何でしょう?
  ①お前が言うな!
  ⓶清水はこれで残留争い一歩抜けたかな?
  ⓷清水はそれでも得失点差マイナス19
赤:どうせ答えは④の浦和、骨折り損の勝ち点1でしょ?
黒:ざんねーん。正解は⑤のの守備ザルすぎwwwです。
赤:こら!
黒:…とまあ、イジるのはこれくらいにしてだ。
  清水はうちらの対戦時にいなかったエウシーニョが効きまくりだったよな。
赤:2ゴールの大活躍ですもんねぇ。
黒:浅いっ!クラッキーが「外か?中か?」と実況していた1点目の連動した崩しこそ重要だ。
赤:(自分で振っといてコイツは…)そういや、やべっちでやってましたね。
黒:きれいなワンツーをお膳立てしたのが左SB松原の上がり。
  湘南の守備が外に意識が向いた隙を衝いてのワンツー。お見事だった。
赤:アシストは西澤でしたっけ?西澤も大活躍でしたから清水の救世主になりそうですね!
黒:どうせ来季は鹿島にいるけどな。
赤:つ 断定口調で言うのやめてくださいね。清水サポに怒られるので。
黒:お見事と言えば進藤の流し込みゴールもだな。
赤:話、バラバラやな!
黒:全くもってバラバラではないぞ?エウシーニョのゴールは前フリだとなぜわからん?
赤:そうやってエラそうに言ってのけるほうがわからんわ…。
黒:進藤のゴールも約束事をしっかり守った上でのゴールだぞ?
  順を追って説明しよう。ミシャ式が攻撃時には5トップになるのはわかるな?
赤:ピッチの横幅いっぱい使って5人並ぶってやつですよね?
黒:5レーンってのもそうだな。ピッチを縦に5つに分けて1人ずつ配置するアレだ。
赤:それがなぜ進藤のゴールと関係があるんですか?
黒:いい質問ですね!あれは進藤があそこに入るのが約束事だからだ。
  ダイジェストで確認しよう。宮澤がチャナに入れたボールはレオ・シルバに潰されたが、
  そのあとルーカス→白井の時点で左の2レーンには菅とアンロペが、右には白井がいる。
赤:進藤は…中に入ってきていますね。
黒:ルーカスがこぼれ球を回収していたからその代わりと考えればいいだろう。
  で、空いていた2つのレーンのうち進藤は真ん中のレーンに入った。
  これを見てチャナは進藤とクロスする動きで進藤の隣のレーンに入ろうとした。
赤:そこから白井のクロスをチャナがスルーしてのゴールですが…。
  これってチャナは進藤が後ろにいるのがわかっててスルーしてるんですよね?
黒:もちろん。クロスしてレーンに入るときに確認しているからこそだ。
  もっとも、単にクロスするだけなら守備側の受け渡しはそんなに難しくない。
  実際、チャナに入りそうになった時には犬飼が応対しているだろ?
赤:(ダイジェストを観て)…本当だ。
黒:そこへスルーされたことで進藤への対応が完全に遅れた。
  ブエノが行った時には進藤は既にシュート体制で流し込むだけ。
赤:チャナの動きにつられて一瞬マークが外れたんですねぇ。…確かにつながってる。
黒:人はいるけど肝心な時につけずに潰せてないカカシ状態。ガンバの三浦かっ!
赤:…そこ行きます?
黒:大阪ダービーでブルーノ・メンデスについてたのって三浦だよな?違うかもしれんが
  フツーにヘディングさせてたあのザルぶりじゃいないも同然だぜ。
赤:でも、来ていることはわかってますよね?
黒:それ以前に最少失点のセレッソ相手に
  開始10分で2失点とか選手個人の問題じゃないだろ?あのザルぶりは。
赤:両CBは共に代表経験者ですからねぇ。
  でもスサエタは相当スゴそうですし、遠藤を中心に修正されると厄介かも。
黒:ロティーナのセレッソはかつてのスペインサッカーのイメージとは真逆でとにかく堅い。
  まさかセレッソが4-4-2だからこっちも…なんてこたぁないと思うが。
赤:ミシャ式に合わせるために5バックにしてきたらそれはそれでイヤですけどね。
黒:次節からカップ戦含めてガンバと3連戦なわけだが、
  選手個々の能力は高いし、正直あのまんまの状態で眠っていてほしいわ…。


 コメントレスのためにネタ作ってたらなぜかいつもとは逆でマジな方向に進んだ(汗)。
 進藤がCB(≒守備の人)という先入観をなくせば5人で4人を崩すという
 戦術そのものにブレがなくて本職であるかどうかに関係なく適正なポジションにいる。
 そう考えると戦術がしっかり浸透していてキッチリとデザインされたゴールだと思うのはオレだけ?

 …というわけで、コメントへのレスはもうしばらくお待ちの程をm(_ _)m。
  

posted by フラッ太 |19:20 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2019年09月28日

悔しい!orギリギリ?

>「もうこれは、奇跡とは言わせない!」が実感こもってたなあ…。

 アウェイ鹿島戦は1-1のドロー。

 ここ数日、浦和がやたら気になっちゃってて浦議のテキスト速報を追いかけていた。
 前半終了時にJ公式をチェックすると1-0のリード。「今度こそ行けるか?」と思ったんだが…。

 ネット巡りをした感じでは前半はコンサのペース、後半は鹿島の試合といった感じか。
 鹿島は「ジェイと武蔵抜きのさっぽこ如きにホームで分けとは何事だ!」という心境だろう。
 ではコンサはどうか?今日の勝ち点1でどこまで悔しさがあるのかが重要だと思う。

 鹿島は過密日程、コンサはジェイと武蔵が出場停止。条件はそんなに変わらないと思う。
 ミシャコンサになってからは鹿島相手でも勝ち負けにまで持ってくることができた。
 これは進歩ととらえていいと思う。

 前半45分できたことが後半はできなかった。これをどう考えるか?
 コップの水じゃないけど、上に行くためにはここをもっとシビアに考えられるかだと思う。
 もちろん鹿島はコンサよりも地力は上で、あまりにも前半やられすぎたために
 後半しっかりと修正してきたからこその試合展開になったというのはある。

 進歩はしている。だが、まだまだ。

 ACLは流石に…って感じなのでタイトルが欲しい。そんな欲が出てくるんだから幸せだよ。
 だって、同じアウェイゲームでの勝ち点1でも
 コンサの勝ち点1と浦和の勝ち点1じゃ意味合いが全然違うもの。
 浦和、よく追い付けたよ。杉本もよくPK決めた。負けてたらガチで崩壊の危機だったし…。

posted by フラッ太 |20:00 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2019年09月26日

城後と宮澤、千葉と福岡。

 浦和サポの今の心境とかけて環境大臣ととく。そのココロは…
 「あのザマで信じろ(進次郎)ってのは無理あるやろ!」

 …とローブローなツカミを1つ入れたところで(←ローブローは反則やろ!)。

 確か、先日のB型会で話した気がするけど、拠り所になる存在ってクラブに必要だと思う。欧州のメガクラブでは選手が傭兵化し巨額マネーが飛び交うようになった。これからを担ってもらおうと思っている選手も今や海外クラブに目をつけられ鹿島ですら放出せざるを得なくなっているのでクラブの生え抜き、いわゆるバンディエラという存在が絶滅危惧種になりつつあるけど、そんな環境にあってもクラブの象徴と言える選手は存在する。

 コンサでいえば昔はソダンで今は宮澤だが、コンサ以外で忘れてはならない選手がいる。
 それはアビスパ福岡の城後寿。

 契約更新が発表されるとツイッター上でじょうごぉぉぉぉぉと叫ぶのがお約束で冬の風物詩。紛れもなく城後はミスターアビスパ。J1に昇格したときも経営危機が表面化したときも城後は福岡に在籍し続けた。去年の非公式トレイラーがまたカッコいいんだよなあ…。城後に少なからずアビサポは勇気づけられたと思う。
 アビサポにとってはなくてはならない存在。#10を文字通り“背負っている”こともさることながら、どことなく宮澤と似た感じがあってすごく親近感のある選手。今の福岡は前監督のベッキアに家庭の事情を盾にトンズラぶっこかれて少数精鋭主義の尻拭いの真っ最中。ひと息つけたもののJ3降格の危機を感じながら苦闘している。

 で、どうして千葉の名前を出したかと言うとジェフには城後のようなサポの拠り所と言える選手がいないから。ジェフの内情はわからないけど、巻が去り、谷澤もいなくなり、井出はガンバにぶっこ抜かれた。長くいるイメージだとGKの岡本だが愛媛にレンタル移籍中だしなあ…。井出が抜かれるのはカテゴリー違いの悲しさとしてまだ理解できるが、町田也真人が松本に移籍するのを知った時「ウソだろ!?」とマジで信じられなかった。「こんなのJ1でやりたい以外に理由ないじゃん!#10だぞ?ジェフは何してんの…」とショックを受けた。何も知らんくせに!とか怒られそうだけど、町田の移籍はジェフサポにとっては“つうこんのいちげき”以上に心を折られる事態だったと察する。

 資金力でいえば明らかに千葉が上でプレーオフにも何度か進出したのにそれでもJ1昇格できずにいる。最近では昇格どころか下を気にしながら戦わざるを得ないほどに苦しんでいる。何を燻っておるのかと思っている人はオレだけじゃあるまい。クラブを応援する、サポートする気持ちはあってもその拠り所となる存在があるかないかってのは想像以上にクラブのパワーに大きく影響するように思う。コア(核)や軸があるかないかと言い換えることもできるけど、共にあると思える存在があるかないかというのがより正確かな。とりわけバンディエラはわかりやすいアイコンになるわけだし。

 で、浦和である。

 拠り所と言える選手はちょっと前なら阿部勇樹、今なら興梠慎三だろう。よそから来たというのはここではひとまず置く。特に今年は興梠以外の攻撃陣が壊滅的で文字通りの孤軍奮闘。それでいて補強が…ってのは大きなお世話か。ホントに浦和のために長い間身を粉にして頑張っているが今年は出場過多で壊れる寸前。昨日のお休みは致し方なし。
 去年ショートリリーフで立て直した大槻組長も拠り所と言えるが、昨日の天皇杯敗退で雲行きが怪しくなりそう。再び火中の栗を拾う事態になったとはいえ結果責任を真っ先に問われる立場である以上ここまで勝てないと浦和サポが怒るのも否定はできない。でも、バス囲みはアカンでしょ。このまま手をこまねいていたら…という危機感や焦りはあるものの、それが裏返っちゃって可愛さ余って憎さ百倍、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い状態に陥っている。

 過去のいきさつはあるにせよ、城後と宮澤のバンディエラ対決をぜひともJ1で観たい。
 そのためにはまずコンサが踏ん張り続けなきゃ始まらんのだけどね。
 …それにしても、HondaJetで行こうACLって断幕はシャレが効いてるねぇ。

posted by フラッ太 |19:45 | Another J | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年09月26日

大分、名古屋、浦和。

>浦和サポが自虐ネタに走るって相当重症だよな…。組長、ケジメ取らされるんかな?

 さて、件の3クラブのイメージはこんな感じ。

~大分~
〇資金力:ダントツに低い(J2の中上位レベル?)
〇選手の能力:J2オールスターズと言われている、低くはないけどJ1だと高くもない
〇戦術と選手の相性:片野坂体制でブレなし。戦術の浸透度も高い

 藤本を札束ビンタでかっさらわれたが今シーズンの残留は堅い。でも来季は大変そう。

~名古屋~
〇資金力:異次元の神戸を除けばJ1でほぼトップクラス
〇選手の能力:外国人選手は反則レベル、日本人選手も基本的に高い
〇戦術と選手の相性:監督が好まない選手はさっさと出しているのでそこそこ合っている?

 連敗続きでも風間体制で乗り切ると思いきやフィッカデンティに。再構築が間に合うか?

~浦和~
〇資金力:親会社がなくてもJ1で上位
〇選手の能力:外国人選手はあんまり、日本人選手は能力の高い選手が多いが高齢化が顕著
〇戦術と選手の相性:何がやりたいのか見えてこないので合っているかどうか不明

 天皇杯ではHonda FCに苦杯。大槻組長になってから上向くどころかジリ貧モードに。
 そして杉本はサポから厄病神扱い…。タイトルを獲りに来たと言っておいてPK外しちゃあねぇ…。

 資金力が成績に比例する、選手の人件費(年俸)≒選手の能力という前提に立てば
 大分は残留争い、名古屋や浦和は優勝争いということになるはず。

 この3クラブを見ていると合う合わないってあるんだなあ、と。監督が戦術を浸透させる能力選手自身の能力や適応能力によってチームの形や強さはいくらでも変わってしまうと思わされる。ベタな喩えだけど、料理人の腕が良いと高級食材じゃなくてもきちんとした料理を作れるということか。

 J1では資金力のあるクラブばかりだから腕の良いシェフも高級素材も確保しようと思えばできる。両方を確保しようとするとかなり大変だが力技で両方ともゲットしたのが神戸って感じかな。回り道したけどこれからの神戸はかなり怖そうだし…。いや、名古屋だって浦和だって両方揃えていることにはなるんだけどマッチングにあまり時間がかからずに済みそうな感じがするという意味で。

 危機感を持たずにロクに補強に動かなかった(というよりはプレーオフ回りで補強が大幅に出遅れた)磐田があの惨状になるのは「まあ、そうなるよね…」と他人事で見ていられる。確保する、補強するのは当然として問題なのはどう確保するか?ってことなのかなあ、と。そう考えると現状で今一番上手く行っているのはマリノスってことになるのかな、と。シティグループに入ってノウハウやネットワークを存分に駆使してエゲツないブッコ抜き…もとい、補強もしているし。
 そうしたノウハウやネットワークを自前でとなると大変な話で、実際にできているのは鹿島くらい。だからこそ安部や鈴木優磨をブッコ抜かれても強さを維持できているわけだし…。もっとも、鹿島には欧州からの引き抜きというさらにレベルの高い悩みや課題があるわけだが。

 監督と選手がガッチリかみ合ってここまでは順調だったけど…というのが大分。
 監督と選手が合わずに結果としてどっちもダメになっている浦和。
 監督のリクエストに応えて補強したけど結果が出ずに監督交代で方針転換した名古屋。

 今ピンチに陥っている名古屋と浦和はどちらも開幕時には危機感を持っていたはず。浦和が落ちてきたのは納得が行くんだけど名古屋が監督交代にまで踏み切ったのがちょっと意外。損切りしたのか我慢しきれなかったのか、それとも嫌気が差したのか…。

posted by フラッ太 |00:00 | Another J | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年09月24日

地獄のJ2。

>数字揃えるのクソ面倒臭い…

 地獄、魔境、沼、はたまた魂が磨かれる場所という声もある観るぶんには一番楽しい(@まさひろさん)J2リーグ。いいだけ昇降格を繰り返し、ようやくJ1の3年生に進級したコンサだからこそ「もう二度とJ2には落ちたくねぇ!」と残留が確定するまではいくら勝ち点を稼ごうが不安がよぎるのが悲しきサガ。

 で、33節を終えて最後の直線に入ったJ2リーグがえらいことになっている。

1位  柏  勝ち点66 得点53 失点26 得失点差27
2位 山 形     58       44        27            17
3位 横浜FC      57       53        33            20
4位 水 戸        57       43        24            19
5位 大 宮        57       44        30            14
6位 京 都        55       47        36            11

 首位の柏は頭一つ以上抜けて昇格は堅そう&優勝して当然な感があるが、自動昇格の2位となるもう1つの枠が混戦どころじゃないサンシャイン池崎…もとい、空前絶後の大激戦状態。2位と3位の勝ち点差わずかに1、3位から5位まで勝ち点が同じで得失点差も競っている。これだけでもえらいことなんだが、9位徳島が岡山と勝ち点差4なのでプレーオフだけを考えるなら十分射程距離。

 去年は去年でプレーオフでも劇的な幕切れのオンパレード続き。いかにJ2が過酷で落ちて出直しなんてとてもじゃないが軽々しく言えない地獄であることを改めて認識させられるが、ふと思った。

 …柏、点取れてなくね?

 どう考えても自動昇格のド本命、そもそも落ちるほうがおかしい戦力で実際に首位独走なのに。33試合消化だから60点くらいは取れているものと思っていたので得失点差27と相まって意外だった。なので過去3年のJ2のデータを拾ってみると33節消化時で得点60を超えているのは16年清水(62)と17年名古屋(61)だけ。得失点差で30に乗せているのは16年コンサ(31)と16年清水(30)だけ。

 得点50以上となると16年札幌(54)、17年松本(52)、18年町田(51)、18年大分(58)、18年横浜FC(50)、18年大宮(53)とそこそこあるのだが、勝利数に注目すると33節消化時点で20勝に乗せているのは何と22勝している16年コンサだけ(!)。17年こそ引き分けは上位6チームいずれも1ケタだが3年前に比べて引き分けも増加傾向でJ2が守備的になり簡単に勝てなくなっているのが窺える。裏を返せば柏包囲網が敷かれ徹底マークされてもこれだけの数字が出ているということはやはり柏は図抜けて強い証でもある。

 勝利数だけ見ればコンサは柏よりも強い!と言えるが、案外ネタで終わらないくらいに16年の昇格争いのレベルは高かった。上位3クラブは全て勝ち点60超えで(3位セレッソが63)コンサに至っては勝ち点73(!)。過去3年で70に乗せたのは17年湘南(70)のみ。しかも昇格組が1年目に揃って残留したケースはJ2が22クラブになってからは16年のみ。しかも2年連続で今年も恐らく継続するだろう。

 これを踏まえて…と思ったが、どうもデータ拾いに夢中になるとムダに長くなるのがいかん。
 続きは次回の講釈で…ということで。

posted by フラッ太 |21:45 | Another J | コメント(1) | トラックバック(0)

2019年09月21日

【閑話休題】根付かせる難しさ。

>今はもうインジャリータイムってないのね…

 ラグビーW杯が開幕ということで箸休め的なネタでも。デブの身としては高校に入ったらまず間違いなく柔道部の勧誘を受ける。それがイヤだったこともあるが、高校生になったらラグビーやりたいなとは何となく思っていた。入った高校にラグビー部がなかったので諦めたけど…。

 なので、けっこうテレビでラグビーの試合は観ていた。日本のラグビー人気を牽引したのは(主に六大学の)大学ラグビーという認識でいる。若干タイムラグがあるかもしれんけど、当時はバックスの早稲田と重量FWのぶつかり合いの早明戦がたぶん一番人気。
 特に早稲田はSHに堀越、FBに今泉が入ってゴールキックの時には掛け声が出ていたし荒ぶるを歌っていた。堀越は平尾のいた神戸製鋼に入って…と、ここまできて「懐かしい!」と思った人は間違いなくオッサン決定(笑)。大八木とかもいたし神戸製鋼強かったんだよなあ…。だから日本開催を一番喜んでいるのは今還暦にあたる世代なのかもしれない。

 で、今は日本でラグビーのW杯が開催されているわけだけど、代表チームの活動が取り上げられることはあっても、その支えとなるリーグまでは知られていないよなあ、と。かくいうオレだってトップリーグの存在は知っていても何チームあるとかは知らない。せいぜいパナソニックが強いくらいしか知らんし…。

 例えばJリーグ。Jリーグができる前の木村和司の伝説のFKがあってそれでもW杯には出ることができず、Jリーグ発足後にはW杯という世界の舞台があってそこに挑んでいく日本代表というのがクローズアップされ、キングカズがいた読売ヴェルディ(懐かしい!)と日産自動車を母体とするマリノスとの対戦がゴールデンカードとしてテレビで取り上げられるようになり、チケットはプラチナペーパー化し…と代表とJリーグの存在が認知されるようになった。

 Jリーグの周りの環境が運や時流に恵まれていたといえばそれまでなんだけど、有名な代表選手がいてもそれがリーグや所属するチームやクラブが知られることになかなか結びつかない。PGで同点にできるところを敢えてトライを狙い史上最大の番狂わせと言われた南アフリカ戦の劇的逆転勝利から早4年。それでもラグビーの試合を観ようと思ったらかなり能動的にならないと観られない。

 同じW杯でもこれがバレーボールなら地上波中継が入るってのは古いにもほどがある東洋の魔女の活躍などの遺産や昔は新日鉄VS富士フィルムとか日立VSユニチカorイトーヨーカドーとかの試合が放送されていたからジャニタレの有象無象はさておいて認知度はあるのかもしれない。未だに解説が河合俊一とか大林素子ってあたりに日本が低迷する原因があるように思うのはオレだけか?

 今は日本のスポーツ界も○○ジャパンとかプロ化が著しい。クイズネタに困らないほど〇リーグができてるしね。そのせいで却って何が何だかわからんようになってるのは皮肉だけど…。それでもレバンガは比較的マシなほうなのかな。折茂先生や桜井など有名な選手がいるしBjリーグと統一されてBリーグもそこそこ知られてきてるし。昨シーズンは連敗しまくって残留プレーオフにまで追い込まれたから仕組みもそこそこわかってるし。つーか、東地区は理不尽なくらい強豪が固まりすぎなんだよ…。

 Jリーグは基本的にNPBと同じシーズンだけどラグビーやバレーボールは
 カブることはそんなにないんだからもっとフィーチャーされていいはず。

 お金が絡む、ビジネスという側面もあるから一概には言えんけど、アメリカであればMLBが開幕してポストシーズンに入るころにはNBAが開幕しNFLも始まってワールドシリーズ(MLB)、スーパーボウル(NFL)、ファイナル(NBA)と循環していく流れができている。今でこそ“野球の裏”はグランプリファイナルがかなり認知度が上がってきているけど、もうちっと何とかならんのかなあ?
 ニュージーランドVS南アフリカという優勝候補同士の対戦はシロート目にも異次元さがわかるレベルの高さ。オールブラックスのFWがバックス並みに速いってありえんって…。こんなスゴい試合を観られるっていい時代になったもんだなと思う一方で、たぶんこのどちらかと決勝トーナメントで当たるとかマジかよ!と。戦術厨的な見方としてはその勝敗はさておきキック(パント)も単に「放り込む」とか陣地回復だけじゃなくてより攻撃的に蹴るようになってるという発見はあったんだけど。

 …史上最大の番狂わせってサッカーに例えるとどれくらいなんだろう?
 ブラジルまで行かなくともガチンコでドイツに勝つくらい?ポット1の国が妥当とは思うけど。

posted by フラッ太 |22:25 | スポーツ | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年09月18日

鹿島と浦和。

黒:厚別で仙台ごときに1-3負けってぶっちゃけ、ありえなーい!
赤:つ 怒られるよ!仙台が何年J1にいると思ってるんですかもう…。

 …とプ〇キュアネタでひとツカミしたところで。

 天皇杯にはまるで興味を持てなかったのでACL組の浦和と鹿島をチェック。浦和はアウェイゴールの恩恵を受け鹿島は逆にアウェイゴールで敗退。鹿島はFC東京との激しい試合の後にもかかわらず今日の試合も勝ち負けまでしっかり持ってくるあたりは流石イズムが根付いたクラブだよなあ、と。もっとも、大岩名将説が再び揺らぐ可能性も無きにしも非ずで…。

 浦和に関しては低迷ぶりよりも“ミシャ後”がどうあるべきかの方が気になっている。広島は現在の日本代表監督であるポイチ、もとい森保監督が継続路線でリーグ優勝を成し遂げたわけだが、浦和はどうしてこうなった的な意味で横目で眺めるくらいのことはしてもいいのかな、と。ミシャ式の特殊さ故に別方向に向かおうとすると相当苦労するんだろうなというのを感じている。

 鹿島と浦和に共通しているのは
「過密日程?そんなの当たり前じゃん!」な空気や文化があること。

 コンサはまずは残留するのに気を遣わなくて済む、定着するレベルにまで持っていくのが先だから今すぐの目標とまでは必ずしも言えないが、本来J1クラブであればしっかり天皇杯も勝ち上がっていて今週がヒマになるってことはないわけでJ1でもJ1でのレベルで過密日程という難題はついて回るということ。

 代表で一気に4人も抜けたことで超えるべきハードルが一気に高くなってしまったというのはあるにせよ、いずれは超えていかなきゃいけないのもまた事実。補強やそれを裏付けるだけの資金力、選手のコンディショニングやターンオーバーを考えるとコンサはまだまだJ1のピラミッドでは下層にいるんだなあとちとブルーになってしまうんである。

 ACL敗退で鹿島はネジ巻き直してくるはず。…ジェイ武蔵抜きでも舐めプはしてこないよな。

posted by フラッ太 |22:25 | Another J | コメント(3) | トラックバック(0)

2019年09月14日

“できる”と“本職”の違い。

>totoラー涙目…

 ホーム仙台戦は1-3の負け。地上波でオンタイム視聴。
 宮澤のミス2つも擁護できんが、CKから2発やられているようではちょっと話にならない。

 シロート目にも弱点に見える武蔵のCKの守備。CKで競り負けるところまで前の9番を引き継がんでもええやないか…。進藤欠場で早坂が入ったCB。弱点そのまんま晒して勝てるほど甘くない。ましてや仙台は残留争いで必死なんだから。

 早坂個人が悪いってことじゃなくて、“できる”人と本職の違いがあったかなあ、と。
 これはルヴァン杯@広島の宮澤CBでも見られたが、J1だとそこを衝けるだけの力がある。

 仙台はシンプルかつセオリー通りにWBの裏のスペースを衝いてきた。コンサの右サイドはルーカス&早坂でいつもよりかなり守備が脆かった。加えてミンテがターンで交わされるなどほぼ負けっぱなし。ソンユンが防いでくれなかったら前半で勝負アリなほど。ルーカスが最近スタメンから外されたのはこのあたりなんだろうなあ。
 不可解だったのは選手交代。なんで白井を下げた?

 早坂OUT深井さんINは穴を塞ぐために当然としても白井は攻守に効いていたでしょうに。白井がいなくなったためにビルドアップがままならずズルズル下げさせられる。結局そこを修正するために荒野OUT菅IN。どっちみち菅を入れるならルーカスOUT菅INで白井を右に回せば良かったじゃん!ルーカスはダブルチームで突破させてもらえなかったんだし…。

 チャナ個人が悪いわけじゃないけど、今のミシャコンサはチャナの個人能力がかなりのウェイトを占めているだけに交代させる決断が下せなかったとみる。代表から戻ってきた選手が即リーグ戦に出るなんてのは今までのコンサにない経験。人間力の解説が妙にしっくりくるのが果たしていいのか悪いのか…。

 次節はジェイと武蔵がダブルで有休。
 捨てゲームなんてのは作っちゃいけないんだがアウェイ鹿島戦ってのがなあ…。


黒:ウチの飼い主、これでプ〇キュア大投票を心置きなく見られるって切り替えてたな。
赤:そっちかオイ! 

posted by フラッ太 |16:40 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2019年09月11日

あれじゃ出番はない。

>30何年ぶりの記録更新とかクソどうでもいい

 W杯アジア2次予選アウェイ・ミャンマー戦は2-0の勝利。

 4-2-3-1の基本フォーメーション、2列目と1トップ大迫とのコンビネーション重視。
 高い位置を取る両SBへのルートはフリーパスでガンガン抉ってクロスを上げる。
 …そんな試合展開じゃ武蔵に出番が回ってくるとは思えず。シロート考えでも大迫の1トップでしょ。

 2トップになってようやく武蔵の出番となったわけだが、ただでさえアジア相手だと裏抜けするスペースがない。今の森保ジャパンでは対戦相手が否が応でも前に出るシチュエーションになって、かつ2トップにならない限り武蔵の出番はない。そんなことを思った。

 ミャンマーは基本ベタ引きで前にかけられるエネルギーが少ない上に雨でボールが走らないピッチではヨーイドンで行って来いな状況にすらならず(なったとしてもブッチ切る可能性は少ない)。面白いように間をスッコンスッコン通される。奪ったとしても日本がすぐに切り替えてあっさり限定してしまう…となれば危ないシーンはセットプレイくらいしかなく。

 武蔵が初キャップになったのはうれしいけど観ていて面白い試合かというと…。
 まあ、代表の試合は結果がすべてだから面白さを求めちゃいけないんだけどね。


赤:いくら武蔵がコンサで伸びたといっても巧い選手だらけの代表では
  どうしたって粗く見えちゃいますよねぇ。
黒:もう武蔵にはJリーグで得点王獲ってもらうしかないな。実績だ、実績が要るんだ!
赤:また古いネタを…。
黒:出場命令をください!これだけ明白な実績があるのですぞ!
赤:でも森保監督なら「代表召集は海外組に限定されている」とか言いそうよですねぇ。
黒:イヤな切り返しするなお前…。

 珍しく黒いほうがカウンター食らいましたとさ。

posted by フラッ太 |09:25 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年09月08日

行くぞ埼スタ!

>富良野ヴィンテージっていつ出るっけ?

赤:ルヴァン杯の第2戦は1-1のドロー。通算1勝1分けでコンサ史上初のベスト4進出です!
黒:厚別の時のようにゴリゴリ、ドカン、ズキューンとは行かなかったが、
  ロペたん今日も決めたな。
赤:文字情報で「ハイネルがシュートを放つも、わずかに枠の右へ外れてしまう」なんて見た時は
  「何事!?」と思いっきり冷や汗をかかされましたよ。
黒:文字情報だと広島のGK林が雪辱に燃えていた感じだな。
  レギュラー5人いなくても向こうは2ゴールのレアンドロ・ペレイラ欠場だから五分だな。
赤:福森のところは明確に弱点になっていましたし、メンバー構成からして
  広島速さ勝負で臨んできた感じです。再放送でチェックしたいですねぇ。
黒:まだ、われポン24時間半分も観てないんだよな…。
赤:(´・ω・`)知らんがな。1勝1分けですから胸張っていいですよね!
黒:アウェイゴールは~1.1点~♪そう考えると~わかりやすいんだ~♪
  でもコンサにゃ関係ねぇ~コンサにゃ関係ねぇ~♪ハイ!準決勝!
赤:小島よしおやりたいだけでしょ…。ともあれ、明日のスポーツ紙が楽しみですね!
黒:コンサが1面だとセイコマに行ったら~ハムが1面でした~♪チクショー!
赤:小梅太夫かっ!
黒:コンサ応援缶を買おうと思ったら~既に売り切れでした~♪チクショー!
赤:しつこいよ!
黒:どっちも実話だからな?あ、小梅はカタカナで書いてくれな。
赤:どうでもいいわっ!
黒:こっちは早刷り版なのか知らんがそういうスカシ食らわされるからなあ。
  ハムはオリを3タテだし清宮ホームラン打ったし、8-0の翌日がアレだから
  あんまり期待しないことにする。
赤:でも準決勝進出で2千万円もらえますからね。実利も得ていますよ。
黒:ケチくさいこと言うな。次も勝って5千万円と決勝戦の地上波生中継もゲットするんだよ!
  鹿島VS川崎が事実上の決勝戦と言われようがリアルのファイナル進出はコンサだ!
赤:準決勝の相手はガンバです。ここまで来たらどこが相手でも大変ですが。
黒:パチモンのーか胸熱だな。
赤:パチモン言うな。ただ、日程がねぇ…。
黒:ガンバと3連戦かよ!コッテコテやぞ!コッテコテやぞ!
赤:ルヴァンの2試合の後はセレッソ戦です。
黒:いくら大阪がコテコテ好きだからって流石にしつこいだろ。あ、しつこいやん。
赤:何も言い直さなくっても。コテコテな日程はともかく会場がねぇ。
  ホームのセレッソ戦も未だ未定ですし…。
黒:ガンバ公式では厚別らしい。
  怒涛の9連敗や8連敗でクライマックス消滅なら変更もワンチャンあるのか?
赤:つ わかってて言ってるでしょ。ファイターズファンには悪いんですが
  セレッソ戦のこともありますし早く決まるに越したことはないんですよねぇ。
黒:こっちがいくら勢いでネタに走っても清宮の体を張ったネタに敵わないってのはなぁ…。
赤:つ いいかげんにしろ!


 最近ねぇ、妙にネタ絡みの話多いんですよ。湯婆婆命名チャレンジでは「まぞ」とか「ナイトメア」とかえらいことになったし…。他の試合も速報をチェックしながらだったけど瓦斯さんNACKスタだったのね。浦和もサポの心境としては骨折り損のくたびれ儲けなんだろうがあと1点取れば延長に入れたし敗れて強しだった。ここまできたらたとえボコられっぱなしだったとしてももうまぐれじゃない。

 …さて、クラシック空けるか(←シラフで書いてたのかよ!)。

posted by フラッ太 |22:20 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)