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2014年11月28日

'14第3次弾丸ツアー~VSジュビロ磐田観戦記・後編~

 さて、いいだけ食って座席へ向かう。通路としてはほぼ真ん中だったが、10列目ってのはやや前過ぎたか。もうちょい後ろなら俯瞰で観やすくなったので来年以降の参考にしよう。前過ぎると階段の上り下りがホントにしんどいのよ…(泣)。さて、新聞予想ではカズゥの1ボラとあったので「おいおい、大丈夫か?」と心配になったが実際はこれまでと同じようなフォーメーションを組んでたように見えた。並び順から言えば中原がWBで荒野がシャドーだったが、実際には荒野がWBで中原がシャドー。まあ、そうなるわな…。

 で、試合開始。カズゥの直接FKは最初サイドネットに見えたのでワンテンポ歓声が遅れた。それくらいエグいコース。そして周りの方々とハイタッチ。セットプレイで獲れたのは大きい。ただ、磐田も勝たなければならないので黙ってはいない。コンサの左サイドを主に攻め立てる。終始、この左サイドの守備が不安定に見えた。後半は意図的に中原のポジショニングが中に寄っていて荒野が常に対峙することとなっていたように思えた。駒野相手だったから仕方ないのかもしれんけど。

 ゴールこそならなかったが、磐田としても弱い方のサイドに人数をかけさせて逆サイドに振って…というのを意図していたように思う。ヘディングが枠に入っていたらというのはけっこうあったし。これって石崎コンサがJ1で散々やられた失点パターンだが磐田の質の低さに救われた感あり。決定的だったのは前半終了間際の中原の1対1。あれを決められないって…。2-0にしていれば余裕で小野を入れることができたのに…。

 さて、前半を終わって選手交代を妄想する。小野の投入はどこかであると思うけどボランチはDFラインの前のもう1枚の壁となる役割が大きく、ここに入れるのはちょっと怖い。カズゥはほぼ横の動きだったが、宮澤は縦に動いてパスコースを切るというのもやってたし、小野を入れるのに無理がないのはその前のポジション。やはり中原と交代ってのが自然かな…。
 そんな妄想をしつつ後半開始。前俊OUT内村INでいよいよ小野は中原と…と思っていたのだが、バルバリッチ監督はなかなかカードを切らない。ただ、中原も上手く選手の背後に侵入したりと攻撃の動きそのものは良かったと思う。ギリギリまで引っ張ったのかもしれんけど、荒野が頑張っていたし早めに代えても良かったような。まあ、所詮は戦術厨の妄想だけど…。

 失点の場面は正直何が起きたのかわからなかった。MDHで見直したが「何でそんなにあっさりやられるかねぇ?」と溜め息が出た。あんなに簡単にヘディング撃たせちゃいかんでしょ。小野投入でその小野がフリーでシュート撃ったときは「もらった!」と思ったけどシュートは枠の外。「小野、狙いすぎ!」と思わず声が出た。あの状況ならギリギリを狙わなくてもよかったのに…。ピッチを広く使っての攻撃が徐々に見えていただけに実にもったいなかった。

 今シーズンを象徴するかのようなドロー。それはその通りかもしれない。が、個人的にはすごく悔しかった。「悔しい!」と声が出た。数少ない参戦歴の中でこの試合が一番悔しく思えた。今まで観た負け試合でも「あれだけ決め切れなければ負けるよね」だったり、ただただ疲れ切って脱力感だけが残ったり。同じドローでも山形戦は「次に生かせ!」だったし、初参戦の'08ガンバ戦も力で押し切られてしまった、コンサの精一杯を出し切ってだからこれはもうそのまま受け止めるしかないと思えたのだが、磐田戦はただただ悔しかった。「次だ次!」と思ってもその「次」が来年3月までお預けだしねぇ…。

 ノノ社長のセレモニーでの発言。稲本にオファーしたのをぶっちゃけたのは当然稲本本人に了解をもらってだと思うが、カネをかけずに宣伝した(結果としてヤフートップに載った)、社長やるなと思いつつも「(今シーズンの結果について)はぐらかされたかな」という思いも同時にあった。ただ、若い力が伸びてこないことにはというのはその通りだし、ただ長い目でばかり見てはいないよという姿勢も窺えるので基本的には是としたい。ゴール裏の段幕には様々な意見があると思うが、個人的な意見としては「努力をしているのはコンサだけじゃない」というこちらのブログが最も賛同できる点が多いかな。ただ、来季はマジで勝負の1年になることは言うまでもないのでシビアに見る必要はある。直近では引き留めや補強になるだろうが。

 その後はいったんホテルに戻ってからばんぶうさんのところへ。既にゆっきぃさんがいらっしゃってしばし奈良談義。その場では言葉が出なかったけど、磐田戦は奈良がどこかギクシャクしていたような…。社長が話している時に中原や荒野をカメラで抜いていたり、サンクスウォークの最中、社長が中原と荒野の肩を組んだ3ショットをキッチリ抜くなど「スカパーわかってるね」とニヤニヤし、荒野の仏頂面に萌えたり(苦笑)。レンタルの選手は戻すとしながら古田の名前が出なかったけど讃岐はまだ入れ替え戦があるというので納得。ウチらはもう今シーズン終わっちゃったけど、まだ今年を戦っているクラブはあるんだよな。荒野に関しては「金森に負けてる場合じゃないだろ!」ということで意見が一致。五輪代表はさらに2人枠が減るしね。だいぶ後でオオドサさんとも再会できた。大病の後なのでちょっと心配だったけど元気なご様子だったので一安心。

 もちろん勝てば最高だったけど、磐田戦は「来て良かった」試合だった。
 湘南戦のような快勝劇はそうそうお目にかかれるモノでもないし。
 さて、来年は何試合参戦することができるのか。
 ホームの開幕戦と最終戦は2年連続で達成できたので何とかもう1,2試合は増やしたい。
 

posted by フラッ太 |13:40 | 旅行記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年11月25日

'14第3次弾丸ツアー~VSジュビロ磐田観戦記・前編~

>気合い入りすぎるのも考えモノだよなぁ…。

 11月23日、日曜日。

 朝6時に起床。ホテルは同一だが部屋替えの必要があったのでいったん荷物整理。お買い物したものや頂き物などを梱包して身軽に。で、朝は軽めに。スタグルを満喫するため。形の上では消化試合でも意味のない試合など1つとしてない。今回はPCレンタルをしなかったのでネットカフェで改めてブツをチェック。ちょっと早いかなと思ったけど、午前9時半には地下鉄に乗り込んだ。

 福住駅からドームへの道のりはやっぱりいい。またここに来ることができた、これからドームでコンサの試合を観られるという喜びをかみしめることができる。そんな思いに浸りながら10分ほど国道36号線を下っていくとそこには札幌ドームが。到着は午前10時。SS指定席買ってるんだから慌てることはなかったんだけど、そこはそれ、気合いというやつで。それにイヤーマフも欲しかったし。最終戦ということでけっこう待機列にはシートが貼ってあった。ヒマ潰しするものを何も持ってこなかったのでしばらくぶらぶらとそこいらを歩くが、大して時間をつぶせなかったので寒さ凌ぎも兼ねてGOODS JAMに入る。お目当てのイヤーマフ(¥4,104)は難なくゲット。ただ、買ったはいいものの帰ってつけてみたら頭がデカくて耳をカバーできず(泣)。よってフラ母にあげることにした。

 外に出るとだんだん風が強くなり、早く来すぎたことを後悔し始める。こんなことならホテルでもっとぐっすり寝てりゃ良かった…とかグチり始める始末。かといって今更レストランに入ってホットドリンク頼んじゃったら負けだろうとワケのわからん意地を張り、じっと我慢の子で寒さを耐えることに。するとmimicchi姐さんやゆっきぃさん、くーさんのお姿を発見。迷うことなく姐さんとハグ。だって寒かったんだよぅ。このときはけっこう待機列に人がいたはずだけど、我ながらよくもまあ人目も憚らずハグしたよなぁ(滝汗)。姐さん一行と前後する形で○たさんとおぼしき人も見かけたが、声をかけるのを躊躇してしまった。どっちが先かは記憶が曖昧なのでご容赦を。

 寒いしトイレは近くなるしでもう1回GOODS JAMに入って2012マフラーも(¥3,240)ゲット。指定席なら一般入場でも2時間半前で余裕。そもそも指定席なら並ぶ必要すらないんだよな…。きちんと学習した。さんざん寒い思いして待機列で待っていたけど、思ったのはいちげんさんにとっては案外どこに並んでいいのかわからないのかな、ということ。かくいうオレも開幕戦ではおもいっきり待機列間違えたし(汗)。看板持ってる(たぶん)CVSのスタッフさんにチケットを見せて…というのを多く目にした。そういう意味でも来季からシーズンシート専用入場口を設けるというのはホスピタリティの面でわかりやすくなるので正解と言っていいのでは。欲を言えば看板にもシーズンシート持ちが優先される旨をあらかじめ書いておけばより良くなるかな。

 開場後はまずおまッケのプレゼントを引き替えに。ゲットしたのは都倉のでした。そして、お目当てのコンサドーレサンドをゲット。本来はこの後モスバーガーで赤黒バーガーにしたかったんだけど、いいだけ体が冷え切っていたので味噌ラーメンで体を温めることに。ここで待たされちゃったので○たさんにお会いできなかったのが何とも残念。幸か不幸か量がそれほどでもなかったので、この際だから一気にハシゴしちゃえ!とばかりに赤黒バーガーもたいらげた(←食い過ぎだろ!)。うん、この赤黒バーガーを食うと改めてドームに来たなあと実感できる。

 えー、試合前ですでにやらかし気味です(汗)。よって試合の感想は後編に回します。
 なお、ズンドコ珍道中の模様は別館で書きます。HN変えてるけどタイトルでわかるでしょ?

posted by フラッ太 |14:15 | 旅行記 | コメント(3) | トラックバック(0)

2014年11月23日

さあ、勝とう!

>10月のベストゴールはわざわざ投票する必要ないよなぁ?

 ただいま、ネットカフェに潜伏中。札幌はスカッと晴れている。
 今年の最終戦でもスカッと勝って気持ち晴れ晴れといきたいもの。
 終わり良ければすべて良し、とも言うし。

 今はもうシーズンの終わりだからあまり実感がないだけで、本当は常に緊張感のある戦いの中でJ1復帰を勝ち取るもの。今年もプレーオフに届くかどうかのレベルで終わってしまったわけで、常に自動昇格、プレーオフ圏内に居続けるためには最終戦という状況に関係なく磐田に勝つくらいじゃないと。

 とは言っても、年2,3がせいぜいの身にとっては参戦がレジャーであるというのも事実。
 「(ドームに)来て良かった!」と思えるような試合になることを望む。
 例によって頭にバンダナ巻いたデコバンスタイル、#7のタオマフぶら下げてドームに向かいます!

posted by フラッ太 |08:26 | 旅行記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年11月21日

業務連絡(?)いろいろ。

>鶴竜、汚ねぇよ…

○なるほど、看板を「買った」というのではなく、
 お互いのスポンサーを融通しあった一環ととらえたほうがよさそうですね。

○いよいよ明日は札幌へ。その前に今日の深夜勤だけど(汗)。連休前の金曜深夜ってハードなんだよなぁ…。
 札幌到着は例によって弾丸移動でお昼頃になるので、
 宮の沢到着は移動途中でメシ食った後の午後2時すぎになるかと。
 目にクマ作った無精ヒゲの怪しいデブがいたらたぶんそいつです。

○パーフェクトクラシック入ったんですね。試合後はぜひとも突撃させていただきます!

 えーっと、あと何かあったっけ?まあいいや。
 明日出発だってのに何か忘れ物をしてるんじゃないかという気がしてならない…。

posted by フラッ太 |16:48 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年11月19日

「来年も切磋琢磨しよう!」

>こういうのはさらっとやるのが肝心だよねぇ…

 さて、最終節のホーム磐田戦。

 私的には観光がてら、遊びがてらな参戦とかなりお気楽モード。
 ただし、コンサは消化試合にしてはならないし、来季を見据えて内容も結果も求めたい。
 
 磐田は湘南にぶっちぎりで優勝をかっさらわれ、自動昇格の切符も松本に持って行かれた。これだけでも下馬評より悪い状態なのに加えて、最終節で負ければプレーオフを逃すことはまずないとはいえ最悪6位にまで転落。1年でのJ1返り咲きが俄然厳しくなる。観光がてらなんて余裕は微塵もなく、ガチ勝負で勝ちに行かなければならないシビアな状況。
 ましてや、開幕戦ではホームゲームでコンサ相手にPKまでもらいながらまさかの完封負け。去年の天皇杯でもコンサが若手主体のメンツだったにもかかわらず完封負けと磐田サポの心情としてもコンサ相手には「勝ち以外などあり得ない!」と相当気合い入っているのが予想できる。

 なわけで、こっち側のテンションを上げるには煽りの要素があったほうがいいかな、と。

 仮に段幕で書くならどんなフレーズがいいかなというのを想定して考えてみるけど、
 あんまり敵愾心をむき出しにするような直接的なのはまずいんでサジ加減が難しい。

 最初思いついたのは「あれ、シャーレはどうした?」。

 開幕前にJ2で優勝してシャーレを売っ払えばいいと他のJ2クラブを全て敵に回す現在監督となっている名波氏の発言を受けてのものだが、直接耳にしていない人もいるだろうし、ちょいと小馬鹿にしたニュアンスが感じられなくもない。

 もっとシンプルに、一見大したことなさそうだけど…っていう考えオチで思いついたのが
 タイトルの「来年も切磋琢磨しよう!」である。
 間に「共に」をつけようかなとも思ったけど、シンプルさを求めて敢えて省略した。
 こういう細かいところでコダワリを持つのがいかにもB型気質だよなぁと思ったりもする(苦笑)。

 こういうネタはさりげなくやるのがコツ。スパイスは利かせすぎると鼻につくし。
 これくらいなら煽りとしてはボーダーラインだと思うんだけど…どうだろ?

posted by フラッ太 |01:00 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年11月15日

ぼやけた感じ。

>石さんが流石なのか、磐田がだらしねぇのかどっちなんだろうな…

 アウェイ福岡戦は2-2のドロー。

 とうとう終戦。一番悔しいのは選手たちであろう事は言うまでもないが、
 この終盤で3度もチャンスを逃せば勝利の女神もソッポを向くというもの。
 実力不足を認めざるを得ないし、仏の顔も3度までってのがイヤミでも何でもなくなる。

 バルバリッチ体制になってからは都倉が攻撃の軸、核なわけだけど都倉頼みじゃやっぱりキツい。
 今日も都倉が決めたみたいだけど、J2ですらそれだけでは勝つのは容易じゃない。

 来週は参戦予定の磐田戦。ただ、どこに重心をおいて観ればいいのかなあとぼやけた感じがするのがどうにも…。勝つためにはどうするかというのは前提としてあるとしても最後の最後でハシゴ外されたというか目標を見失った感じがする。私的にはそれでもいいかもしれんけどクラブがそれでは困る。大反省会は最終戦の後でじっくりと、と行きたかったんだが。

 来季のことを考えれば4-3-3が観たいってのは願望(妄想)としてあるが、それには強力なアンカーがいないと成り立たない。強力外国人に一点投資するならエステバンぐらいの選手が必要だが、それが可能かというと…。来季は選手の保有数を減らすと言っているし。

 今週は仕事が忙しすぎて来週の今頃は札幌にいるっていう実感が湧かないのはさておき、
 今は何だかなあという心境。まあ、観戦以外に力点を置くってのはアリだけど(苦笑)。
 さて、メシの算段でもすっかな…。

posted by フラッ太 |18:40 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年11月09日

してやられた感。

>讃岐の「さ」にアクセントつけて読むのオレだけ?

 ホーム讃岐戦は1-1のドロー。オンタイム視聴@スカパー。

 大詰めのこの状況でのドローは両チームにとって負けに等しい。
 そして、ホームゲームなのに“してやられた感”がすごく残った試合。

 パウロンとアンドレアとでガチバトルをしていた中で一瞬アンドレアが空いた。奈良が詰めに行ったはいいものの、小澤のスルーが技アリで沼田に決められた。たぶん最後は謙伍だと思うが寄せきれなかった。ちょっとした隙を突かれたってのもあるけど、このへんは約束事がきちんとできてれば…という気はする。

 それよりももっと印象に残ったのはエブソンにドフリーでヘディングされたセットプレイ。

 それまで讃岐のCKは沼田に合わせていて、コンサの守備も沼田を意識するようになった矢先だった。完全に裏をかかれた格好。外してくれたから良かったものの決められていたら前半で勝負が決していた可能性は高い。それでも先制したことで、あとはリトリートしてガッチリとブロック作って…と主導権は讃岐が握った。前俊がドリブルで突っかけたりして何とかこじ開けようとするものの基本ブロックの外からの攻撃中心。せっかく日高がいいボール上げたのに謙伍の盛大な宇宙には心底ガッカリさせられたよ…。

 バルバリッチ体制になってからは2シャドーの交代が目立ったので内村の投入は早い段階であるとは思った。日高との交代は最初はあれっと思ったけど、なるほど荒野がWBに回れば納得。後半は縦にガンガン走っていた荒野だが、そこにすぐ出せていた感じはあまりなかった。カズゥが左足で持っていたため見えていなかった…って事でもないと思うが。

 同点ゴールは内村のターンが素晴らしかった。3人置き去りにして都倉へ。それまで都倉が空気だったのがやっと機能した。采配ズバリ的中。都倉もいったん引いて受けるなどやっと動いてつなぐことができるようになったように見えた。ブロックの中で孤軍奮闘じゃそりゃボールは出せんし収まらんわなぁ…。
 カードの切り方としてはこれ以外にはほぼなさそうに思えたのでその点は納得だったが、攻撃では息が合ってない感じだったし余計なファールでFK与えちゃうとかで中原があんまり機能していたように見えなかったのは残念。ボールを持ってのプレーより動くことの方が活きる気もしたし荒野ほどはWBを器用にこなせない、ポジション自体がもうちょい前目のほうがいいのかなとも思ったり。残念といえばホスンもかな。開始直後は危なっかしい出方もしたし、CKではスカるし、フィードのミスで都倉を怒らせるし…。

 下位のチームに引き分けるというよりは“頑張るチーム”に手こずるといったほうが近いのかも。讃岐はある種割り切った戦い方で意思統一していたので土壇場で踏ん張れるし、J2は讃岐に限らず「運動量では負けないぜ!」っていうチームが多いので試合終盤のギリギリの局面で崩しきれない事が増えてくるのかな…とも思ったり。

 今日の試合はゲームプランで上手くやったのは讃岐。個人の能力でこじ開けたのがコンサ。
 打つ手は打ったけど結果がついてこなかった。そんな試合だったと思う。
 ともあれ、残り2試合。全てを出し切って戦い抜くことを切に望む。

posted by フラッ太 |16:05 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)

2014年11月05日

ナリキン!5巻を読む。

>当然のように大人買いしたオレなのであった…

 さて、戦術厨のオレが絶賛ドハマリ中のナリキン!。
 そこで調子に乗ってもう1回紹介してみようかと。

 師匠の米原から将棋では新人王戦の優勝を、サッカーでは1年でのN1リーグ昇格を果たさなければ破門という約束をすることとなった歩。新人王戦優勝の約束を果たし(これは4巻にその顛末がある)、いよいよ1年での昇格に挑むこととなった。
 新シーズンの初戦の相手はモンテンドー山形。ホームタウンの天童市は言わずと知れた将棋の街。3巻ではモントディア山形となっていたが、本家・モンテディオ山形が天童市をホームタウンとしているのでチーム名が修正されている。福岡ホーネットが目指す将棋をベースとした全戦法蹴球(オールラウンドサッカー)でいっちょやってやるか!と思いきや、山形も将棋の定跡を取り入れていた…というのが5巻のお話。グッときたセリフは

 「いいか貴様ら、よく聞け!!ちょっとうまくいったくらいで調子に乗るなよ!?
 同じ手が何度も通用する程プロの世界は甘くないんだ!!」
 「将棋は常に進化しているのだよ」

 戦術厨の見方としては将棋というのをサッカー、とりわけフォーメーションの活用の仕方と置き換えてもいいかな、と。5巻のメインとなる角換わり腰掛け銀とか将棋の定跡を知っているかどうかはさておき、1つの定跡も今や研究がものすごいスピードで進んで対応策を模索した先に“新手”が生み出され、あっという間に陳腐化する。

 だが、一方でその陳腐化したと思われていた定跡が再評価され、より洗練されることもある。
 そんなサイクルを繰り返すのはサッカーにおいても同じ。

 すぐに思いつくのは今年のワールドカップ。4-3-3原理主義とも言えるオランダが3(もしくは5)バックを導入して勝ち進んだし、旋風を巻き起こしたコスタリカも5-2-1-2と呼べるような堅い守備をベースにしていた。日本代表がボロ負けしたこともあり「ポゼッションなんかするより相手の守備が整わないうちに攻めきっちゃえ!」みたいな空気も漂った。まあ、大まかなくくりで「3バックか?4バックか?」というのも時によって主流派と非主流派になる、いわゆる“トレンド”が移り変わるというのはあると思う。

 コンサにおいてそのトレンドは…ってのは今すぐ書けそうもないので置いといて、5巻の終わりでは魔太郎竜王・渡瀬がふらりとスタジアムに足を運んで歩に「竜王の間で待ってるぜ!」と高らかに告げる。「魔太郎 竜王」でググれば元ネタはわかります。ちなみに1巻では'12シーズン、新シーズンとなった5巻では'13シーズンをベースにしていてガンダーラ大阪なんてチームも出てくる(笑)。全くの運動オンチでワガママ放題の歩がほんの少し成長する姿もあるのがいい。本家アビスパはプレーオフには進めなかったけどマンガではどうやって整合性を持たせるのかも楽しみ。

 

posted by フラッ太 |02:10 | 書籍紹介 | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年11月04日

去年と同じ?

>スカパー!さんよぅ、なるべく早くチャンネル確定させておくんなまし…

 てっきり録画してあるものと思いきや、ってな具合で。アウェイ東京V戦はスコアレスドロー。いろんな見方があると思う。J's GOALで結果を知ったときには「う~ん、失点しなかったのはいいけどスコアレスかぁ。あるかもとは思ったけど…。やっぱそう簡単には行かないねぇ」というのが率直な感想。

 マッチデーハイライト(以下MDH)を見た限りでは前半はコンサペースで都倉や荒野はかなり積極的にシュートを撃てていた。特に都倉は湘南戦のイメージそのままって感じ。心身共に相当ノッてるんだろうなあ。もちろん、痛いドロー。ただ、悔しいという気持ちもかなりあった。

 去年の今頃も財前コンサは似たような状況にあったが、悔しいという気持ちはあまり持たなかったような気がする。じゃ、なぜ今年は悔しいと思えるようになったのか?

 それは期待感の裏返しなんだろうと思う。

 既にJ2優勝&J1復帰を決めてモチベーションの維持が難しく、ウェリントンや永木を欠いたとはいえ首位の湘南相手にイケイケ押せ押せな場面も作った上での快勝。都倉のスーパーゴールを見れば否が応でも「行けるぞ!」という気持ちになるし、それだけ求めるものも大きくなる。

 プレーオフ最後の椅子を争うという意味では去年と変わらない。それがクラブとして成長しているかとかは別の話としても、期待感は財前コンサとバルバリッチ体制とでは違う。上り調子と言うべきなのかな?「ひと息ついてる場合じゃない!」ってのは選手たちが誰よりもわかっていることだし、今更厳しくなったとか言ってみてもはじまらない。イヤミな言い方すりゃ真の実力があればもっと勝ってる、もっと上の順位にいるだろって話になっちゃうしね。

 まずは残り3つ、悔いなき戦いを。

~業務連絡~
 シフト変更が前倒しになり、磐田戦は深夜勤明けの弾丸移動に(泣)。
 神様、そんなにズンドコ珍道中にしたいんですか、そうですか。
 まあ宮の沢詣での時間も作れそうだし悪いことばかりではない…と思いたい。

posted by フラッ太 |14:25 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年11月01日

第38節VS湘南・アフターインプレッション。

赤:何ですか?いきなり呼び出して。
黒:ハロウィ~ン、ハロウィ~ン♪
赤:…そんなWinkの歌でベタなボケするなら帰りますよ?
黒:まあ待て。今日は飼い主から湘南戦のアフターインプレッションを仰せつかってな。
赤:えぇーっ!?何でまた急に。
黒:ナリキン!を読むのに忙しいらしい。
赤:そんな無茶な!だいたい、僕らには無理というか向いてないでしょう!
黒:確かに戦術厨のクドい講釈の垂れ流しなんて真似は俺たちの専門外だわな。
赤:(本人がいないと言いたい放題だなぁ…)
  でも、既に平川さんのコラムとか出てるし今更な感じもしますけど。
黒:そうだな。んじゃ、おつかれーっ!
赤:ちょっとちょっと!呼び出しといてそりゃないでしょう!
黒:冗談冗談。せっかくのチャンスを生かさなきゃな。
赤:平川さんは都倉をベタ褒めでした。
黒:ハメロドさんばりの胸トラから振り向きざまのスーパーミドルだからなあ。
赤:ハメロドさんって…。
  スカパーでは大森さんが相手DFにもうちょっと何とかして欲しかったと言ってましたが。
黒:ヘディングならまだしも胸トラだからなあ。DFにはどうにもならなかっただろうよ。
  飛んだコースもエグかったしGKだって見送るしかなかっただろ?
赤:改めて都倉の身体能力ってすごいな、と。
黒:個人能力だけで何とかしちゃったゴールの典型だな。エムボマのゴールを思い出したぜ。
赤:どっちかというと久保のゴールじゃないですか?
  湘南戦は地上波中継も入っていたのでいいアピールになりましたね。
黒:カズゥのスーパーゴールもあったし、もう地上波はUHBに固定しようぜ。
赤:それはどうかと…。
  でも、都倉が湘南戦のキーポイントとなったのは間違いないでしょうね。
黒:湘南も「ウェリントンがいないとあんなにクォリティ低かったっけ?」ってくらいに
  攻撃に迫力がなかったよな。
赤:同じ3-4-2-1のミラーゲームで1トップの違いが浮き彫りになりましたね。
黒:湘南が前半でシステム変更を余儀なくされたくらいだからな。
赤:カズゥの2点目も見事でした。
黒:カズゥは富山戦でいいパス出してたし湘南に徹底してマークされる、
  カズゥが封じられる前提でどうなるかと予想したんだが…。
赤:前半は完全にコンサペースでしたからねぇ。
黒:ぶっちゃけ、前俊と荒野が決めてれば前半で試合は決まってたぞ。
赤:それはまあ。でも、河合が前半で交代になったのは想定外でした。

黒:よくぞ言った!湘南戦のキーワードはズバリ「想定外」だ。
赤:まあ、都倉のスーパーゴールは滅多に観られるものじゃなかったし、
  交代カードも予定とはかなり違う切り方にはなりましたが…。
黒:それもあるが、湘南にとっての一番の想定外はカズゥの2点目だ。
赤:というと?
黒:都倉のゴールは防ぎようがなかったし、ぶっちゃけ忘れていいゴールだ。
  やられっぱなしの状況を打開すべくシステム変更も施して
  前半は0-1で我慢するつもりだったのが2点差になってプランが崩れてしまった。
赤:え?でも2点差って一番危ないって言われてますよね?
黒:さあそこだ。相手は首位の湘南、このまま黙っているはずはない。
  1点差なら攻撃も考える必要があるが、2点差となればまずはガッチリ守備を固めよう。
  バルバリッチ監督はそう考えたんじゃないか?
赤:なるほど…。やることをハッキリさせたというわけですか。
黒:河合も途中交代でいなくなったし守備の約束事を再確認する意味もあっただろうしな。
  …ところで、湘南のすごさって何だと思う?
赤:え?やっぱり運動量じゃないですか?追い越す動きとか…。
黒:その「追い越す動き」の前提となるのは何だ?
赤:それは…あ、そうか。前線でキープしてくれること。
黒:前線では岡田がガツガツ当たられてタメが作れない、
  前線に限らず中盤でもボランチとCBで挟まれるから後ろの選手は思い切って上がれない。
赤:それで後ろと横へのパスが増えていく、と。
黒:後半は5バックにして「追い越させなきゃいいじゃない!」とスペースも消した。
  4-4どころか、5-4ブロックにしたから楔の縦パスを入れようにもパスコース自体が少ない。
赤:サイドで征也に打開させることが多かったですもんね。
黒:ふんっ、征也なんてちっとも気にしてないんだから!
  枠ギリギリのシュートだって征也ならできて当然なんだからねっ!
赤:……。
黒:……すまん、言ってて悲しくなってきた。
赤:(なら無理してツンデレキャラやらなきゃいいのに…)
黒:湘南といえど、網張って待ってるコンサの守備陣を破るのは並大抵じゃない。
  本来なら前線からプレスかけて相手を押し込んだ上で
  ガンガン追い越しかけるのが湘南の勝ち方だと思うんだがコンサが慌てなかった。
赤:そういえば湘南はアウェイなのかあまり積極的にプレスかけてきませんでしたね。
  でも、カズゥの負傷交代はコンサにとって一番の想定外でした。
黒:ボラ同士の交代で上拓かと思ったが、
  荒野をボラに回して日高投入。これは妙手だったな。
赤:日高のスピードを活かそうということでしょうね。何度か惜しい形も作れましたし。
黒:裏のスペースを突くことを考えてみれば日高を入れるのは当然なんだが、
  荒野を真ん中に回してカウンターの時の“行ってこい”要員にもできた。
  トドメの1本を決めてりゃなぁ…。
赤:でも、あれは前俊が「そこ通すの!?」っていう変態スルーパスを出したから仕方ないです。
黒:まあな。
  ともあれ、ウェリントンと永木不在とはいえ監督の采配含めて今年のベストゲームだったよ。
赤:それにしても、今やコンサのエースストライカーは名実ともに都倉ですね。
黒:しっかし、都倉はイケメンだし、既婚者だし、
  パフォーマンスもサマになるし、インタビューも堂に入ってるしで何か腹立ってきた。
赤:でも、イエロー3枚ってのは怖いですね。
黒:リア充爆発しろ!
赤:あくまでゴール量産って意味で大爆発をお願いします!


 …このコンビが本来の意味で日の目を見るのはいつになるのでしょうか。

posted by フラッ太 |00:30 | アフターインプレッション | コメント(2) | トラックバック(0)