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2014年11月28日

'14第3次弾丸ツアー~VSジュビロ磐田観戦記・後編~

 さて、いいだけ食って座席へ向かう。通路としてはほぼ真ん中だったが、10列目ってのはやや前過ぎたか。もうちょい後ろなら俯瞰で観やすくなったので来年以降の参考にしよう。前過ぎると階段の上り下りがホントにしんどいのよ…(泣)。さて、新聞予想ではカズゥの1ボラとあったので「おいおい、大丈夫か?」と心配になったが実際はこれまでと同じようなフォーメーションを組んでたように見えた。並び順から言えば中原がWBで荒野がシャドーだったが、実際には荒野がWBで中原がシャドー。まあ、そうなるわな…。

 で、試合開始。カズゥの直接FKは最初サイドネットに見えたのでワンテンポ歓声が遅れた。それくらいエグいコース。そして周りの方々とハイタッチ。セットプレイで獲れたのは大きい。ただ、磐田も勝たなければならないので黙ってはいない。コンサの左サイドを主に攻め立てる。終始、この左サイドの守備が不安定に見えた。後半は意図的に中原のポジショニングが中に寄っていて荒野が常に対峙することとなっていたように思えた。駒野相手だったから仕方ないのかもしれんけど。

 ゴールこそならなかったが、磐田としても弱い方のサイドに人数をかけさせて逆サイドに振って…というのを意図していたように思う。ヘディングが枠に入っていたらというのはけっこうあったし。これって石崎コンサがJ1で散々やられた失点パターンだが磐田の質の低さに救われた感あり。決定的だったのは前半終了間際の中原の1対1。あれを決められないって…。2-0にしていれば余裕で小野を入れることができたのに…。

 さて、前半を終わって選手交代を妄想する。小野の投入はどこかであると思うけどボランチはDFラインの前のもう1枚の壁となる役割が大きく、ここに入れるのはちょっと怖い。カズゥはほぼ横の動きだったが、宮澤は縦に動いてパスコースを切るというのもやってたし、小野を入れるのに無理がないのはその前のポジション。やはり中原と交代ってのが自然かな…。
 そんな妄想をしつつ後半開始。前俊OUT内村INでいよいよ小野は中原と…と思っていたのだが、バルバリッチ監督はなかなかカードを切らない。ただ、中原も上手く選手の背後に侵入したりと攻撃の動きそのものは良かったと思う。ギリギリまで引っ張ったのかもしれんけど、荒野が頑張っていたし早めに代えても良かったような。まあ、所詮は戦術厨の妄想だけど…。

 失点の場面は正直何が起きたのかわからなかった。MDHで見直したが「何でそんなにあっさりやられるかねぇ?」と溜め息が出た。あんなに簡単にヘディング撃たせちゃいかんでしょ。小野投入でその小野がフリーでシュート撃ったときは「もらった!」と思ったけどシュートは枠の外。「小野、狙いすぎ!」と思わず声が出た。あの状況ならギリギリを狙わなくてもよかったのに…。ピッチを広く使っての攻撃が徐々に見えていただけに実にもったいなかった。

 今シーズンを象徴するかのようなドロー。それはその通りかもしれない。が、個人的にはすごく悔しかった。「悔しい!」と声が出た。数少ない参戦歴の中でこの試合が一番悔しく思えた。今まで観た負け試合でも「あれだけ決め切れなければ負けるよね」だったり、ただただ疲れ切って脱力感だけが残ったり。同じドローでも山形戦は「次に生かせ!」だったし、初参戦の'08ガンバ戦も力で押し切られてしまった、コンサの精一杯を出し切ってだからこれはもうそのまま受け止めるしかないと思えたのだが、磐田戦はただただ悔しかった。「次だ次!」と思ってもその「次」が来年3月までお預けだしねぇ…。

 ノノ社長のセレモニーでの発言。稲本にオファーしたのをぶっちゃけたのは当然稲本本人に了解をもらってだと思うが、カネをかけずに宣伝した(結果としてヤフートップに載った)、社長やるなと思いつつも「(今シーズンの結果について)はぐらかされたかな」という思いも同時にあった。ただ、若い力が伸びてこないことにはというのはその通りだし、ただ長い目でばかり見てはいないよという姿勢も窺えるので基本的には是としたい。ゴール裏の段幕には様々な意見があると思うが、個人的な意見としては「努力をしているのはコンサだけじゃない」というこちらのブログが最も賛同できる点が多いかな。ただ、来季はマジで勝負の1年になることは言うまでもないのでシビアに見る必要はある。直近では引き留めや補強になるだろうが。

 その後はいったんホテルに戻ってからばんぶうさんのところへ。既にゆっきぃさんがいらっしゃってしばし奈良談義。その場では言葉が出なかったけど、磐田戦は奈良がどこかギクシャクしていたような…。社長が話している時に中原や荒野をカメラで抜いていたり、サンクスウォークの最中、社長が中原と荒野の肩を組んだ3ショットをキッチリ抜くなど「スカパーわかってるね」とニヤニヤし、荒野の仏頂面に萌えたり(苦笑)。レンタルの選手は戻すとしながら古田の名前が出なかったけど讃岐はまだ入れ替え戦があるというので納得。ウチらはもう今シーズン終わっちゃったけど、まだ今年を戦っているクラブはあるんだよな。荒野に関しては「金森に負けてる場合じゃないだろ!」ということで意見が一致。五輪代表はさらに2人枠が減るしね。だいぶ後でオオドサさんとも再会できた。大病の後なのでちょっと心配だったけど元気なご様子だったので一安心。

 もちろん勝てば最高だったけど、磐田戦は「来て良かった」試合だった。
 湘南戦のような快勝劇はそうそうお目にかかれるモノでもないし。
 さて、来年は何試合参戦することができるのか。
 ホームの開幕戦と最終戦は2年連続で達成できたので何とかもう1,2試合は増やしたい。
 

posted by フラッ太 |13:40 | 旅行記 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:'14第3次弾丸ツアー~VSジュビロ磐田観戦記・後編~

 お疲れ様でした。私はTV観戦でしたが、悔しいという気持ちは分かります。磐田はガップリ四つで取れる相手だと思いました、ケタ蹴り、猫騙しすることなく。そこの成長は認めたいです。
 中原は浮き球が蹴れないのかしら。他のブロガーさんところで東京Vの南を引き合いにしましたが、月刊CSを見たら石井ちゃんが富山戦で浮き球で決めてますね(ゴメンネ石井ちゃん)。
 セレモニーは[こちらのブログ]とほぼ一緒の思いです。私も一瞬、オシム発言を思い出しました。でも、どうなるか分からないとも云ってましたのでギリセーフかな、と。

posted by 蹴球素人| 2014-11-29 08:19

蹴球素人さんへ

磐田がJ1昇格を逃したことで、
磐田と対等に戦えたことが果たして良かったのかどうかやや微妙な心境ではあります。
中原は悶々とした気持ちを抱えたままシーズンを終えることになりますが、
この苦しみがあったから…と思えるような活躍を来季には期待したいですね。

posted by フラッ太| 2014-12-01 09:30

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