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2021年08月28日

“点”で勝負にならない。

>ラスボスがラスボスたる所以…

 ホーム川崎戦は0-2の負け。地上波でオンタイム視聴。

                ま た 小 林 悠 か

 1点目はまだ許せる。高嶺は本職のCBじゃないから抑えるツボを知らなくても仕方ないと割り切れるが、2点目は許せん!駒井の対応があまりに緩すぎ。何のためのフルコートマンツーだ!あの局面は最低限折り返しを許してはいけないし、マイボールにできずともベッタリマークにつかずともコースを切るなどしなきゃいけないのに全てが台無し。あんなに楽に上げさせたら菅野が可哀想すぎ。懲罰交代モノの失態と言っていい。

 …と、ひとしきり文句言ったところで。

 改めてにっくき小林悠の決定力には唸らされるしかないのだが、
 ターンから右足一閃というのはかなり難易度が高い。“点”で勝負できる選手だなあ、と。

 残念ながらコンサにはそうした“点”で勝負できる選手がいない。というより、そういう選手はコンサの懐事情からして獲れない。ジェイがいるだろ!というのはひとまず置くとして、ミシャの志向が「(点ではなく)スペースを獲る」というのが表れていて、ある意味で川崎とは対照的だったというのが今日の試合の感想。

 絶対的なストライカーは点の局面で決めきれる。

 資金力で劣るコンサはそういうアプローチは採らずに、仕込み次第で「誰でも決められる」、小難しく言うと再現性の高い攻撃を目指してそれは一定程度のところまでは来ていると思う。ただ、名古屋や川崎といった上位チームが相手ではよりキレイに崩しきらないと厳しいし、個人能力でカバーできてしまうことも多くなる。

 HTで交代がなかったのは戦力面で切れるカードが少ないというよりも、純粋に手ごたえを感じていたからだと思う。手ごたえがあればあるほどジェイが微妙にかみ合わないところが出てきているように見えるのがつらいなあ…。青木は右のシャドーに入ったが、いい動きだった。内から外に走ってとかドリブルでPAに侵入したりとか上手くプレー選択ができていた感じ。チャナは…ちょっと持ちすぎかな。試合勘が鈍っていたように思う。

 当面はトゥチッチは点で勝負するといっても基本的には空中戦。地上戦では過度な期待をかけるとガッカリ度が増しそう。ただ、小柏はトップでもいい動きだったので地上戦で勝つなら現状では青木をスタメンにした方がいい気がする。

 上を目指すには単純に力不足。現実は厳しい…。 

posted by フラッ太 |17:10 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2021年08月22日

十徳ナイフ。

>ちなみに十手も「じゅって」ではなく「じって」である

 昨日の大分戦。大八には苦い経験になったかな。香川がドフリーだったのを菅野が止めてくれたのでA級戦犯にはならずに済んだものの、チャンスをもらいながら前半だけで交代。一番悔しい思いをしているだろう。ガンバ戦では駒井の右CBで痛い目に遭ったので本職を起用したはいいものの…といったところか。

 大八を下げたのは仕方ないとしてもどういうフォーメーションにしたんだろう?と思っていたら高嶺がCBに降りたとは。まあ、4-1-5に可変するときにDFラインに降りるから始めからその仕込みと思えばなくはない起用だが、なかなかにギャンブルだったような。昨日は有休明けのルーカスがベンチスタート。これは過密日程7連戦を考慮したものとみる。深井さんが欠場なのもそうだと思うが、あるいは…?

 というわけで駒井が右のシャドーでスタメンだったわけだが、さながら駒井は十徳ナイフのような存在。複数ポジションができて戦術もわかっているとなればピッチにいてほしい選手ではあると思う。

 ただ、こういう十徳ナイフのタイプは地味仕事な面が多い上に
 「こなして当たり前」みたいなところかあるから高い評価を受けにくい。

 いわゆるポリバレントな選手ということになるんだろうが、三浦コンサや石崎コンサでは西嶋、石崎コンサでは高木純平あたりか。もちろん、宮澤はトップ下やったりボランチやったり、ミシャコンサではとうとうCBだったりする。四方田コンサだと早坂が当てはまるだろう。

 ミシャコンサは可変システム&フルコートマンツーになったことで西部謙司氏の言葉を借りれば「選手のマルチ化」がより顕著になってきた。高嶺が真ん中のCBをやったのはビックリしたが、左CBに入ったこともある。小柏はトップに入ったりシャドーをやったり、金子は右WBだけでなくシャドーにも入る。荒野に至ってはボランチもやるしシャドーもやったし、0トップの時は要の選手。

 駒井のシャドーは物足りないというのは正直ある。シャドーならもっと前で絡んでほしいしゴールも欲しい。
 ただ、裏を返せばそれだけ求めるレベルが上がっているということであり、
 本職(に近い選手)のレベルも上がってきているということ。

 それが顕著に表れているのが青木と小柏。明確に結果を出しているだけでなく、小柏に至っては前半に馬鹿正直にシュートを撃って大分のGK高木に防がれたのを後半には冷静に流し込んでのゴールという修正能力の高さを見せた。小柏は浦和戦でのゴールで何かしらコツを掴んだと思うのでケチャドバの可能性はけっこうあるように思う。

 しかしまあ、青木ですらミシャ式にフィットするのにシーズンの半分を要したわけだからミシャ式におけるCBのタスクは思っている以上に難しいんだろうなあ。前の選手に守備やらせるのは大雑把に言えばアタマは必要でも技術はそれほど必要ないが、ビルドアップはそれ相応に技術も求められるから普段パスに対して要求が少ないCBには尚更なのかも。浦和では阿部勇樹、コンサではミンテや宮澤などボランチの経験がある選手がやってるし…。

posted by フラッ太 |23:25 | 戦術厨の戯言 | コメント(4) | トラックバック(0)

2021年08月21日

「0から1」と「1から3」。

>FCブラジルとはよく言ったもんだ…

 アウェイ大分戦は1-1のドロー。

 ちょうどJリーグタイムで映像を見られたのでチェック。これだけ見ると勝ち点1で御の字か。
 今日も菅野さまさま。よく0-2にされずに済んだよ…。

 ついうっかり呉屋の移籍初ゴールというのをYouTubeで知ってしまい「あちゃー…」となったが、
 後半頭かと思いきや記録では開始10分のゴール。だからドローにはできると思っていた。

 それは何も大分を見下すとかでは決してなくて、
 前節のFC東京戦を思えば「0から1」にする力はあると思っていたから。

 小柏の同点ゴールもジェイが落とした所に飛び込んで、
 前半強く打ったシュートを防がれたことから学んで青木ばりのループでゴールに「パス」。
 得意の型できちんとゴールできている。これはポジティブにとらえていい。

 今日のドローでコンサは暫定8位。ある意味順位通りなのかな、と。
 残留争いに巻き込まれそうな危険はそうないけど、上位に食い込むには力不足。
 「0から1」にする力はついたが、「1から3」にするだけの力はまだない。
 細かいことを言えば「0から3」なんだけど、強いチームはそれが可能だということ。
 残念ながらそこまでの力はまだコンサにはない、足りていないということ。

 取り急ぎ、ざっくり書いてみた。
 ついうっかりリターンキー連打で「あれ?なんで文章が出ない?」となったのはご容赦を。
 まあ、結果が出なかったら“だいたい駒井のせい”にならなくてよかったということで…。
 

 

posted by フラッ太 |22:05 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年08月21日

大分戦の展望。

>ハゲラッチョではない

 さて、超久しぶりのプレビューは過密日程7番勝負の1発目となるアウェイ大分戦。

 J1では決して相性は良くないのに加えてアウェイゲーム。ドドがシュートをポストに当てて大泣きしたなどあんまりいいイメージがない上に大分は残留争い真っ只中。大敗はしたもののFマリノス戦ではシステムを変えて臨むなど片やんがどんな奇襲をかけてくるか読みにくいところがある。そういやドドは厚別でもシュートをギリギリで掻き出されたんだよな…。

 だが、ここは何が何でも勝つことが肝要。
 来週はホーム連戦とはいえ名古屋・川崎と脂っこい相手が続く。
 えてして、こういう時にやらかし癖が出るもの。楽な試合などない。

 注目は出場停止となる宮澤に代わってCB真ん中に入る駿汰…ではなく、敢えてジェイ推し。
 そろそろ、俺を誰だと思ってるんだ!ゴールが見たい。(←ネタが古い)

 チッチとか何だか知らんがどこの馬の骨とも知れぬ輩にはポジションはやらん、ご存知ジェイ・ボスロイドが来季の契約結ぶために本気出してみましたということになれば一層チームに弾みがつく。前節でお目覚めの気配があるので、そこのけそこのけジェイ様が通るというドヤ顔(プレー)に期待。

 大分にはゴリ押しできるFWがいないとタカをくくっていたが、長澤がいたのをすっかり忘れてた(汗)。厚別でもクロスからあわやというシーン作られたし、コンサがイケイケで押せば押すほどシンプルに前へ、裏へというのが効くはず。サイズ的にも右のCBは本職にやってほしいんだが…。

 大分としては“まともに組ませない”戦いを挑んでくるはず。
 機動力や小回りが利くメンツが揃っているうちにゴールを決めたい。

 その後で力任せにぶん殴って自陣に張りつかせる展開になれば理想だが、セットプレイ1発でサクッとという省エネ戦法…もとい大人の戦い方も過密日程においては必要か。福森の左足はいいだけ意識させられているだろうから、そこを逆手にとって…なんてことができれば。ただし、中央(主にボランチ)でのイージーミスは安い失点の元なので厳禁。

 録画できた試合をざっと眺めてみたがゴールの再現性は上がっている。
 奇襲に慌てず対応できるかが勝敗のカギとみる。

posted by フラッ太 |13:05 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年08月15日

ミシャコンサは「サッカーを知っている」か?

元ネタが公式なので安心して使える

 田中碧の「サッカーを知らない」発言が(少なくともJサポには)衝撃を与えた東京五輪。

 ダイジェストを改めてチェックしながら見つけた動画。やたら長いタイトルなのはご愛嬌として、2点目は福森の超絶フィード1発でほぼ勝負アリだったわけだが、この動画を見て思ったのは

 3点目は「福森がフリーな状態を意図的に作った」上でのゴールだったのか?という疑問。

 昔懐かしいファミスタの攻略本で掛布雅之が「野球は9人で1人を攻める」と言っていた。それは打者に対する投球の組み立てだけじゃなくて、守備シフトを敷くなどもっと大きな枠組みでの話だと思う。攻撃で言えば打線が投手の狙い球を絞る、もしくはそう見せかけるとかいった駆け引きも含まれるのだろう。

 結論から言えば疑問に対してはYESの可能性が高いと思う。
 あんな変態フィードを見せられた日にゃ福森に集めようぜ!みたいになってもおかしくないし。

 福森に限らず、トップに当ててシャドーが裏に飛び出すという“型”はいくつも持っていると思うが、そこに至るまでの仕込みをどう行うか?というところまで考える。逆算した見方というか、その型に至るまでの過程がどうだったか?というところまで観る側の目も求められてきているんじゃないかと思った次第。

 地上波視聴だったのでスタッツは正確に知らないんだが、恐らくFC東京はアダイウトンがいる左サイド一辺倒で右からの攻撃はほぼなかったと思う。ボランチ2枚替えで積極的に動いたのもそこさえ封じれば勝ち確みたいな読みがあったんじゃないかなあ?

 ジェイの胸トラパスは確かにスゴいんだが、
 いかに「あとは決めるだけ」な状況を作る(作れた)かも結構大事な要素だな、と。
 そういう意味では石崎コンサと共通するものも感じるんだが、それはまた別の話ということで…。

posted by フラッ太 |20:55 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年08月14日

キーワードは“柔”。

>岡崎てめぇw 最初連勝がないって言ってたのにしれっと2度目の連勝って言い直しやがった…

 ホームFC東京戦は3-2の勝利。地上波でオンタイム視聴。

 いきなりの安い失点でガッカリ。あれは金子の試合の入り方が緩かったような。
 宮澤もチョンボをやらかしアダイウトンとレアンドロの2人で崩された。あれは菅野が可哀想。

 バチバチにやり合うってイメージがあったもんだから、今日の試合はある意味で拍子抜け。
 言葉は悪いが「健太サッカーってあんなもんだっけ?」というのが率直な感想。

 ガンバで3冠獲った時はFWも強力だったけど両SHの運動量がとにかく多くて厄介という印象があった。今のガンバもなかなかにFW偏重なところがあるが、システムの違いも多少はあるにせよ、今の健太サッカーはFW偏重どころか外人部隊にお任せな感じ。瓦斯サポさんのSNS覗いたら東がまるで役立たずと叩かれまくっていたのは納得のいくところ。

 確かにアダイウトンとレアンドロは2人でゴリ押しできるだけの能力はあるし、実際それで失点してもいる。アダイウトンの重戦車ぶりは駿汰を吹っ飛ばすくらい。前半なかなか流れをつかめなかったのはここを抑えることができなかった(というか、その気もなかった?)ことが大きいと思う。

 HT時にはアダイウトンのケアとして大八IN、駒井OUTで駿汰と荒野を上げるかな?くらいに思っていたが、ミシャの交代カードはボランチ2枚替え。特に高嶺でレアンドロをケアしたのは的確な一手だった。荒野は特段悪くはなく、むしろ状況に応じて前に出ていったりと良かったと思うので意外ではあった。

 今までは2枚替えというのはほぼなく、段階的に交代させていたのでミシャにしては早めに動いた柔軟な交代という感じ。これでボランチの組み立て方が一新。高嶺はとにかくレアンドロを自由にさせない、駒井は捌き役でシンプルに展開する。駒井はやっぱボラが最適解な気がするなあ…。

 今日は3点取ったわけだが、1点目は今のミシャコンサの典型的な攻撃の型。波多野のポロリで小柏のごっつぁんに見えなくもないが、あそこで詰められるのがFW。今日はルーカスが出場停止で金子が右WBに入ったが、それでもバングーナガンデを圧倒した。更に凶悪なルーカスを瓦斯さんがどう止めるか?ルヴァン杯に向けてのポイントの1つ。

 2点目は福森の見事な“タッチダウンパス”。これだけでごはん3杯いける(笑)。最少手数で一気にゴールという点では横山フィード→都倉ヘッドで落とし→ジェイのダイレクトボレーというかつてのミシャならあり得ないであろう流れを思い起こさせる。なんという三手詰め。

 3点目はとにかくジェイの胸トラでのパスがお見事。あれはなかなかできるもんじゃない。一昨年のルヴァン杯SFガンバ戦@ドームの柔らかいポストプレーとかダイレクトでポンポンつないでルーカスにアシストした巧さを思い出した。ただし、ジェイに関してはこれくらいやってもらわないと困る。ジェイ自ら決めないといかんよ。そして青木のヌルっとした入り方からのループという柔らかさよ。

 1点目は普段の型からのゴールだが、2点目と3点目はいわゆるデザインされたプレーからのゴール。福森やジェイの巧さもさることながら連動してゴールに結びつけているのがポイント高い。かなりこなれてきたかなあという感じ。

 終了間際の三田や鈴木のシュートも菅野がしっかり防いだ。CKにせずにキャッチした隠れたファインプレーもあった。今日はディエゴオリヴェイラも高萩もいなかったからこれが瓦斯さんのMAXとは思わないが、ルヴァン杯に向けても自信の付く勝利。

 …いい勝ち方するとブログも暑苦しくなるな(苦笑)。、

posted by フラッ太 |23:30 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年08月12日

序列だけでは測れないモノ。

>頼むから宮澤は壊れないでくれよ…

〇キム ミンテ 選手 名古屋グランパスへ期限付き移籍のお知らせ

 溜息。

 名古屋からすれば丸山が離脱していてCBの補強は必須。コンサでは序列が落ちていたし狙い目であることは間違いない。イジワルな見方になるが、コンサにしてみればある意味“売り時”でもあった。選手は試合に出てナンボである以上、移籍は当然と言えば当然…なのだが、そう簡単には割り切れないってのもまた確か。移籍なら完全と思ったが… ゼニよりも兵役が関係してるのかな?

 間違いなく言えることはミンテが“ファイター”であるということ。

 空中戦勝率などの数字上の能力でも戦える選手であるし、何より気迫を前面に出すプレーぶり。
 古巣の仙台戦ではそれが悪い方向に出たりとか今年も入れ込みすぎて1発レッドとか
 空回りすることもあったが、コンサにはいないタイプだったので印象は強い。

 中でも一昨年のFC東京戦での吠えっぷりは今でも覚えている。健太東京との対戦ではとにかくバチバチにやり合うっていうこれぞJ1!なテンションの高い激しい試合になることが多い。ヨーイドンの競り合いで防いだ後に「どうだ!」と言わんばかりの激昂ぶり。それがたまたまFC東京側のゴール裏に向かってだったもんだから「煽ってんのかコノヤロー!」とひと悶着起きてしまった。後でそうじゃないんだよとゴメンのアクションをしたので大事には至らなかったが、こういうエピソードはファイターのミンテならではだろう。

 J1の厳しさ。残留するだけでも難しいというのは四方田コンサの時に味わわされたが、
 ミンテの気迫溢れるプレーぶりで違う面での厳しさを教えてもらったような気がする。

 ミンテが移籍となれば大八や柳にかかる期待は当然大きくなる。
 出るばっかりで入ってくるのがないってのはヤキモキするよねぇ…。

 

posted by フラッ太 |15:25 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年08月10日

「ケガと付き合っていくのが僕のサッカー人生」

>宮澤もだが、深井さんもB型w

 今回も剛蔵さんに丸乗っかり。

 深井さんがJ1通算100試合出場達成。
 これはただの100試合じゃない!というのはコンササポなら誰もが思うところ。

 深井はトップ昇格する前からU-17で既に世界の舞台に立っていた。ケガさえなければ代表はおろか海外に出たかもと思えるくらいにスケールがデカかった。ポドルスキが1発レッドになった試合は「何してくれとんじゃゴルァ!」となったし、深井さんがうずくまって動けないのを見ると胸が締め付けられるのよ、ホント。

 神様は深井さんに艱難辛苦を与えすぎ。B型人間はすぐ切り替えるとか空気読まないとかイメージが先行していて、テキトー人間と勘違いしてんじゃねーの?と思わせるくらいにこれでもかと理不尽に試練続き。

 たぶん、クラブの顔としては荒野がその役割を担っていくんだろうと思う。キャラクター的にそんな感じってのもあるし、荒野自身もそうした自覚を持っているからこそピッチ外での活動にも精力的なんだとも思うし。荒野はやらかしぶりも派手だしなあ…。ただ、深井さんは荒野とは違う面でクラブを“背負う”立場にあるとも思う。

 「ケガと付き合っていくのが僕のサッカー人生」
 これって事実上の「生涯札幌!」宣言ではないか?と妄想してしまうんである。
 小野のコンサ復帰も医療体制の充実が少なからず影響していると思うし、
 ケガのリスクを承知でわざわざ深井さんを獲りに来るクラブが果たしてあるのか?と。

 深井さんのヘディングゴールといえばルヴァン杯ファイナルのアレがあまりに劇的かつ鮮烈だが、
 昨日のゴールに関してはむしろオモショーイ!なゴールの再現だろう、と。

 久々にCKからキレイに1発ってのがいいね。これなら福森を使うのも納得だし。ドカンと1発は菅に期待してたんだが、こういううれしい誤算なら何度でも。CKで忘れた頃に宮澤のニア飛び込み1発ってのも脅威だが、ゾーンでCKの守備をするチームは深井さんのゴールは相当印象に残ったことと思う。つーか、浦和さんノーケアだったんか?

posted by フラッ太 |23:15 | ちょっとカタい話 | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年08月09日

1か月ぶりの祝杯。

>しれっとボージャン神戸加入… ドウグラスあたり余るんじゃねーの?

 ホーム浦和戦は2-1の勝利。ひとまずホッとした。

 コンサはひと叩きした後で浦和は中断明け1発目。
 バキネタ風に言うと「休みは浦和を蚊トンボに変えた」といったところか。

 前節のガンバ戦があんまりな出来だったもんだからコンサは相当危機感を持っていたと思う。一方、浦和はリカ将が十分な練習ができなかったとボヤくなどしていたので、あんだけ補強しといて何をおっしゃられやがりますやら三味線が上手すぎますぜと真に受けてはいなかったんだが、メンバーを見ると小泉がいない、ユンカーはサブからといった具合で正直拍子抜け。

 酒井やシュルツが間に合わないのはともかく、好調時の浦和と比べたら格段に落ちる構成。
 巡り合わせに助けられた感があって、まだコンサは見放されてない!行ける!と。

 試合頭と終了間際に思いっきり冷や汗をかかされたようだけど
 2点リードして逃げ切ったことを思えば基本ポジティブに捉えていいのかな、と。
 選手交代もいろいろとスライドさせてやりくりしたとみるが、けっこうスゴいことじゃ?

 公式の文字情報を読んで、今日は先に浦議を覗いてからここで書いてるけど、槙野や西川など古株への風当たりの強さったらないのは負け試合の後はよくある光景だが、興梠株ダダ下がりってのが皮肉。平野など補強はガンガン進めてるし浦和の側から切るかも…なんて、妄想してみる。

 今日の浦和は良い時の浦和じゃなかったけど、
 今日のコンサは相手関係なくこれくらいいつもできていてほしいという試合だったかな。
 そう考えるともっと殴り倒していなきゃと思わないでもないが、それは贅沢か(苦笑)。

 ともあれ、1か月ぶりの祝杯に酔うことにする。

posted by フラッ太 |18:40 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2021年08月07日

コメントへの回答。

>林が来てくれりゃなあ…

 さて、前回のエントリーで元浦和サポさんとハナさんから非常に濃いコメントを頂いたので
 きちんとエントリーを立てて答えていこうかなとという次第。

 まずは「戦力がそれほどあるわけじゃないのにミシャに厳しすぎないか?」という問い。

 これは僕もそう思います。ただ、今年でミシャコンサは4年目。契約最終年とも目されているので、これまでの集大成として一定程度の結果が欲しいというのは僕に限らずコンササポが思っていることと思います。1年目はあと少しでACLの4位、2年目はルヴァン杯ファイナルでの川崎との激闘など、最初の2年が尾を引いてどうしても求める水準が高くなっているのかなという感じです。

 ただ、ノノ社長はそのあたりしっかり足元を見つめていて「ここからが大変だ」という認識で、それをラジオを通してサポに伝えてもいる。少なくともフロントの側からミシャを切るということはないでしょう。他所からすれば「都倉や武蔵が抜けてその穴埋めに苦労してるのに贅沢言いすぎじゃねーの?」という声は出てくるでしょうね。

 で、「ミシャを過小評価してるのでは?」という批判は「今の札幌にミシャ以上の監督を連れてくることができるのか?」と同義と理解しますが、これに関しては無理!としか答えようがありません(苦笑)。そんな監督がいたとしても連れてくることが非常に難しいし、百万歩譲って監督を連れてきてもクォリティを維持(する補強が)できない。

 エースが次々移籍していくというのもありますが、今のクラブの体制や経営状態では
 正直、今のチームレベルを維持するだけで精一杯というのが現状でしょう。

>ミシャの場合、広島で後任の森保がミシャの遺産で優勝させたこともあり
>後任にバランス型を置けば攻撃偏重がリバランスされると考えるサポが出がち。
>でもチームは生き物だから

 落とし穴があるとすればこの点でしょうか。ミシャが鹿島のジーコのような総監督みたいな存在になる(orする)かはさておき、個人的にはファーガソンとかヴェンゲルのような長期政権でも全然いいと思っています。ただ、長くなればなるほどその後を受け継ぐのが難しくなるというジレンマもあるかな、と。

>J1に居れば有望新人が望んでくる訳じゃないよ。

 これはこちらの書き方が悪かったですかね。今は選手の側も自分がキャリアアップするのに最も適したクラブは?というのをかなり吟味しているのでJ1限定という意味ではないです。これもノノ社長の言葉を借りますが、「ミシャのサッカーはやってて楽しい」「ミシャのサッカーであれば上手くなる」。今ではだいぶ浸透しつつあるポジショナルプレーとかを学べるからというのが趣旨です。

>ちょっと負けたり連敗するとミシャ解任って言う人は、安倍解任、菅解任と騒ぎ、
>枝野や玉木や小泉進次郎を次の首相にって騒ぐのと同じくらい分かっていないと思いますよ。

 「やってて楽しい」と「勝つこと」が必ずしも一致しないってのも一方であります。だから負け試合の後は監督や特定の選手(ほぼほぼ駒井w)に対して文句つけなきゃ気が済まん!なんてことにもなりますが、これはもうサポの性と割り切ってます。「負けて怒るのはその日だけ!」って風になればいいんですが、そういう悟りの境地にはなかなか至れないもんです(苦笑)。

 あ、宮澤についてですが、良い選手と言ってもらえたので宮澤びいきとしてはうれしいです。

posted by フラッ太 |00:30 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)