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2022年11月28日

本田圭佑の言葉と本気のスペイン。

>ベルギーで暴動とか…

 昨日の日本代表、コスタリカにウノゼロ負け。

 昨日は仕事で全く試合を観ることはできなかったが却って良かったかも。負け試合を見なくて済んだってことじゃなくて「そういうもんだよね」というのを改めて感じることができたから。勝つのが厳しい相手に派手に勝つ一方で、その後行けると思ったらあっさり負けるとかそんなところまでミシャ式に寄せんでも…と思ったサポはきっと多いはず。

 「勝手に期待して勝手にがっかりしているだけ」

 本田圭佑の発言。身もフタもないっちゃそうなんだが、実際こんな感じだと思う。
 普段Jリーグや代表の試合、欧州サッカーを見ている人であれば尚更だろう。

 もともと、森保ジャパンへの期待値はそんなに高くなかったと思う。GLの組み合わせが決まった途端「日本オワタwww」で溢れかえって、「ドイツはしゃあないとしても何とかコスタリカに勝って…でもスペインかぁ。」というのが最大公約数的な予想だったと思う。
 ところが、ドイツが優勝経験国らしい戦い方が裏目に出て乾坤一擲の大勝負に出たポイチによって日本代表が歴史的な勝利。多分にギャンブル的な采配ではあったがそこは勝てば官軍な代表で大いに称賛されるべきもの。で、ドイツに勝ったんだからと周囲が勘違いして、本大会に出るチームに弱いところなどないというのを忘れてこの有様。

1.監督も選手も両方良い
2.監督はダメだけど選手は良い
3.監督は良いけど選手がダメ
4.監督も選手も両方ダメ

 本大会が始まるまではたぶん2が大勢で、ドイツ戦勝利で一気に1に流れて昨日のコスタリカ戦の負けで一気に4に傾いた。代表の評価なんて特に波が大きくて揺れ動くものだけど、まあこの数日で手のひら返しが半端ないな、と。代表においては手のひら返しが常とはいえ、こうも株が乱高下じゃあ神経よりも手首の筋がブチ切れるってなもんで。
 ただ、松木安太郎が「ドイツに負けてコスタリカに勝ったと思えばいい」ってのは単に負けのダメージを払拭したいとか錯乱したって話じゃなくて星勘定の上ではどっちも変わらんという現実を言ったにすぎない。そう考えると本田圭佑の言葉が実に本質を突いているな、と思わされるんである。

 んで、スペインVSドイツは1-1のドロー。シチュエーションとしてはドイツ勝利で全チーム勝ち点3というのが一番燃えるが、状況としてはスペインは日本戦に本気で勝ちに来ることに変わりはない。ドローでもGL突破はできるが、決勝トーナメントを考えれば引き分けOKはあくまで保険。得失点差を考えればコスタリカは勝つしかなくて全チームに突破も敗退もあるという一番面白くて胃が痛い展開。

 とはいえ、本気のスペインとやれることはマジでうれしい。こんなチャンス、そうそうあるもんじゃない。スペインが早々にGL突破を決めてターンオーバーした相手に転がされるってのはこれから先を考えてもあまり有益とは思えない。
 今まではバルサやレアルマドリーのインパクトが強すぎてスペインサッカーを少なからず勘違いしてきたんじゃないかと思っていて。ロティーナやポヤトスのやり方ををそれなりに見てきて「あれ、スペインのサッカーって…」と思うところが増えてきた。そういう意味でも本気のスペインが何を見せてくれるのかが楽しみ。

 どうせポイチだし…ってことじゃなくて、何だかんだ日本代表は本大会のGLで1つは勝てるくらいの力はつけてきたというくらいには強くなっていると思う。知りたいのはその先。その距離を測るのにこれ以上の相手と状況はない。勝敗抜きにして楽しみ。ただ、オンタイム視聴は無理だよなあ…。

 とはいえ、正直ポイチはもういいかな。でも協会が続投させそうで怖い…。

posted by フラッ太 |10:45 | スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)

2022年11月24日

ドイツ戦勝利に見るミシャコンサの未来。

>忘れられがちだが、権田も海外でプレーしてたのよな…

 昨日の日本代表のドイツ戦勝利。いろいろな見方があると思うけど、
 ドイツからすれば勝ちゲームを落としたというのは間違いなく言えると思う。

 仕事から明けてとりあえず前半を流し見。まあ、守備がハマらないこと。福西解説で日本の右サイドがぽっかり空く現象はずっと指摘されていた。あれだけ長い時間そこを放置していたらそりゃドイツにやられますよってなもんで。あの場面、権田が出たのは致し方ない。PK判定はちょっとかわいそう。

 PK決められた時点で風呂入ることに。

 スタメンの状況もわからずにいたし前田の明らかなオフサイドも知らなかった。ただ、レーンを埋めるのは最低限守備のケアとして必要だったから久保OUT富安INは当然の一手だったと思う。0-2になればゲームエンド。ただ、何というか、それでもドイツは強かった。権田のセーブがなければフツーに0-3くらいでボロ負けになっていたことを考えたらMOM選出は極めて妥当。

 奇跡的な勝利なのは確かだけど、前半の両者の出来と優勝国ドイツだからこそウノゼロで充分と踏んだ選手交代がもたらした緩みと隙だったのかなあ、と。ギュンドアンはともかくミュラーまで下げたのはナメすぎというか。そうなる心境も理解できるけど、ナメたらひと刺しあるぜ?くらいに日本代表が力つけてきたという証でもある。

 しかしまあ、ポイチもよくあそこまで攻めダルマになれたなあ、と。

 結果だけ見れば采配ズバリ的中!なんだけど、ギャンブル感たっぷりのファイヤーフォーメーション。守備でやることをハッキリさせたのが多分に大きいんだけど、富安も筋肉系のケガ抱えてたから出せるとしても後半限定とか条件はあっただろうし。勝つには勝ったが、スラムダンクのアレを思い起こさずにはいられないんだよなあ。この1戦に全てを使い果たした感がすごくあるし。

 決められる時に決めきれずに負けたドイツ。んなのはミシャコンサでさんざん見てきたわけだが、ミシャコンサがアップデートできる余地があるとするなら2点目のシーンかな。リスタートから縦1発で浅野が一気にPAに侵入し決めた。

 縦ポン一気って意味ではなくて速さで殴る。

 ドイツの前半がそうであったようにチーム全体で動いて理で崩すのは当然必要で、そこんところは手間暇かけすぎ!ってな程にこだわるミシャ。去年のトゥチッチのゴールなんて正にそれ。アクセントを加える意味で速さは大きな武器になるかな、と。

 殊勲のゴールを決めた浅野の弟である浅野雄也の獲得に動いているという報道があった。この先どうなるかはわからんけど、例えば金子が浦和あたりに抜かれた時に右WB小柏、右シャドー浅野とかだったらこれはこれでアリじゃねーの?とも思ったり。

 すげぇ乱暴な話だけど、三笘が仕掛けて…という1点目の方が再現性は高いし、そっちをを目指すべきなんだけど、それっていかに三笘が前を向ける状況を作るかって仕込みが必要になってくる。速さで殴る売場合、その辺の仕込みが少なくて済むのかなってのはある。速さを見せておいて…というのが加わればまた1つミシャコンサは面白くなるのかな、と思った次第。

posted by フラッ太 |10:25 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2022年11月22日

改めて高嶺の柏移籍に思う。

>背番号31、か…。

 前回のエントリーでネタにはしたものの、
 自分の気持ちに整理をつけるという意味でも改めてエントリーを立ててみた。

 まず、移籍に関しては選手が望むなら基本的には止めることはできないし、コンサとしても最大限尊重しているというのは共通認識としてあると思う。三上GMのいうところの「札幌でやりたい、成長したいと思う選手とやっていく」というのが正しくそれだろう。

 今回の高嶺の移籍に関しては「また戻ってきたい」というコメントで
 ものすごく後味の悪いものになってしまったなというのがオレの思うところ。
 強いて挙げるなら都倉のケースが近いかな。

 より上のレベルでやりたいと思うのは選手として当然の欲求。柏がそれにふさわしいか?というのはそれぞれ思うところはあるだろうけど、サポにはごく一部しかわからないし、高嶺がそう思うならそこで頑張れと送り出す以外にない。長崎サポが武蔵を送り出してくれた時と近いのかな…。ただ、残るもんだと思ってたってのはサポの勝手な言い分。そこは弁えておきたい。

 プロの評価は金というのもまた一方で否定できない現実。まあ、金のためにってんならちと浅はかじゃないのかい?とも思うが「札幌に在籍したままでは…」という思いは強く持っていたんだろう。半ばネタで被害者の会が結成されるくらいに三笘が圧倒的な活躍で海外に出て行ったのを目の当たりにすれば焦りにも似た危機感を抱いても何ら不思議はないわけで。

 札幌ではそれは叶わないと判断したのならそれも良し。
 ただ、移籍する以上はミシャコンサでできていたことができればいいでは意味がない。

〇なぜアーロン・ジャッジと大谷翔平にこれだけの大差が生じてしまったのか?その背景にあるものとは?

 たまたま目にした記事だが、高嶺にはこういうレベルに到達してほしい。要は個人として活躍するのは最低限、それも高嶺Ver3.0、あるいは4.0となるような目に見える進化をしつつ、チームを勝たせる働きができるくらいにならなければ移籍、ステップアップする意味はないよ、と。

 そんなこたあシロートに言われんでも合点承知の助だろうが、現に今シーズンの青木は「チームを勝たせる」ゴールを挙げてきた。ミシャコンサではそれは叶わないと思ったのならちと寂しい話ではある。ただ、真ん中1本で勝負したいと思ったのなら柏をACLに導くくらいの活躍はしなきゃならんだろうなあ。ライバルが遠藤航や守田となると、それこそ三笘くらいに圧倒的なものを見せないと…。

 内輪ではあまり感じないことだが、ミシャコンサにはマンネリとかいう批判もある。新陳代謝という意味では今までほぼ無風だったことを思えばある意味必然だった。もっとも、高嶺が抜かれるのか!ってのはあまり想定してなかったから内外共に反響が大きくなったってのはあると思う。出血の度合いはかなりなものだが、この世界には往々にしてあること。

 クラブもパートナーを増やしているし決して成長してないわけじゃないが、選手の成長がそれを上回ってしまってるってのがなかなかに切ないよねぇ。タイリーク・ヒルが抜けても強さを維持するチーフスのように…ってのは喩えとしてわかりにくいが(汗)、クラブがより大きくなるには避けて通れないことなのかもしれない。

 高嶺が抜けても全然やれる。高嶺が加わって柏は覚醒した。

 後者には関与できないけどそんな未来にしたいものである。これからは柏サポさんがより厳しい目で高嶺を見てほしい。コンササポは選手に対して厳しい批判をするのがあまり得意じゃないので(苦笑)。

posted by フラッ太 |12:45 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2022年11月20日

後ろ髪を引かれるのはサポだけでいい。

>タイリーク・ヒルって今ドルフィンズにいるのな…

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
黒:ガッカリだよーっ!
赤:何ですかいきなり!…って、相変わらず元ネタが古いのはどうにかなりませんか?
黒:いーんだよ、どうせツッコミ入れてくる奴もいねーんだから。
赤:イヤな開き直り方だなあ…。
  ガッカリなのは言うまでもなく高嶺の柏移籍ですよね?
黒:高嶺は移籍にあたってのコメントで言いましたっ。
  「いつかまたコンサドーレに戻ってきたい」何を甘えたこと言うとるんじゃーっ!
赤:まあまあ。きっと一旗揚げたらとか故郷に錦を飾るとかそういう意味で言ったんですよ。
黒:だとしてもよー、そういうのは結果出してからの話だろ?
  現時点では柏に移籍するって決めただけなんだから。
赤:自分にプレッシャーをかけて挑戦する必要があるってところに
  そのあたりは現れてるんじゃないですか?
黒:…まあ、コンサにいれば居心地がいいってのはあるだろうな。
  高嶺には今のコンサは居心地が良すぎたのかもしれません。
赤:んな、いちいち小ネタを挟まんでも…。
  3年間やって、ってところに自分の中で区切りをつけたかったんだと思いますよ?
黒:敢えて主語を大きくして言うが、
  コンササポは移籍に関してはかなりの耐性や免疫を持ってるぞ?
  いずれはいなくなるってのはいつもどこかで覚悟しているよ。
赤:それは否定しませんが。
黒:高嶺は鮭組だから「ゆくゆくは宮澤の後を継いで…」とか勝手な思い入れもしてしまう。
  でも、本人が決めたのならグッとこらえて「行くからには出世しろ!」と送り出すんだよ。
  後ろ髪を引かれるようなこと意うなよ。そんなんで柏でのしていけるのか?
赤:まあ、柏でも当然競争はありますからねぇ。
黒:そりゃ柏に比べたらコンサはまだまだなところだらけだよ。
  でも、コンサだって去っていく選手をただ送り出すだけで立ち止まりはしないぞ?
  都倉が去った後には武蔵獲ってるし、チャナが抜けたときはシャビエル連れてきた。
赤:ウチのフロント、頑張ってますもんねぇ。
黒:いつか帰ってきたいって言っても高嶺のために悠長に場所を空けとくなんてこたあしない。
  そんなことやってたらあっという間にJ2降格だ。
  移籍を決めたのなら高嶺もコンサも振り向かずに前に進むだけだ。
赤:もういいじゃないですか。感謝してますってのを伝えたかったんでしょう。
黒:いちいち言わんでいいよ。こっちこそ今までいてくれてありがとうってなもんだ。
  移籍するからには今までと同じでは意味がない。
  少なくともタイトルを獲る、代表に選ばれる、海外に出るために柏も踏み台にする。
  誰もが納得できる結果を示してこそだ。
赤:そのあたりは高嶺もわかってますよ。
  海外に出ようと思ったらそれこそ時間は多く残ってないですからね。
黒:移籍して成功するかなんてやってみなきゃわからん。
  何だっけ?人間ばん馬最高だぜー!じゃなくって…
赤:人間万事塞翁が馬でしょ?どっから人間ばん馬が出てきたのかと…。
黒:移籍したけどスタメン獲れませんでしたーっ!残念っ!にだけはならんでくれよ?
赤:だから古いって!


 高嶺の移籍記事を抜いた記者さんは「デマだ!飛ばしだ!」と騒いだコンササポに対しては「何か言うことあんじゃねーのか?」とか思ってそうだが(苦笑)。まあそれはともかく、いよいよミシャコンサも無風なんて状況ではなくなってきたなというのが流出1件目に対する率直な感想。

 人間万事塞翁が馬の人間。これって「にんげん」と「じんかん」どちらでも読めるようで。

 「にんげん」が一般的で、今回の高嶺の移籍に関しては「にんげん」で読むと高嶺個人の未来、「じんかん」で読むとミシャコンサの未来といった感じで若干ニュアンスが変わる。「にんげん」=その人個人、「じんかん」=世の中、世間ととらえるのがわかりやすいかな。まあ、あくまでも移籍は高嶺が決めたことだからフツーに「にんげん」でいいんだけど、両者が再び交差するときはお互いもっと高いステージに立っていたいよねということで締めとする。

posted by フラッ太 |19:30 | ネタの殿堂 | コメント(2) | トラックバック(0)

2022年11月17日

笑えない○○ネタ。

>先に言っときます、清水サポの方は読まないように。

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
  いやあ、リーグもチャレンジカップも終わったと思いきや、もうすぐW杯ですもんね。
  来週の水曜日に日本代表とドイツの試合があるなんてすっかり忘れてました。
黒:忘れたと言えば、オレの後輩があるJリーグのクラブが思い出せなくて困っているらしい。
赤:後輩なんていたんですね(棒)。
  じゃあ、その後輩とやらのためにそのJリーグのクラブを一緒に考えるので
  どういう特徴があるか教えてください。
黒:そのクラブはJリーグでオリジナル10と言われるクラブの1つで、
  静岡にあるチームカラーがオレンジのクラブらしい。
赤:それは…清水エスパルスですよ。
  その特徴は清水エスパルスで間違いない。
黒:いや、俺も清水エスパルスだと思ったのだが、そのクラブは資金力はあまりないらしい。
赤:あー…じゃあエスパルスと違うなあ。
  エスパルスは総合物流の鈴与が親会社だから資金は潤沢で
  札幌と共にJ1復帰して以降はムキムキ補強でブイブイ言わせてるので
  エスパルスではないです。他に何か言ってませんでした?
黒:後輩が言うにはそのクラブは監督解任がやたら多かったらしい。
赤:エスパルスじゃないか!Jリーグで監督解任と言えば神戸の風物詩だが、
  エスパルスも19シーズンのヨンソン監督解任以降、毎年監督のクビを斬っています。
  しかも、コーチだった平岡さんをいったんは繋ぎで監督にしておきながら
  ロティーナの解任後に再登板させて再び解任するなど
  学ぶべきクラブを間違えたとしか思えない監督人事をやらかしてます。
  他に何か言ってませんでした?
黒:そのクラブはトップチームの選手が少ないらしい。
赤:じゃあ、エスパルスじゃない。
  さっきも言いましたが清水はムキムキ補強と監督交代を繰り返したせいで
  トップチームの選手登録が40人に届く過剰な大所帯になってしまい
  そのために却って戦術が浸透しなくなった説まであるくらいだ。
  他に何か言ってませんでした?
黒:後輩が言うにはリーグ得点王と代表GKがスタメンにいるのにJ2降格になったらしい。
赤:エスパルスじゃないか!
  クラブの軸もチームの核となる選手も監督が代わるたびにブレたことで
  個人能力頼みになってしまった典型例だ。
  外国人選手を引っ張ってきた数の多さはもしかしたら神戸以上に多いと私はにらんでます。
  他に何か言ってませんでした?
黒:そのクラブは終盤の競り合いに強いらしい。
赤:ではエスパルスではない。
  8月のホーム柏戦で武藤にATで同点ゴールを決められたのがケチのつき始めで
  それ以降は湘南のウェリントンや磐田のジャーメイン良などにATでゴールを決められ
  9月以降は1勝もできずホームでシーズン2勝と惨憺たる成績。
  ぶっちぎりに弱かった12コンサでさえホームで3勝しているし
  ATの失点で勝点を12も取りこぼしていることからしても勝負強さとは無縁と言っていい。
  他に何か言ってませんでした?
黒:かつてホームゲームで札幌に0-8と記録的なボコられ方をしたらしい。
赤:エスパルスじゃないか!
  16シーズンでのJ2首位攻防戦で都倉が劇的なATゴールを決めて以降
  流れがすっかり変わってしまったのは有名な話だ。
  札幌と同時に昇格した17シーズンでは札幌が清水のホームに乗り込んで残留を決めたし
  8-0とボコった19シーズンではホーム開幕戦でアンロペが4ゴールと大暴れしたし
  今シーズンに至っては最終節の青木のATゴールで結果的に引導を渡すこととなった。
  これだけ条件が揃えばもう間違いない。エスパルスで決まり!
黒:後輩が言うのはエスパルス…ではないらしい。
赤:じゃあ、エスパルスじゃないでしょ!先に言ってくださいよ!
  コンサと清水の因縁について長々と語っていた時、どういう気持ちだったんですか!
黒:これでチアゴサンタナがコンサに来たら清水サポ発〇するな、って。
赤:(ないと思うけど、それは流石にシャレにならない…)
  しかし、エスパルスじゃないとするといったいどこなんでしょう?
黒:俺が思うに大宮アルディージャじゃないかと。
赤:それは違う意味でコンサが恨まれてるところでしょ!いいかげんにしろ!


 これくらいのクォリティを目指したいものだが、なかなか難しいもんがある。
 まあねぇ、どうやっても清水に関しては今シーズンの状況がアレすぎて
 パクリネタにしたところで笑えないという事態になってしまうわけで…。

 移籍市場が本格スタートして、「今、#高嶺来年も札幌でやろうぜのツイートをいただきましたー。こんなんナンボあってもいいですからねー」とかブッコもうかなとも思ったけど、ガンバの契約満了ラッシュを目の当たりにするとウチらの不安なんてかわいいもんだとか妙に達観してしまう自分がいて。

 いや、今まではほぼ無風、無傷と言っていいくらいな移籍市場だった。まあ、チャナの移籍は痛手ではあったけど、ある意味売り時でもあったしシャビエルが来て終盤には流石の活躍ぶりだったからそういう恐怖には鈍感になっていた。

 ただ、今シーズンはそういうわけにはいかないだろうな、と。
 ゴニを早くからチェックしてきたフロントの眼力を信じるにしても一寸先は闇。
 J1の激流はさらに厳しさを増す。明日は我が身と思っていないと…。

posted by フラッ太 |17:30 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)

2022年11月14日

過去の清水に学ぶ。~「やり切る」意味~

立田が「どうにもなんねぇ…」とうなだれるのも印象深いんだよなあ…

 タイでのチャレンジカップ。

 結果はまあお察しといったところだが、TLでは井川に対して厳しい声があるようで。
 そこで追うのをやめてるようじゃ話にならない、上手い下手以前の問題だ!といったところ。

 小次郎に対して厳しい声が飛ぶのは今に始まった話じゃないが、
 なるほど確かに諦めてると感じさせるようでは怠慢プレーの誹りを受けても文句は言えまい。
 怠慢プレーが監督の逆鱗に触れて…って話がファイターズでもあったしね。

 そこで思い起こしたのが「やり切る」こと、ダイジェストでやり切るという言葉を使っていたのが3年前のホーム開幕戦。この試合はアンロペ2ゴール→落下事件→何事もなかったかのようにさらに2ゴールとアンロペがみんな持ってった試合。

 といっても、やり切るという言葉が出たのはアンロペに対してではなく、清水の滝に対して。現在、鹿島の監督を務める岩政先生がDAZNでの解説で用いていたのだが、大勢が決してしまった試合でも終了間際に外に出そうなボールを残して1点返して1-5から2-5にしたことに対してやり切ることは大事だと言っていた。

 なぜ試合に出られないのか?となると究極的にはヘタだからってことになるんだろうが
 見る側もそこんところは分かってて、その上で何ができるのか?を見てみたいと思ってる。

 滝のゴールだって勝敗にはほとんど影響はない。得失点差が1つ良くなるだけかもしれない。それでもやり切ることで後々響いたかもしれないし、個人スタッツで1点という結果を得ることで今すぐには何の意味もなくても見ている人が見ていてくれるかもしれない。

 井川に対して厳しい声が飛ぶのはそういうところじゃないかな。
 「チャンス与えられたのに、そこでやり切らんでどうする!」と。
 同じ失点でもやり切った上でならまだ飲み込むこともできるが、それはないだろう、と。

 宮澤や駒井が苦しい時にあと1歩が出ると言ってくれるけど、それとて普段全力でやっている上でそこからさらに1歩が出せる。ゴール裏の方々は至近距離でそうした頑張りを間近に見ているぶんだけ敏感になってるし井川に対して厳しい声が飛ぶんじゃないかな。

 キツい言い方をすれば井川は競争のスタートラインにすら立ててない。
 それじゃあ試合に出るどころの話じゃないよね、と。

posted by フラッ太 |16:30 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2022年11月06日

何より意味のあることは。

>もう4-3はミシャゲームと名付けよう

 …というわけで、ホーム最終戦となる清水戦は4-3の勝利。有終の美を飾った。

 菅野欠場で小次郎がスタメン。いろんな意味で注目されたことと思う。
 「どういう結果になっても驚かん、馬鹿試合上等!」という気持ちで仕事明けに公式をチェック。

 …うわっちゃーっ、やってくれてんなあおい!

 思わず笑いがこみあげてしまったが、今日の試合で何より意味のあることは
 小次郎にとって「自分が出た試合で勝った」という経験を得たこと。

 自分が出た試合では大量失点続き。敗戦はGKだけのせいじゃないというのは何の慰めにもならない。なぜならGKというポジションは真っ先に戦犯としてヤリ玉に挙がってしまうからだ。ましてや比較対象が菅野である。いくら雪辱を期したところで出番が回ってこなければそれすら叶わない。

 小次郎がどういう思いでいるかなどわかるはずもないが「結果が欲しい!」という思いは間違いなくあったはず。今日の勝利は「チームスポーツってこういうときはいいよね」と素直に思えた。もちろん、小次郎も全力を出し切っただろうしチームも「(小次郎のために、ではなく)まずは勝利を!」という気持ちで試合に臨んだだろう。

 それでも結果が出ないときはあるものだが、今日は勝利にまで持っていけた。
 今日の試合、引き分けと勝利では意味合いが大きく変わってくる。
 特に小次郎のこれからの選手生活、選手生命においては。

 しかしまあ、年1でもあるかないかのAT決勝弾が今シーズンはホームで3回とか…。
 それもルパン青木が決めたとなると「あばよ~清水~」なんて声が聞こえてきそう。
 興行的には一番面白い試合展開だったよなあ。清水にとってはアレだが。

 あそこがダメだったとかやいのやいのとやるのは今日はあまり意味がない。
 小次郎が出て勝った。そのことを素直に喜びたい。
 いずれ清水に関してはネタにする…というか、既にされてるだろうからやめとくか。

posted by フラッ太 |00:10 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2022年11月03日

清水がヤバい。~8勝の壁~

>え、プレーオフでレレ清水戦出場できるの?

 コンサが残留を決めた今だからこそ気楽に言える話ではあるんだが、
 「最終戦で清水ギロチンマッチになったらイヤだなあ…」とずっと思っていて。

 ミシャコンサがない袖を無理やり振ってる状態の時は清水はイケイケ。金満補強で火力アップ、降格の危機なんてどこ吹く風。ところが、最終戦で清水はコンサに勝たない限りJ2降格という首切りマッチに。ガンバVS磐田が正真正銘のギロチンマッチとなり、最終節の京都VS磐田は「京都、貴様も一緒に(J2に)連れて行く…」という道連れマッチ。他にも最終節は何かと○○マッチばかりなので相変わらず日程くんの神っぷりに脱帽。しかも優勝争い、残留争いに関わる7試合が全てアウェイゲームって…。

 あ、脱線した。 以前、数字遊びで7勝以下のクラブが自動残留できたケースはない、8勝が最低限必要というのを書いたが、文字通り今の清水はそういう状態。で、ちょっと清水の掲示板を覗いてみたのだが、ATの失点で勝ち点を11も取りこぼしているとかなかなかの衝撃的な事実。

 で、それに付随すると同時にコンサにも関わりのある事としては
 ホームで勝つことがいかに大事かということ。

 コンサに関して言えばこれはもうわかりやすい
 セレッソ戦での青木のAT逆転ゴール。そして“あの”川崎戦での小柏の決勝ゴール。

 青木のゴールがなかったら清水と立場が逆になっていてもおかしくなかったし、川崎戦での劇的な勝利で一気に空気がポジティブなものへと変わった。ホームで勝つことは勝ち点という目に見える結果以外にもたらすものも大きいということ。まあ、コンサの場合は17シーズンの福森FK2発@NACK5がものすごく大きかったのもあるが…。

 翻って今季の清水はホームでわずかに2勝。

 前半戦ホーム未勝利の17広島でも、そしてコンサの黒歴史でありぶっちぎりに弱かった12コンサでもホームでシーズン3勝。既にJ2降格が決まっている今シーズンの磐田でも4勝していることからしていかにヤバいかが窺える。ラス前の大事な1戦で負けたのが降格が決まった磐田と清水だけってのが切ない。

 …と、ここまでは日曜の時点で書いていたが、ここにきてコンサでコロナ感染。勝たなきゃ残留の目がないとはいえ、清水側には「よし、これで行けるぞ!」と声もあったりで。もっとも、「9月から1勝もしてないのに何を甘いことを…」という声もあるので空気としては勝ってほしいけどなかなか信じきれないってところかな。

 “同期組”である清水とこんな形で相まみえるという運命の悪戯。
 コンサが涼しい顔して清水を“ぶっ刺す”ことができるのか?
 これもまた新しい景色と言えるかもしれない。

posted by フラッ太 |17:25 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)