2021年01月25日
パワープレーと逆転の発想。
>高階トウヤの存在感が好きです(←古いって!) 今回は前回のエントリーのお返事をと思ったけどコメントだととんでもなく長くなりそう。 というわけで、エントリーを立てて暑苦しく書いてみようという趣旨。 >前線に ルーカス、チャナ、小柏、青木、金子 と豪華なドリブラー陣 この並びの5トップは見てみたい。小柏が早速TMでゴールを決めているし、佐藤寿人や興梠のようにミシャ式の1トップは必ずしも高さがないとダメというわけではなく、むしろ一瞬の抜け出しや駆け引きの巧さがあったほうがいいと思うので。 ミシャ式5トップへの対抗策として3+2バックにして人数を揃えるというのがあるけど、これって“受ける”守備。オールコートマンツーマンは守備時にひたすらマンツーマンの局地戦にするものだけど、5トップVS5バックでもマンツーマンにしてしまおうというある意味逆転の発想。 例えばルーカスのように1on1で勝てる選手がいるとして、そこで優位を築けるとしたら守備側はダブルチームにするとかで対応をする。じゃあ1on1で勝てる選手が複数いたらどうなるか?極論だけど、5トップが全員ドリブラーで全局面で1on1を強要した時にどう対応するのか? 1on1で勝てる選手が複数欲しいという点で青木を補強したのかな、と。逆足WBの時の金子やノーマルな時のルーカスなど右サイドでは問題なく回せると思うけど、左サイドでは菅が独力で突破するにはやや弱い感じなので特にルーカスを右に回したときに左WBに青木を入れることで逆足WBの攻撃力を維持or高めたいという思惑があるのではと妄想する次第。だから菅は今やスタメンを奪い返さなきゃならない立場とも言える。 >5人交代を考えると、新しい戦術が生まれて来ますね。 去年の5人交代制が適用されそうなのでそこは全チームの考え方が出るところ。ただ、去年の等々力がいい例で攻撃陣の入れ替えでパワープレーが見込めるかなとは思う。サッカーでのパワープレーはどうしても点が欲しい終盤で高さのあるCBを前線に参加させて放り込むというイメージだけど、もともとは確かアイスホッケーでペナルティで人数が少なくなった側に対して攻撃をすること。 で、アイスホッケーはものすごく運動量が多いので5人のセット(概ねFW3人DF2人)を組んでローテーションしつつフットサルのように選手を入れ替えながら戦う。ミシャ式では前の3人の組み合わせは1トップ2シャドーを基本としながらも流動的にポジションチェンジをするので3人をユニット、セットと考えて相手チームによって使い分けるみたいな戦い方をするというのはあるのかな、と。 まああれだ、ストライクガンダムの換装パーツみたいなもんですよ。 最近だとビルドダイバーズRe:RISEでの主人公機コアガンダム+換装システム、 懐かしいところだと仮面ライダースーパー1のファイブハンドみたいなもん。 ディケイドなど平成ライダーシリーズはまだ見たことないんだよな…。 高さで勝ちたいならジェイやガブリエルなどの外国人のセット、小回りが利くタイプなら金子や青木をシャドーに…など、ただ単に高さでアタックで殴り倒すんじゃなくて質的なパワープレー、攻撃の幅や引き出しといったようなものを広げられたら今年のミシャコンサはもっと面白くなるぞ、と。 いいだけ妄想が暴走しちゃったけど(汗)、カギとなる荒野がいない状況でどうするか?というのはある。そこは開幕直前までに妄想を膨らませて1発ブチかませたらということで…。
posted by フラッ太 |22:55 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年01月20日
凶悪!?(ミシャ式)ショットガンフォーメーション!
>日本にシャットダウンコーナーはほぼいない… 今回もアメフト絡み。ただし、今回はミシャコンサに寄せた戦術厨ネタ。 ショットガンフォーメーションとはアメフトの中での攻撃のフォーメーションの1つ。 パスに比重を置いたフォーメーションで一気にヤードを稼ぎたいときに使うことが多い。 ざっくり言うとオフェンスラインが5人でその後ろに司令塔のQB、残りの5人をどう配置するかになるわけだが、ショットガンフォーメーションでは文字通りノーバック(no back)にしてQBの後ろに誰も置かず5人全員をパスレシーバーにすることもある。 で、ミシャ式と言えば攻撃時の可変式4-1-5がおなじみ。 1トップとシャドー、両WBの5人がピッチの横幅を目いっぱい使うポジショニングのアレ。 これも考えようによってはショットガンフォーメーションと言えるのだ。 アメフトではパスの供給役はQBだが去年のミシャ式ではホームFマリノス戦でGKの菅野がフィード1発で右のルーカスに通してチャンスを作った。GKのところまで追っかけてプレスをかけるのは難しく有効な攻撃のオプションとなったわけだが、今年はそれがさらに先鋭化するような気がしている。 1年目に4位と躍進したのは1トップに高さで勝てるジェイがいて、両シャドーにはチャナと三好という狭い局面でターンができて前を向ける小回りの利くタイプがいて、両WBにはクロスを上げる菅とルーカス。四方田コンサの強みを生かしつつバランスの取れた5トップだったと言える。都倉を入れたときにはゴリ押しできたしね。 だが、今年は5トップの構成がさらに極端になる可能性が高い。そう考える理由として ①0トップスタイル導入&高さで勝てる1トップがいない ⓶逆足WBにみるドリブル重視&選手補強 ①についてはオールコートマンツーマンではとにかく運動量が求められるため攻撃時に1トップがデンと構える場面がそもそも少ない、ジェイの合流が遅れ開幕に間に合うか微妙なことが挙げられる。もっとも、ジェイが守備をしないということではなく去年の終盤ではハッキリ守備での頑張りが現れていたが。アンロペやドドは空中戦で強くないというのもある。 メインの理由としては⓶の方が大きい。金子の右WB時には縦に抉ってクロスという選択も結構あったが、左WBのルーカスがドリブルでPAに侵入して右足シュートというのが多く、ミシャはこれを軸に考えているのではないか?19シーズンの5トップの並び。ホーム開幕戦でアンロペが大暴れした時は1トップ武蔵、シャドーにチャナとアンロペ、WBに菅とルーカスだった。この中では菅が若干弱く感じるものの、あとの4人はタイプこそ違えど「自分でボールを運べて勝負できる選手」だった。 武蔵が移籍したが、チャナ・アンロペ・ルーカスは今年もいる。去年の逆足WBを融合させると金子もドリブルで勝負できる。特別指定を経て小柏が加わる上に名古屋から青木も加わった。攻撃時に1トップにするなら恐らくアンロペが軸になると思うがそれ以外の4人を全員ドリブラーで固めることができる、場合によっては5人全員をドリブラーにしてしまうこともできるのだ。 戦術厨の視点からすれば高さで勝てなくなるネガはあるものの ドリブラーをこれでもかと並べるのは相当凶悪なことになるとみる。 チャナが4人引き付けてアンロペのゴールをお膳立てなんてのもあったし…。 そして、もう1つ忘れてはならないのが小次郎の加入。 WBにボールを渡すフィードやサイドチェンジはミシャコンサにおいては福森がメイン。たまに宮澤もやったりするけど、小次郎も足元の技術には自信がありそうなので小次郎の技術が上がれば“発射台”がさらに増えるだけでなく発射台を潰すのが難しくなってくる。GKまで潰そうとすると相手守備はさらに運動量が求められるしね。現時点ではやはり菅野がファーストチョイスになるだろうが、攻撃にさらに厚みを増そうと思うなら小次郎を抜擢する可能性はあるとみる。
posted by フラッ太 |22:40 | 戦術厨の戯言 | コメント(1) | トラックバック(0)
2021年01月18日
番狂わせ。
>しつこく続くNFL絡みネタ…今のうちだけだから許してちょんまげ今シーズンのワイルドカードプレイオフ6試合ではシード順が下のチームが勝つアップセットが各カンファレンスで2試合ずつ。中でも一番の番狂わせはクリーブランド・ブラウンズVSピッツバーグ・スティーラーズの試合でブラウンズが勝った試合。ちなみに、サッカーと違ってNFLではA VS Bの表記ではBがホーム。 AFC北の同地区ライバルとはいえ、まず実績が段違い。スーパーボウル6度制覇のプレイオフ常連であるスティーラーズ。対してブラウンズは18年ぶりのプレイオフ進出。地区ビリがほぼ指定席でレギュラーシーズン16試合全敗(!)という不名誉な記録まである弱小チーム。あまりの弱さにオードリーの春日ががんばれブラウンズと番組でネタにしたくらい。最近になってようやっとドラフトで集めた選手がまとまり始めた。 プレイオフは地区優勝のスティーラーズのホームに乗り込んでの試合。 対戦成績はスティーラーズの17連勝中。勝率9割超え。 ところがブラウンズが48-37と守備の堅いスティーラーズ相手に敵地で殴り勝った。 …これって、去年の等々力じゃないか! しかも試合展開がまたスゴい。初っ端のスティーラーズの攻撃でまさかのスナップミス。開始わずか14秒でブラウンズが先制TD。まあまあ、落ち着いて1本返していこうぜというのとは裏腹にスティーラーズは攻撃でインターセプトを連発。1Q終了時には何とブラウンズが28-0と大量リード。去年の等々力ならさしずめ前半の給水タイムでコンサが4-0とリードするようなもん。…川崎が虐殺ってんならまだしも、誰がこんな試合展開予想できるかっ! 前半だけでターンオーバー4つという相手のミスに付け込んだ形とはいえ、2Q終了間際には28-7からもう1本TDを獲って突き放し常に優位を作り続けた。後半は流石にスティーラーズも巻き返してきたが、堂々の勝利といっていい。負けたら終わりのプレイオフ、1発勝負の怖さだよねぇ。 ワイルドカードプレイオフの後は真打である第1シードが登場するディヴィジョナルプレイオフ。一番の注目カードはNFCのバッカニアーズVSセインツ。両チームともレジェンドと言うにふさわしいQBがいる。ブレイディがNFCのバッカニアーズに移籍したため実現した夢のカードで、さしずめ中村俊輔VS小野伸二と言っていい。これは素直に楽しみ。
posted by フラッ太 |00:15 | スポーツ | コメント(2) | トラックバック(0)
2021年01月17日
“変態”の系譜。
>誰も読まないNFL絡みネタ… 今のご時世、ファンタジスタというのはもはや死語であり存在自体が許されなくなってきている。FWが前線から守備やるのが当たり前、CBはもちろんGKも足元がヘタな奴は…なんて言われるくらいで、ゆったりボールを持たせてくれなくなっている。 そんな中でもひときわ存在感があったのがマエシュンこと前田俊介。 前俊の前に前俊なし、前俊の後にも前俊なし。前俊は他の誰にも当てはまらない。 型にはまらない天衣無縫、というのが一番近いだろうか。前俊はどこまでも前俊なのだ。 そういう独自の存在感を持つ選手がNFLにもいる。 それがボルティモア・レイヴンズのQBラマー・ジャクソンだ。 今のNFLは自分で持って走れるQB、モバイルQBが席巻している。ラマー・ジャクソンの前はカロライナ・パンサーズをSBに導いたキャム・ニュートンを前俊に重ね合わせていた。QBはタックルやヒットなどでケガのリスクがあるのであまり走り回らせることはしないのだが、まあニュートンはやりたい放題。HCがわりと選手のアドリブを許容するロン・リベラということもあったんだろう。ちなみに、ニュートンは今シーズンはあのベリチック率いるペイトリオッツに移籍したものの結果は出ず、途中ではスターターを外されたりもした。 で、ラマー・ジャクソンはと言えば変態である。身体能力がとんでもなく高く、本職ではないにもかかわらずランで2年連続の1000ヤード超え。QBではもちろん史上初だが、ランで1000ヤードというのはエースRBの証明といってよく、今シーズンはわずかに9人しかいないにもかかわらずだからいかにスゴいかがわかる。 だが、変態にも上には上がいた。プレイオフで対戦するテネシー・タイタンズのRBデリック・ヘンリーは何と2000ヤード超え(!)。Jリーグの得点王で例えるならまさにオルンガばりに図抜けた成績、異次元といっていい。タイタンズとレイヴンズは特にプレイオフではバチバチのライバル関係。時にラマー・ジャクソンは「いくら個人の能力が高くてもプレイオフで勝てないようではダメだ」と散々叩かれていたので期するものがあったと思う。 お互いに変態をどう抑えるか?というのに腐心したが、レイヴンズが伝統の守備の堅さで上手く抑え込んだ。タイタンズも善戦したが前半は守備を中に固めさせておいて後半は外を回る攻撃が功を奏した。このあたりの駆け引きは勉強になる。イライラしながらも1発で40ヤード走り切ってTD奪うラマー・ジャクソンの変態ぶりよ…。 ニューオリンズ・セインツのQBテイサム・ヒルも違う意味で変態。 絶対的なエースQBのドリュー・ブリーズに隠れる第2QBではあるのだが、ブリーズが肋骨骨折で離脱した時にしっかり穴を埋めただけでなく時にはボールを持って走るRBになったりパスを受けるTEになったり単にボールを投げるだけじゃない多才ぶり。そのマルチタスクぶりはさながら宮澤のよう。見かけ上はQBが2人いるので守備側は非常にやりにくい。
さて、今週はディヴィジョナルプレイオフで第1シードが登場。 ワイルドカードではけっこうアップセットが起こっているが、さて…。
posted by フラッ太 |15:00 | スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年01月13日
Who's HEINICKE?
>6試合も追っかけるのはしんどい… NFLかぶれの身としてはやはりこの時期はプレイオフに絡めたネタをということで。 今年からワイルドカードが1つ増えたNFLプレイオフ。よってプレイオフ1発目のワイルドカードプレイオフは各カンファレンス1試合ずつ増えて6試合に。BS1の中の人大忙しw。で、タイトルのハイニキーって誰かというとワシントン・フットボールチームのQB。ちなみに去年レッドスキンズからチーム名が変更されている。 ワシントンはNFC東地区で地区優勝こそしたものの成績はプレイオフ進出チームで断トツのワースト(7勝9敗)。しかもプレイオフの相手はスーパーボウル6度制覇、問答無用のレジェンドであるQBトム・ブレイディが率いるタンパベイ・バッカニアーズ。ブレイディは今シーズンペイトリオッツから移籍。ちなみにペイトリオッツはプレイオフ進出を逃している。 ワシントンはエースQBアレックス・スミスが大ケガから復活したもののフルに出られるコンディションではなく2ndQBが結果を出せずクビ、何とか立て直したものの3rdQBはケガ、肝心要のプレイオフにはA.スミスは欠場。しかもバッカニアーズはDEスーやLBピエールポール中心に守備が堅い。30点以上取った試合が1つしかないので殴り合いは無理、ロースコアゲームに持ち込むしかない。でも司令塔のQBは急造…。 で、下馬評通りワシントンは負けたわけだが(←オイ!)、それでもなぜネタにしたかというと、ワシントンが23-31と大善戦だったから。ハイニキーはQBとしては4番手。それも去年の12月に契約したばかり(!)のいわば“浪人”。負けたら終わりの1発勝負、しかも経験がモノを言うプレイオフで百戦錬磨のレジェンドを向こうに回して一時は5点差にまで詰め寄った。個人スタッツもパス成功が26/44、306ヤード獲得、TD1つ、自分で走ってのTD1つと大活躍。しかも途中で左肩を痛めながらもフル出場。 アレックス・スミスはコンサに復帰した小野伸二と重なる。 度重なるケガに見舞われながらも間違いなく能力は高い。そもそも、今シーズンの復帰でさえ奇跡と言われていた。フィールドに立てばチームを牽引し、試合に出られなくてもチームに帯同しサイドラインでアドバイスを送る。ちなみに先発した試合では5勝1敗。その上人望も厚い。 アメフト、特にNFLは選手の能力がとんでもなく高いから選手個人にスポットライトが当たることが多いけど、攻撃は複雑な約束事が要求されるし能力が高くてもDQNな奴は解雇されることも珍しくない。規律に厳しいという意味ではNFLもチームスポーツ。ハイプレスでオールコートマンツーマンという“今の”ミシャ式。小野との相性はハッキリ言って悪い。それでも獲得したのは小野にスペシャルなものがあるから。 監督のタイプとしてはペイトリオッツのHCビル・ベリチックは戦術ガチガチ、選手はあくまで駒の人。ベリチックの下で修業してHCや攻守の専門コーチになる人も多く好き嫌いはあれど間違いなく名将。BS1での放送で知ったのだが、バッカニアーズのHCブルース・エイリアンズは選手ファーストなんだそうで。 「金子と駒井とチャナの3トップで何とでもなる!」と言ってのけるミシャは後者になるだろう。5トップに代表される基本形がありながらも選手の能力を見極めて積極的に起用する。何だかナメック星の最長老みたいな感じだが、揃ってU23代表合宿に出た三人衆をはじめとして岡村も柳も青木も伸びしろ十分。ミシャなら大谷も小野も個々の能力を引き出せるだろう。そして小野の復帰はチームとして戦う上で欠かせない。 ブレイディもドラフト1巡とかのスタープレイヤーではなかったが、ハイニキーもそうだった。ワシントンが勝てばきれいなシンデレラストーリーになったが、こういう物語があるのがNFLの裾野の広さを思わせる。J全体とまでは言わなくても、ミシャの下で輝いた選手はコンサに限らず非常に多い。小野に名前を挙げられた金子あたりはさぞかしワクワクしてるだろうなあ。 クラブ(チーム)の成長と選手個人の成長。4年目のミシャコンサはどちらも楽しみ。 それにしても、スーパーボウルの呪いは今度こそ解けるのか…。
posted by フラッ太 |19:20 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年01月07日
ミシャならやりそう。
>Zガンダムかっ! ベンチレポート「札幌の最後の交代は中野です。菅野と代わるようです。」 八塚「え、菅野って…GKの中野ですか!?」 大森「ケガでもないですし、カードももらってないですし… パワープレーですか?でも同点ですよね?」 八塚「負けているときにCBを前線に上げるパワープレーはありますが…」 大森「こんなの見たことないですよ!」 北海道コンサドーレ札幌、 背番号1・菅野孝憲に代わりまして、背番号34・中野小次郎が入ります! 八塚「いや、これはスタジアムも心なしかどよめきが沸き起こってますよ」 大森「ミンテが上がっていって後ろは…宮澤と高嶺ですか?」 八塚「中野は前線に入ってますね。ゴールはガラ空き。いやこれは驚きです。」 大森「これ、練習やってるんですかね?スゴいなミシャは…」 八塚「札幌どうだ?…CKです。恐らくこれがラストプレーとなるでしょう。 当然、中野もPAに入っています。ファーサイドですか?」 大森「真ん中にジェイとガブリエルが並んで…いや、これは守備側はイヤですよ?」 八塚「中野はもちろんですが、ジェイ191cm、ガブリエル188cm、ミンテ187cm…」 大森「深井もいますからね!」 八塚「さあ福森、ボールを入れる!ニアに飛び込んだーっ!入ったーーーっ!」 大森「最後は…宮澤ですか?」 八塚「GKを入れてパワープレーと思いきや、最後に決めたのは何と宮澤ーっ!」 大森「いや、こんなゴールあります?」 …そして試合後のインタビューでミシャは 「私は攻撃的なサッカーを旨としている。今日はGKがゴールを決めてもいいというのを示したかった。決めたのは小次郎ではなく宮澤だったが、それは大きな問題ではない。トータルフットボールの新たな可能性を示したかったということだ。若干クレージーなやり方かもしれないが、その点においては非常に満足している。」
…おもいっきり妄想を爆発させてみた。 最初はちびっ子トリオの0トップでかき回して、後半一気に前線3枚替えでジェイ・ガブリエル・アンロペを突っ込んでというのはあると思うが、どうせならここまで振り切ってしまった方が面白かんべということで。でも、高い選手を全員囮にして宮澤に速いニアを入れるってのはGKを入れる入れない関係なく可能性としてはある。 いや、高機動のちびっこトリオと火力の外国人トリオでゴリ押しっていう全くタイプの違う前線3枚替えってのもけっこう大概な話で、こんなクレージーな選手起用ができるのはわりとマジでミシャコンサくらいしかないとも思うのよね。 所詮は妄想。今のうちならいいでしょ。
posted by フラッ太 |22:45 | ネタの殿堂 | コメント(4) | トラックバック(0)
2021年01月06日
補強だョ!全員集合!
>さあ今年も(ネタ的な意味で)元気よく行ってみよーっ! 赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。サポが待ちに待っていた補強情報ですよ! 黒:ハァ~補強見たさに~ハァどうしたどうした公式コリャ開いたら~♪ ハァそれからどうしたっ重いわ~やたら重いわ~♪コリャときたもんだ。 赤:また年齢がバレるパクリを…。まあ、午前中はちっともページが開かなくて参りましたが。 例年通り契約合意選手とスタッフの発表とセットでしたが、今年もナナメ上の補強でしたねぇ。 黒:INはじっくりしゃべるとしてまずはOUTをおさらいしておこうか。 ○藤村 怜選手 モンテディオ山形へ期限付き移籍のお知らせ ○濱 大耀選手 カターレ富山へ期限付き移籍のお知らせ 赤:2人ともユースからの昇格組ですが出場機会に恵まれませんでした。 まずは試合に出て修行を積んで来いということでしょうか。 黒:あれだけの過密日程で層が薄いCBなのにベンチ入りすらかすりもしない濱は特にな。 赤:言い方キツいですよ…。 黒:今年から富山は石さんだからガッツリ鍛えてくれるだろう。 前寛のようにまずはチームで必要な選手になることだな。 赤:ふじれんが山形というのは意外でした。 去年の山形は後半戦は上り調子でしたからいずれ完全で獲る気なんですかね? 黒:ふじれんが活躍すれば「札幌には隠れた逸材がいる」と評判になる。 試合に出ていないのは濱もふじれんも同じだが、前寛に近いのはふじれんかもしれん。 プロは試合に出てナンボ。畳水練で泳ぎが上手くなるわけじゃないしな。 赤:よその家の釜の飯を食うことで見えることもあるでしょうしね。 黒:それは進藤にも言えるな。もっとも、進藤は自らそれを求めたフシがあるし、 セレッソでも競争があることくらいはわかっているだろう。 赤:ではINの方を。 ○柳 貴博選手 完全移籍加入のお知らせ ○青木 亮太選手 完全移籍加入のお知らせ ○ガブリエル選手 完全移籍加入のお知らせ 黒:けさいへのイヤがらせ補強キターーーー! 赤:何ですかいきなり!というか、けさい言うな。 黒:FC東京から仙台へレンタル移籍だったのを完全移籍でコンサが横からかっさらう。 どうみても横取り40万円ですありがとうございました。 本人も「時は来た!」って言ってるしな。 赤:橋本真也かっ! 黒:ここで一句。 時はいま ドカ雪が降る 睦月かな 赤:明智光秀かっ!というか、それ負けフラグ…。 黒:麒麟とまでは言わんが上下動の激しいWBにはうってつけ。馬車馬くらいにはなるはずだ。 赤:白井が抜けた穴はこれで埋まりそうですね!ピンズドと言っていいのでは? 場合によっては右CBにも入れそうですし白井以上かも。青木はドリブルが武器みたいです。 黒:スぺ体質らしいがな。 シャドーが主戦場なんだろうが、これでもかとドリブラーかき集めてるな。 赤:とんがった武器があるほうがいいんじゃないですか? 黒:後ろにパス供給役の福森や宮澤がいるから前はドリブルでガンガン仕掛けんかい!と。 赤:またえらいアバウトな…。 とはいえPAまでは運べても、そこから先が寸詰まりなことが多かったのでアリな補強です。 黒:そして謎の外国人、ガブリエル…。 赤:コンササポだけじゃなく、誰もが「どこから見つけてきた?」と思ってるでしょうねぇ。 黒:ナナメ上の補強やらせたらウチの腹黒GMに敵う奴はいないな! 赤:いや、今回はマジでそうだと思いますよ? フリーとはいえナイジェリアの代表キャップがある選手を完全で獲ってますから。 黒:ドドたんもロマン枠としては大概だが、ガブリエルはそれを超えるしな。 代表キャップは菅の代表キャップ同様に参考記録くらいに思っといたほうがいいだろうが。 赤:映像では左足の武蔵って感じですかね? 速さが武器でそこそこボールも収まる感じですし、ある意味アンロペにも近いかも。 黒:ウーゴとジェイが天秤にかけられたって報道があったが、 高さで勝てるかはかなり怪しいからジェイの後釜にするには微妙って感じだな。 赤:さすがにジェイと比べるのは…。でも、ドドよりは空中戦で勝てそうな気もしますが。 黒:ドドがすっかりコンサに馴染んだとはいっても 別の意味でドドは「ダイジョブじゃないよ!」と思ってそうだな。 赤:腹黒ですねぇ…。 黒:その程度では腹黒とは言わん。もっと重要なことがある。 赤:というと? 黒:何のためにわざわざINを前フリにしたと思ってるんだ? 今シーズンのOUTは濱とふじれんでINが柳だ。 赤:あ…サブを出して即戦力をってことですか。 黒:そういうこと。 OUTはレンタル移籍で回収or売却の両天秤でINは完全で獲っている。 しかもスタメンの選手が誰も抜かれていない。 赤:収支からすれば十二分にプラスですね!柳も青木もOUT組と年齢ほほ同じですし。 黒:大分の情け容赦ない抜かれっぷりを見てたら川崎の遠野回収がかわいく思えるぞ? 獲られないというミッションクリアだけでも十分なのにこれ以上は贅沢言えん。 赤:待った甲斐がありましたね! 黒:仙台への嫌がらせもキッチリやったし今年こそは大分も仙台も倒すぞ! 赤:なぜ仙台にこだわるのか小一時間(ry 黒:去年はドームで馬鹿試合だったから今年は厚別!よろしくーっ!
補強ネタは鮮度が勝負。ということでオチは考えなかった。仙台や鳥栖が経営的にヤバいんじゃないの?と思われている中、そこそこ戦力を維持できているのはダテにJ1の10年選手じゃない。清水のムキムキぶりよりもある意味イヤな相手かも。そのあたりは移籍市場がひと段落してからの開幕直前ネタということで…。
posted by フラッ太 |23:45 | ネタの殿堂 | コメント(3) | トラックバック(0)
2021年01月01日
さっそくナナメ上の補強。
>フテ寝してる場合じゃねぇ! いや、びっくらこいたわ。 サポーターズブログ開いたら小野伸二復帰のタイトルが。え、マジで?最初の雑感としては 「どこで使うん?」 Yahoo!ニュースにも流れていてコメントを見るとわりと冷静にとらえていて、なるほどなあと思わされた。確かに石川と早坂の現役引退で経験値のある選手がいないというのはネックになっていたし、小野は正しく生きた教科書、お手本と言うにふさわしい。 小野の獲得はプレーヤーとしてではないんだろうな。 蹴球メガネーズの動画でも「クリエイティブなところが…」とノノ社長は言ってたけど、そういうところは小野は打ってつけ。以前にも「小野ってそんなにスゴいの?」と思っていた選手が練習の時点で「すんません、調子に乗ってました」とあっさり兜を脱ぎ「あれで力が落ちたんだったら俺たちいったい何なんだ…」と目の色を変えたという話もしていた。 もちろん、若い選手が多いコンサだから小野の経験が生かされることは多いだろう。赤黒三人衆って小野のプレーはたぶん生で観てないよね?将来を見越してというのもありそうな話だし、もし下部組織の育成に加わってくれたらブランドイメージだけではない大きな財産となる。 でも、実は一番喜んでいるのはジェイじゃないかとも思ったりする。 ジェイは良くも悪くも唯我独尊、俺様気質が出ていた。それはFW、ストライカーであれば持つべき資質でもあるけど、小野の振る舞いはただ単に自分がゴールを挙げればいいというものではないというのに気づかせてくれたと思っている気がする。 ジェイがチャナにいろいろと要求した時にチャナが萎縮してしまい(それはプロとして必要だと普通に思ったことで、別にチャナをイジメる意図があったわけでは無論ないのだが)、小野が間に入ったということもあった。チームスポーツで結果を出す上ではジェイにとっても小野は“先生”なのだ。指南役、お目付け役の役割が増えてきて、それを受け入れているとはいっても気兼ねなく話せる存在は必要。小野なら互いにいろんなことを話せるだろう。言葉の問題もないだろうし…。 まああれだ、ドラクエで例えるなら 低レベルクリアでは絶対に必要不可欠なちからのたてですよ。 小野伸二ってネームバリューだけでもデカいのに J2の琉球から再びJ1の札幌にって「やるな札幌…」と話題をかっさらうには十分すぎる。 現状、ストーブリーグでは一昨年、去年といいだけコンサにボコられた清水がぶっちぎり状態。勝てる監督としてロティーナを招聘するわ、GKには代表の権田だしDFはロティーナ式を知る片山を引っ張ってきたし大争奪戦となった北九州のFWディサロとかチアゴ・サンタナとか補強もものすごい本気モード。しかも平岡さんまでコーチに残すとか…。 清水のムキムキぶりには羨ましいを通り越して呆れてしまうほどだが、こればっかりは金のあるなしで決まってしまうからどうしようもない。ムキムキ補強ができないならできないなりのアプローチはある。清水がジムでガシガシマシンを動かすムキムキ補強なら、コンサは体幹を鍛えるおうちで筋トレ路線だ。案ずるなコンササポ! 年明けからさっそくナナメ上の補強をブチかましてくれた。ニヤニヤが止まらんわ。 年明け1発目から長ったらしくなってすまんのぅ。つらつら書いてるうちに公式にも来てたわ…。
posted by フラッ太 |11:20 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)