スポンサーリンク

2010年06月30日

岡田ジャパン雑感①。

 ほとんどこの方の後追いになってちと恐縮だが、
 簡単に岡田ジャパンに対する雑感を振り返っておこうと思う。

 去年の弾丸ツアー中に観たオランダとの強化試合。60分まで0-0と健闘しながらその後ガス欠、電池切れであっという間に0-3にされた試合であった。その当時はよくやったというのとこれが限界なのかなというのと相半ばするのが正直なところだった。それ以降はいちいちチェックするのも面倒くさいくらいにやられ続けで、杉山某には3連敗してこいとまでボロクソに叩かれる始末。

 まあ、不肖このフラッ太も本大会の展望としてはグループリーグの初戦に勝って勝ち抜け確率20%で、負ければ事実上の敗退決定と踏んでいた。32カ国になってから初戦を落として勝ち上がった国は皆無に等しいとおぼろげに記憶していたし。2分け1敗、1分け2敗、3敗、1勝1分け1敗で得失点差で涙を飲むという順番で予想していた。だって点が獲れる予感が全くしなかったんだもの(汗)。

 初戦はどこも慎重に入って負けない戦いに終始するだろうから、引き分けは十分あると思っていたが初戦に1-0で勝ったことで勢いがついたことは言えると思う。決してカッコいい勝ち方じゃなかったけど、カッコいい勝ち方なんて求めてもきっとできなかっただろうし「これで戦う!」というのを結果で示せたことが大きかったと思う。

 三浦コンサや石崎コンサを観てきたサポーターの端くれとしては岡田ジャパンは戦術厨的にコンサと重ねて観てしまうところが多かったけど、メンタルの重要性を見せつけられたというのもまた確かなワケで。月刊コンサドーレでのアントニオ猪木との対談からも、石崎監督が戦う姿勢について口を酸っぱくして言うのもなんとなくわかる気がしたんである。

 ・・・簡単に、って言ったのに中途半端に長くなりそうだ(汗)。

posted by フラッ太 |16:25 | FIFA World Cup 2010 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年06月29日

可夢偉も来た!

 F1ネタは久しぶりだなあ。

 第9戦・ヨーロッパグランプリで小林可夢偉が予選18位から7位入賞。第7戦のトルコで初ポイントをゲット。トルコではレッドブルが同士討ちを演じるという大失態をやらかして、チームの戦いの前にドライバー同士、個人の戦いがあるというごく当たり前のことを思い起こさせてくれたワケだが。

 レース展開はウェバーがオカマを掘ってセーフティーカーが入ったものの、基本的にはクラッシュも多くなく淡々と周回が進んでいった。通常、セーフティーカーが入った時はピットに入ってタイヤ交換を行う(レギュレーション上、ソフトとハードのタイヤを最低でも1回は使用しなければならないため)。
 しかし、可夢偉は勝負に打って出た。セーフティーカー走行時のタイヤ交換を行わずギリギリまでタイヤをセーブしてピットインを1回減らす作戦を採った。周囲が続々ピットに入って順位を下げていく中、可夢偉はコースを周回し続けて53周目まで(!)3位をキープ。かつて、フランスGPでカペリがタイヤ無交換作戦でもう一息で優勝というところまでこぎつけたのを思い出したのはオレだけではあるまい。

 残り4周でピットに入ってタイヤの交換義務をクリアした時点で9位。しかし、これでは終わらなかった。ファイナルラップで(!)フェラーリのアロンソをオーバーテイク。そして最終コーナーで(!!)ブエミも抜いての7位入賞。予選18位でギャンブルに出やすいシチュエーションであったとはいえ入賞圏内に飛び込むだけでもGJなんだが、そこで満足せずにスキあらば相手がワールドチャンピオンのアロンソだろうが敢然と勝負を挑んで抜いてみせたことに意義がある。
 タイヤの有利不利が絡んだにせよ、結果を見せたことでチーム内での評価はもちろん他チームやメディアからの評価も一段と上がったに違いない。可夢偉の所属するザウバーはただでさえ戦闘力が低く、予選上位10台のQ3に残るだけでも至難の業。ドライバーの“腕”でもぎ取った7位入賞であり、可夢偉の能力の高さが証明された会心のレース。第8戦のカナダからQ1での脱落が続いてちょっと流れが良くない方に向かっていただけにここでの入賞は大きい。

 惜しむらくはW杯とカブってしまってあまり取り上げられていないように感じることと、塩原さんの実況がいつもより古館テイストが濃かったこと(苦笑)。某動画サイトじゃないけど、もっと評価されるべき。右京さんがイチローや石川遼の名前を出したのもわかる気がする。なんてったって堂々としてるもの。

 相手が誰だろうが(たとえ仲間内だろうが)遠慮するこたぁない。
 さしあたって、まずは日本代表に勝負してもらおう。
 もちろん、ウチの若梟たちにも当てはまることは今さら言うまでもないことだが。

posted by フラッ太 |00:45 | F1 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年06月28日

栃木。

 W杯モードはちょっとお休み。

 コンサ以外で今年気になっているJ2のクラブチームとして栃木と愛媛がある。
 栃木には岡田佑樹が、愛媛には石井謙伍が在籍しているというのが大きいが、特に栃木は松田体制2年目ということもあって、手堅いチーム作りでどこまで上がってくるかに注目していた。岡田はアシストでけっこう活躍していてうれしい反面、ちとホロ苦い気持ちになる。しかし、この時点でコンサが追いかける立場になろうとは思わなんだ(汗)。

 栃木SC 6位 勝ち点26 7勝5分け4敗 得点21 失点13 得失点差+8

 まず特筆すべきは失点の少なさ。失点13は柏に次いで2番目に少ない。そして新加入のリカルドロボがここまで6ゴールと“点取り屋”が仕事をしている。ホームで強い印象があったんだが、意外にもホームでは3勝3分け2敗と圧倒的というほど強くないしアウェイでの勝ち点が上回っている。しかし、ホーム・アウェイ共に得失点の比率がほぼ同じということからみても、安定した戦いぶりと考えていいのではないだろうか。

 コンサはここまで失点20、キリノはここまでたったの2ゴールで、昇格を目指すチームとしては物足りないどころかハッキリ言えば落第だ。救いなのはアウェイでの得失点差がマイナス4(得点5,失点9)なのにホームと同じ勝ち点10を稼げていることか。ウラを返せば、アウェイでしぶとく勝ち点を拾っているのにホームゲームで取りこぼしているということでもあるんだが(汗)。

 松田体制の栃木は三浦コンサとどことなくカブって見えるので昇格となると個人的にはかなり厳しいと思う。リカルドロボが封じられた時に打開策が見いだせるか。三浦コンサだってあれだけ独走状態だったのが終盤に息切れしてやっとこすっとこ昇格だった。もちろん、松田監督も手をこまねいているはずはないし、栃木も補強を考えていることだろう。

 栃木がどれだけ上位戦線に居続けられるかは岡田の活躍含めてチェックしていきたいと思う。
 それ以前にコンサが気合い入れ直してやってもらわにゃ困るんだが。 

posted by フラッ太 |12:01 | Another J | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年06月27日

練習試合と弾丸ツアー。

 昨日の川崎フロンターレとの練習試合はトータル3-0で勝ったようで。

 出られる選手はGK含めて全員出場、ゴンゴールもありで試合を観られたサポーターは酷暑に耐えるだけのモノはしっかり堪能できたことと思う。日本代表が勝つことで自信をつけていったように、たとえ練習試合であろうとも勝つことにこだわりを持ち、勝つことで自らを高めていってもらいたい。かつてダヴィが“たかが練習試合”で本気になっていたのが思い出される。

 ・・・とまあカタい話はこれくらいにして、今回はちょっとプライベートな話を。

 今年も決行する弾丸ツアー。今年の参戦は36節の徳島戦で初めてのドーム参戦となるので厳密にはちと趣旨とは外れてしまうんだが、9月7日のおすましは既に決まっていてチケットは確保&支払い済み。去年は練習見学をしそこねたので(去年はサッカー教室(?)だったのでうれしい誤算ではあったんだけど)、今年はぜひとも練習見学を織り込むことが前提となる。11月の参戦は月曜日に休みを取って火曜日に試合を観て、場合によっては即特急に飛び乗るという公算が大きいので練習見学は9月にどうしても実現したいんである。

 で、試合日程をチェックすると、9月5日は試合がない。
 一応、5日(日)にゆっくり移動して6日(月)は札幌に一日滞在することをベースにしているが、もし練習試合が組まれたら朝イチの特急に飛び乗ってでも練習試合を観るんだがなあ。でも、昨日の練習試合は11時キックオフ。せめて13時だったら間に合うんだが・・・。あわよくばブロガーさんと親交を暖めたいという思惑もあるけど、さてどうなりますか。

 その前に7月下旬に急遽決まった1日休みを挟んでの夜勤5連チャンが待っているんだが、そのぶん「(9月は)休ませてね♪」と厳重に念押ししたので何とかなるでしょう。それにしても今日もあっちぃよ・・・(泣)。

posted by フラッ太 |11:06 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年06月25日

初めての・・・。

 今日一日のニュースでの狂騒曲は大目にみましょうか。ガチ勝負でベスト16決めたんだし。

 あるブロガーさんからコレがシースペースにあるとメールをいただいた。
 ぜひともゲットしたくなったので、ご厚意に甘えて代わりに購入を依頼。
 #7にするあたりはさすがにわかっていらっしゃるようで(笑)。

 つーか、サッポロビール様がスポンサーについているのに
 ビアジョッキがないなんて片手落ちもいいところだと思うんだ。

 コンサはしばらく試合がないので、使う場面があるとすれば日本代表が決勝トーナメント進出を決めた時だよなあと思っていたら見事にやってくれた。となれば、さっそく試し飲みするしかあるまい(←別にビアジョッキを丸ごと呑むワケじゃないが)。

 代表をスポンサードしている某メーカーの発泡酒が所狭しと冷蔵庫を占領する中、奥の方からヱビスの超長期熟成350mlを引っぱり出す。いや、あれですよ、コンサが勝ったらクラシック共々飲もうと思っていたんですよ?あぁそれなのにそれなのに、ってグチはこの際置いといて。

 火曜日の到着時からキンキンに冷やしておいたから味はもう格別。それに今日は暑かったしねぇ。ヱビスが美味いのなんのって。今まではコンサの勝利時にクラシックの350ml缶を空けていたんだが、これからは暑くなるしジョッキのサイズに合わせて500mlに昇格だ!

 W杯もひと区切り。
 コンサにはこれからどんどん勝ってもらって何杯でも勝利の美酒を味わわせてほしいもんである。

posted by フラッ太 |22:09 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年06月25日

あまりにうまく行きすぎて・・・。

 FK2発。
 今大会はジャブラニの気まぐれで直接FKが入ったためしがない。

 それがどうだろう。

 本田のFKはエグいコースでサイドネットに突き刺さり、高い壁を嘲笑うかのような遠藤の描いたまさに“華”というにふさわしい曲線は再びデンマークゴールのネットを揺らした。まるで日本のために見せ場を用意してくれていたかのように。

 あまりにうまく行きすぎて現実感が沸かない。

 こんなに簡単でいいの?
 決勝トーナメントの壁はもっと高くて厚いものじゃないの?

 苦しむはずの試合がこんなにあっけなく決まるはずがない。
 PKで失点。浮かれ気分をたしなめられた気がした。
 ダメ押しが欲しいと思っていたら岡崎が決めた。今野を観たいと思っていたら途中出場。
 そしてタイムアップの笛。堂々勝って決勝トーナメント進出。

 あまりにうまく行きすぎてまだ現実感がない。・・・夢だったってことはないよね? 

posted by フラッ太 |04:19 | FIFA World Cup 2010 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年06月25日

どっちの登り坂が勝つか?

 ただいま帰還。

 イタリアがグループリーグ敗退とか。フランスは言うに及ばず、イタリアも全体としては下り坂の印象があったからもしかしたらとは思ったが・・・。まあ、個人的な印象だし試合も見てないから何とでも言えるけどね。

 で、もうすぐデンマーク戦がキックオフ。
 オランダ戦は負けはしたが、日本代表の下り坂の傾斜はわずか。士気は最高潮のはず。
 デンマークもカメルーンに勝って登り坂の機運。勝ち以外ないから必死に向かってくるはず。
 結果が引き分けになるぶんには別に構わないけど、あくまで勝利を狙うべし。

 さあ、勝つぞ!

posted by フラッ太 |03:06 | FIFA World Cup 2010 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年06月24日

やることは変わらない。

 出る前に負けること考えるバカいるかよ!

 岡田ジャパンの場合は引き分けることというのがあてはまるだろうが、
 心境としてはおおむねこんな感じ。

 しっかり守ってという今までの2戦の戦いぶりで挑むしかないんじゃないかと。
 奇をてらうなんて器用な真似ができるくらいならこんなに苦しんじゃいないんだからさ。
 ロスタイムに入るまではひたすら勝ちを求めるくらいでちょうどいい。

 今日は仕事が入っているが、家に帰ってくるのは午前3時くらいだからちょうどいいタイミング。
 ちょっとしたグッズも手に入れたし、日本の勝利でテストしてみようかな(←それ前提かい!)。

 それにしても、ドイツvsイングランドがいきなり1回戦で実現ってのは豪華すぎるなあ・・・。
 

posted by フラッ太 |13:46 | FIFA World Cup 2010 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年06月23日

アフリカ勢もピンチ?

 皆さ~ん、寝不足ですか~?

 昨日は日中ずっと鬱状態。ジメジメして変に蒸し暑くて夕方近くまでゴロ寝してた。
 夕方日が暮れることにやっと回復して散歩に出て、今日は珍しく朝の更新。

 さて、決勝トーナメントに向けてデッドオアアライブの3戦目が始まっている。
 フランスはもう戦える状況じゃなかったな。表面上は全力を出すというものの、チームが崩壊状態なのは誰の目にも明らか。オマケにグルキュフが1発レッドで前半2-0で終わった時点でどうでもよくなった(苦笑)。1点返したのも焼け石に水。まあ、予選でも後味の悪い勝ち方したしフランス代表全体が下り坂っぽい感じはする。そういう意味ではイタリアもけっこう危ないんだが・・・。

 開催国が・・・ってのはあんまり考えていなかった。裏のウルグアイvsメキシコがドローなら何しようがムダって状況だったし。今大会はアフリカ勢は6カ国出場しているが南アフリカとナイジェリアは敗退決定(カメルーンもか?)。コートジボアールも得失点差で無理そうだし、決勝トーナメントへの可能性があるのはガーナとアルジェリアくらいか?でも、ガーナもドイツとガチンコ勝負だし、アルジェリアもアメリカに勝たないと敗退だしけっこう厳しそうな気がする。

 韓国が決勝トーナメント進出を決めたのは素直におめでとうという気持ち。
 日韓共催のベスト4が印象強すぎて、海外でのベスト16入りが初めてなのは意外。日本も勝ってアジアの地位を少しでも上げたいところ。順当に勝っているのはオランダ・ブラジルくらいで(アルゼンチンは既に決勝トーナメント進出を決めたが)、強豪国がグループリーグから軒並みガチ勝負に出ないとならない今大会。まずはドイツとイングランドの本気を見たい・・・と思ったらガーナvsドイツは深夜3時半かよ(泣)。

posted by フラッ太 |08:46 | FIFA World Cup 2010 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年06月21日

FWがいない・・・。

 オランダ戦を観た。
 テレ朝だったので実況が心配だったが角澤ではなかったので一安心(笑)。

 全体的な印象としては勝負には行っていた感じ。いや、ハナっから引き分けOKなんて考えはなかっただろうけど、それが観ている側にも伝わってきたということ。オシム翁が大久保はワガママだみたいなことを言ってたらしいけど、大久保らしいっちゃらしいプレー。しかし、両翼を交代させるのは仕方ないとして俊輔が役立たずだったというのは当たってるかなあ。

 本田も頑張っていたとは思うけど、本来あれは本職のFWがやるべき仕事。本田に任せざるを得ないところに苦しさがあるように思えて仕方ない。本田に攻撃に専念させるためにトップに置いて、そのかわり「トップに置いたんだから点を獲れ!」という指示だったとか。長友が倒れた場面は微妙であるが、ダイビングを取られてもおかしくはない。むしろ、岡崎がシュートを枠に飛ばせなかったことのほうがガッカリ度は大きい。

 シュートはスナイデルを讃えるべきだろうなあ。「危ねぇ!」っていうシーンは川島が防いでいたし。川島は何だか貫禄すら感じさせるモノがあった。スナイデルに限らないけど、どの国もシュートの意識が高いからシュートまでの判断が速い。ワンテンポ置くことがほとんどなく、コトによっちゃ「そこだっ!」と思うより先にシュート打ってたりする(汗)。

 デンマーク戦もスタメンはたぶん変えないだろうけど今野は見たいなあ。
 出番があるとすれば駒野との交代くらいか。CHでの起用はオランダ戦の交代からしてなさそうだし・・・。引き分けOKではあるけど、勝ちに行く姿勢じゃないとあっさりやられそう。つーか、本気でベスト4を目指そうっていうんならデンマークに勝つくらいじゃないと。

 やっとW杯を本当の意味で楽しめそうなところまでやってきた。
 初戦の勝ち点3が大きいんだけど、オランダ戦の負けは納得のできる負けだった。
 選手には悔しさは当然あるだろうからその悔しさをデンマーク戦にぶつけてもらいたい。
 

posted by フラッ太 |13:57 | FIFA World Cup 2010 | コメント(2) | トラックバック(0)