スポンサーリンク

2021年02月28日

'21第1節VS横浜FC・アフターインプレッション。

アジアンベコムさんのレビューはいつも素晴らしいな…

 実に仰々しいタイトル(汗)。いやでもさ、あんだけド派手に勝とうもんなら戦術厨の血が騒ぐってなもんで。いつ以来だ?と思ってカテゴリ検索したら丸1年以上放ったらかしとか…。そこで速い奴とドリブラーをってのが今年実現してるってのが何とも。

 コンサが強いのか?横浜FCが弱いのか?その両方か?
 コンサが強くなっているという実感はあるけど、
 横浜FCに関しては弱いんじゃなくて自滅した感じが強いと思う。

 フルコートマンツーマンでガンガン押してくるコンサに真正直に対抗するのは分が悪い。だから中盤はある程度省略で放り込み…というのは普通に選択肢としてアリだけど、だったらどうして“衛星役”を置かなかったの?…と思って選手名鑑を眺めてみたが、もしかしてシャドーストライカータイプがいないのか?渡邉千真(以下チマ)ってボックスストライカーっぽいもんなあ…。

 クレーベとチマの並びは迫力あるし怖さもある。昨日はクレーベに預けて(当てて)…というのをメインに攻撃を組み立てていたけど、そこから先が全然でチマに至ってはCKからの流れでヘディングした時以外はほとんど攻撃に参加できていない感じ。チマの無駄遣い。横浜FCの掲示板ではどうやら松尾はケガ明けのようでサブからというのはわかるが、中村俊輔は酷評されていたなあ。ボラで使う方が悪い!というのは肯ける。普通に手塚でいいじゃん、なんで俊輔?と思ったし。

 ヘボ将棋 王より飛車を可愛がり

 昨日の横浜FCはまさにこんな感じ。前線に大駒を並べただけじゃ勝てへんのやで?と。コンサの前線は大駒と言えるのはアンロペくらいでチャナや小柏は小駒。大駒と小駒の捌きで面白いように崩せたコンサとは対照的。大駒1枚よりも複数の小駒の能力をフル活用した方がよりゴールに迫れる。ボールを持つ時間帯が長かったということ以上に「何人シャドーがいるんだ?」と思わせるほどに攻撃の厚みを感じさせたと言ったほうがいいのかな。

 四方田コンサが厚別の魔空間に引きずり込んで柏を粉砕したのを思い出した。あの時も下平監督は柏を率いていて、ジェイや都倉の高さでアタックに対策を施したせいで却ってチームとして機能しなくなるという試合。だから下平監督が無能ってんじゃなくて考えすぎたせいで却っておかしくさせた、駒組みの段階で失敗していたと捉えた方が正解だと思う。リバウンドを制する者は…じゃないけど、コンサの攻守の切り替えが速かったというよりも単純にセカンドボールを拾える選手がいなかったのが実情で、本来もっとボールを大事に持つスタイルのはずが慣れないことやったせいで…というのもあるんだろうな。

 チームとしての成熟度の差といえばそれまでだけど、
 コンサに関しては小柏の速さが相当効いていたな、と。
 これについて書き始めると文章量がえらいことになりそうなので(汗)、今回はここまで。

posted by フラッ太 |12:25 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年02月27日

上々のスタート。

>予想大ハズレ…。それにしても横浜FCのメンツ選択おかしくね?下平監督考えすぎたんかな?

 本日試合、開幕試合、対戦相手、横浜FC。
 開幕試合、本拠地戦、九年振也。於第一節、勝利試合、二十年前。
 本日解説、森岡隆三、吉兆吉兆。
 開始直後、電光石火、駒井善成、先制得点。前半四分、金子拓郎、追加得点。
 開始早々、壱弐殴打、横浜FC、混乱状態。
 大卒新人、明治小柏、先発出場、前線躍動、短過運多、連発多発。
 給水直後、緩慢攻撃、失策連続、安直失点、要反省点。
 四十五分、泰乃滅私、絶妙配球、小柏直応、案呂比須、吃驚胸当、追加得点。
 終了間際、長過運多、金子拓郎、又又得点。前半終了、四対壱也。勝敗行方、大勢決定。
 後半開始、於参点差、呑気観戦、札幌選手、行行状態、開始早々、攻勢強化。
 巳謝札幌、全面守備、終始圧力、横浜FC、自球配球、困窮状態。
 眠泰奮闘、横浜拠点、潰封継続、地味仕事、着実遂行、呉辺黄紙、敵陣侵入、僅時間也。
 押押札幌、続時間帯、於決定機、横浜GK、再三阻止、裏MVP、六反勇治。
 眠泰持上、其後自走、滅多不見、我等札幌、舐プ状態?
 駄目押点、七十七分、泰乃滅私、右足振抜、伍対壱也。
 八十六分、小野伸二、途中出場。札幌導夢、観客拍手。
 試合終了、札幌圧勝、於第一節、札幌勝利、六年振也。
 本日試合、PA右側、札幌支配、急所制圧、得点量産、PA右隅、金子地帯。
 明治小柏、速度能力、想像以上、前線影役、最適起用?守備連動、過運多多、攻撃機能。
 現在順位、暫定首位、本日限定、堂々宣言、我等札幌、最強最高!
 本拠地戦、勝利限定、偽造漢文、早速発動、頭脳体操、素面状態、若干苦闘。
 富良野版、苦辣疾駆、一本残存、喜々開封、此後祝杯。苦辣疾駆、在庫零本、買置必要。
 我等札幌、頂点挑戦、上々発進、翌日紙面、我等札幌、大大一面、超大期待。
 三月四月、過密日程、選手全員、出番存在、連勝街道、続行希望!


 記事確認、下平監督、札幌対策、見事裏目?…って、ここまでやらんでもいいか。

 後半はコンサがやりたい放題だったが参考記録程度に思っておいた方がいいかも。それでも、のっけから“上がる”勝ち方ができたのは大きい。これほどわかりやすくボコボコにした試合というのもそうそうない。ボコボコにされたことなら腐るほどあるが。

 駒井はスタメンならシャドーと思い込んでいたが、小柏があれだけやれるなら今日のスタメンが最適解かな。ミシャが「すぐ使うぞ!」と惚れ込んだのも肯けるというもの。金子が無双すぎてルーカスが悪く見えるってのも結構な話。ただ、六反の出来を抜きにしてもサウジスコアは狙えたし狙わなきゃならなかった。そこが不満と言えば不満。これって贅沢言いすぎ?

 …今日くらいは浮かれさせてくださいよ。

posted by フラッ太 |19:50 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年02月27日

横浜FC戦の展望。

>情報統制なんて知ったこっちゃねぇって感じだな…

 さて、9年ぶりのホームでの文字通りの開幕戦。
 1発目にはいいイメージがないだけにイヤなジンクスは振り払っておきたいところ。

 剛蔵さんとほぼ同じ考えだが、コンサのカギは福森とみる。

 去年は金子の40m独走ドリブルシュートなどで快勝した。フルコートマンツーマンがモノになった試合。となれば、当然下平監督もコンサのやりたいことは見えているはず。フルコートマンツーマンであれば守備の穴はやはり福森。ざっくりと高さ(強さ)・巧さ・速さで考えるなら横浜FCは速さに勝機を見出すのではないか?そう考えると尚のこと福森は狙い目。

 横浜FC側でイヤなのはジャーメイン良。

 仙台在籍時に石川をあっという間に千切ったイメージがあるので福森とマッチアップさせて速さ勝負に持ち込まれたらかなり分が悪そう。リスク承知で福森を使うだけの価値はあるが、どれくらいリスクを取るのか?菅スタメンでサポートさせるってのはやらないと思うんだよなあ…。

 川崎ほどの迫力こそないものの、横浜FCも間受けを作るのは上手いチーム。去年もあわやの決定機は作っていたし緩い守備だとあれよあれよとゴールまで運ばれる危険はある。ホームゲームだし、なるべく横浜FCの選手をフロントコートに入れないというのがどこまでできるか。そういう意味ではコンサも速さで圧をかけることが必要で、それができればタコ殴りも見込める。

 バージョンアップしたコンサを見せつけるには格好の試金石。
 開幕戦はただの1試合、1/38ではない。ビシッと決めてほしい。

posted by フラッ太 |11:15 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年02月26日

小野はレジェンドではない、○○である。

>ミスター、愛犬トークでテンション上がりすぎ

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
  北海道道でもコンサ特集でいよいよ開幕って感じですね!
黒:小野のいいひとオーラは荒んだ心に染み渡るな。
赤:ところで、小野はレジェンドではないって随分な言いようじゃないですか?
黒:ニセ小野伸二は「手洗いうがい、元気元気!」ってムダにテンション高いしな。
赤:それ荒野でしょ…って、高橋ヒロム知らない人には何のことかさっぱりですよ。
黒:もっと、もっと、もっとーっ!
赤:しつこいよ!もっとも、本物も大ケガでIWGPジュニアのベルト返上してますが。
黒:プロレスつながりだと小野伸二は武藤敬司とカブるんだよな。
赤:あー、なるほど。確かにそんな感じありますね。
  天性の明るいキャラクターで人柄がよくて、魅せるのが巧いですし。
黒:中田英寿もオーラはスゴいが、小野伸二のオーラって柔らかいんだよな。
  パスの出し方も「オラ行けや!」ってのとは違ってエンジェルパスだし。
赤:…たまにはうまいこと言いますね。
黒:たまに、は余計だっつの。
  オーラが柔らかいもんだから小野の立ち姿には後光が差してるんだよな。
赤:そこまでいくともはや仏さまですね。
黒:ただの生き仏じゃない、リアル観音様だぞ。
赤:魔法のパスを両足から出すからさしずめ千手観音ですかねぇ。
黒:遠目からお姿を眺めるだけで「ありがたやありがたや…」と自然と手を合わせてしまうな。
赤:物理法則無視したピタ止めトラップとか、練習見るだけでも溜息出ちゃいますよねぇ。
黒:練習再開の暁には宮の沢で小野の拝観料を取るべきだと思うの。
赤:よしなさいよ!


 北海道道でのインタビューではいつでもスタメン取るつもりとハッキリ言ってたし、小野が後ろに控えているとなるとミシャとは別の意味で普段から緊張感や責任感が生まれることは間違いないと思う。もちろん、練習だけでなく普段の生活ぶりから小野は教科書であり師匠であるわけだが。

 しかし、動画で小野の口からなかやまきんに君の名前が出るとは思わなかったな…。

posted by フラッ太 |20:50 | ネタの殿堂 | コメント(3) | トラックバック(0)

2021年02月26日

開幕直前!戦術厨的思考で21コンサを考える⓶。

この前の話の続きと思ってもらえれば
 
 今のミシャコンサのWBはもともと攻守にわたって運動量を求められる上に攻撃のタスクが非常に多いというのがある。まず選手交代のカードの切り方からWBの起用法の傾向を探ってみるとWBが2人とも出ずっぱりという試合はまずない。

 「じゃあ、駒井を右WBに回せばいいじゃん?」となるのか?
 戦術厨的な視点からすればやはりNOと考える。

 1つは荒野ロールの代役が駒井以外に見当たらないということ。ボランチのやりくりは比較的楽なので例えば深井さんを入れて高嶺を1つ前に出す…なんてのは可能かもしれないが、あくまで途中交代からの変更で現実的ではない。ミシャ式の理解度がおそらく最も高いであろう駒井を上回れるのかという点でも替えが効かないと考える。

 もう1つは0トップスタイルと逆足WBの組み合わせにおけるドリブルの重要性。
 逆足WBになってからは

○縦に抉る(≒香車)
○クロスを上げる(≒桂馬)
○ドリブルでPAに侵入する(≒銀将) の3つが求められている。

 コンサラボでも触れていたがドリブルは右の金子、左のルーカス共に回数が非常に多い。ドリブルなら駒井だって…と思いそうになるが、金子とルーカスにはスピードがある。加えて、0トップスタイルではクロスを上げてもジェイがいないのでクロスや抉る動きをしてもその先の勝ち目が薄い。したがってWBが独力で切り込めるくらいの攻め駒になれないと厳しい。菅が仙台戦で右足に持ち替えてシュート→ゴールというのがあったが、ああいう“仕掛ける怖さ”を磨いていかないとスタメンを奪い返すのは難しい。左足の精度はどう考えたって福森に敵うわけがないし…。

 その特徴が表れているのが左のルーカスがPA角に侵入してのシュートであり、金子が左足で切り込むと見せかけての縦突破だと思っている。小柏が右のWBに入ったことがあったが、ミシャとしては真ん中の選手はある程度攻守のバランスを重視するが、サイドは攻め重視なんだと思う。9人の浦和の時もWBを削ることはしなかったし。体力的に一番負荷がかかることを考えてもWBの補強がなければ駒井より小柏が入る可能性の方が高いと考えている。


 …と、ここまでは去年の段階で書いていた。今シーズンは白井が京都へ期限付き移籍をしたものの柳と青木が入った。柳は右のWB起用が有力視されるし、青木も恐らく出番はある。しかもドリブル突破の威力がむしろ増している。

 予想スタメンは左に菅、右ルーカスが多いが、
 去年の等々力からの進化を考えると右に金子、左ルーカスの逆足WBが基本だと思う。

 香車や桂馬ではそれ単体では脅威にならず、ひと手間加えないとなかなかゴールにはならない。菅がポジションを奪い返さなきゃと意気込むのもそのあたりじゃないかなあ。SNS等で菅はすぐバックパスするとか言われがちで香車なプレー選択や動きが多いけど、それ以上にルーカスが守備でも頑張っていることで菅でなければならない理由が薄れている。

 将棋とNFLネタ絡みで言うと、
 今年のミシャコンサは両サイドでスズメ刺しを狙っているのかなと。

 左サイド(主に福森)から右サイドのルーカスへというのはよくあるが、両サイドにドリブル突破できる選手を置くことでDFラインを破壊しちゃおう、と。この前の話でシャットダウンコーナーに触れたけど、簡単に言えばそこにパスを出しても防がれるという守備力の高いコーナーバック、サッカーだと主にSBのこと。
 ミシャ式の5トップを防ぐ手段として3バックにWBの2人を加えて5バックにすることで人数を揃えるというのがある。だが、守備力の高い選手は大抵CBでWBの守備力はそこまで高くない。それにお金のないクラブともなれば守備力の高い選手を揃えること自体が難しい。守備重視にすればしたで縦ポンくらいしか対抗手段がなくなる。となれば、ルーカスや金子など1on1で勝てる選手がいればそこから崩せる可能性が高くなる。

 人数を揃えて守れていたはずがWBがチンチンにされて逆にカモになるということも…というのはちと都合が良すぎだが、ドリブラーが多ければ相手守備へ負担を強いることができる。香車や桂馬なら中を固める、最後の一手さえ許さなければ…で防げても、ドリブルでPAに侵入されると対応が難しくなる。香車や桂馬ならブロックの上げ下げだけで済むが銀だとブロックにヒビを入れられると言った方がいいのかな?

 極端な話、こっちがギャップを作ろうとしなくても守備側がドリブラーのカバーに動くことで勝手にズレを作ってくれる。中村憲剛の5レーン解説が非常にわかりやすいが、キモはPAの角を取ることにある。ルヴァン杯ファイナルでは右に振ってから空いた左に菅が走りこんで…という大きい展開だったが、より狭いエリア、局地戦でもこじ開けることができるかという点に注目していきたい。ドリブルがその大きな武器になると思う。

posted by フラッ太 |14:45 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年02月25日

開幕直前!戦術厨的思考で21コンサを考える①。

>インナーラップは(香車ではなく)桂馬の動きと見つけたり

 さて、今回は久々にコンサ成分特濃でボケ一切なし、クドさ全開でお届けする戦術厨ネタ。
 たぶん書いてるうちにクソ長くなるので(汗)マニアな方だけお付き合いのほどを。

 どうも孔明さんがブログで駒井にダメ出しをするのが気に入らないって人が多いせいか、やたらコメントでイジられるというのが目立つ。オレとしては敢えてコメントは入れずに静観していたが、どうせコメント入れるならキッチリ自分とこのブログで暑苦しくやったほうがよかんべということにした次第。久しぶりに“ぶってみる”モチベーションも湧いてきたし。

 まずは今年のミシャコンサの選手起用の傾向として明らかな点を1つ挙げておくと
 駒井はサイドの選手としては考えていない というのがある。

 これはやはりスーパーな能力を持つルーカスの加入が大きい。最近では左にルーカス右に金子という“逆足WB”も取り入れているが、スプリントお化けの菅とルーカスを軸に白井がサブ、そこに金子が加わって4人で回せるようになったことで敢えてサイドで使う必要がなくなったというのが実情だと思う。

 最近ミシャが取り入れているいわゆる0トップスタイル。その主軸となるのが荒野というのは恐らくサポの意見は一致するだろう。だからこそ長期離脱は非常に痛いんだが、これはもう仕方ないこと。で、0トップスタイルでの選手起用から見えてくるものとしては

 「(荒野と)駒井の“スライド”」 である。


 …と、ここまでは去年のホーム清水戦の後に書いていたわけだが、白井が京都への期限付き移籍。これもミシャコンサにとっては非常に痛い。21シーズンはどうなるのか?を妄想する前に、20コンサの選手起用を改めて振り返ることで傾向を掴んでみることにする。

 荒野と駒井のスライドを去年の等々力で考えてみる。

 スタメンはチャナと駒井の最前列で荒野がトップ下(2列目)。
 そして最初の選手交代でチャナOUTドドIN、高嶺OUTアンロペIN。
→ドドとアンロペの2トップ(最前列)。駒井がトップ下、荒野がボランチにスライド

 荒野のように運動量があることがまず前提だが、シャドーもこなしながらボランチもとなると戦術の理解度もさることながら気の利いた動きができるかどうかというのも大きい。“上から下”へのスライドができる選手となると駒井の他には宮澤ぐらいしかいない。もっとも、宮澤の場合は“下から上”のスライドもこなしているんだが…。

 荒野は等々力での2点目では一気に前線に駆け上がっている。上から下へのスライドもこなしてかつ最前線にまで攻撃参加できるというのが“荒野ロール”であるならば、それに近いことができるのはまず駒井以外に考えられずケガされたら一番困ると言ってもいいかもしれない。

 ただし、上から下というスライドだけを考えるなら面白い存在になれそうなのが小柏。

 これはアンロペや武蔵が1トップと右のシャドーをやっている(いた)こととも絡んでくるんだけど、小柏は今のところスタメン組の1トップでの評価が高い。小柏が攻撃では1トップをこなしつつ左のシャドーのポジションで守備に回れる、等々力でのチャナのようなタスクができるようなら新たな強みになる可能性は高いとみる。

 妄想としてはスライドが駒井だけなのか?
 あるいは上から下だけじゃなく下から上も増やしていくのか?というのは見ていきたい。


 もうあのコンビを登場させる余裕すらないという…。この前のXEROXでの川崎の選手のポジショニングを見てると気の利いた動きというのは“間受け”がかなりの部分を占めているのかな、と。川崎は特に中盤が高いレベルでできていてすぐ前を向けるとか有利な状態に持っていけてるのかなとも思ったり。

 焼き直しのところも多い上にデータ拾いも薄くてアレだが(汗)、
 この手のネタが好きな方にはそれなりに刺さってると思いたい。

posted by フラッ太 |00:20 | 戦術厨の戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)

2021年02月20日

開幕直前!赤黒スズメのやっつけトーク・ちょっと寄り道編。

>竹冠だぜぇ…

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
  今回はXEROXスーパーカップでちょっと寄り道しようと思いまーす。
黒:ちょっと寄り道?ぐるっと一周しましょうよ。
赤:それ、インディアンスのツカミ…。
  川崎がガンバをタコ殴りという予想が多かった中、
  結果こそ川崎でしたがガンバは健闘しましたね!
黒:三笘の2ゴールで「決まったな…」とチャンネル変えた人多かったんじゃないか?
赤:言い回しが微妙に古いですよ。でもまあ、ガンバが食い下がったのは少々驚きでしたが。
黒:ガンバも4-3-3にしてきたんだよな。タイトルマッチっていう日テレ実況はウザかったが、
  中村憲剛の解説がわかりやすかったから許す。
赤:去年いいだけカモにされた宮本監督も相当準備してきたようですね。
黒:西部本にもあったが、4-3-3にすると5レーンに1人ずつ配置できるんだよな。
赤:ハイプレスに向いていてビッグクラブ向けと書いてましたが、
  ガンバも井手口が中盤にいることでだいぶいけそうな感じでした。
黒:井手口もだが、山本のポジショニングも良かったんだよな。
  遠藤からスタメン奪っただけのことはある。
赤:パトリックもですが、レアンドロペレイラの圧がスゴかったですねぇ。
  チアゴアウベスといい外国人のゴリ押しぶりがちょっと異次元でした。
黒:なんという健太サッカー。金のあるチームはこれだからイヤなんだ。
  ただ、追いついてからのCKで宮澤ばりのドンピシャヘッドを決められなかった。
赤:あれが決まってたらガンバが勝ってたかもしれません。
黒:モメンタムがガンバに行ってただけに、あそこで一息入れられたのは大きかった。
赤:モメンタムって要は流れですよね?ご主人様みたいにNFLにカブれなくっても…。
黒:でも、今年も前後半で給水タイムがあるからアメフトと似たようなもんだぞ?
  事実上、4クォーター制と同じようなもんだからな。
赤:そういえば給水タイムって大事だって中村憲剛も言ってましたね。
  うまくいっている時は続ければいいし、言ってないときはどう修正するか考えられるし。
黒:中村憲剛の解説で言えば
  川崎が3人で守っているのにガンバは2人で守っているってのがあったな。
赤:えーっと、ガンバが4-4-2にしてからでしたっけ?
  たぶんボランチ2人と川崎の中盤3人の比較なんでしょうけど。
黒:その辺の力関係やバランスがどう変化するのか?ってのは興味深いところだな。
  4-3-3と4-4-2の違いというモデルケースと言ってもいい。
赤:システム変更が勝敗を分けたのかは議論のあるところですが、
  川崎がそこで優位に立てたのは確かでしょうねぇ。今年は4-3-3の年になるんでしょうか?
黒:決勝ゴールは小林悠だったが、田中碧の縦パスがスパッと入ったのがポイント高かったな。
赤:解説でも言ってましたね。
黒:パス自体もだが、受けるポジショニングも大事だ。
  ああいうスパーンとしたパスをコンサで何本入れられるかが勝敗に大きく影響する。
赤:去年だと深井がアンロペに入れたのがありましたね!
黒:わかってるじゃねーか。
  川崎だからできたことで他所じゃ不可能ってことでもない。
  コンサ以外にもそういうチームはあるしな。
赤:それは次回にしましょうか。


 ガンバが4-3-3ってのはちょっと意外だった。
 小野瀬を右SBにとか若干強引な気がしないでもないけど川崎を相当意識したのかな?
 今年はこんな感じで行きますわ。

posted by フラッ太 |22:55 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年02月18日

開幕直前!赤黒スズメのやっつけトーク①

>今頃プロフィールを修正するほどのテンションの低さ…

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
黒:こーんにーちはーっ!これから、パクリネタをやるよ!
赤:いきなり錦鯉のパクリか!
黒:錦鯉のボケの人って2階の角部屋に住んでて電気代が払えないもんだから
  夜にヒゲ剃るときに青信号の光を頼りにヒゲ剃ってて家の中で信号守ってたらしいぞ?
赤:そのツカミに何の意味が?
黒:今、守れない赤い人と言えばご存じ浦和の太陽・柏木陽介さん!
赤:そういうつながり…って、嬉しそうに言うのやめてくださいよ。
  ただでさえ大炎上でみんな避けて通ってる話なのに。
黒:そうは言うけどよ、いっそミシャに引き取ってもらおうぜなんてコメントが出てくると
  スルーするわけにゃいかんだろ。
赤:いやいやいや、ないでしょ。34歳で推定年俸1億円なんて金銭面だけで無理です。
黒:まあなあ。キャプテンなのに度重なる規律違反ってんじゃ示しがつかんしな。
赤:監督が激おこなのも当然ですよ。規律違反といえば
  残留がかかった大一番で都倉がベンチ入りすら許されなかったくらいなのに
  ウチのGMがわざわざ獲ると思いますか?
黒:いくらコンサがワケあり外国人の扱いに定評があるったって無茶ぶりだよな。
  好き好んでキングボンビー引き取るほどアホじゃない。
赤:もうちょっと柔らかい言い方にしてください!
黒:問題。もし柏木が売り込んできたら?
  ①最低年俸なら考えんでもない ⓶タダでもいらない
赤:言うまでもなく⓶ですよ!
黒:ブー。正解は③の考えるまでもない、です。
赤:その問題、むしろテキトーに名前出される方が問題ですよねぇ…。
黒:というわけで、今日はこれくらいにして…
赤:1ミリも開幕プレビューになってないですよ!
黒:錦鯉つながりでM-1に阿部勇樹が出てたからビックリしたってのは?
赤:…今年のJ1は20クラブで降格4というシビアなシーズンです。
黒:まあ、降格4というのは確かにシビアだがコンサに関してはあんまり考える必要ないだろ。
  昇格組でフツーに2枠埋まるだろうし。
赤:油断大敵ですが今年はミシャになって4年目です。
  集大成とまでは言いませんがそれ相応の成績は求められますし
  求めていかないといけません。
黒:その点、コンサは主力の移籍が進藤だけってのは大きいな。
赤:某著名サイトではコンサは主力のキープ度合いが上位クラブ並みってデータもありました。
黒:今回の移籍に関しては選手の入れ替わりにかなり差があるというのは押さえておきたい。
赤:上位でも名古屋あたりは積極補強ですが下位は入れ替わりが激しいんですよねぇ…。
黒:一番キツいのは大分だろうな。
赤:湘南もかなり厳しいですよねぇ。
  経営危機とされる鳥栖も売れる選手は売らざるを得なくなってますし。
黒:さしもの片やんも今度ばかりは厳しいかもしれん。
  鳥栖も似たようなもんだがミョンヒさんがいる分には戦える体制は整えてくると思う。
赤:鳥栖はユースが強くなって選手がそこそこ揃ってますからね。FWの林も残ったし。
黒:そういう意味ではいろんな意味で謎なのが仙台なんだよな。
  長澤とか出てった選手も多いけどその分獲ってもいる。そんなに金あるのか?
赤:余計なお世話でしょ…で、仙台の謎って何ですか?
黒:昨シーズンはとうとうホーム未勝利で終わったから監督交代はわかるんだが
  テグさんってそんなに求心力あるのか?
赤:テグさんしかいない!と白羽の矢を立てたんじゃないですか?
  クラブ再建にはスポンサーの協力も不可欠ですし、テグさんなら金出すとか…。
  長崎でのケンカ別れに引きずられてるだけだと思いますよ?
黒:逆に言えばテグで降格したら当分沈んだままってこともあり得るのか。
赤:柏木案件なアレな話もあったし、いろんな意味でブーストかけてるとは言えるでしょうね。
  選手の入れ替わりもですが、今回の移籍市場では入国制限が大きく影響しましたね。
黒:一番割を食ったのは何といっても徳島だろう。
赤:浦和に監督ぶっこ抜かれて新監督になるのに未だ入国不可ってのは…。
黒:恨むならチンタラ防疫対策やってる自民党を恨め!
赤:それはどうかと思いますが、これだけでも降格候補になってしまいますよねぇ。
黒:新外国人を早めに入国できたりさせたクラブは一応勝ち組にはなるだろうな。
赤:入国手続きの問題もありますが、
  今シーズンは大物と言われる外国人がJリーグに来るんですよね。
黒:鹿島のピトゥカがそうだな。
赤:柏のドジは年俸1億とか。オルンガ移籍で移籍金たっぷりありますしねぇ…。
黒:ただ、鹿島のエヴェラウドは中国からのオファーを蹴って鹿島に残留している。
  抜けられたら“つうこんのいちげき”になりかねないだけに鹿サポはホッとしただろうな。
赤:やっぱりジーコが作ったクラブというブランドの威力は大きいんですかね?
黒:つーか、普通に強豪クラブだしタイトルも一番多いし、
  必要とされたらまず残ることを考えるだろ。環境面も口コミで情報収集できるだろうし。
赤:そこ大事ですよね。三上GMも札幌でやる気があるのかは重要視していると言ってました。
黒:ガブリエルの合流は未定だが、秘密兵器くらいに思っていればいいんじゃないか?
赤:ノノ社長も時間はかかると言ってましたし、夏の補強の先取りと思えば。
  …長くなってきたので一旦締めたいんですが。
黒:では、コンサの外国人とかけて武者小路実篤ととく。
赤:そのココロは?
黒:仲良きことは美しきかな。
赤:今回はこれで終了でーす!


 いやホント、今年はマジでどうにもならない。去年から続いてるテンションの低さはどうしたもんか。ホントやっつけでダラダラ書くしか打開策がないんだわ。小ネタをオチに持ってこざるを得ないほどにネタの神様も一向に降りてこないし…。

 まあ、こんなのでよければお付き合いくださいな。

posted by フラッ太 |23:20 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年02月17日

Jリーグ新戦術レポート2020を読む。

>もう開幕まで10日切ってるってマジかよ!

○Jリーグ新戦術レポート2020 (西部謙司著 エルゴラッソブックス \1,650+税)

 ナベさんの本と迷ったが、やはりこっちの方がいいかなと。

 文字通り昨シーズンのJ1を戦術面で振り返る本。結論から言うと、この本はマスト買い。特に昨シーズンは5人交代、降格なしとかなり特殊なシーズンで各クラブの考え方にかなりの違いが出ているので、ひと通りおさらいしておくならこの本が手っ取り早い。余談だが思いっきり赤黒仕様の表紙なので、コンササポは表紙買いしてもいいくらいw。

 戦術リストランテなど戦術本といえばこの人!というくらいそっち系が好きな人にはたまらないのだが、Jリーグを取り上げていることもあって敷居が低く読みやすい。西部本の入門としても買う価値アリ。わりとあっさり読めるのでちょっと高いと感じなくもないけど、シーズン開幕に向けての予習復習ならまずこれを読むべし!という本。

 なぜ川崎は4-3-3にしたのか?とか大学サッカーとJのかかわり方とか内容も濃い。おススメ。
 …マジでネタは無理。いや、ホントなんだってば。

posted by フラッ太 |13:05 | 書籍紹介 | コメント(0) | トラックバック(0)

2021年02月13日

大八はトロイ・ポラマルになれるか?

>いつまでNFLネタ引っ張るねんっ!

 孔明さんのブログによると、大八が存在感を見せつつあるようで。

 …え?トロイ・ポラマルって誰だって?
 えーと、ピッツバーグ・スティーラーズ一筋でNFLを代表するストロングセーフティ(SS)。
 まあ、サッカーで言うところのセンターバック、とりわけ鹿島の秋田やマリノスの小村など
 #3のタイプで肉弾戦に滅法強いタイプと思ってもらえれば。

 ヘルメットからはみ出るドレッドヘアーがトレードマークで、ハードヒットでとにかく相手選手を潰しまくった。ここぞというところで止める勝負強さもあった。ただし激しいのはフィールドの上だけで普段はいい人。敬虔なクリスチャンでもある。スティール・カーテンで有名なスティーラーズの堅い守備の象徴とも言うべき存在。プロボウル常連というだけでなくオールプロのファーストチームに選ばれたこともあり殿堂入りまで果たした名選手である。

 …っと時を、じゃなかった話を戻そう。コンサラボで三上GMが言っていたようにフルコートマンツーマンではCBはマンツーマンで勝てないと困る。それを期待しての補強だし、強みを出せているのは朗報。駿汰のケガで今は右CBに入っているようだが、もしミシャ式のビルドアップにも適応できて真ん中でも目途が立つようなら相当にデカい。

 いや、もちろん右CBでスタメンになって「アイツのいるところにはパス出したくねぇ…」と思わせるようになればそれはそれで十分デカい。名古屋のクロちゃんにも匹敵するシャットダウンコーナーにもなれるわけだし…って、これじゃいつまで経ってもNFLネタ終わらんな(汗)。つーか、柳も右CBの適性はありそうだし、今年のスタメン争いはDF陣も激しそう。

posted by フラッ太 |00:00 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)