スポンサーリンク

2024年03月30日

問題なのは“負け”ではない。

>石崎コンサよりもっと悪いじゃねーかっ!

 アウェイ神戸戦は1-6の惨敗。

 まあ、ド派手にやられたねぇとしか言いようのない試合。

 やる前から負けること考えるバカいるかよ!とは思っててもさ、ただでさえ戦力に差がある上に相性の悪いアウェイ神戸ともなりゃ勝つのは正直厳しいってのが正直なところだとは思うよ?だから負けという結果は受け入れるのはたやすい。

 ただ、負けるにしても『負け方』ってもんがあるだろ?

 何て言うんだろう、神戸さんはきっと勝つことに飢えているんだと思う。
 リーグを制したことで求めるもの、周りに要求するレベルが上がってきて
 目の前の試合、局面で全力で勝ちに来ていたんじゃないかな?

 局面ごとに負け続け、自信を失い、やられ放題。相手が神戸とはいえ、これじゃあ萎えるぜ。
 「神戸でさえあれだけやってるのに…」とむしろ学ばされたんじゃないか?

 全力でやってるんだろうけど、全力でそれならJ1じゃやっていけないよ。
 もっとも、現場レベルの問題だけじゃなくクラブが『次』を描けているように見えない。
 勝ち負けよりもヤバいのはむしろこの点だと思う。

posted by フラッ太 |17:30 | コンサについて | コメント(4) | トラックバック(0)

2024年03月26日

“シブい”補強。

>阿波加ってもう29歳なのか…

〇J1札幌がJ3YSCC横浜のGK児玉潤を獲得
〇児玉 潤選手 完全移籍加入のお知らせ

 「そっち行ったのか、なかなかにシブい補強だなあ」というのが率直な感想。

 確かに必要な補強ではある。2種登録もしているとはいえ、GKが阿波加と小次郎だけではまず枚数的に厳しいし、実戦経験に乏しいというのも懸念材料。その点、児玉はJ3とはいえ正GKであり実戦経験は十分。

 加えて竹林強化部長が足元の技術を評価していることからしても、早期のデビューはあると思う。阿波加29歳、小次郎25歳、そして児玉は26歳と年齢構成的にも実はけっこう良い補強だと思っている。竹林さんもナナメ上の補強のコツを伝授されたのかな?

 シブい補強、というのは金銭的に大したことない的な意味もある。
 だが、今のコンサで即戦力外国人を引っ張れる金があるだろうか?

 ルーカスを契約満了で出すほどに厳しい懐事情、小柏が去った後に武蔵を(完全ではなく)レンタルで獲る状況からして簡単に言える話ではない。仮にこれからクラファンでお金募るとして1億集まったとしても、今の円安のご時世、たかだか1億程度で即戦力の外国人FWなんて獲れるわけがない。

 ゴニがなかなか復帰できずにいるが、そのゴニにしてもいきなり獲ったわけじゃなく、一定のリサーチをかけた上での話。つい最近、税に対する申告漏れでイニエスタの名前が出たが、税負担というリスクも外国人選手には新たに出てくるわけで、金のないコンサには尚更手が届かなくなる。

 恐らくここ数年の戦略としては夏のウインドウが開くまでは現状のメンツで凌いで
 去年の高木のように夏にピンポイントで国内選手を狙いに行くって感じじゃないかなあ?
 実際、高木の加入で菅野の負担が大幅に減りチームも活性化されて息を吹き返したし。

 今回の児玉は緊急補強の部類に入るとは思うけど、泥縄では決してないと思う。
 改めて、シブい補強であると言える。断じてアリバイ補強の類ではない。

posted by フラッ太 |13:40 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2024年03月18日

石崎コンサとミシャコンサ、そして四方田コンサ。~数字で見る今年のヤバさ~

>またクソ長い記事を書いてしまった…

 神様~っ!
 4試合終了時点で勝ち点1の最下位、得点1失点7、得失点差-6。

 ちなみに黒歴史の12シーズンの4試合終了時は勝ち点1でビリ、得点2失点5、得失点差-3。
 最下位という順位ももちろんヤバいのだが、数字上ではもっとヤバいとも言えるだろう。
 当時を知るサポなら“あの時”よりも悪い、と思えば否が応でもネガティブにならざるを得ない。

 およそ考えられる限り最悪の4試合。基準となる勝ち点5はおろか未だ勝利なし。
 コンサ以外で未勝利なのは昇格組のヴェルディのみ。これが現実。

 で、単純に石崎コンサとミシャコンサを比べても結局「あの時はそもそも無理ゲー」という結論にしかならないので、なすすべなく降格した石崎コンサだけでなく必死にもがいて残留した四方田コンサの数字も引っ張って巻き返せるかどうかの推測、ひとつの目安にしてもらえれば。
 どうやってそれを実現するかは監督や選手、場合によってはフロントが決断することであって、こちとらあくまで「できるかなできるかな、はてはてふむ~♪」のスタンスということで…。素人が考えることはプロなら当然考えるだろうから。

 経験則である残留に必要な勝ち点(ボーダー)=試合数を踏まえつつ、
 大まかに5節ごとに区切って軌跡を辿ってみる。まずは石崎コンサ。

第5節  勝ち点1 16位 0-1-4 得2失7 -5   ボーダーとの差△4
第10節 勝ち点4 18位 1-1-8 得8失17 -9  ボーダーとの差△6
第15節 勝ち点4 18位 1-1-13 得10失36 -26 ボーダーとの差△11
第17節 勝ち点4 18位 1-1-15 得10失38 ー28 ボーダーとの差△13 15位大宮 勝ち点19
第20節 勝ち点7 18位 2-1-17 得15失49 -34 ボーダーとの差△13 15位新潟 勝ち点21
第25節 勝ち点10 18位 3-1-21 得20失64 -44 ボーダーとの差△15 15位大宮 勝ち点27
第30節 勝ち点14 18位 4-2-24 得22失76 -54 ボーダーとの差△16 15位大宮 勝ち点35
第34節 勝ち点14 18位 4-2-28 得25失88 -63 ボーダーとの差△20 15位新潟 勝ち点40

 降格決定は史上最速の27節。…改めて見てみるとひどいな(汗)。やっぱり7節のホーム川崎戦で後半途中まで2-0とリードしながら2-3で逆転負けした試合がターニングポイントだったのかも。あの試合は未だにトラウマ。続いて四方田コンサ。

第5節 勝ち点4 15位 1-1-3 得3失8 -5 ボーダーとの差△1
第10節 勝ち点12 15位 3-3-4 得11失15 -4 ボーダーとの差2
第15節 勝ち点12 15位 3-3-9 得12失24 -12 ボーダーとの差△3
第17節 勝ち点15 15位 4-3-10 得14失26 -12 ボーダーとの差△2
第20節 勝ち点19 15位 4-4-12 得19失31 -12 ボーダーとの差△1
第25節 勝ち点26 14位 7-5-13 得24失37 -13 ボーダーとの差1 15位甲府 勝ち点21
第30節 勝ち点34 13位 9-7-14 得32失43 -11 ボーダーとの差4 15位甲府 勝ち点28
第34節 勝ち点43 11位 12-7-15 得39失47 -8 ボーダーとの差11 15位広島 勝ち点33


 …というわけで。

 現状、どう考えてもミシャコンサは石崎コンサに寄っている。失点の多さは四方田コンサにも共通するが、得点に関しては石崎コンサが山本真希2なのに対して四方田コンサは都倉2、OG1といった具合で点を取るべき選手が取れてないという点でもミシャコンサは石崎コンサに寄っていると言える。

 四方田コンサは勝ち点5の壁に阻まれてはいるものの、降格圏内にどっぷりというわけではない。で、10節までの軌跡を見てみると石崎コンサと四方田コンサで大きな違いがあることがわかる。10節までに四方田コンサはボーダーを上回っているのだ。

 ここから考えると10節までに勝ち点10、今シーズンから試合数が増えたとはいえ低く見積もっても勝ち点8まで積み上げないと四方田コンサの水準に届かない。すなわち残留争いすらできないということになる。ということは、6試合で最低でも勝ち点7、ボーダーに到達するためにはこれからの6試合で勝ち点9が必要。で、試合日程はというと

3/30 神戸A
4/3  名古屋H
4/6  G大阪H
4/13 新潟A
(4/17 ル杯2回戦 沼津A)
4/20 広島H
4/27 湘南H

 …さすがにアウェイ神戸は勝ち点1も厳しそうだが、ホームが4試合もある。巻き返しは十分可能とみる。つーか、ここで巻き返せなかったらマジで石崎コンサに一直線だわ。ホームは全勝、それくらいできてやっと残留争いに加われる。そういう認識でいいと思う。

 思えば、四方田コンサはホームで強かった。ホームで9勝4分4敗はリーグ6位。
 だからこそホームで連敗がメチャ痛いんだが、終わったことを嘆いても仕方ない。
 短期的な目標としては3つは勝って正式に(?)残留争いに加わること、と考える。


 この手の数字遊びネタは調べるのにもブログにアップするのにも時間がかかるので代表ウィークとかで時間的余裕がある時にしかできない。数字遊びネタは思うところはいろいろあるけど形にするのが大変(汗)。

 今はオフなので選手には休める時にしっかり休んでほしい。
 …時期的にはそろそろクラファンがありそうな気はするが。

posted by フラッ太 |23:00 | 戦術厨の戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)

2024年03月16日

蜘蛛の糸か、一筋の光か。

>今、1億円あったら何に使う?

 ホーム町田線は1-2の負け。地上波でオンタイム視聴。

 正直に言っていいか?
 これがMAXだったらJ1残留なんて無理。残留争いにすら加われない。
 ドームの芝に関しては言いっこなし。相手も同じピッチで試合やってんだから。

 町田の平河、良かったね。運動量落ちない、速さあるし、テクニックもあるし守備もサボらない。
 前半危ない場面も馬場がスライディングで懸命に止めていた。これも見事。

 今日も今日とて、失点の仕方がとにかく安い。

 サイドの攻防で2VS2からPA入られてふんわりクロス、オセフンが落として藤尾がフリー。何てことないシンプルな攻撃だけど、町田はこれで勝ってきたんだなというのがわかる。CKからチャンミンギがヘッド→ドレシェヴィッチヘッドで失点。いずれもGKにはノーチャンス。あれじゃ阿波加はやりきれまいて。

 今日は宏武が右WBでスタメン。今日はこんなもんじゃないかなあ。突破してクロスまで上げ切れるようならサブに甘んじてはいないわけで、最大限できることはやってたと思う。で、宏武を下げてコバ兄をシャドーに入れて浅野をスライド。武蔵は他に代えが効かない以上引っ張るしかなく、今日のサブのメンツから打開しようとするとそれくらいしか手がないよなってのがマジつらい。

 で、浅野を諦めて代わって入った原が大仕事ってんだから皮肉なもんである。

 初ゴールもだが、駒井がクロス上げたところに原が入り込んで折り返したのが良かった。
 だからこそ、あの場面で決めきれないコバ兄に腹が立った。そこで決めなくてどうするよ!

 サイドには出せても武蔵に入らない。思ったよりも行けると感じたかどうかはわからんが、後半開始からはギアを上げてきた町田のプレスバックに上回られて中盤ですら引っ掛けられる。

 当たり前のことを当たり前にやる町田。
 当たり前のことが当たり前にできないコンサ。

 もし、今日の試合がドローであれば原を一筋の光と評したかもしれない。でも結果は負け。
 鳥栖戦では一瞬の輝きを見せた。今日はその光を大きくした。でも一筋の光とまでは言えない。
 まだ、その輝きは「点」でしかなく「線」になっていないからだ。 

 才能を発掘すること、試合で使うことまではできている。だが、勝たせるところまではできてない。それを原に背負わせるのは無茶ぶりってもんで、今ある戦力でチームを勝たせるのは監督の仕事。で、今のコンサに上がり目ある?ってことになるとどうしたってポジティブにはなれんでしょ。今年はケガ人戻ってくるのを待ってる余裕があるわけじゃないんだから。

 4試合で勝ち点1。今日で3連敗、しかもホームで連敗。蜘蛛の糸でしょ、これ…。

posted by フラッ太 |17:35 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2024年03月14日

ラグビー的サッカー?

>あ、町田戦も地上波あるのか…

 さて。

 日本代表の負け予測をピッタリ当てたレオザ氏。彼が町田(というよりは黒田監督)のサッカーを高く評価している。町田をJ1に昇格させただけでなくJ1でも鹿島相手に堂々勝利。「高校サッカー上がりの監督に何ができる!」なんてこたあもう誰にも言えない。それだけの成果は既に出している。

 実際に映像を見てないので何とも言いにくいんだけど、大雑把に言えば
 攻撃はロングボール放り込み、ポゼッション?知ったことか!なスタイルなんだろう。

 実際、ポゼッション率が高ければ勝てるかと言えばそうではなく、ガンガン前から制限かけて引っ掛けるとか縦に速くというのが浸透しつつある。もっとも、ミシャコンサとてそれを全く無視してるわけでもなく、昨年のFマリノス戦ではGKに戻したところを掻っ攫ってゴールとかそうしたトレンドは取り入れているわけで。

 で、町田のサッカーはというと何となくラグビーを思い起こすというか。
 ハイパントを蹴り込んで、蹴った先でポイント作って攻撃を継続するみたいな
 要は“陣取りゲーム”を強く意識しているのかな、と。

 サッカーはボールをゴールに入れる競技。
 でも、ボールを後ろでチンタラ回してたって点にならない。

 ボールをどう運ぶか?丁寧に繋いで前進するか、放り込んでセカンドボールを回収するか。
 うまく言葉にできないけど、ボールを握るかエリアを獲るかの優先度の違いなのかな。

 コンサがここまでノーゴールなのでどうしてもポジティブになれないってのはあるが、町田戦は「(主に町田が)『誰に』『どこに』ボールを入れるか?」という視点が肝要なのかな、と。ボールの行方を追うんじゃなくて、エリアの獲り合い。

 放り込んだ先のデザインをしっかり決めておけば相手ボールになっても守備のリスクは減る。セカンドボールを回収できれば得点の可能性は高くなる。実際にはもっと深いんだろうけど、レオザ氏が黒田サッカーを合理的というのは納得がいく。

 ミシャはミシャでハードなキャンプを課すのは自分たちが動いて常に有利な位置取りをすることが必要で、その前提として走力がなかったら話にならない。それも単に持久力だけでなく頭を使って賢く動く。ポジショニングゲームへのアプローチの違い、と言えばいいのかな?

 大げさに言えば“哲学”がぶつかる試合。

 町田のここまでの戦いからして殴り合いの可能性は低そう。福岡戦ほどガツガツ来るかはわからないけど粘る、我慢する時間帯が大半を占めそうな予感はある。町田戦は今までとは違ったサッカーの観方が必要で、Jの空気を一変させてしまう、ある意味Jリーグに“革命”や“破壊”が起きる試合になるかもしれない。

 …ぶっちゃけ試合を観るのが怖い、まである。

posted by フラッ太 |13:25 | 戦術厨の戯言 | コメント(4) | トラックバック(0)

2024年03月11日

勝ち点5の壁。

春日の呪いはガチで怖い…。ちなみに改めてググったら一時ネットが切れた(実話)。

 世の中には経験則、ジンクスというものは多々ある。まあ、ジンクスってのは通常良くないことを指して言うわけだけど、なぜか最近では法則みたいな感じでポジティブに捉えるなんてこともあったり。Jリーグに限ったわけでもないだろうけど、そのリーグで残留するためには試合数と同じ勝ち点が必要というのは概ね受け入れられているだろう。とりわけ、Jリーグ、J1残留の上で外せないジンクス、不文律がある。それは

 開幕5試合で勝ち点5に届かないクラブはJ2に降格する

 かつては前田のデスゴールみたいに半ばネタ的に扱われたものもあるが、これはガチ。では、これを打ち破ったケースはあるのか?というと実は17シーズンの四方田コンサがそうだった。ただ、あの時の四方田コンサは夏のウインドウでチャナティップ、石川、ジェイというかなり無理した補強があったからこそ巻き返してJ1残留を果たすことができたが、今年はそういうことができるかというと悲観的にならざるを得ない。ホーム開幕で2万に届かないってのはなあ…。

 で、今シーズンはここまで3試合を消化。
 その中で未勝利(勝たないと5試合で勝点5に届かない)クラブは
 FC東京、東京V、コンサ、名古屋の4つ。

 昇格組のヴェルディはともかくとしてコンサはかなりヤバい位置にある。名古屋はコンサ以上に現状ではドツボ、FC東京もアルベル切った意味は?みたいな感じでサポに少なからず不満はあるようだが、この2つは資金力がある。ぶっちゃけ、金でちゃぶ台返しができるがコンサはそうではない。

 加えてコンサの次節以降の対戦カードはホーム町田、アウェイ神戸。
 これを1勝1分け以上で乗り切らなくてはならない。どう考えても厳しいよ。

 町田は昇格組と見下せるような相手では決してない。フルで戦力がある状態のコンサでも相当苦戦することは必至。1週空くとはいえアウェイ神戸で勝ち点3のイメージなんてまるで湧かない。福岡戦の苦しみぶりからすれば尚更。今年は四方田コンサ以上にキツいシーズンと思った方がいい。

 シーズンが始まれば書きたいと思うことは出てくるものだなあ。
 つーか、直前で裏切った春日、何してくれてんだよ!今年こそ49ersがSB制覇と思ったのに!


 えー、おかげさまでこのブログ、180万アクセスに到達しました。
 改めて御礼申し上げます。

 2007年から始めてるのでムダに長く続いてはいるんだなあ。マルチ投稿はせず多くても1日2回にとどめる、コンサ以外のことは基本書かない(特に政治に関することはNG)、リンクはこちらから出向くのをマイルールにして17年。思えば遠くへきたもんだ。

 最近は時間的な制約に加えて頭がまるでアップデートできておらずネタがちっとも書けてない、形にならないってのが悩みではありますが、降りてくるときはいつか来ると思うのでそっち方面を待ってる方はあまり期待せずに気長にしていただければ(苦笑)。

 書き殴る、のではなく読んでもらうという姿勢は忘れずにこれからも続けていければと。

posted by フラッ太 |19:30 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2024年03月10日

それでも負けは負け。

>来週のドーレくんは点滴吊ってるとか…

 ホーム開幕戦となる浦和戦は0-1の負け。

 直前に菅野ケガの凶報。「おい、今日は何点差で負けるんだ?」とボヤきが出そうのを必死にこらえたのは武蔵がスタメンに入っていたからかもしれない。いや、鳥栖戦の負け方があんまりひどかったからさぁ…。

 で、地上波の録画を見終わったわけだが率直な感想としては「思ったよりはやれたな」。
 ともすれば上から目線にとられそうだけど、そうではなくて不必要に予防線張ってた裏返し。

 6年の積み重ねは何だかんだあるんだよなというのは感じた。と同時に、
 浅野を右WBで使わざるを得ないうちは上がり目ないだろうなというのも感じた。

 やっぱり浅野はシャドーで使った方が活きると思う。今日の試合はサブに普段出られていない選手が多く入った。入れたはいいけど出せるコンディションではなくて文字通り入れただけかも…なんてネガティブな気持ちにもなったが、ミシャとしては動いた方じゃないかな、と。

 一番見たかったのが宏武。やっぱりWBはまず仕掛ける、とりわけ縦突破をやってほしいなと思ってたから良い感じで観られた。スタメンから、とは一足飛びにはいかないにせよシャドーを活かすためにはナナメではなく縦突破も必要だよなというのは金子のイメージがあったからだろう。

 克幸のFKは驚いた。コースが惜しかったことよりあの距離で届くんだ、と。次節が町田戦となると福岡戦のようなバチバチな試合になりそうな気がするので選択肢にはなりにくいだろうが、もっと見たいなと思わせるものはあった。そして原にのっけからダブルチームで対応する浦和の用心ぶり。天下の浦和がルーキー相手にそこまでやるかい?ってなもんで。

 前半は菅が前田にてこずっていたし後半は逆サイドで切り崩される。個人能力でこじ開けてきた感じなので必ずしもチームとしてやられている印象はないが、大八にかかる負担が相変わらずデカい。チアゴサンタナの決定機が外れたのはだいぶ助かったが、宮澤が戻れない今は大八がマジ頼り。

 スコアとしては0-1だけど実際のところはというと怪しい感じもする。というのは浦和はまだチームとしての型ができているとは言い難く、それ故に個人能力でゴリ押しみたいなところがあった。ゴールもCKからのトリックプレーなのでいわば奇襲作戦。まあ、見事に引っかかったコンサにも問題はあるんだが。

 浦和のチームとしての完成度の低さとミシャコンサの今までの蓄積がクロスゲームの原因で結果として0-1で終わったという感想を持った。なので、交代で出た選手それぞれにいいところがあったにせよポジティブな気持ちにはなかなかなれない。浦和サイドとしても最低限勝つことができたってだけの試合で決して手放しで喜べるものではないだろう。

 惨劇にならなかったのはいいとしても、それでも負けは負け。ホーム開幕戦で対戦相手が浦和なのに2万人入らないってのが今年のコンサの期待値の低さとして表れていると思うのはオレだけではないと思う。

 …今年はしんどいねぇ。

posted by フラッ太 |23:50 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2024年03月09日

結果で示せ&もぎ取れ!

>スタジアム、どーすんだろ?

 町田VS鹿島は町田のウノゼロ勝ち。

 映像は全く見ていないが、これでもう町田ゼルビアを昇格組と低く見るクラブはないだろう。
 町田は普通に強い。勝つことでそういうイメージを植え付けることができた。
 もちろん、イメージだけではないというのはSNSからも推測できるのだが
 結果を出すことで雑音を封じ込めた、むしろ勝利以外にその術はないのを示した。
 
 翻ってコンサ。明日の試合は

 戦力はあるけど組み合わせが上手くいってない浦和
               VS
 そもそも戦力が欠けまくりで組み合わせ以前にズタボロの札幌

 そんな構図だと思う。稽古不足を幕は待たないじゃないけれど
 ないものねだりしてるほどヒマじゃねぇ。あるもんで最強の戦い方を探っていくんだよ。

 ただ、探るだけなら見てる側にもある程度はできるが現場は結果を出さなきゃなんない。一般的なチームなら勝ち点を「拾う」戦い方になると思うが、ミシャはそんな戦い方はしないだろう。つーか、あわよくば勝ち点3みたいな考え方ではJ1で生き残れない。あくまで毎試合勝利を目指して結果的に3獲れるか1に終わるかそれすら叶わないかってことなので。

 道を切り開くには勝つしかない。
 勝てば客が増えるって単純な話でもないけど、勝たなきゃ振り向いてもくれない。
 そのエネルギーをどれだけ集められるか、高められるか?
 勝利が欲しいのはもちろんだが、まずはそこからだと思う。

 勝ち点を「拾う」のではなく、『もぎ取る』。

 参戦される方々、頼んます!去年のB型会から全くアルコール口にしてないので…。

posted by フラッ太 |17:25 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2024年03月05日

今年のヤバさはひと味違う。

>ネガり始めたらキリがないとはいえ…

 勝負事だから負けること自体は仕方ないと言えばそうなんだけど、
 鳥栖戦は負け方があまりにも悪かった。

 思うところはいろいろあるけど、今年のヤバさは例年とは格が違うよな、と。

 まず単純に戦力が落ちてる。普通に残留争いの評価だし、そうなっても何らおかしくない。
 ただでさえベストで組んでも大変だぞってところにそれと程遠いチーム状態で戦わざるを得ない。
 これはつらい。

 問題や原因が様々ある中ですぐに解決できる点が少ない、すぐ効く薬がない。

 超攻撃的サッカーを謡いながら2試合連続無得点。惜しいシーンすら作れない、FWがケガでいないともなりゃ「昇格組のヴェルディですら諦めずにFW探してるのに三上はヌル過ぎる!」と強化部に矛先が向くのも無理からぬこと。

 今までは“札幌の宿命”と半ば諦めてそれが当たり前になっていた開幕ダッシュの弱さが改めて浮き彫りになった、向き合わざるを得ないところまできた。特に今年は「ホームに帰ってから本気出す」と余裕ブッコいてる暇あるのか?と。

 キャンプで必ずと言っていいほどケガ人が出る、コンディションが悪い中で開幕を迎える。

 長いシーズンを戦い抜く上で追い込むことができるのはキャンプだけだし、そうした追い込みは必要だとは思う。ただ、2人や3人ならまだしも半分近くがまともに稼働できないんじゃいくら何でも放ったらかしがすぎるとも思う。ピークをどこに持っていくかはチームの考え方にもよるけど、捨てゲームを作る余裕は今のコンサにゃないはずだ。

 もっとも、キャンプ地に対して「もっと芝良くしてくれ!」と要望を出してそれが通るかは別問題。シーズン移行を踏まえれば5年10年と使ってくれる保証がないどころか撤退するんじゃねーの?と思われても不思議はない。照明つけないと試合できない!と言われていざつけてみたはいいものの、ホームゲーム全部エスコンでやるわwwwなんてことになったら目も当てられんし。

 キャンプに関しては課題が複合的な上に、シーズン移行が重なってクラブとしては舵取りが難しいってのはあると思う。秋春制ともなれば道内でキャンプ張るのがお金の上でも地域密着や普及を加速する上でも合理的だし。ただ、キャンプに関しては既に“終わったこと”。検証や問題を洗い出して交渉などの動きを既に始めているとしてもそれが解決するのは早くて来シーズン。

 武蔵を補強できたもののあくまでレンタル。ということは、それなりに高いわけで追加補強を叫んだところでできる見込みがあるとも思えない。夏のウインドウに間に合えば…がせいぜいで、いる選手でどうにかする以外に答えがなさそう。開幕にして手詰まり感があるのがつらい。

 こういう時こそ、ダブル田中や岡田などのヤングガンズが出てこないといけない。
 残された時間はそう多くない。

posted by フラッ太 |11:30 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2024年03月02日

弱り目に祟り目。

>キツい戦いになるとは思ったけどさ…

〇近藤 友喜選手 負傷のお知らせ
〇高木 駿選手 負傷のお知らせ

 試合前の凶報2つにまずショック。高木、シーズンアウトじゃん…(泣)。
 高木の存在は少なからず大きいと思ってたからまずこれだけでげんなり。
 菅野がいくら頑張ってくれているとはいってもさぁ…。

 で、アウェイ鳥栖戦は0-4の惨敗。
 PK失敗、桐耶レッドで退場と負けるにしてもここまでひどい負け方する?ってなもんで。

 もともと鳥栖が相手だと厳しいという認識はあった。それはコンサの側にメンツが足りないという以前に前節の福岡戦と同じような試合展開になるのが想像できたから。去年の神戸のように走ってどんどん選択肢を狭めてくるような相手を剥がしきるのは難しいんだろうな、という意味において。

 鳥栖は福岡以上に走れるチームカラー。
 もっと問題なのは良くも悪くも画一化するJリーグだと
 神戸のトレンドを追っかけるチームが増えてコンサにはさらに分が悪くなるということ。

 TLでは原や田中克幸に希望を見出すものが多かったようだが、逆に言えばそれ以外ポジれる要素が皆無ということ。1人少ない中でも荒野が歯を食いしばっていたというのもあったが、気合だけで勝てるなら浜口京子は一生金メダリスト。まさに「現実は非情である」ってやつ。

 文字通りFWがいないだけでなく、浅野を右WBで使わざるを得ないってのがいかにもつらい。
 ケニー・オメガじゃあるまいし、片翼だけで勝てるほど今のJ1甘くないよ。

 フルメンバーを100とすると現状甘く見積もっても60くらいな感じだけど、ケガ人が戻っても正直…と思わざるを得ない。それどころか戻ったころには無理ゲーになるのが一番怖いし、その可能性はけっこう高い。そこをサポの支えで埋めるのがコンサと言えばそれまでかもしれんけど…。

 「いやこれはキツいぞ…。」

 誰もが思ったに違いない。アウェイ2戦で得たものは危機感とそれによる覚悟のみ。
 悲しいが現実を受け止めて前に進むしかない。

posted by フラッ太 |17:00 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)