2024年02月04日
イラン戦について2つだけ。
>あと3週間で開幕とか信じられんのだが 昨日の日本代表のイラン戦。 まず気になったのはなぜ3バックにしなかったのか? 伊藤洋輝のところを狙われ続けていたのに人もシステムも変えずじまいだったのはなぜか? 素人考えだとイランはどんどん長いボールを入れてくる。3バックだとただでWBの裏のスペースどうする問題で困るのに三笘を守備に下げさせたくない。だから4バックを維持したって感じだけど、それでも人かシステムのどちらかは変えるべきだったと思う。 地上波では「我慢の時間帯、これを耐えればチャンスは来る」ってしきりに言ってたけど あれじゃ「ただ我慢させられ続けただけ」であって解決になってない。 敢えて、時間を潰して(俗に言う「試合を56す」展開)というのがあったとしても、 それだと富安がマイボールの時に出しどころがなくて困ってる様子の説明がつかない。 人を代えるならそれでもいいし、伊藤洋輝OUT佐野INでボランチ3枚にしてサイドのスペースに放り込まれたらCB3人はスライドして対応、空いたファーサイドはボランチの1枚が降りてスペースを埋めるとかやりようはあったはず。 そして、決定的な失敗は久保OUT南野IN。久保は絶対に残すべきだった。 久保が上、南野が下ってことでは全くなく適性の問題。 前半、久保がいったん降りて(ズレて)パスをフリーで受け、前田大然に裏1発のパスを通した。あれを見て「久保は上手いなあ…」と溜息が出た。フリーでパスをもらえるポジショニング、前田にはしっかり通る丁度良いパス。これを無理なくやれるのが簡単なようでスゴいなと。 南野って狭いエリアでも素早くターンして自分で斬りこむとかワンツーで抜け出すとか要は自分で仕掛ける、使われて輝くタイプだと思っている。久保は前田を使うことができるが南野にはできない(させたら良さが消される)。 南野もボールを受けに降りることはあるが、極端な話それだけなのだ。南野はゴールに近いところにいてナンボ、矢印を前に向けてナンボ。あの時、日本に必要だったのはボールの落ち着かせどころ。それを作ることができるのが久保だった。 それができそうなのはあとは守田くらいだと思うけど押し込まれた状態ではとてもそこまで求められない。サイドに出しては詰まる、博打で上田に放り込んでもキープできないとどうにもならない。いっそ、GKからのビルドアップは放棄して上田にひたすら放り込んでセカンドボールの争奪戦のほうがまだマシだったかも。 三笘をジョーカーに入れたはいいけどダブルチームですぐ手詰まりとか チームとしてこうしようとか約束事があるように見えなかったのがつらい。 例えばミシャコンサの場合GKからWBの位置の選手にフィード通すのは半ばお約束。去年だと左はルーカスとか菅、右だと駿汰が多かったかな?そういうのをどれだけ作るかが大きく影響すると思う。後半、相手陣内でフリーでボールを持てた時が何回あっただろう? 伊東純也がいれば…とか全く関係ない。攻め手を欠いた、決めきれずに負けたのではなく 守勢を跳ね返せずに負けたのだから監督に批判が集中するのは当然だと思う。
posted by フラッ太 |23:00 | 戦術厨の戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:イラン戦について2つだけ。
全てにおいて同意です!!!
posted by tomo| 2024-02-06 10:28
tomoさんへ
お返事が大変遅くなりました。申し訳ありません。
選手個々の質においては今さら言うまでもないくらいに高くなっている。
じゃあ、選手を活かすほうはレベルアップしてるのか、アップデートしてるのか?
同じ負けるにしてもそこが明らかに劣ってるのがバレた状況。
解任すべし!の声が大きくなるのもわかりますが肝心なのはこの点でしょうね。
posted by フラッ太| 2024-02-23 19:11