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2011年08月07日

監督稼業はつらいよ。

○浅野哲也ヘッドコーチ監督就任のお知らせ
○会見での浅野監督および出席者コメント

○佐久間悟GM監督就任のお知らせ
○広島戦終了後の三浦前監督の会見

 今年の昇格組のうち、下位に沈む2チームが監督交代となった。
 現場を預かる最高責任者である以上、結果が出なければ監督が真っ先に責任を問われるのは自然なこと。クラブが高い報酬を支払うのはそうしたことがあるからだし、オファーを受ける方もそれは割り切った上で引き受けるわけで。クラブとしても降格を避けるためには監督交代に打って出ざるを得ない面があるのは仕方のないところなのだろう。

 チームが勝った時に監督が褒められるのは一番最後で、負けた時にはいの一番に「監督が悪い!」と叩かれる。それが仕事の1つとはいえ監督稼業はつらいよなあと思わされる。三浦さんが自分の口から「結果が出せなかったので責任を取りたい」と明言したのはクラブに対する気遣いかそれとも自身の矜持なのか・・・。

 同じ監督交代でも福岡と甲府ではサポの受け止め方が若干違うのかな?
 アビサポは勝てそうで勝てない試合が続いたこともあってか「結果が出なければ監督交代も致し方ない」という見方が多いようだ(マリノスに2-0から逆転負けしたのが実に痛かった)。甲府は開幕当初から「何でわざわざ三浦監督にスイッチするの?」と疑問視する声もあって、そもそも三浦ヴァンフォーレが選択肢として正しかったのかという不安や疑問を抱えたままでここまで来たように見えるのだが・・・。

 プロは結果が全て。

 それは時にプロセスを覆い隠し、時に非情な響き、冷徹な現実として襲ってくる。
 制服組、というのは表現としてはちと不穏当な気もするが、今年の個人的な見方として監督・選手といった現場もさることながら強化部・フロントといった経営側に、そして現場と経営側の関係がどうなのかという点にも目が行くようになったのかもしれないなあ。

 内容も結果も両方追い求める欲張りな道を選んだ3年目の石崎コンサはどこへ向かうのか。
 ・・・とおもいっきりキザに締めてみる(汗)。

posted by フラッ太 |11:11 | Another J | コメント(4) | トラックバック(1)