2011年08月08日
ボケ倒すはずが・・・。
赤:さて、続きなんですが・・・。 黒:(突如、舞台袖に引っ込む) 赤:どこ行くんですかーっ! 黒:(いろいろ小道具を抱えて戻ってくる)さて、ここからが本番だ。 赤:何を用意してきたんですか? 黒:決まってるだろう、コンサが逆襲するための秘策をフリップにしてきたんだぞ? 赤:もしかして、オープニングで出が遅かったのはこれのせいですか? 黒:ジャジャーン!「3位栃木とは勝ち点9差。でも大丈夫!これが絶対安心理論だ!」 赤:・・・のっけから怪しさ全開なんですが。 黒:順序立てて説明しよう。むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがいました。 お爺さんは山へシバかれに・・・ 赤:1文字違いますよ。 黒:あ、そうか。お爺さんは山へ縛られに・・・ 赤:さらにズレてますよ!叩かれたり縛られたりってお爺さんどんだけドMなんですか! 黒:いや、コンサポってドMじゃなきゃやってられないし。 赤:つ■ そうじゃなくて。 黒:さっそく発表しようか。 赤:なになに、「後半戦浮上のカギは新加入のジオゴ・・・」 黒:・・・ではありません! 赤:ええーっ!? 黒:続きはCMのあとで! 赤:日テレで江川と徳光が巨人のヨタ話やってんじゃないんですから、 さっさと先行ってください。 黒:さて、1トップを続ける石崎コンサに待望のポストプレイヤーが加入して 否が応でも期待が高まるところだが、問題はそこじゃない。 赤:ジオゴはあまりアテにできない、と? 黒:千葉戦を思い出してほしい。千葉はまずはオーロイに当てて、 オーロイがが落としたボールを・・・というのが基本的な戦い方だった。 1トップに当てるまでが空中戦か地上戦かの違いはあるが、 大まかにとらえればコンサも方法論は実は千葉と同じなんだよな。 赤:また、えらい大雑把な括り方ですねぇ。 黒:石崎監督もセカンドボールの拾い合いで負けないように指示は出していたんだが、 そこに気が行きすぎて攻撃に転じることが出来なかった。 赤:前半でバテバテになっちゃってましたからね。 黒:1列目、2列目は何とか防げていたが、先制ゴールは3列目の村井。 赤:こっちがやりたいことをやられた試合って感じでしたねぇ・・・。 黒:そこで、だ。これを見てもらいたい。 5 2 10 -5- 0 2 -0- 0 この違いがわかるか? 赤:あ・・・わかった。千葉とコンサの1トップと2列目のゴール数ですね。 黒:その通り。 千葉はオーロイばかりに注目が集まるが、最もゴールを上げているのは2列目の深井。 そして2列目も深井だけじゃなく米倉が5ゴール上げている。 赤:なるほど、1列目だけじゃなく2列目も攻撃力が高いってことなんですね。 黒:石崎コンサをこれに当てはめるとウッチーは試合数を考えればそこそこやれてる。 赤:左は近藤が突進力を生かして2ゴール上げてますが、真ん中と右が・・・ 黒:そうなるな。真ん中は途中交代で入ったヤスのゴールがあるが、 右サイドからのゴールがほとんどない。 赤:ここまで古田がノーゴールですもんねぇ・・・。 黒:ではどうしたらいいのか?ジャジャーン! 赤:・・・「“石崎流”で問題ありません!」 黒:続きはC・・・ 赤:とっとと先行けよ! 黒:結論から言うと、ウッチーを右サイドに回す。 赤:・・・すごいですねー(棒)。 黒:・・・もう少し優しくしてくんねーべか。 赤:ツッコミどころが多すぎて。ちなみに石崎流って何ですか? 黒:タテポンはダメだから~中から~崩して~♪ ノブリン~ノブリン~♪ 赤:CMかっ! 黒:それはともかく、石崎監督は基本的にシステムは変えずに選手の配置を変えて対応する。 赤:まあ、砂川や純平はやたらとポジションが変わってますけどね。 でもウッチーを右サイドに回すなんてあまりに発想がイージーすぎるでしょう? 黒:それと石崎コンサは宮澤にかかる比重がデカい。宮澤の出来次第で良くも悪くもなる。 赤:それはありますね。 黒:で、だ。今は宮澤はボランチの位置でプレーしているが、 もうちょい前目の位置でプレーできればかなり攻撃が厚くなる。 赤:それでウッチーを右サイドに回せってことですか? 黒:宮澤のトップ下はボランチにメドが立てばっていう条件がつくけどな。 石崎監督は選手の良いところをなるべく乗っけようとするところがあるし。 それに、右SHは古田に続く選手がいない。 我慢強く使い続けているっていうのは裏を返せば他にいないから、ともとれる。 赤:・・・言われてみると確かに。 黒:砂川も右サイドは出来るだろうが、石崎コンサでは主に左サイドが主戦場だ。 あの切り返しはもう名人芸の域だしな。左サイドはヤスや純平もいるから ジオゴの加入で右サイドのテコ入れをするってのが上策だと思う。 赤:すると候補になるのは・・・三上あたりですか? 黒:三上はある意味石崎監督に振り回された“被害者”とも言えるんだが、 ジオゴの加入で1トップとしては競争率が高すぎるし、石崎監督は岡ちゃんに 負けず劣らず若い子大好きだからな。 赤:デビューはSHでしたからね。 黒:まあ、強化部もジオゴを獲ってきたってことは打てる手は全て打った。 つまり、監督のリクエストには可能な限り応えたんだから途中解任はしない、 その代わり結果出してくださいねってことだ。 赤:ここで監督交代ってのはあまりにギャンブルすぎますしね。 黒:今年の残り半分捨ててでも監督交代するっていうなら話は別だが、 そこまで泥をカブる覚悟や度胸が今の経営陣にあるとも思えない。 赤:勝ち点差7につけていて(注・18試合終了時)チャンスは十分残っていますしね。 黒:13位の監督残して6位の監督切るのか?ってツッコまれたら言い返せないだろ。 これで監督代えて順位下がったら目も当てられない。それこそ迷走だぜ。 赤:「代えなきゃ良かった!」なんてことになりかねませんしね。 黒:とはいえ、“次の一手”は重要だぜ。4位とか5位なら続投もアリっちゃアリだが 「もう石崎はカンベン!」って空気も多いしな。監督探しもやっとく必要はある。 ヤンツーから三浦なんてドラスティックすぎる監督交代は願い下げだぜ。 赤:ですねぇ。 黒:ジオゴの補強はそういう意味では先を見据えたとも言える。上原がコンバートされて 純粋に保有戦力としてみてもポストプレイヤーがいないしな。ダメなら切りゃいいし。 赤:ウチは三上強化部長で保っているようなものですね。 黒:去年の福岡でも勝ち点率は60%だ。ここから計算すると19試合で必要な勝ち点は35。 赤:見事に4強がボーダーラインなんですね・・・。富山戦に勝っても届かないんだから 依然としてハードルは高いということですか。 黒:とはいえ、1試合1失点以下っていうのは十分合格ラインと言える。 赤:やっぱり得点が取れないと厳しいってことなんですね。 黒:あとはとにかく連勝することだな。 10月にはアウェイ3連戦を含む過密日程が待っているから それまでに何とか勝ち点差を3以内には縮めておきたいな。 赤:今のところ厚別では3連勝してますから聖地厚別を復活させる絶好のチャンスですね! 黒:夏だ!補強した!連勝だ!・・・ってちょっと強引だったですか~♪ 赤:またCMか!いいかげんにしろ! ・・・オチまで強引だったような。徹底的にボケ倒すはずが 気がつけばすっかり戦術厨全開で違った意味で濃い展開になってもーた(滝汗)。 きっと太陽が眩しすぎたからだろうなあ。うん、そうに違いない。 マジな話とネタの境界線上で力いっぱいフザケたからいいかぁ(←オイ!)。
posted by フラッ太 |12:00 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)