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2011年08月02日

第23節VS岐阜・アフターインプレッション。

>シュート5本ってマジ?

 いやまあ、なんつーか、既に多くの方が言っている通り「勝っただけの試合」。こんな試合しててよく6位にいられるもんだ、これでJ1昇格なんて恥ずかしくて言えやしない、1ヶ月後の千葉戦だってフルボッコされるのがオチだろ・・・ってな具合に勝ってもちっともうれしくないというところだと思う。
 HFCとしてもイベント仕掛けるといっつも負けちゃう、岐阜相手ならいくらなんでも苦労しないで勝てるでしょっていう思惑があったからこそ急ごしらえを承知の上で大作戦を展開したんだと思うんだ。岐阜さんには失礼な話だけど、こっちが勝ったから言える話ってことでお許しの程を。

 で、勝敗の結果としてはイヤなジンクスを振り払ったものの、主審が間違った方向に張り切っちゃって試合を壊すっていうのはキッチリ継続されたわけで。コンサのイベントクラッシャーっぷりは敵味方問わずなんだろうかとため息も出ますわなあ。ウッチーのイエローは1枚目はまだしも2枚目は微妙な気がするが・・・、腕を上げたのが悪かったのかな?

 どっちもどっちというか、コンサは相変わらずというか。とにかく、良かったところを探すのが難しい試合だったように思う。ダイジェストを見る限り決定機と言えるシーンは岐阜の方が多かったけど、シュートがあさっての方向に飛んでばっかり。一方、コンサは主にクロスの精度があんまりで「おおっ!」ていうシーンにすらならないグダグダっぷり。
 それでも、宮澤は良くなってきたと感じられた。決勝点の古田のクロスをお膳立てしたのは宮澤だし、「ここにいてほしい!」とか「ここで奪い返してほしい!」というところで宮澤は効いていたように思う。1人少なくなって役割がより明確になってからは宮澤に積極性が出てきたのではと推察するが、そうであるなら普段からやれるようになってもらいたい(そうしたシステムを構築することを含めて)。

 岡山がCBに入って河合がボランチというのはチーム全体に連携面で不安を残したが、これは岡山の加入から時間が経っていないこともあるので何とも言えない。相手が岐阜ということで急造DFラインのボロが出ずに済んだとみるのが妥当かな。でも、岡山は高さがあるので攻守両面でプラスの要素が大きいし、河合を“本職”に戻すことで放り込みで来るチームならそう負けないと思う。あとは裏抜け封じが出来れば言うことないんだけど今の段階でそこまで求めるのはぜいたくかな?

 興行的には勝ってなかったら「カネ返せ!」と怒号が飛んだことは必至。勝てても何だかなあって感じなので試合内容としてはやっぱり合格点は出せないんだけど。それでも勝敗の結果は10人になっても勝てた、しかも3本目の矢である上原が決めたというのは大きい。本来なら純貴が交代で出ていた可能性が高く上原は3枚目のカードだった。その順位が繰り上がってチャンスを生かしたことはスタメンだけでなくサブも含めた持ち駒全てを用いて戦うという点ではプラスにとらえるべき。

 内容は実にショボいがチームとしての逞しさが徐々にではあるがついてきた。
 そんな試合だったように思う。

posted by フラッ太 |00:13 | アフターインプレッション | コメント(7) | トラックバック(0)