2009年07月05日
勝つってことは・・・。
30分ほど前に帰還。 さらっとブログ巡りをしたあとでのログイン。 審判のヘボっぷりは相当酷かったんだなあという感じ。 ただ。 帰り道を歩きながら思った。「逆の立場ならどうだったのだろう?」と。 たぶん、僕としては「勝ったからいいけどあんまりカッコいい勝ち方じゃないよなあ」と だいぶトーンダウンこそすれ、きっと勝ったことを喜んだだろう。 それくらい「勝つ」ってことは大事なことなんだ。 それくらい「勝つ」ってことは意味があることで重いことなんだ。 やたらめったら笛を吹くレフェリング。 水戸はそれを「利用」した。勝つために。たとえ狡猾と言われようとも。 やり方としては決して褒められたもんじゃない。 審判が悪い、審判に試合を壊された。 負けた原因の中でもかなりの部分では確かにそうかもしれない。 でも、負けた事実の前ではその言葉の説得力も半減する。 酷いレフェリングの試合というのは年に1度や2度はある。 もし三浦さんだったら上着をピッチに叩きつけて会見も10秒でお開きにしちゃっただろうとか、ピクシーがいたら審判が持っていたカードを奪い取っておでこにペチッとやっていたかもしれない、なんて想像もしてみたりして。 でも。 この方が書いている通り、やっぱり結果が全て。 誰もがコンサが勝つのを見たくてスタジアムに集まる。勝つことを信じて声を挙げる。 だからブーイングをした人がいたとしてもあまり驚かない。 そのやり方があまりに口汚いとか物に当たるとかして非難されることはあったとしても、 ブーイングをしたくなる気持ちまで否定する気にはなれない。 だって6試合勝てていないんだから。 3分け3敗は1勝5敗と同じ。現状維持どころか後退しているんだから。 抜け出すためにはやっぱり勝つしかない。 ・・・とまあ、ええカッコしいなことばっかり書けるのはその場にいなかったからできるんであって、当事者だったらこうやって一歩引いた立場でモノが言えるかっつーとたぶん無理だろうけど(苦笑)。でも、こういうあやふやな部分があるのもサッカーならではだし、ぶっちゃけ汚く映る部分があるのは勝負事だからこそなんだよなあ。
posted by フラッ太 |03:05 | 試合後の印象 | コメント(6) | トラックバック(2)
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観戦記もどきを書いていてたまに思うのが 【半月社中】
観戦記もどきを書いていてたまに思うのが 『この場面はサッカー経験者だったらどう判断するのか』 こればっかりはオイラに知りようがない。 と言うか,サッカーというスポーツの本質的な部分のあちこちを理解し ていない気も,正直している。 だからといってスタジアムでサッカー経験者に引け目を感じながら応援, 観戦しているつもりもない。 ここでは,自分の目で観たまま,感じたままを文章にしているだけ。 私が読んでいるフラッ太さん,○たさんにマルチで付いた※コメント, 他所様で意見を付けるのはちょっとアレなのでここで一言だ
結果が、すべてでしょう 【radical consa】
営業は人を集めた。宣伝も大きく出した。 フロントもお金のやりくりをして、チケットの値段も下げている。 サポーターも、自主活動でチラシを製作し、配布している。 後は、現場が結果を出すだけだった。 審判がどうとか、サポーターどうだとか、選手の動きがどうかでは なく。さらに、試合内容なんて、この際関係ないでしょう(爆) 負けたこと。それがすべて。 今後に、この結果をきっちり生かしてください。 それが、今現場にいる人たちがやるべきことです・・・プロなので すから。 コンサドーレ札幌 0-1 水戸
この記事に対するコメント一覧
Re:勝つってことは・・・。
やっぱり結果が全てという結論になるわけですね。大変参考になりました。
私のような立場ではこう感じたということをお話させていただきます。
昨日でもう観戦したくなくなった者から、これからも観戦を続ける人達へのメッセージです。
昨日は、某大学サッカー部OBと家族の飲み会。
その前にと、部の歴史を作ってくれた一人の先輩がチケットを手配してくれて、今日の試合を観戦しました。
試合はあんな感じで、あの審判では試合になりませんね。
しかし、我々のサッカーでもああいうことはたまにあったので、悔しいながらも慣れています。
それと、ゴール裏の応援は素晴らしいですね。私はバックスタンド側にいましたが、とてもかっこよかったです。
そこまでは良かったのですが、最後の方はごく一部ですが、わりと年配の男性と女性の野次がひどく、試合終了後には年配男性が恥ずかしげもなくブーイングしているのを聞いて、何もかもぶち壊された気分でした。
ゴール裏では若者が中心となって素晴らしい応援をしているのに、バックスタンドはいい大人が偉そうに選手を見下したような発言をするとても残念な場所になってしまっていて、特に我々を含めユニフォームやタオルを持っていない人達が、ブーイングをかきけそうと必死で拍手をしているような光景は、どちらが本当のサポーターかわからないぐらいに奇妙でした。
後半の度重なる互いのカウンターでは、その中の一人の男性は、ろくに応援もせず「上がりおせー」など騒いでいましたが、一人足りない中でポジションチェンジをしながらあれだけ走っている姿は圧巻で、その人の求める戻ってからの上がりのスピードなどはルーニーレベルでも難しいでしょう。
本当にサッカーを理解していて選手達にがんばってほしいという気持ちがあるというよりは、偉そうにダメ出しをしたいだけにしか聞こえず、不快そのものでした。
残念がったりしながら愚痴や軽い野次も出ることもあるでしょうが、こういう人達はそういうレベルを越えてまわりの多くの人を不快にしています。
実は思い返せば、数年前に同じような経験をして観戦に来なくなってしまっていて、他の部員に聞いても一部のサポーターの行為によってサポーターの印象が悪くて来なくなったという人が何人かいました。
我々は、先輩の提案で、良い席を固まって取ったり、大人数で固まってべちゃくちゃしゃべってしまうのも良くないということで、それぞれ2、3人で自分で席を取って座っていました。
今回観戦を主催してくれた先輩は、フェアプレイ精神も人一倍でサッカーをしている子供達からも厚い信頼を集めている人で、さすがに我慢ならなかったらしく、ブーイングをしていた夫婦で来ていたその年配男性と軽い言い争いをしてしまいましたが、先輩の選手へのエールに対抗して、その年配男性が選手へ罵声を飛ばすという場面もあり、ああいう子供には見せたくないようなブーイングや罵声を飛ばすといった行動を取ったのが二人のうちの若年者ではなく年配者だったことも、本来尊敬すべき年上の人がその態度ですから、試合結果以上にがっかりしました。
私はそのブーイングをしていた男性と先輩の4、5席後ろでしたが、あの男性のせいで周囲の雰囲気は最悪でした。
結果が全てのプロと言っても、観戦をさせてもらっている以上、拍手で健闘を称えるのが当たり前の行為です。よっぽど悪い試合をしても、ブーイングをする権利があるのは、ゴール裏の熱い応援をしている人達でしょう。
熱い応援はゴール裏にまかせているからこそ、ブーイングもそちらにまかせるわけで、熱い応援やブーイングなどの行為が苦手な人はゴール裏以外を選択して来ているのに、ろくに応援もしないくせに野次とブーイングをしている一部の人が目立つバックスタンドは、ここはアウェイなのかと錯覚してしまうほどでした。
我々の多くは、もうしばらく観戦に来ることはないでしょう。私個人の考えではなく、我々のほとんどがそういう気持ちでした。我々に限らずああいう場にいてスポーツが本当に好きな人でスポーツマンシップを理解している人ほど、正義感の強い人ほど、もう来たくなくなることでしょう。
そういう人達こそ、もちろん勝ってほしくても、結果が全てとは思っていない人が多く、選手達のがんばりに心を打たれたりするのに、選手への野次やブーイングを聞かされると、人気お笑い芸人のライブに行っておもしろかったのに、おもしろくないと文句を言っている他の観客にぶち壊されるのと一緒です。
応援したいけど初心者でまだゴール裏は勇気がいるという人達がバックスタンドで観戦してこういう嫌な思いをして観戦に来なくなることも少なくないのではないかと思います。
今回はたまたま座ったバックスタンドを例に取りましたが、おそらくそういう一部の人がいるこういう場所が所々にあるのでしょう。
できることならこれからも観戦したいですが、昨日で恐怖症になりました。
サッカー経験者が皮肉なことですが、気持ちよく観戦できるファイターズ戦を楽しむしかなくなりました。
負けても悔しさは残っても不快さは残らないファイターズ戦と、負けた悔しさよりもまわりの不快さばかりが残ったコンサドーレ戦。
仮にJ1に上がっても、3万人集めるには一部の周囲への悪影響を考えない人達に心を入れ替えてもらえないと無理でしょう。一人の野次やブーイングが、バックスタンドだと何十人以上の範囲に聞こえるのも承知で聞いてほしくてやっているのかも知れませんが、おとなしく観戦していた子供達にはどう見えていたのか心配です。
超が付くほどのサッカー好き達が、もう観戦に来たくなくなったこの原因を解決するのは難しいかも知れませんが、少しでも今後の参考になればと思って書きました。
これからもコンサドーレは応援しますが、また直接貢献できなくなって残念です。
posted by 元大学サッカー部員| 2009-07-05 08:06
Re:勝つってことは・・・。
時間がたてば結果がすべて
とも思えるのですが
昨日の試合直後の後味の悪さに審判へのブーイングをしていました(私自身出来た人間ではないのです)
PKと退場がアンラッキーだったが
反撃の姿勢はみえていたが、相手の堅い守りを崩せなかった
(水戸は悪いなりでも勝つサッカーをしていた)
posted by SB| 2009-07-05 10:03
Re:勝つってことは・・・。のお返事。
>元大学サッカー部員さんへ
はじめまして。
無念さが伝わる文章です。
思うところはたくさんあるのでまた改めて書くことにしますが、
なるべく手短にお答えしようと思います。
>応援したいけど初心者でまだゴール裏は勇気がいるという人達がバックスタンドで観戦してこういう嫌な思いをして観戦に来なくなることも少なくないのではないかと思います。
今回はたまたま座ったバックスタンドを例に取りましたが、おそらくそういう一部の人がいるこういう場所が所々にあるのでしょう。
問題の根っこはここにあるように思います。
席種とそういう残念な人がイコールで結びつくかはわかりませんが、
「カネ払って来てやってるんだぞ、だから勝てなきゃ文句を言うのは当たり前」っていう考えがあるのでしょうね。「なにも負けるために試合しているんじゃないよ!」と言っても「プロならそんなの当たり前だろ!」と聞く耳を持たない、と。
キレイごとと言われるかもしれませんが、
観客も試合に参加しているっていう意識は持っていてほしい。
程度の差こそあっても、選手同様観客も試合に勝てるように、また勝てなくても楽しかったねとかまた来たいねと思えるような空気作りや努力をする必要はある。見るだけ見て負けたら文句を言うだけってのはあまりに淋しいです。
>SBさんへ
あの場にいたら僕も主審にはブーイングをしていたでしょうね。
そうでもしないとやりきれないというか、気持ちの持って行きようがないです。
ダイジェストを見る気になれません・・・。
posted by フラッ太| 2009-07-05 11:15
LOBOさんへ
TBありがとうございます。
元大学サッカー部員さんのコメントそのものにはうなずけるところもあるので
それを否定するつもりはありません。
ただ、コピペでコメント貼りまくるくらいだったら、
期間限定でもいいのでブログを立ち上げた方がよほど建設的で健康的だと思うのですが・・・。
posted by フラッ太| 2009-07-07 10:20
Re:勝つってことは・・・。
TBありがとうございます。
この感覚は『お客さん』か『サポーター』の違い
と私は思っております。難しいですが、こういう方
が、サポーターになるように、いかに今のサポーター
の我々が頑張っていくしかないのではないのかもし
れませんね。
しかし、4日の試合は勝つべき試合だったのにな
あ、とつくづく思いました。
posted by mycroft | 2009-07-07 20:10
mycroftさんへ
いえいえ、こちらこそありがとうございます。
>『お客さん』か『サポーター』の違い
これはわかりやすいですね。
その『お客さん』の中には『評論家』や『解説者』になっちゃう人も多々いるワケで。僕もTVの前で「そこは勝負して欲しかったなあ・・・」とか言っちゃうクチなので、あまり偉そうなことは言えないんですが・・・(汗)。
そんな人たちをうまく乗せるというか、巻き込むことができれば・・・とは思います。
posted by フラッ太| 2009-07-07 23:24