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2019年10月09日

手応えはどっちに?

>いやもう、くーさんのおっしゃる通りですよ!

 ルヴァン杯準決勝第1戦VSガンバ大阪戦は1-2の敗戦。

 アウェイゴールが勝敗に影響する準決勝の試合で1-1から1-2になったのは痛恨。
 ただ、「こんなもんじゃねーの?」って感じでそれほど悲観視はしていない。

 公式でざっと速報を読んでみたけど、いきなりの失点のピンチはかろうじて免れたんだし
 「のぃぃぃぃっ!」と腰が浮きそうなシーンはコンサのほうが作れていた感じだし。
 最後の最後のツメの甘さは経験の乏しさや勝利に対するリアリズムがまだまだ足りないという
 「そこを乗り越えなきゃ!」って課題が出たと思えばそんなに腹も立たない。
 オンタイムで観ていないぶん気持ちが入っていないだけかもしれんが…。

 「ん?」と思ったのがスタメンと交代カードの切り方。

 ジェイをサブにしたのはアンカー対策として荒野にチャナのタスクをさせるアウェイ浦和戦みたいな感じなのかなと推測したが、交代をギリギリまで行わずしかも1枚余して試合を終えた。これが何を意味するのか?「変える」必要性がないと手応えがあったのか、代えようにも代えられなかったのか…。

 ともあれ、ボコボコにされて日も経たず少なくともメンタル的にはけっこうキツい状態から持ち直したとは思う。負けたからイーブンとは言わんけど45:55くらいかな?第2戦はホームだし。要は点取って勝ちゃいいんだよ!って話なので。

 下を見ても何も落ちていないじゃないけど、何も終わっていないし何も決まっていない。
 クラブの総合力ってんならサポの力だって必要でしょ?

 選手はもちろん勝利に飢えているだろうが、サポはそれに加えて試合に飢えている。
 関門は全員の力で乗り越える。何とも燃えるシチュエーションじゃござんせんか!

posted by フラッ太 |22:25 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年10月09日

ルヴァン杯・ガンバ戦の展望。

>このコンビ、レギュラー化させようか悩み中…

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
  この前のリーグ戦は内容も結果も今季ワーストの試合でした。
黒:逆清水状態の典型的な連鎖堕ち。エロゲかっ!薄い本かっ!
赤:どういう喩えしてるんですか…。
黒:だってそうだろうよ。
  宮澤が前半でいなくなって荒野が必要以上に頑張る努力の方向音痴になるわ、
  人に行ったらかわされてステイしたらミドルでブチ抜かれるとか連鎖以外の何物でもないぞ?
赤:だったら負の連鎖とか悪循環とか言えばいいでしょ…。
黒:まあ、ポジティブに考えれば1つ崩れたら芋づる式っていうシステマティックさはある。
赤:あんまりポジティブになってないですよ、それ?
  まあ、ミスしないって前提のミシャ式では守備面でそういうところありますけどね。
黒:あんだけ見事に負けたら切り替えはしやすいけどな。もっとも勝てるかはまた別の話だが。
赤:ガンバはアンカーを置く3バックに変えてきました。
黒:何でジェイが守備に走り回ることになったのか?ってのがそのあたりにありそうだな。
  参考になるのがチャナがエヴェルトンについたアウェイ浦和戦だ。
赤:あの試合は3-4-2-1ではなく実質3-4-1-2になっていましたよね?
黒:さあ、そこだ。アンカーに誰かを置くのはいいとして人選に問題はなかったか?
赤:この前の試合は大失敗でしたね。
黒:結果的には、な。そのあたりをどう修正するかがカギだな。
赤:チャナティップがいないってのがいろいろと響きそうですねぇ。
黒:それは今さら言っても仕方ない。リーグ戦での負けを活かすよりあるまい。
  ソンユン不在を考えると菅野もカギになるな。
赤:ハイボール放り込まれたらちょっとキツそうですねぇ…。
黒:お前、考え方ズレてないか?それは身体能力の話だろ?
  菅野に期待するのは未然にピンチを防ぐコーチングだ。
  選手が変われば守備のやり方もそれに合わせて変わる。攻撃だってそうだろ?
赤:だったらチャナがいない攻撃のほうがつらくありませんか?
黒:あー…、ジェイに放り込んどけば何とかなるだろ。
赤:そんなアバウトな…。
黒:カップ戦だからといって2試合合計でってのはひとまず考えないでほしい。
  ボコボコにしろとまでは言わんが基本は勝つこと。
赤:アウェイゴールもですが、それが一番ですからね!
黒:まああれだ、この前は動かされて負けたから今度は動かせ返して勝ちたいな。
赤:言い方ややこしいわ!相手を動かして勝つってことでいいですね?
黒:アンカー対策もだが中盤の攻防が勝敗を分ける。ガンバがアウェイゴールはイヤとなれば
  ホームとは思えない5-4-1で中盤を厚くすることもありうる。
赤:総合力が問われますね。
黒:今まで積み上げたものが問われる。勝つぞ!

posted by フラッ太 |16:10 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)

2019年10月09日

松本山雅のスゴさ。

>いいキャッチフレーズだな…

 コンサドーレのサポーターズブログなのに何で他のクラブの話するんじゃい!

 …ってツッコミが入りそうだけど、まあいいじゃないですか。
 コンサに関しては他の方がアツく書いてくれているし、ちと離れた視点でってのもアリかな、と。
 戦術系のことはアジアンベコムさんに逆立ちしても敵わないし…。

 コンサが苦難の道を辿ってきたように守備だけではJ1残留はできない。
 もっと正確に言うなら残留争いに加わることすらできない。現実は非(ry。

 08年の三浦コンサや12年の石崎コンサは言うに及ばず、17年の四方田コンサだって都倉を封じられた時は6連敗したし補強が大当たりしてやっとこさ残留できた。少なからずコンサが辿ってきた道と重なるよなあと思ってるんだけど、松本山雅のスゴさは何と言ってもその割り切りよう。ソリボールと言われようが松本だけ違う競技やってると揶揄されようがブレない。

 三浦コンサ、石崎コンサと松本の共通点は「守れるけど点取れない」。守備が持ちこたえられずに無理して攻めて傷口を広げて…というのがお決まりのパターンだが、コンサと松本で違うのはコンサは大量失点した試合があるのに対して松本がリーグ戦で3失点以上したのはここまでガンバと鹿島相手の2つだけ。負けてても攻めに出ない、ヘタするとウノゼロ負けでもいいくらいに爆守備。
 一方、攻撃はどうかというと総得点が17とダントツのワーストなので推して知るべしだがここまで3得点以上挙げた試合はない(ちなみに、三浦コンサでは2つ、石崎コンサではゼロ)。なので勝った試合はすべて1点差なのはわかるが、ソリボール空間がスゴいのは勝つにせよ負けるにせよ複数得点差になることが少ないということである。得失点差で有利になる特殊効果も発動するし(←遊戯王かっ!)。

 めんどくさいのでシュート数とかは調べなかったけど、可能な限りリスク回避、排除を優先する、それが守備偏重ってだけにとどまらず攻撃においてもヘンな奪われ方されるくらいならさっさとボールを放棄して守備の準備に回すくらいに割り切る。得点はセットプレイで取ればいい…。

 試合の“動き”を極力少なくして…というのは三浦コンサではよくあることだったが、ここまで徹底できるのがスゴい。弱者の戦術と言えばそうなのかもしれんけど相当異端な戦略であり戦術じゃないかなあ。だって、やる側も観る側もものすごく我慢を強いられるんだもん。ミシャ式が殴り合い上等!なところが多分にあってそれに慣れたせいもあるかもしれんけど、よく耐えられるよなあと思ってしまうんである。

 さりながら、今年の松本は残留“争い”ができていることが素直にスゴいとも思う。

 去年は残留のボーダーラインが41にまで上がってしまったけど、ここまで勝ち点28。通常、試合数と同じとされる残留への基準は満たしている。下馬評では降格のド本命の声が多かったし、オレも某著名サイトの順位予想で降格候補の最右翼としている。
 どこかで勝ちにいかなければならないという状況が出てくると思うんだけど、ここまではソリボール空間に引きずり込んで何とか踏ん張っている。6ポイントマッチも2つ残っていて、直接食って引きずり降ろせば得失点差で上回って残留なんて目も出てくる。

 かつてコンサをギャンブルサッカーと腐した反町監督。
 ギャンブルを徹底排除したソリボール空間でミッションコンプリートとなるか?

posted by フラッ太 |12:10 | Another J | コメント(2) | トラックバック(0)