2014年12月01日
握手できる関係。
>2012マフラーってカッコいいよね? gekiteiさんのブログを読んでコメントしようと思ったけど、 長くなりそうだったので改めてエントリーを立てた次第。 確かに山下がコンサからセレッソに復帰すると決まったときはやりきれなさを自分のブログで吐露もした(→こちら)。他人の不幸は蜜の味でクラブ全体としてセレッソをネタにすることはあっても山下個人に向かってザマーミロってのはちょっとなあ。降格は何も山下だけの責任じゃないし、端から見れば迷走した挙げ句ってことになるし。山下に対しては「つらいだろうな…」という思いが先であって、からかうとかイジる気にはなれない。 山下の名前が出てきたときに「逆の立場だったら…」というのをふと思った。山下はコンサからすると古巣に出て行かれた(戻られた)格好。だが、コンサとしてもその逆のケース、古巣に戻ってきたケースがある。そう、謙伍だ。謙伍は石崎コンサでは生き残ることができず愛媛に新天地を求めた。キツい恩返しゴールも喰らった。謙伍は愛媛で必要とされる選手であったはずだし、財前コンサとしても必要な選手だったからオファーをして謙伍もそれに応えてコンサへ戻ってきた。今なら山下が古巣に復帰したのも納得というか、無理なく受け入れられる自分がいる。と同時にJ1は自らの降格を避けるべく安全牌を作りに情け容赦なく引き抜きかける恐ろしいところだというのもわかった。徳島が柴崎ぶっこ抜かれてひどい目に遭ってるしね。 さて、後悔というほどのことでもないけど、 磐田戦@ドームでやっておけばよかったと思うことがひとつある。 それはジュビサポさんと握手をすること。 ドームへの道すがらジュビサポさんにも会ったし、モスバーガーの前の階段のところでも数人のジュビサポさんを目にしたのだが、「ようこそ札幌へ!」と声をかけて互いの健闘を誓うくらいのことはしてもよかったのかなあ、と。まあ、唐突に声をかけても怪しまれるだけだと躊躇して結局はやめたんだけど…。ひとつ心がけておきたいのは試合の前か後かとかではなく、ホームとかアウェイとかでもなく、それぞれの置かれた状況とかに関係なく、どんな状況であっても握手できる関係でありたいということ。 今ジュビサポさんはさぞかしつらい思いをしていると思うし、今日の試合は忘れようったって忘れることができないだろう。むしろ忘れてはならない。もし自分がジュビサポであの場にいたとして、勝利に沸き返るモンテサポに会ったとしたら?悔しくて悔しくて仕方ないのをグッとこらえて「おめでとう」のひと言と共に握手をしたい。何を言ったところで負け惜しみにしかならないかもしれないけど、せめて「次も勝て!」「来年追いつくから待っていてくれ!」と意地を張りたい。できることならユニ交換は無理でもタオマフ交換をして勝利を称えたい。 今年はアウェイ参戦はかなわなかったけど、もし来年アウェイ参戦できるなら対戦チームのサポーターと握手をしてみたい。もちろん、ホームゲームで対戦チームのサポーターにお会いしたときでも。勝ったとしても威張らずに、負けたとしても僻まずに握手ができたらと思う。ヘタな煽り入れるだけじゃ芸がないし、何よりカッコ悪い。みっともないよ。 場外戦はほどほどに。試合はアツく応援し、試合終わればノーサイドでガッチリ握手。 そうなれたらいいなと思う。
posted by フラッ太 |01:30 | ちょっとカタい話 | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:握手できる関係。
さぁいよいよ新シーズンスタート!というタイミングでしたから、批判そのものは仕方ないですよ。批判が彼に向かう限りにおいては、この先何を言われても仕方ない、当然そういう覚悟でなければ、あのような決断はできないでしょう。こちらだって、それなりの覚悟を持ってコンサと歩んでいるわけですから。
ただ、今回このタイミングということ、そして何より、山下選手本人が見る可能性よりも、一般サポ(コンササポは無論セレッソ含めて他サポも)の目に触れる可能性の方が高いであろうブログという媒体で、それを書く影響について、もう少し敏感になるべきだと思うのです。悔しいけれどもしかし、そこのサポーターに罪は無い。サポーター同士のレベルでは、移籍はお互い様ですから。
アウェイサポの件は、正直言うとフラッ太さんのような「志」のある方に頼るほか無い部分があります。というのも、残念ながらクラブでも色々なリスクを考慮せざるを得ない状況となっていて、現在ビジターエリアはCVSの活動対象から外れています。「こんにちは」「ようこそ」こういうちょっとした一言すら、発する機会があまり無いんですね。たまに思いっきりレプユニ着て通られる事もありますが、「絡まれたりしないか?」と心配が先立ってしまったりとかw
でもこのエントリー読んで、やっぱりアウェイサポにも気持ち良く帰ってもらうという「初心」を忘れてはいけないなと再認識しました。知らない人、それもアウェイサポに声をかけるというのは、かなり勇気の要ることですが、その一歩がチームのため、ひいては北海道のイメージアップに繋がるのだと思います。人の繋がりができて、自分の視野が広がることもあります。
最後にフラッ太さんなら或いはご存知かもしれませんが、最近目にしたこんな話を
http://bylines.news.yahoo.co.jp/onoderatoshiaki/20140323-00033804/
posted by gekitei | 2014-12-01 23:30
gekiteiさんへ
山下に対しては皮肉めいたフレーズが正直なところ心の中にあります。
>ブログという媒体で、それを書く影響について、もう少し敏感になるべきだと思うのです。
拙ブログ上でもたまにネタをブッこんだりしますが、その時でもあからさまに馬鹿にしたり見下すような真似はしない、クスリと笑えるくらいの“くすぐり”程度にとどめると決めています。あくまでコンサがメインのストーリーだし、そうしたイジりや毒ってのはサジ加減間違ったらえらいことになるし、救いがないですから。
>アウェイサポにも気持ち良く帰ってもらうという「初心」を忘れてはいけないなと再認識しました。
コンサには札幌ドームというデカくて立派なハコがあるのでつい見落としがちになるんですが、そうした意識は観客動員に苦しむJ2のクラブの方がむしろ真剣だと思います(コンサの場合だとコンサ側の観客が多い少ないに目がいきがちになるので)。地元の人は言うに及ばずアウェイサポも貪欲に取り込もう、1人でも多くの人に来てもらわなければという危機意識の表れと言い換えてもいいかも知れません。
小野寺氏の記事、さっそく読んできました。バラまかれたんだろなんて書き込みもありますが、僕は性善説を信じたいですね。サッカーという共通ワードでJのサポはお互いにつながっていると思いたいですから…。タオマフ交換は結構マジな目標というか野望というか。僕の場合はコンササポでさえも札幌に出向かないと基本的には会えないので、ひとえに好奇心と人恋しさから来るんですけど(汗)。
実際に対戦チームのサポとタオマフ交換してJ全クラブ制覇しようと思ったら途方もない時間とお金と体力が必要になりますが(苦笑)、これも対戦クラブが多い、年に2回しか対戦しないというプロ野球には不可能なJリーグならではの楽しみといえるでしょう。
夢みたいな話ですが、タオマフ交換した対戦チームのサポと天皇杯の決勝で再会するなんてことになったらこんなすてきな話はないです。まあ、そのへんは来年の日程君がどんな仕事をするかにもよるんですけど。
posted by フラッ太| 2014-12-02 00:50