2010年01月01日
流石だなぁ、ガンバ。
天皇杯・決勝。 G大阪vs名古屋はガンバが4-1で快勝。 どちらかというと名古屋サイドに立って、コンサならどうなるだろうかという視点で観た。 もう、ガチャピン・・・じゃない、神様仏様遠藤様の試合。 サイドアタックの多い名古屋。玉田・小川・マギヌン・杉本はほぼそのままコンサに重なる。 準決勝もそうだったけど、名古屋は左右のサイドは強いが真ん中が見えない印象があった。 そこで、ガンバはSHに厳しく行って名古屋のストロングポイントを消した、というのが全体的な印象。 もしダニルソンが入っていればバズーカ砲を撃てるシーンはいくつかあったのかな、と。前半ポストに嫌われた惜しいシュートがあったけど、ああいう動きができる中盤の選手がいるかいないかが勝敗を分けたと思う。バスケットボールで三線速攻というのがあるが、名古屋は“二線速攻”で厚みがなかったように見えた(厳密には速攻ではないけど)。 得点シーンは名古屋が個で、ガンバが組織で崩したという感じ。 ガンバの先制点はピクシーをしてショッキングなゴールと言わしめた“魅せる”ゴールだった。思わず湘南戦の崩しのゴールを思い浮かべた。なんだ、コンサもガンバに劣らないじゃん。名古屋のゴールは玉田のふんわりパスが技アリ。ダテに代表のユニフォームを着ているワケじゃないところを見せてくれた。圧巻だったのは遠藤の勝ち越しゴール。内に斬り込んでシュートまで持っていくのは古田を思い浮かべた。なんだ、今年のコンサも楽しみいっぱいじゃないか。 SHが内に斬り込んでシュートまで持っていく動き。 征也びいきとしてはこれを最初に思い浮かべたのが古田だったのがちと淋しい。もちろん、古田や岡本とは長所が違うので一概に重ね合わせるのは無理があるんだけど、ああいう動きができないと“ただ縦にしか行けないSH”で終わってしまいそうな気がして・・・。 まあ、おいおい今年のコンサの注目選手をあげていくことにしますか。
posted by フラッ太 |15:47 | 戦術厨の戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:流石だなぁ、ガンバ。
あけましておめでとうございます。
流石ですね。来年、またアイツらとやるんですね。ガハハ
サイドが決め手なのはOKとして、塞がれたらどうするか。
一旦下げることに意味を持たす。
意図を持ち、緩急強弱をつけたバックパスは立派なパスですよね。
相手にタタラを踏ませるってヤツです。
その際、オイオイとか、何やってんのとか言っちゃいけない。
相手に「何やってくるんだコイツら」と思わせる。
そんな連携を見てみたいと願う新年でした。
posted by OWLS| 2010-01-01 17:46
Re:流石だなぁ、ガンバ。
明けましておめでとうございます。
ガチャピン、いや遠藤の得点はすごかったですね。
あのボディバランス、逆足での正確性は…
自分は逆に『古田の右足がおもちゃじゃなかったらな~』と見てました(笑)
posted by あさ吉 | 2010-01-03 22:48
Re:流石だなぁ、ガンバ。のお返事。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
>OWLSさんへ
月刊コンサドーレのインタビューで「今の戦術は攻撃が手詰まりになったらボールを一度、後ろへ戻して組み立て直す。そのプレーに対しての理解がまだ得られていない」と砂川が言っていましたね。
シュートを打つ積極性は必要ですが、そこまでの組み立てをどこまで余裕を持って観ることができるかってのもサポの側のテーマではあるでしょうね。
>あさ吉さんへ
ボディバランスは凄いと思いました。2人抜いた時点で実質的には勝負アリでしたから。
古田に関しては線の細さがあるのは否めませんが、今の時点でそこまで求めるのは酷かと。
古田は今のところは良いところを伸ばしていくという見方でいいと思います。右足はもう少し磨いて欲しいですけどね(笑)。
posted by フラッ太| 2010-01-04 11:16