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2015年07月05日

おたく、やる気あんの?

 …と言われてしまいそうな今日のスタメン。
 都倉と稲本が欠場&サブにはFWが1人もいない。早くも動けるメンツを総動員というニオイが。

 ここからの過密日程は否応なしにターンオーバーややりくりをする必要に迫られる。とはいえ都倉と稲本は換えの効く選手がいない、やっと深井さんが戻ってきたとはいえ無理使いはしたくない。なので、稲本も都倉も有給で強制的に休みになるまではたぶん使い続けるんだろうなと思っていた。稲本も騙し騙しスタメン起用していたものの都倉と共にとうとう離脱。もっとも、バルさんにとって抜けられると一番困るのは宮澤と察するが…。

 監督が“壊した”と批判されてもおかしくない状況ではあったが、逆に考えればここからチームの総合力、底力が問われるし、出番がなかった選手に奮起して欲しい状況だったのが今日の試合。力関係からして今日の横浜FC戦を勝った上で大宮・C大阪といったアブラっこいところに挑みたかったと思うが、残念ながらそれは叶わなかった。

 今日の試合に限って言えば、北九州戦から続くセットプレイからの失点で負けるのだけはイヤだ。都倉がいないぶんだけCKの守備はさらにつらくなるし。ピッチコンディションも良くないだろうからキレイなサッカーで勝つのは難しいんだろうなという予想はなんとなくしていた。前俊のセンターフォワードを見たかったけどコンディション以前にナザリト以上に今の戦術に合わんやろうし…。

 負けないんじゃなくて、勝ててない。

 それは大分戦からサポの側でも認識できていたんだから選手や監督だってわかっているはず。
 実際、大宮と磐田は勝って勝ち点差を広げているし、
 周りで勝ったのは千葉だけだからたまたま周りもドローで救われたというだけのこと。
 それこそがJ2の難しさであり恐ろしさでもあるんだが…。

 改めて順位表を見る。10引き分けは徳島と並んで最多タイ。負け数3は大宮と共に最小。
 失点16はとりあえず合格点と言えそうだけど得点24はあまりにも物足りない。
 コンサより上位は軒並み得点30以上で金沢でさえ28ある。
 だが、決定機自体は作れていてあとは決めるだけというシーンばかりだからややこしい。

 前のほうのメンツはそこそこ揃っているし、小野も戻ってきた。
 カギは小野が握っていると思うが、何かしらの“変化”をつけないと息切れしそうで怖い。
 戦術都倉と感じるほどにカッチリと型にはまっただけではJ2ですら勝ち抜けない。
 閉塞感を打ち破れるかが後半戦のスタートダッシュのポイントとみる。

 戦術厨としては「そこで4-1-2-3ですよ!」と言いたいんだが、
 ゴメスをどこで使うんだとか、4バックで河合のCBは怖すぎるとか、そもそも小山内出しちゃったし…とか
 ネガが多すぎて無理だよねっていう結論になってしまうんだけどね。

 ひとつ言えるのは、我慢のしどころと言っていられる時間はそう多くないということ。
 サブ組の奮起を望む。でも、福森のような“隠しキャラ”を入手できんもんかのぅ…。

posted by フラッ太 |00:10 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)