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2014年03月15日

たまにはマジメに。

赤:浦和のダンマクに端を発する大騒動は1試合の無観客試合という処分になりました。
黒:まあ、当然の処分だろうな。
  今回ばかりはゼニだけで済ませるわけにはいかないだろうよ。
赤:今までもやらかしていましたからねぇ。
黒:それもあるが、人種差別に関する発言や言動に関してはサッカー界は厳しく対処している。
  それだけ今回の行為が悪質で看過できなかったってことだ。
赤:1発レッドをもらっても…ということですか。
黒:お前がボケるのかよ!
赤:別にボケてるわけじゃありませんが。
黒:まあ、Jリーグ史上初の無観客試合だ。これがホントの「赤」っ恥ってやつだな。
赤:10人中8人が思いつきそうなことでドヤ顔されても困るんですが。
  こっちまで恥ずかしくなりますよ。
黒:お前が恥ずかしく思うこたあないだろ。
  でも、一番肩身が狭いのは浦和のサポだろうな。
赤:あれ?自業自得とか言うと思ったんですが。
黒:馬鹿言え。確かに今回の処分はサポにも運営にも非がありクラブ全体の責任だが、
  コンサに限らず人のふり見て…と全てのJクラブが思っただろうよ。
赤:でも、即刻降格だ!とか処分が甘い!とか風当たりが相当強いのも事実です。
黒:ウチの飼い主も無観客試合+勝ち点3剥奪くらいはあってもいいかなとは言っていたが
  即刻降格ってのはいくら何でも行きすぎだろう。むしろ、浦和への制裁よりも
  リーグとして世界基準に乗っ取って対処するという意味合いのほうが強いんじゃないか?
赤:処分の決定も早かったですしね。
黒:勝ち点剥奪こそないものの、問答無用で無観客試合の処分だから
 「わかってるな?今度やったら…」という圧力には十分なっただろう。
赤:ある意味、温情をかけられたんですかねぇ。
黒:温情とは違うだろう?厳正に、的確に、迅速にというのを重視した結果だよ。
  現実的な落としどころでもあるしな。
  Jリーグの価値を毀損するようなことは許さないという姿勢とみるべきだろう。
赤:片手では拍手も握手もできませんからね。
  そういや、浦和は今日はアウェイで広島に勝ったようですね。ひと心地つけたでしょう。
黒:サンフレッズ浦の本家としちゃ負けられないわなあ。
赤:褒めるのかけなすのかどっちなんですか…。
  次節のホーム清水戦はスタジアムのある公園内も入場禁止にするそうです。
黒:そうじゃなきゃ無観客試合の意味ないしな。
  既に横断幕やゲートフラッグを禁止にして今日も広島に覆面社員を送り込んだ。
  浦和もクラブとして相当危機感があるんだろう。
赤:キツいお灸を据えられましたから危機感持ってもらわないと困るんですけどね。
黒:…やけに辛辣だな。
赤:赤い身の端くれとしても「しっかりしてくれよ!」と言わざるを得ません。
  無観客試合の損失は1億円超とも言われていますが、
  チケットの払い戻し以外に何があるでしょうか?
黒:スタジアムでの飲み食いやグッズ収入はもちろんだが、
  チケットを買った清水サポへの損害賠償もとなると事後処理もかなり煩雑になりそうだな。
  宿泊代とかで1人\5,000として1,000人なら500万円、2,000人なら1,000万円。
  …コンサなら破産だぜ。
赤:ノノ社長の「信じている」という発言を裏切るようなことをしてはいけません。
  改めてサポートの意味を考える良い機会になりました。
  ところで明日は湘南戦ですが…って、どこ行ったんですかーっ!


 今回はタイトルの通りにオチャラケ無しで書いてみた。

 一罰百戒、他山の石などいろいろな言い回しはあるんだけど、今回の件では単に浦和が…ってだけではない問題意識、当事者意識を持てるかが大事だと思う。クラブを作る、育てることは所属するリーグを育てることにもつながり、ひいては安全かつ家族総出で観に行けるという世界に誇れるJリーグを作ることにも繋がると思うので。

posted by フラッ太 |17:12 | Another J | コメント(2) | トラックバック(0)