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2010年10月06日

そしてスズメが無駄にさえずる。

 【おことわり】
 えー、例によって例の2羽が登場してますが、無駄に長いんです。
 困ったことに、途中でオチも読めてしまいます。
 なぜか赤い方じゃなくて黒い方が3倍になっちゃってます。
 そして、おもいっっっきりくだらないです。
 大ネタかますつもりが収拾つかなくなって、投げっぱなしでそのまんまのエントリーです。

 これらのことをご理解の上でこの先の文章を読むことをオススメします。
 お茶でも飲みながら気長にどうぞ・・・。


 赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。我等がコンサ、なかなか勝てませんね。
 黒:ホームで3勝6分けってのはなぁ。決定力不足にもほどがあるぜ。
 赤:でも、決定力不足って具体的にどこが足りないんでしょう?
   まさかFWのせいだけにする気じゃないでしょうね?
 黒:いっそ、クリロナ連れてくればいいんだよ。
 赤:ツッコミどころがいっぱいあるんですが、とりあえずそんなお金がどこにあるのかと(ry
 黒:そこで水戸黄門だ。
 赤:・・・は?
 黒:鈍いなぁ。決定力という曖昧な事象を誰にでもわかるように噛み砕いて迫ろうという
   実に画期的な分析だろーが。
 赤:いやまあ、時代劇の水戸黄門は長寿シリーズですし、ストーリー決まってますけどね。
   でも、それじゃあ助さん格さんってことになりませんか?画期的ってほどじゃあ・・・
 黒:(大声で)違ーうっ!
 赤:うわぁ、ビックリした。何ですか急に?
 黒:誰が悪いとかじゃないんだよ、コンサに欠かせないものは何か?という視点がほしいな。
 赤:なるほど、印籠の効き目がない、つまり監督解任ですねわかります。
 黒:バーカ。印籠がなきゃそもそもストーリー自体成り立たないだろーが。
   ボール無しでサッカーできるのか?ナントカの入っていないコーヒー飲むのか?
 赤:ちょっと落ち着いてくださいよ、テンションのベクトルがおかしいですって。
 黒:だから、ストーリーの構成で避けて通れないもんがあるだろう。
 赤:なるほど、そういうことですか。・・・ということは、チャンバラシーンですね。
   ゴール前での混戦を如何に制すか。でも、これも一朝一夕にできることじゃありませんよ?
 黒:・・・はぁ。
 赤:あれ、どうしたんですか?急に黙りこくっちゃって。
 黒:・・・ホント、お前にはガッカリだよ。チャンバラシーンは遠山の金さんにだって
   大江戸捜査網にだって右門捕物帳にだってあるだろうが。
 赤:欠けているのは杉良太郎、と・・・。
 黒:ある意味合ってるけど、お前さっきお金ないって言っただろうが。
   暴れん坊将軍にだって、銭形平次だって、江戸を斬るだって、長七郎江戸日記だって・・・
 赤:今度は里見浩太朗ですか?
 黒:里見黄門は黄門様の存在感が強すぎるんだよなあ・・・って、そうじゃねぇよ。
 赤:チャンバラシーンの話じゃなかったんですか?
 黒:そうそう。それも大事なんだが、チャンバラシーンよりも水戸黄門のストーリーの
   展開上、絶対に欠かせない肝心なものが抜けている。
 赤:チャンバラシーン以上に大事なものってあります?
 黒:お銀の入浴シーンだっっっっっ!

 赤:・・・おつかれっしたー。
 黒:こらこらこら、帰るんじゃない!
 赤:これからはピンで行くんで。
 黒:お前、お銀ってただのお色気担当と思ってない?
 赤:他に何かあるんですか?
 黒:甘い、実に甘い!お銀は大体8時24分くらいに入浴シーンがある。つまり、
   ストーリーの起承転結の展開としては承を担っているわけだ。
 赤:本当に24分かどうかはさておき、だいたい真ん中くらいに出てきますね。
 黒:一見、サービスシーンにしか思えないが、実はこの起承転結の承が大事なんだよ。
 赤:わかったような、わからないような。
 黒:じゃ、お銀は風呂に入る以外に何をする?
 赤:お風呂はもういいですから。
 黒:お銀は忍びだ。悪代官の屋敷に潜入したり“つなぎ”をつけたりと諜報活動をするわけだ。
   たまに飛猿が酒に混ぜる眠り薬を少なくしてお銀を焦らせる、なんてのもあるけどな。
 赤:でも、忍びといえば風車の弥七がいるじゃないですか。
 黒:(急に口調が変わる)いい質問ですね!
 赤:今度は池上さんですか・・・。
 黒:お銀が入ることで起承転結の承にバリエーションができるんですよ。
   内藤剛志が芸者に化けることができますか?
 赤:いちいち固有名詞を出さなくっても。
 黒:芸者に化けるというのはくノ一だからできるワザ。これだけでもメリットが大きい
   んだが、飛猿を登場させたのもストーリーの奥行きを持たせる上では意味がある。
 赤:というと?
 黒:お銀が悪代官の屋敷から念書を手に入れている間に、飛猿が城代家老にご老公の手紙を
   持っていく・・・みたいに黄門様一行と別行動をする人間がいると話の流れが
   スムーズになる。
 赤:え?でも、それって弥七でもOKなんじゃあ・・・

 黒:そこでお待ちかねのチャンバラシーンを検証すると飛猿が必要な理由も
   ちゃんと見つかるって寸法よ。さっきお前が言った通り、水戸黄門のチャンバラ
   シーンは基本的には伊吹とあおいがメインになって、黄門様が先頭に立つ
   ワケじゃない、ってのはOKだよな?
 赤:はい。(なぜ伊吹とあおい限定なんだろう・・・)
 黒:悪代官の河合伸旺が「曲者じゃ、出会え出会え!」と言って西村晃の
   「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい!」でチャンバラシーンが始まる。
 赤:(もういちいち突っ込むの面倒くさくなってきた・・・)
 黒:越後屋がアワ食って逃げようとしたところにお銀が現れて
   「お、お前は銀奴(ぎんやっこ)!おのれ裏切りおったなぁ!」
   「表返ったんだよ!」と由美かおるが啖呵を切ってしなやかにキック一発。
 赤:伏線回収ってやつですね。
 黒:そして飛猿がわざわざ壁やら障子やらをブチ破って三下どもをぶん殴る。
   助格コンビと同じようにコントラストを強調するわけだ。 
 赤:あれ?じゃ、弥七の出番は?
 黒:敵もさるもの、こっそりご老公を鉄砲で狙い打ち。ご老公ピンチ!・・・ってところで
   どこからともなく風車が飛んでくる。いざという時の切り札、隠し玉だな。
   つまり、弥七がいないとご老公は哀れ鉄砲で撃たれてご臨終。あーかわいそう。
 赤:勝手に殺しちゃいけませんよ!でも、役割分担がちゃんとあるんですね。
 黒:そういうこった。しかも、それは最後の締めでもお銀が必要になってくるんだよな。
 赤:・・・そうか、お銀が証拠の品を抑えているから悪代官は言い逃れができない。
 黒:しかも、飛猿が「それでも足りないってんなら・・・」と悪代官が始末したはずの
   チンピラを引っ連れてきて「こいつらが何もかも吐いちまったぜ!」とダメ押しする。
 赤:なるほどー。
 黒:これで、お銀の大切さがわかっただろう?
 赤:・・・それはよくわかったんですけど、これがコンサとどう関係があるんですか?
 黒:何が?
 赤:何が?って、それはないでしょう!えんえん水戸黄門の話をしといて
   肝心の目的はどこ言っちゃったんですか!
 黒:・・・えーと。
 赤:いや、えーとじゃなくて。
 黒:要は、起承転結の承転結をちゃんとつなげる役が肝心ってことだな。
 赤:だったら「宮澤しっかりしろ!」で済む話じゃないですか!
 黒:とりあえず脚線美重視で、お銀は雛形あきこより佐藤江梨子に1票ってことで。
 赤:キャスティングはどうでもいいですよ!
 黒:しまった、鬼平犯科帳を忘れてた。
 赤:鬼平犯科帳には梶芽衣子がいるでしょう?
 黒:いやいや、鬼平犯科帳は火盗(かとう)が主役だから。
 赤:いいかげんにしろ!

 ・・・この後、黒い方は赤い方からこってりとお説教を食らったとか食らわないとか。
 うん、こいつら当分出番ないな。

posted by フラッ太 |10:00 | ネタの殿堂 | コメント(3) | トラックバック(0)