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2010年04月14日

第6節VS柏・アフターインプレッション。

 返す返すも、録画を消してしまったのが痛い。

 ぞっこんとFを見ての感想は“スリリングな試合”だったということか。
 選手はみんな高い集中力で臨んだ試合であったことは間違いないだろう。それはサポーターも同じで、この一戦にかけるというのがひしひしと伝わったのは以前書いた通り。その意味で“ホームゲーム“の空気は作ることができた。石崎監督も戦う姿勢が出ていたと言ったのはそのあたりも指していたんじゃないかと。アウェイならかなり高い確率で逆転負けしていたと思う(レフェリング含めて(苦笑))。

 ここからはしゅ~ちょ~さんのブログとほぼ重なる。

 征也はホント頑張ったなあ。普段からあれくらいやってくれとも思うが。古田はいっぱいいっぱいだった感じ。交代するなら古田かなとは思ったがハンジェと交代だったのはちょっとした驚き。内村を入れたいけど守備にリスクを抱えるので砂川かなあと思っていたので。攻め手の変化という意味ではキリノは役立たずだったような・・・。キープはおろかボールを止めることもできずに倒されるのでは交代した意味が全くない。

 DFラインが踏ん張って何とか1-1で凌いだという試合。石川がいなければひょっとしたらDFラインは保たなかったかもしれない。いや、失点したんだから保たなかったんだけど・・・。その石川よりも藤山の巧さが際立った。ダテにJ1でメシ食ってきたんじゃないっていう経験値の高さ。藤山がいなかったらと思うとガクブルものである。SBでいうと、岩沼が良くなったのか西嶋が悪かったのか。岩沼はヨコへの絞りはかなり意識していたのでは。そして西嶋ってあんなにひどかったっけ?っていうくらいに良いところがなかったように思う。

 今回は2トップではなく4-2-3-1にして真ん中を厚くした。
 石崎監督もプレスをかけやすいと言っていたらしいし、柏との力関係を考えるとやや守備的に試合を始めたほうが良いと考えたのだろうか?ハンジェを入れたのも普段のように積極的に2-0を狙うのではなく、1-0でもいいけど1-1にはされるなよと考えた・・・ってのはちょっと飛躍しすぎかな。
 4-4-2で芳賀とCHを組んでいた時は宮澤を組み立て役にするつもりだと思っていたんだけど、柏戦では組み立て役はどちらかというとカズゥに比重を大きくして、宮澤には始めから少し前目の位置取りをさせてFWに近い役割をさせたのかなあという感じで見ていた。実際、カズゥはフィールドを広く使ったいいパスを出していたし、芳賀も時折いいインターセプトを見せたので3人の役割分担はうまくいっていたのかな、と。なので、4-4-2か4-2-3-1かはあまり重要ではないのかもしれない。

 地上波での中継では「宮澤は器用貧乏なんじゃないか?」というのがあったが、宮澤は“気がつく”選手なんだと思う。ダニルソンもいないし、今年はCHだからカバーリングの意識を強く持っているんだろう。柏戦は始めから前目の位置取りだったけど、2トップを置く(だけに限らず前の人数を増やす)ためには宮澤には量だけではなくもっと質の高い動きが要求されるように思う。
 そのフォローにはSH、特に古田がもっと攻撃に絡めないとつらいかなという気はした。もっとも、柏戦では単に古田個人の問題ではないんだろうなとも思ったんだけど。芳賀・カズゥ・宮澤の3人の連動性を生かすなら4-3-3にするってのもひとつの方法だろうけど、それはまた改めてということで。

 しかし、それでも6試合消化で勝ち点は8。現実は厳しい・・・。

posted by フラッ太 |09:00 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)