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2010年01月11日

09-10 IN&OUT雑感。

 さて、補強もほぼ終了&契約満了となった4人の行き先も決まったことでIN&OUTは一段落した。

 大きな動きとしては、
 IN ~ゴン・内村の加入
 OUT~大伍・ダニルソンのレンタル放出といったところか。

 2010年は“Jリーグ移籍国際化元年”。
 貧乏クラブのコンサは有力選手はぶっこ抜かれるというのが悲しいかな宿命でもある。われらが腹黒強化担当(←褒め言葉です)・三上氏はそのあたりを見越して複数年契約や外国人には完全買い取り&高額の違約金設定を駆使して極力“タダ獲り”を阻止してきた。

 ただ、今年は不況の波が襲ってきて貧乏暮らしに慣れているコンサにはある意味追い風が吹いた。J1でもけっこう名を知られた選手が契約満了となってじっくり品定めができるいわば“当たり年”。李漢宰や近藤は今年のような特殊な状況でもない限り2人とも獲得することができたかどうか・・・。契約満了の選手をうまく拾って補強ができたことを考えると、ここまでの補強はそこそこ巧くやれたと思う。
 それでもダニルソンはレンタルで鯱さんに引っぱられてしまったけど、これは相手が悪すぎるので致し方ない。大伍のレンタル放出は評価が分かれるんだろうけど、本人の意向と厳しい懐具合を鑑みれば致し方なしというのが実情なんだろうなあ。個人的には大伍は残してほしかったんだが・・・。

○2010コンサドーレ札幌 契約合意選手について(1/4現在)
○李漢宰選手 コンサドーレ札幌へ新加入のお知らせ 

 宮澤がMF登録となった。大伍の代わりとなるのは李漢宰ということになるのかな?ボランチ、というかバランサーになれそうなイメージがあるのが芳賀くらいしか思いつかないんだけど、このあたりは岩沼を回すのか、あるいは途中補強で対応するのか・・・。途中補強はいずれ行うと思う。07年の鄭容臺・08年の箕輪・09年の石川と途中補強は巧くいっている。箕輪に関してはケガで長期離脱となったけど、補強のポイントとしては的確だったと思うし。

 で、感想としては、
 「今年は(も?)宮澤・カズゥと心中する覚悟が必要」って感じ。
 宮澤をMF登録するあたりは石崎監督の「宮澤は真ん中で使う!」という意思がハッキリ現れているし、実際問題として宮澤の変態パス(←褒め言葉です、念のため)は決まるとゴールのニオイが一気に高まる。オシャレなスルーパスの出し手は宮澤ってのが多いような・・・。
 ボランチっぽく中盤の底でなのかトップ下っぽく前目での起用なのかはまだ見えないけど、宮澤が消える時間帯が多いようだと苦戦は免れない気がしている(それ故に要求のハードルが上がるということでもあるんだけど)。宮澤とカズゥで組むと中盤はかなりエロい。守備を考えなければ。福岡戦@厚別みたいにいつの間にかゴールに近いところに顔を出してシュートを叩き込む宮澤ってのは見てみたい。

 うむ、今年は振り向けばブーツェンならぬ(←古いよ!)気がつけばミヤザーだな。
 征也・古田・岡本のSHがイケイケで仕掛けて気を取られているところにカズゥとミヤザーが真ん中からミドルを叩き込む・・・っていう厚みのある攻撃が見たいぞ。

posted by フラッ太 |09:00 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)