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2009年12月09日

09コンサを振り返る③。

 振り返るシリーズの続き。

 今年「おおっ!」と思わせてくれた選手・・・古田・ダニルソン・岩沼
 古田がトップチーム帯同というのは驚きだったけど、終盤に途中交代で出られれば・・・と思っていたのがスタメンでの起用まで行くとは思わなかった。岡本のケガなどはあったにせよ、堂々としたプレーぶりは年齢を感じさせないもので来年が楽しみ。
 ダニルソンも序盤はカードコレクターぶりが目立ったが身体能力を生かした守備で1ボランチで起用されるまでになった。つなぎのパスが良くなればその時は・・・お別れかなあ。今や主力だけにあらゆる手だてでガードしてほしいが移籍に備えて戦力のフォローもしてほしいところ。
 岩沼はチャンスをモノにしたという印象が強い。チャンスをモノに出来るかどうかは監督との相性もあるが、普段からの本人の意識が大きく左右すると思う。サブにこそ入っていたが、今年チャンスを生かせなかったら・・・というのは言い過ぎかな。プロ入り初ゴールも決めて生き残ることができた。ただ、ここからさらに努力してスタメン確保に努力して欲しい。

 今年、「う~ん」だった選手・・・宮澤・征也・謙伍
 共通するのは「もっとできる(できた)のになあ・・・」という思い。勝手とは思っていてもどうしても期待をかけてしまうし、これくらいはできるっていうボーダーラインが上がっちゃう。征也びいきとしては征也の3ゴールは不満。二ケタとは言わないまでも7~8点は獲って欲しかった。本人が一番悔しがっているのはぞっこんでも話していたし、いてくれなきゃ困る!っていうところまでレベルを高めてもらいたい。
 宮澤は「なんでそんな変態パスを!」っていう時もあれば「なんでそんなイージーミスを!」っていうのもあったりしてムラっ気があった印象がある。いわゆる“消えている”時間帯があった。90分通して試合での存在感を見せてほしいし、それだけの力はあると思う。
 謙伍はFWだけに「そこで決めてれば・・・」というのがある。最終戦もだけど開幕戦でもそうだった。残念ながらコンサとは縁がなくなったけど、栃木や愛媛からのオファーがあるとの報道だし、復活はきっとできるはず。コンサ以外の相手に力を見せてほしい。

 ルーキー・オブ・ザ・イヤー・・・対象なし
 「古田がいるだろ!」っていうツッコミが入るのはごもっとも。ゴールを挙げていれば文句なく古田にしたんだけど、決めきれなかったなあっていうのもあってあえて厳しめに。そういう意味では初ゴールを決めた岩沼には新人賞をあげたい。

 カムバック賞・・・高原
 練習生から這い上がって正GKまでの復活。GKはフィールドプレイヤー以上にチャンスをモノにするのが難しい。高原自身の努力はもちろんのこと、その精神力にはただただ尊敬するより他にない。曵地には大いに学ぶべきところがある。学ぶだけではなくて虎視眈々とチャンスを窺ってほしいけど・・・。

 あと、この人がいれば・・・という点ではやはり箕輪教官かな。石崎監督としても箕輪の離脱は非常に痛かったと思う。石川の緊急補強は箕輪の離脱が大きく影響したとみる(いずれは途中でDFを補強しただろうけど)。複数年での契約が結果としてはマイナスになったけど、そういうリスクも抱えた上での契約だから箕輪本人を責める気にはなれないなあ。長期離脱が目立ったということではクラブ・選手と医療機関との連携、充実の方が大切なようにも思う。そこまで手が回らないのかもしれないが・・・。

 さて、データ集めが大変だぞ。

posted by フラッ太 |10:35 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)