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2009年07月10日

クライトンと征也と4-2-3-1②。

 で、どないしたらええんや!って話になるワケなんだけど。

 クライトンをボランチに持ってこれるならたぶんそれでおしまい。
 ただ、石崎監督はクライトンは3の真ん中の位置から動かすことはないと思う。
 でも1トップだと今のままでは前の枚数が足りない。最近は岡本OUT→中山INで2トップにシステム変更という選手交代が多くなっている。4ゴールを挙げている岡本ですらフル出場は1度もない(!)。だったら初めから3-5-2でいけば・・・となりそうだけど、3-5-2だとサイドの選手は1人しかいないから攻守において負担がデカくなる。

 今さらかい!とツッコミが入りそうだけど、石崎監督は攻守においてサイドをかなり重視している傾向があるように思う。なので、キックオフの時点ではバランスを崩さない4-2-3-1で始めて、点が欲しい時に3-5-2にシステム変更をするというのが今の戦い方なのかなあと思っている。仙台戦では1-0からこのシステム変更を行った。石崎監督のコメントからもサイドが薄くなるのは覚悟の上での選手交代とみるのだが・・・。岡本については中山と交代して前線で起点を作りつつ、高さでアタック作戦という意味合いもあると思うので一概に機能していないとは言えないけど、SHがイマイチ攻撃に絡めていないなあという気はする。

 で、これも以前に書いたことなのだが、
 開幕戦のように征也をSBにコンバートするというのも1つの方法なんじゃないか、と。
 (→「征也のSBコンバートはあるか?」「征也に求められるのは・・・。」)
 征也も少しずつ進化しているとは思うんだけど、ノーゴールなもんだからどうしてもそんな考えになってしまうんだよなあ。今は西嶋が右のSBに入っているが、左のSBの時はけっこう高い位置まで上がってクロスやセンタリングを上げていたように思う。つまり、攻撃に関してはサイドの選手が高い位置をとって押し上げることで前線の人数を増やしているように思える。
 一昨日の試合では芳賀が右SBに入っていたと思うが、石崎戦術だとSBがSHを追い越す動き、いわゆるムダ走りで攻撃参加するとなると何度も長い距離を走らなきゃならなくなるので逆に芳賀や征也くらいしかできないんじゃないかって気もするのだ。征也はスタミナはたぶん大丈夫だと思うし、イメージとしてはセクシーさんの長友と鹿島の内田のイイトコ獲りって感じかな(←それができりゃ苦労しないってば!)。芳賀がゴールを決めたというところに開幕戦の征也や謙伍を重ねてしまうんである。

 また、これからの補強という側面もある。
 もともとコンサはSBの選手層が薄い。坪内や平岡はレンタル返却、池内は契約満了となった。レンタルではチーム力が上がらないという考え方もあっただろうけど、貧乏所帯なので残したくても残せなかったのではないだろうか。SBは一番補強したいポジションだと思うのだが、もともとSBはどこも人材不足で出せる余裕のあるチームがあるとは思えない。
 今年の外国人選手が完全移籍ということからも補強選手は将来的に完全で獲ることが前提となるだろう。SHであればチャンスを掴みたい選手はSBよりは多くいるだろうし、ピンポイントの補強としてはまだ可能性が高いんじゃないかな、と。古い話だけど、松橋の名前が一時期出ていたのである程度リストアップはしているとみるが。謙伍や横野がポジションを掴めれば理想ではあるんだけど。上原はSHというよりパワープレー要員みたいだし・・・。

 長々と書いたわりには今いる選手の覚醒待ちという、
 全く持ってありきたりの結論になってしまったのが何とも(汗)。
 大風呂敷は広げるもんじゃないなあ・・・。

posted by フラッ太 |10:00 | 戦術厨の戯言 | コメント(4) | トラックバック(0)