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2009年05月22日

第2の開幕戦。

 コンサとF1には共通点がある。それは、開幕戦が2つ存在するということだ。
 ROUND1は1つしかないし第1節は1試合しかないだろ、ってことではなくて
 長いシーズンの区切りを意味する上での開幕戦が2つあるということ。

 基本的にF1は欧州を中心に転戦するんだけど、一方で規模が大きくなって世界中を回る「興業」でもある。で、全16~18戦のうち、最初の3~4レースは欧州以外で開催されるというのが大まかな流れになっている。飛行機で欧州を離れて文字通り「飛び回る」ためフライアウェイと言われることもある。当然開幕に合わせて各チームはテストをしてレースを消化していくんだけど、このフライアウェイは長いシーズンから見れば前哨戦ととらえることもできる。各チームのマシンやドライバーの能力、最近ではそれに付随して各チームが採る戦略までも分析して欧州へと戻りマシンのアップデートを行っていく。
 そして、前哨戦を終えていよいよ本気モードでヨーロッパラウンドに突入していくのである。セナが亡くなるまではサンマリノGPがヨーロッパラウンドの開幕戦となっていたが、最近ではスペインGPがその舞台となっている。合同テストが行われることもあり各チームがデータを多く持っているので波乱要素を少なくするのが狙い・・・だと思うけど。そういや、パシフィックGPなんてのもあったなあ。日本で2回F1があった頃が懐かしい・・・。

 本題に戻ろう。

 コンサのホームスタジアムは厚別や札幌ドーム、室蘭や函館などがある。
 基本的には厚別がメインとなるはずだが、事実上リーグの開幕試合を厚別で行うことは不可能。なので、リーグの開幕試合は厚別以外で行われることになる。厚別での開幕戦は例年では5月上旬となることが多く(詳しくはこの方が書かれている)、僕としては感覚的にはF1に近いんである。去年と今年はリーグのほぼ3分の1を消化しての厚別開幕だから前哨戦と言うにはちょっと無理があるかもしれないけど・・・。

 厚別での開幕戦。
 それはコンササポーターにとっては特別な意味を持つ。
 以前に書いたことなので(よろしければこちらこちらをどうぞ)あまりくどくどは書かないけど、
 厚別での開幕戦はワクワク感を再び思い起こさせてくれる。
 コンサを応援する喜びと誇りを再び思い起こさせてくれる。

 去年は厚別で1勝もすることが出来ず聖地と言われた輝きは消え失せた。
 屈辱と怒り、そして悲しみと嘆きが厚別を覆った。

 今年の厚別での試合はただ単にJ1昇格を目指すための戦いではなく、
 聖地といわれた厚別の輝きを取り戻す戦いでもある。

 ・・・なあんてな(←いかりや長介風に)。

posted by フラッ太 |18:09 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)