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2009年03月19日

「変える」という決断。

 昨日のWBCの韓国戦は1-4の負け。点差以上にやられたという印象がある。

 某スポーツ系ブログでは、打てないイチローを外せとか岩村の悪送球が悪いとか片岡をどうして入れたんだとか、原監督の采配がヘボだとかそもそも西岡が入っていないのがおかしいだろとか、侃々諤々ケンケンゴーゴーのある意味で祭り状態になっている。それだけ関心も高いし、観る側にも長い蓄積があるからこうなっているんだろうけど。
 僕としては、イチローに限って言えば原監督が彼を外すことはないと思っている。実質的にチームの核となっているということもあるが、彼の代わりになれる選手がいない。「イチローと心中はゴメンだ!」という声もけっこうあるが・・・。

 もうひとつ、テレ朝のドラマ・相棒の新しい相棒(←何だかまぎらわしいな)がお目見えとなった。昨日の放送はまだ見てないけど「こう来たか!」って感じ。スペシャルで田畑智子が出ていたので、こっちが本命かなと思っていたんだけど。彼女も捨てがたいんだけどなあ・・・。亀山役の寺脇さんが卒業してからはいろいろ試行錯誤をしていたというか、悪い言い方をすると時間稼ぎ的な感じがしていたように見えた。脳筋タイプのキャスティングはないと思っていたので、一応は読みは当たっていたと自己満足に浸っている。

 変えるという決断には勇気がいる。
 原監督の場合は、うまくいっていたのがうまく行かなくなってきた。でも、変えないという決断をした。もしキューバ戦に負けたらこの決断は間違いなく叩かれるだろう。イチローが打てなかったら彼もバッシングの嵐に遭うだろう。監督ってのはつくづく因果な商売だと思う。監督が称賛されるケースはホントに少ない。逆に批判されることは日常茶飯事。負けた時はもちろん、勝った時も内容が悪ければやっぱり何かしら批判されてしまう。前監督と違って、原監督にはそういう立場にいることを自覚しているという点で好感を持っている。・・・今のところは。

 相棒の場合は「変える必要があったのか?」という声もたぶんあったと思うが、それでも変える決断をしたという感じがしている。役者さんにとって当たり役というのは1つの勲章だけど、逆にそれに縛られてしまう事も十分にあり得る。それに、相棒もシーズン7と回数を重ねてきたこともあって、ここで大きな「変化」をつけないとマンネリに陥るという危惧を抱いていたんじゃないかなあ。頭脳労働担当と肉体労働担当というのは定番ではある。ギリギリ今のタイミングが・・・と見るのだが。

 いずれの場合でも、それが良い方に向かうことを祈る。

posted by フラッ太 |12:38 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)