2008年12月23日
何とも中途半端な・・・。
まさかレンタル継続とは・・・。 ○コンサドーレ札幌 林卓人選手ベガルタ仙台へ期限付き移籍 期間延長のお知らせ 正直、仙台に完全移籍か、札幌に帰還の2択しかないと思っていた。 それも80パーセントくらいで移籍するだろうと覚悟を決めていた。林は仙台の正GKだし、本人がやる気だし、シュナ潤を切ったんだしと状況証拠が揃いすぎていた。 大きなお世話だけど、正GKとして評価しているなら仙台は完全で獲るのが筋じゃないか?コンサは早々とJ2降格が決まっていたんだし、ぎーさんは返却されるだろうというのは予測がついたはず。林は仙台に残りたいという希望は出していただろうから、それに合わせて動くのが普通だと思うんだけど。まさか曵地君が昇格したから・・・なんて楽観的になったんじゃあるまいなあ?昇格争いのライバルだけに、実際に対戦するとなるとブーイングが起きそうで心配。林は好きな選手だけど、正直複雑・・・。 それでも、タダでは転ばないようで。 ○荒谷弘樹選手コンサドーレ札幌に完全移籍 33歳だから移籍金は恐らくかかっていないはず。 完全移籍で、というのは中途半端なことはしないということだろう。林のレンタル料がそのまま荒谷の獲得資金になったと考えれば金銭的な損失はほとんどないのかな、と。土肥などフリーのGKは他にもいるが、金銭的に難しかったかあるいは単に札幌が嫌われたのか・・・。荒谷のプレーは実際に見ていないけど、林と優也ではタイプがかぶるからそのあたりも考慮して獲得したのならこれはこれで善しと考えるべきなんだろうなあ。 その気になれば強制送還もできたんだから、仙台に対して譲歩した感が否めない。しかし、「札幌の強化部は選手の意向を無視する!」という悪いイメージがつくのを避ける意図もあったのだろう。荒谷獲得のメドがついたからレンタルでも構わない、という判断が働いても不自然じゃないし。三上さんをはじめとする強化部はだいぶしたたかになってきているから、林に関してはナニワ金融道ばりのキツい縛りをかけている・・・と思うことにしよう(苦笑)。
posted by フラッ太 |21:38 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)
2008年12月23日
クラブチームという響き。
実にもったいない。 Eスポーツではしまふく寮の特集。 深夜に放送するのは惜しい。こういう特集こそゴールデンに持ってきてほしい。 J2の時代もずっと取材を続けてきたHBCだからこそ可能な構成。イチ○シ!な局やぞっこんな局には絶対不可能。こういうサポートがあるとホントにありがたい。 オンタイムで観たけど、泣きそうになっちゃったよ。 自宅に選手たちを呼んでいた映像もあって、「あ、そんな時もあったっけ」と少し懐かしくなった。 「家なんだから」というりょうぼ。さんの言葉がすごくあったかく感じたなあ。 今でこそしまふく「寮」が当たり前にあるけど、ちょっと前まではそれすらなかった。 コンサはビンボー所帯だけど、しまふく寮は13年の歴史が生んだ財産。 ファイターズや他のクラブの寮からしたらちっぽけなものに映るかもしれないけど。 空気がぬるいなんて揶揄されるかもしれないけど。 しまふく寮はクラブの立派な足跡の1つなんだよね。 宮の沢のクラブハウスと練習場はこぢんまりといている。 180万都市の札幌ならもっと立派な施設があっても・・・と思う時がある。マリノスタウンみたいな豪勢な設備ができたら、と思う時もある。でも、今はこれでいいんだとも思う。サテライトの試合ができるんだからこぢんまりとはしていても、ビンボー臭くはない。 コンサはクラブチーム。日本のプロ野球のような企業スポーツ臭はいらない。現実にはそういうワケにも行かなくて、練習場は白い恋人サッカー場だし、ユニフォームはスポンサーのロゴが入る。だけど、クラブは僕らが支えているんだという思いはファイターズを応援する人たちに決して引けをとらない。 牢獄の庭を歩き回れる自由より、嵐の海だがどこまでも泳いでゆける自由を・・・私なら選ぶ! というセリフが沈黙の艦隊というマンガの中にある。日本のプロ野球界を牢獄に喩えるのは言いすぎだけど、サッカーに比べたら日本国内でさえ閉鎖的な空気があり、世界に打って出るとはいっても実質的にはメジャーリーグしかない。ましてや、世界を相手にするという意味ではサッカー界のほうがずっと説得力がある。 コンサは再びJ2という嵐に立ち向かう。 嵐という意味では世界経済全体が嵐の真っ只中にあるという考え方もできるけど、迫り来る嵐に恐怖しつつ、でも、どこか「やってやろうじゃないか!」とポジティブになれるというのも案外悪くないんじゃないか、って思ったりもする。一刻も早く嵐を突き抜けたいけど・・・。 うーむ、久々にキザモード全開だな(苦笑)。
posted by フラッ太 |10:23 | ちょっとカタい話 | コメント(2) | トラックバック(0)