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2008年10月15日

3人寄れば不協和音?

 えー、最近更新が滞り気味。11月の試験に向けて現在付け焼き刃を作成中なもので・・・。

 それはさておき、ちょっと気になったことを。
 FC東京戦・大分戦はダヴィが不在で惜敗。ダヴィが戻って外国人揃い踏みとなった磐田戦では惨敗。同じ負け方でも内容にはかなりの差があった。ゲームの世界じゃないから単純に足し算がうまくいかないとは思いつつも、どうしてこうなってしまったのだろうかと思う時がある。外国人3人の能力はコンサの中では貴重なもの。クライトン・ダヴィはアシスト・得点ランキングでも上位に位置している。アンデルソンも中断明けに加入してここまで4ゴールとハズレではないように思うが、3人揃うとなぜか勝てない。

 ここまでの4勝は外国人が揃っていない時に勝っている。
 結果的には大敗だったが、アウェイでの浦和戦はダヴィ不在時。ダヴィの個の能力は確かに高い。千葉戦でのダヴィのゴールはほとんどダヴィの個人技で獲ったようなもんだし。だが、逆にそれがアダとなっているように思うのだ。外国人の能力が高いが故に彼らに依存してしまっていることが今のコンサを作ってしまっている。他チームからしてみれば、ダヴィを抑えれば大丈夫という攻略法ができてしまっている。磐田はとことんダヴィ封じに徹していたように思う。そしてパスの供給源であるクライトン封じも徹底的に行ってきた。
 外国人の方(特にクライトンとダヴィ)も、周りは当てにならないという意識が少なからずあるのではないだろうか。だからマークがきついとわかっていてもわざわざダヴィに預けてボールを奪われ、余計にストレスを貯めるといった悪循環に陥っている気がしてならないのだ。

 結局は日本人選手の能力を上げないことにはJ1では戦えない。
 しかし、それはすぐにできることではない一方で、勝つためには外国人の能力に頼らざるを得ない。恐らくは三浦監督の苦悩もこのあたりにあるのではないだろうか。2週間空いたことはどんより重たいチーム内の空気を入れ換える意味ではプラスに働いたと思う。依存する戦い方をいかに脱却するか。開幕当初からいわれていたことではあるのだが、改めてそこが問われている。

 なのに、三浦監督は今年いっぱいという報道が流れるあたりが何とも間が抜けているというか・・・。 
 

posted by フラッ太 |11:52 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)