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2008年07月06日

交錯する思い。

 一昨日、昨日とちょっと睡眠不足気味。

 布団をかぶってからもいろいろと考えるところがあって。
 次の千葉戦はどうするんだ、どうしてあんなに同じような失点を繰り返すんだ、三浦戦術に間違いはないのか、アイウエオ作文はどうしよう、千葉戦はいいが大分戦は時間がないぞ、などなど・・・。
 去年はトップを走っていた時が長かったからあんまり深刻に考えなかったが、今年のJ1での苦戦ぶりを見るにつけちょっと考えはじめると眠れなくなっちゃって。正にサポーターの鏡、なんてテメエで言ってりゃ世話ねぇけど(笑)。

 昨日は何とか引き分けることができた。
 もし昨日負けていたらブログ(そしてオフィシャルの中の空気)は相当荒れていたんじゃないだろうか。「三浦はクビだ!」なんて声が挙がってもおかしくなかったような気がする。それくらい昨日の試合はサポーターの側の期待が大きかった厚別の緒戦だったからだ。

 まあ、昨日の試合の結果如何に関わらず、これから監督交替というのは現実的じゃないだろう。
 決断のタイミングとしては名古屋戦の時点が事実上のタイムリミットだと思うし。
 というよりも、HFCは恐らくはこの1年を三浦監督に託して、途中解任は全くといっていいほど考えていなかったと思う。こう言っちゃ何だが、貧乏所帯のコンサでは監督交替なんてできる余裕はないし。三浦監督も厳しい戦いになるのは目に見えていたから、できる限りの注文をつけた上で続投を決断したのだろう。選手補強も後ろの選手が多く「三浦仕様」なのはHFCがそれに応えた形だとも思うし。

 HFCが監督交替を考えなかった、というのは02年の「迷走」が頭にあったからなんじゃないか、とも思っている。
 成績が低迷した時にとる手段として、監督交替というのは確かに手っ取り早い。
 が、それが成功するかは未知数。うまくハマれば劇的な効果が期待できる一方で、失敗すればさらなる混乱を招く。それまで活躍していた選手が監督交替で出番をなくすというのはそう珍しいことではない。どっちつかずになってにっちもさっちも行かなくなったのが02年。厳しい言い方をすれば資金と時間を浪費しただけの後半戦だった。張外龍さんが痛々しく見えたのは未だに覚えている。

 HFCはまず監督は三浦さんで固定した上で途中補強で修正しよう、と考えたのではないか。
 名古屋戦の時点で解任を考えたとしても、あの時には石井が全治1ヶ月のケガ、宮澤が全治2ヶ月のケガ。監督交替でノナトが使えたとしても明らかにFWの数が質量共に足りない。それに西嶋も中断明けにならないと帰って来られなかったし、曽田も長期離脱が決まっていた。MFも塾長がいない。とにかく緊急補強で手一杯で、監督交替などできる相談ではなかった・・・、と想像するのだが。
 その緊急補強にしてもアンデルソンはいったん練習生として様子を見た上で契約しているし、箕輪は加入するなりDFラインに入ってその能力の高さを見せている。HFCとしては、上から目線の言い方になるが「学習した」結果だと思う。

 クライトンが脱水症状だったというのを知って、ひとまずはホッとした。
 監督と選手が合わない、というのも過去に経験している。ジョアン・カルロスと小倉隆史やホベルッチがそれである。結局はどちらにも去られてしまうという最悪の結果になってしまった。
 今年もアルセウがあっという間にいなくなってしまったが、開幕前であり代わりにクライトンがやってきてコンサの大黒柱になった。傷は最小限で済んだどころか、結果としては「大当たりを引いてきた」のだから災い転じて福となす。

 今のところ16位の磐田とは勝ち点6差。
 アウェイではあるが直接対決も残しているし、今の磐田はチーム状態が決していいとは言えない。そのうえ今年は勝ち点がかなり詰まっているので、緑や神戸あたりまではまだまだ予断を許さない状況だと思う。
 もうすぐ半分を消化するJ1。今の状態でも厳しいことに変わりはないが、残留するためにはたとえアウェイだろうが直接対決で千葉を沈めておかなくてはならない。千葉・大分と連勝してやっと勝ち点17になり、節の数と勝ち点が並んでデッドラインにギリギリ届く。

 いろいろ考えるところではあるが、共通しているのは「もう二の舞はゴメンだ!」ということである。 
 
 
 

posted by フラッ太 |20:31 | ちょっとカタい話 | コメント(2) | トラックバック(0)