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2008年02月06日

日テレのスポーツ中継って・・・。

 昨日のスーパーボウルのネタは、日テレの録画を観て書いた。地上波で最大公約数的な放送ということもあり、見どころやキモのデータも出してくれたのでニワカの僕でもそれなりに予備知識がある状態で観ることができた。
 このへんの「編集」の巧さはさすが日テレ。中継歴も長いし。やたらぶつ切りになるのをツッコんではいけない。2時間枠に収めようと思ったらああでもしないと不可能なんだから。

 で、思った。気のせいかもしれないが、日テレのサッカーの実況中継にはあまり良くない声の方が多い。「データ中心主義」というか・・・。「今まで○○が○○なのは○回あります。」というのがやたら目立つ。

 この方法は、アメフトには実にピッタリ合う。NFLやNBAではレイティングが選手の成績の指標となるし、数字が試合の中味を良く表してくれる。特にアメフトでは1プレイごとに試合が止まるからデータを間に入れやすいので尚更だ。野球も1球1球に「間」があるし、1つアウトをとるごとに間ができるから適していると言えるだろう。
 日テレといえば箱根駅伝。駅伝はスタートしたら競技自体は止まることはないが、データを整理する時間は作れるし、タスキリレーの時などデータを挟む機会はかなり多くあるので基本的に通用すると考えて差し支えないと思う。

 ところが、サッカーはいったん笛が吹かれたら常に局面が変化しっぱなしなので、ファールの時やセットプレーの時しかデータを入れられない。無理に実況に挿入しようとすると、中継を観る側としてはそれがうるさくて試合に集中できない。

 アナウンサーも基本的にこの方法に慣れきってしまっているから、これ以外の方法だと実況のうまいヘタが特にサッカーではあらわになってしまう。現在TBSでサッカーの実況中継を担当している清水大輔アナは、以前日テレ系であるSTVにいたが、ひょっとしたら日テレ方式ではダメだと考えてTBSに移籍(といっていいのかは微妙だけど)したのかも、と想像してみた。

 今更、ってネタではあるけれど。

 さてこのタイトルのシリーズはいつまで続くだろう(苦笑)。

posted by フラッ太 |09:34 | 日記 | コメント(5) | トラックバック(0)