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2007年09月21日

求められるものは・・・。

 さて。

 当ブログが60000アクセスに到達致しました。

 ありがとうございます!
 
 今後ともよろしくお付き合いいただけたら幸いかと存じます。

 本題。
 
 明日は湘南戦。

 遅ればせながら、録画した仙台戦を観た。結果がわかった上なのでそう腹は立たなかった。得点シーンの塾長のプレーは軽率っちゃあ軽率。でも、それ1つを取って塾長が悪かったとは思わなかった。ノノさんの解説の通り、萬代のシュートは素晴らしかったし。2,3回レフリーの判定がおかしく感じるところもあったが、まあ、落ち着いて観ることができた。

 ・・・と、ここで気がついた。

 これこそが今のコンサの最大の弱点なのだと。

 「プレーがお上品すぎる。」

 今年のコンサは「ハードワーク」とゾーンディフェンスでここまで勝ってきた。そこには、「守ってばっかじゃ~ん」と陰口を叩かれながらも、前線から相手を追いかける愚直さやしつこさがあった。1人で局面を打開する選手がいない故に、フィールドの選手全員が「戦って」いたのだ。

 いわゆる「泥臭さ」があったのだ。

 だが、仙台戦に限ってはそれが感じられなかった。勝利への執念が感じられなかった、と言っても良いかもしれない。このへんは主観がかなり入るので、僕だけなのかもしれないが。

 今まで、コンサはうまく行きすぎた。いつの間にか首位に立ち、他のチームが潰し合うという「ツキ」にも相当恵まれてきた。だから、選手もサポもどこかで首位の居心地に安心していたんじゃなかろうか、と。

 思えば、去年の昇格争いはギリギリのせめぎ合いだった。昇格候補同士の直接対決は、選手もサポも本当にヒートアップした。「絶対にJ1へ行くんだ!」という気迫に満ち満ちていた。

 コンサは、そんなギリギリのシチュエーションにいきなり遭遇するのだ。今まで「楽に」来た分、そのショックは大きい。というか真の意味での昇格争いは、ほとんど初めてと言ってもいい。

 仙台との直接対決を落としたのは、数字の上では確かに痛い。

 でも、仙台の選手やサポの気迫はどうだったか。「相性?そんなの関係ねぇ、俺たちは勝ちに来たんだ!」とばかりにコンサに誇りを持って立ち向かってきたではないか。だから、仙台戦の後ブーイングを浴びせた方が良かったのではないのか、とさえ思った。選手の「弱気の虫」を払拭する意味で(「罵倒」するワケじゃないのでその点はご理解を)。

 コンサにだって、きっとできる。

 真夏の西京極での京都戦を思い出そう。あの試合は、選手もサポも「絶対に勝つ!」という思いだったはず。そして、実際に苦しい試合を逆転で制したではないか!

 今の首位の位置は、決して「ツキ」だけじゃない。「実力」がなければ成しえなかったこと。

 昇格争いの経験のある三浦監督の「一体感」という言葉が、今は実に説得力を持ってくる。サポは実際にフィールドに降りて戦うことはできないけれど、「一緒に戦う」という気持ちを表すことはできるはず。

 心が折れたら、負け。

 楽しむ余裕を持つ、とまではいかないまでも、かつてダントツのビリッケツのチームが少しずつ少しずつ積み上げてやっと晴れ舞台に戻るチャンスが来たのだ。

 あと少し、でも今まで以上にサポートしていこう。
 
 ・・・月並みですけど。

 では。

posted by フラッ太 |16:37 | コンサについて | コメント(5) | トラックバック(0)