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2007年06月12日

野心は残っているのか?

 さて。

 アメリカに渡った桑田真澄がメジャー昇格。

 ヤンキース戦に登板して2失点とか。

 スポーツ紙はこれに関してはほぼ「良かったね、おめでとう」の空気一色。

 どうも納得行かない。確かに昇格自体は喜ばしいことだろう。だが、内容はいいものではなかったのでは?

 他の投手なら、きっとホロ苦デビューとか壁は厚かったとか書きそうなのに。

 桑田が、妙にサバサバした表情だからだろうか?野球の神様に感謝なんてコメントを出したからだろうか?

 今の桑田はすっかり「野球少年」になっている。野球が大好きで、野球をすることが楽しくて、好きな野球ができることがたまらなく嬉しい。そんな環境にいることに感謝している。

 でも、僕には桑田についての報道には、もうすっかり衰えて引退寸前なんだから好きにさせてやりなよ、といったある意味侮辱したような印象が拭い去れない。

 肩入れしているんじゃなくて、馬鹿にしている。

 当の桑田は、僕の見た限りではアメリカに渡ってからは笑顔が絶えない。マイナーにいる時でも、たとえケガで松葉杖を使っていた時でも。それは、全くと言っていいほど野球ができなかった去年の反動なのかもしれない。

 でも、そこに野心はあるのだろうか?

 別に巨人を見返すなんてチンケでケチくさい意味ではなくて。

 ファイティング・スピリットやチャレンジ精神と言った方が正しいかもしれない。

 後者があると思いたい。じゃなきゃ、日本に帰ってきた時に「お疲れさま」一色で迎えられるに決まっているから。

 では。

posted by フラッ太 |09:38 | スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)