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2007年06月21日

キーワードは、「したたかさ」。

 さて。

 そろそろまじめな話と行きましょう。

 愛媛で地獄を見て、徳島戦ではその後遺症に見舞われた。が、これは日程的に厳しかったのと、予想外の「敵」がいたこともありある程度仕方ないというか言い訳できる側面はあったとは思う。

 が、今度は1週間空くわけだから、たとえ緑が休み明けでもコンディションの面での言い訳は許されない。

 ただ、個々の能力は緑が上。ドームでは3点差を追いつかれヒヤヒヤものだった。このへんをどう修正するのか。今や、フッキにおんぶにだっこではないであろう緑。新たな難敵の登場である。

 課題はディフェンスよりも、オフェンス面か。緑の攻撃はある程度読めると思うので。
 いかにコンサが点を取るか?緑の守備のカギは菅原智にあるとみているのだが・・・。彼が入ってから失点が減ったように思うのだ。彼を消耗させ潰すことができるかが勝負の分かれ目ではないだろうか。3-5-2なら、緑の左ウイングバックになるであろう服部をいかに攻略するかも重要と思われる。
 今年のコンサは1-0の試合が多いが、緑もそのあたりは織り込み済みでおそらく1点リードされてもすぐに慌てることはないだろう。なぜなら、船越の存在があるからだ。船越の投入でパワープレーというのも十分に警戒する必要がある。ポストとしての能力はおそらく中山より上。楽に逃げ切れる展開にはならないと見る。

 ・・・と頭の中でいろいろと想像してみたが、実は精神面ではかなり有利な立場にある。コンサと緑との勝ち点差は実質13もある。前日には山形と福岡が直接対決する。京都・仙台はホームで下位相手なので順当としても、勝ち点差を詰める意味においてはどうしても「勝ちに行く」必要がある。引き分けでは困るのだ。モチベーションは上がるだろうが、それを「焦り」に変えることができればぐっと勝利を引き寄せられると見る。

 いずれにしても、今度の緑戦は絶対に負けてはいけない試合である。ここで負けてしまうと、他チームに「希望」を与えてしまうからだ。絶対的な力の差がないだけに、「追いつけるかも・・・」という気持ちにさせることが1番怖い。
 それに、ギリギリで勝ち点を積み重ねてきたコンサが肉体的にも精神的にもガクッといきかねない。実質的な連敗地獄に陥らないとも限らないのだ。

 「やっぱり札幌には・・・」と思わせる必要がある。長いシーズンなのだから、精神的に優位な状態は保っておきたい。リードされても、引き分けで終われるしたたかさがほしいところだ。

 では。

 

posted by フラッ太 |09:41 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

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