2007年06月01日
怒る前に。
さて。 宮内オーナーがご立腹らしい。 まあ、出ていった選手が活躍するというのは、オーナーの立場からすればあまり気分のいいものではないのだろう。 が、僕は宮内オーナーに対してはあまりいい感情を持っていない。 というのは、球団への想いがあまり感じられないからだ。カネが全てではないけれど、プロスポーツにはそれなりにお金がかかる。それは何も選手の年俸に限らない。スタジアムの維持や改修などのハード面でもそうだし、ファンを増やすための「投資」も必要だ。 単に球団を持っているだけでは強くなることはないのである。「報告とは違っていた」と言っているが、普段本当に球団職員の報告なんて聞いているのかよ、なんて茶々を入れたくなってしまう。 「うちにいてくれる時に働いてほしかった」と言うのはプライドが許さなかったのだろうか。 でも、恨み言を言う前にせめて出ていった選手を賛辞する言葉があってもいいと思うのだが。 コリンズ監督も内心宮内オーナーには失望しているのではないだろうか。成績の振るわないチームは大抵成績以前に組織に問題があるもの。チームはバラバラ(実際にはそんなことはないと思うが)、フロントが無能では勝てるわけがない。 選手も不幸だが、もっと不幸なのは応援するファン。もっとも、この球団の場合「合併」という経緯があるので、設立自体不幸という気がしないでもないがそれでも熱心に応援するファンがいるのだ。 お金がないならともかく、球団にもう少し気を遣ってもいいのでは。 まさか、単に企業の広告塔としてしか存在価値を見いだしていないわけじゃあるまいし。 では。
posted by フラッ太 |18:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
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