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2014年07月13日

7:3。

>ネタ作る気力がねーよ…

○古田 寛幸 選手 カマタマーレ讃岐へ期限付き移籍のお知らせ

 最初は「嘘だろ!?」とも思ったが、あり得ない話じゃないなとも同時に思った。

 去年の三上の契約満了も驚きではあったが、どうしても残しておきたい選手かどうかとなると必ずしもそうとは言いきれないなと思ってもいた。それに今年は積極的に選手の貸し出しを行っている。主に下部リーグへの武者修業といった性格が強いものの、強化部が移籍に関してはかなりオープンかつドライな対応をし始めているなとも思っていたので。

 で、かなり周回遅れで岐阜戦を観た(←遅いにも程があるだろ!)。
 その岐阜戦を観て尚のこと移籍は自然な決断だったと思うようになった。

 岐阜戦は荒野がオシャレな胸トラで抜け出してゴールを決めた試合。荒野が成長し、結果を出したことももちろん理由としてあるのだが、試合全体を通しての印象や荒野の動きを観ていると古田には居場所がない、使いどころがないなと思えたからだ。これは古田が能力的に劣っているというわけではなく、選手起用を含めた財前コンサと古田のプレースタイルが合わないのでは?という印象を持ったということ。

 最大の理由としては財前コンサはSHがかなりの運動量を要求され、
 かつ守備にエネルギーを割くことが多い点にある。

 岐阜戦での荒野は時折流れの中で砂川とサイドを入れ替わったり、長い距離を走って守備に戻っていた。同じ事を古田に要求することができるかとなるとどうだろう?守備が何とかできたとしてもいざ攻撃に費やすエネルギーが残らないんじゃないか?と思った。砂川は守備に戻ったあとの攻撃でもパス出しなどで貢献できるが、古田はドリブラー。最初からある程度高い位置で自分で仕掛けられる状況にならないと特長を生かせない。

 それに、都倉と宮澤の関係性からしても4-2-3-1とは言いつつ実際は2トップで、守備の時にはブロックを作る。全試合検証したわけではないけど、財前監督は交代カードの切り方がほぼ決まっている。そして、2枚使って負けているorどうしても勝ちたい時はほぼ100%パワープレー。途中出場させようにもポジションがない。
 SHの交代カードどして今年、優先順位が最も高いのは謙伍。たぶん、運動量があって守備もできるからという理由でだと思う。そうでなければ古田だってサブに入っているはずだし、菊岡がもっと使われている。宮澤をわざわざSHに回すこともない。保険的な意味で謙伍はつぶしが利くというのもあるのだろう。富山戦では右SBに回ったし。ただ、岐阜戦では謙伍のルーズな守備で失点の原因を作ってしまったのは大森アニキの指摘する通り。謙伍が内に絞っている間にこっそり岐阜の遠藤にドフリーの場面を作られた時は血の気が引いた。遠藤がアクション起こしていたが、もし通っていたらほぼ100%決められていたぞ。

 かくして、荒野と古田が同じポジションを争うというイメージが湧かなかった。
 似て非なるものというか微妙に得意なポジションやプレースタイルが違うのかなあ、と。

 となれば、古田が出場機会を求めるのは当然のこと。讃岐だと埼スタで2ゴールを決めた時のように「前残りで何とかしてくれ!」ってシチュエーションが増えると思うので悪くない移籍だと思う。北野監督ってけっこうピンポイントで補強する印象もあるし、お眼鏡に適ったのだと思いたい。

 讃岐だけに腰の強さでスルスルと(ゴールが)たくさん入るようになることを期待する。
 即戦力、残留への切り札として何としても結果を出してほしい。
 本人も気合い入っているだろうが、島流しにされた挙げ句怨霊になんてのは願い下げだぞ。
 …もしかして、対コンサで出場不可の契約を盛り込んだのってこのため?
 まあ、アウェイで負けているし当然の措置なんだけど。'''打てる手は全て打たなきゃね。

posted by フラッ太 |19:40 | 戦術厨の戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)