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2023年12月29日

2023シーズンを振り返る。

>濃いように見えて薄味です

 昨年は振り返るシリーズすらやらなかったとは…。いろんな意味でテンション下がってたんだろうなあ。ともあれ、今シーズンは久しぶりに生観戦もしたし、さらっと振り返っておくのもいいかな、と。

 ①今年のベストゲーム:第4節 VS横浜FM戦

 「赤黒の情熱が常勝フロンターレを止めました」でお馴染みの20等々力を彷彿とさせる完勝劇。
 マリノス相手に殴り合いどころか一方的に殴り倒した勝ちっぷり。
 完全勝利は2-0、劇的勝利は4-3という図式さえ思い浮かばせるものだった。

 ⓶今年のワーストゲーム:第21節 VS新潟戦

 厚別改修前のラストゲーム。10人の新潟相手に聖地・厚別で1点も取れず負けた。
 おまけに、アルビサポにはすすきのへ行こうを大合唱の屈辱。
 この雪辱は果たさねばならぬが「アイシテルサッポロ」なんてセコい真似は厳に慎むように。
 高らかにすすきのへ行こうを大合唱するのが大人の態度というものだ。

 ③今年最も印象的だったゲーム:第16節 VS柏戦

 THE・馬鹿試合。コンササポだけでなくJリーグを観ている人が今シーズンぶっちぎりで印象に残った試合と評するのは間違いないだろう。年1どころか5年に1度あるかないかのレベル。高山VSドン・フライの超殴り合い。BS劇場は真実だった!
 普段は味方にならないVARが珍しく仕事したとか、まだ前半なのにCKでFPが全員フロントコートに入ってたとか、駿汰のプラトーンパフォーマンスとか、もうほとんど時間ないのに6点目獲りに行ったとかスゴいを通り越して笑うしかないミシャコンサのイカレっぷりは当分伝説になる。

 ④今年のベストゴール:第12節 VS FC東京戦の浅野のゴール

 即時奪回でボールを敵陣で奪い返して、小柏の鬼パスから浅野のトラップ1発で抜け出す流れ。
 単に個人技だけでなくチームで連動して獲り切ったというのがベストゴールに挙げた理由。
 浅野のトラップはサカつくなら光プレイもの。このコンビがもう見られないのは残念。

 …とまあ、こんな感じ。後味の悪い試合もあったけどそれはそれ。
 振り返るシリーズでは定番となる今年の漢字。今年は直感で「流」 とした。

 前半戦は上位進出あるかも?という期待感いっぱいだったのに、金子がクロアチアに旅立って後半戦以降はまあ勝てない。湘南や柏にホームで勝ち点バラ撒いて「ここで負けたらマジでヤバい!」という横浜FC戦で何とか2-1と振り切って残留決定。

 流れに乗った時はイケイケだけど、乗れないときは我慢が効かずズルズル。
 金子の流出、流されぶりからして「流」で決まりかな、とわりと直感一発だった。

 移籍報道でもOUTが先行してINがなかなか来ないと流れとしては正直悪い。
 とはいえ、素人が考えることはプロなら当然考える。
 今までが無風すぎただけと構えておくくらいでいいんじゃないかな。

posted by フラッ太 |14:05 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2023年11月13日

B型目線で考えてみる。

>B型会の参加者の中で今日私のスマホにメールした方います?

〇深井 一希選手 負傷のお知らせ

 「嘘だろ…」

 言葉が出なかった。これで5度目。
 でも、当の深井自身はそんなに深刻にはとらえてないんだろうな、とも同時に思った。

 いや、ケガ自体はお医者さんが懸念するほどにものすごく深刻なのよ?だけど何というか
 「やっちゃったものはしょうがない、また治すだけだ」とシンプルに思ってる感じ。
 これぞB型メンタルの最たるものだろう、と典型的なB型のオレは思うんである。

 通常だったら1度だって選手生命断たれるような大ケガ。それを4度も乗り越えてきた深井。
 恨むとか呪うとかそんなちっちゃなレベルなどとっくに通り越し、
 ある種悟りの境地にまで達したと思えるくらいに“普通のこと”になってしまっている。
 深刻なケガでも骨折程度にしか思ってないくらいに「あ、そうなんだ」と淡々と受け止める。

 必ず戻ってきたい、という深井の言葉。
 そこにはたぶん決意とか使命感という言葉で連想される“重たさ”はない。

 サポが待ってる、復帰を信じてるとか「頑張れ!」という声はモチベーションを保つことには役立つだろうが、「○○のために」が先に来るんじゃなくて自分が戻りたいから戻る。きっとそういうことなんだと思う。手術済とのことなのでこれからリハビリになるんだろう。復帰への過程ではつらいとかキツいとか苦しいとかは必ずあるはず。それでもそれを“普通に”受け止めて、飲み込んで、“普通に”ピッチに還ってくる。

 B型のオレは改めて思う。 「そうだよ、深井はそういうヤツだったよ」と。
 (↑ものすごく上から目線)もちろん、異論は認めますよ?

 …どうにも涙腺が緩くなっていけねぇや。
 もし生でピッチに立つ姿見たら人目も憚らず号泣するだろうな。

posted by フラッ太 |16:50 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2023年11月09日

これぞ真の「食べて応援」。

>7-11で売ってる1分湯戻し焼きそばは東洋水産製らしい(ちなみにスープ付き)

 福岡のルヴァン杯制覇の傷からやっと立ち直りつつある中、勝てば選手だけでなく会社も注目される。コンサがタイトル獲れないのは会社の力で劣るところが多いよなあなんてぼんやり思う一方、くーさんのブログを読んで思った。

 「コンサの中の人だって頑張ってないわけじゃないよな?」

 昨年は回転寿司のトリトンでおなじみの北一食品がパートナーになったし、今年はついにセコマが降臨。ファイターズにもスポンサードを行っているが、セコマは出自が酒屋さんだけにオリジナルワインをエスコンで売り込むというアプローチ。コンサに対してはストレートにサポの購買力やロイヤリティを見込んでだと思う。

 とりわけ、飲食関連のパートナーが今年はものすごく増えた。東洋水産や松尾ジンギスカンなど「ついに、降臨!」といった誰もが知る有名どころだけじゃなく「(パートナーに)なってもらえたらありがたい」といったところもけっこうな数で加わってくれていると思う。

 飲食関連の何が強いかってその距離が近いこと。

 お店に食べに行けるってだけじゃなくてスーパーやコンビニで手軽に商品を手に取れる。世の中食べない人はいないし、美味しければ親兄弟だけじゃなく周りにも勧められる。どこぞの国の減税政策のように1回こっきりってことにはならないどころか波及効果も継続性も見込める。かつて、みよしのがサッポロビールの仲立ちでパートナーになったこともあるし、SNS上でも横のつながりが見られることから相乗効果は高いとみる。

 チケ(試合)は高いし当たりハズレはどうしても出てくるけど、飲み食いに関してはハズレを引く可能性も低くなる。自分が食べて「美味い!」と思えるなら尚更。おはようからおやすみまでならぬ朝食から晩酌まで、おにぎりからごちそうまで幅広く網羅できる。この強みはコンサ(北海道)ならではじゃなかろうか。晩酌だって酒とおつまみの両方でパートナーさんに貢献できるわけだから。

 思えば、今年はSNS上では小林悠大喜利で大いに盛り上がった。その延長線上ってわけじゃないけど、これだけ飲食関連のパートナーが増えたら蝗活でその名を轟かせているサポさん相手にスタグル的な意味で煽るとかやっても面白そう。湘南との試合ではビール飲みつくした実績があるし。

 今年の最終戦は小野伸二ラストゲーム。その認定証をセットやバラで売ることができるなら、アウェイチケに(アウェイ限定の)コラボ弁当チケットを乗っけても面白いんじゃないかな。チケット制にしておけば数は読めるし火気の問題も最小限にできそうな。
 どうせなら蝗撃退弁当(赤)(黒)と2種類用意してあわよくば両方買わせて腹キッツキツ、「待てあわてるなこれは札幌の罠だ」と言いながらニコニコ顔で引っかかるというのを見てみたい。無論、その後はさらにバージョンアップしたものをホーム向けにも出してさらに歯ぎしりさせるということで…。

 コンサにとってのドル箱カードは浦和戦だけど、瓦斯さん相手でもいろんな意味で美味しいカードになりそうな。言い方悪いけど、「ある所から(金を)引っ張る」にはうってつけの相手だし。食べて応援、は自分だけじゃなく、周りだけじゃなく、場合によっては他クラブのサポまで巻き込む。

 来年、瓦斯さんとはいつ当たるのかな…。

(文中敬称略)

posted by フラッ太 |23:10 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2023年10月28日

安堵の残留。

清水と同じ轍は踏まない!

 ホーム横浜FC戦は2-1の勝利。
 これで最下位・横浜FCとは勝ち点10差。ようやくのJ1残留を決めた。

 今はただただ安堵。来年もJ1で戦える。そのうれしさに尽きる。
 ドームに駆け付けたすべてのサポーターに感謝。

 「いっそ監督も交換するか?」

 今日は地上波をオンタイム視聴する予定だったが、急遽我が家ではタイヤ交換をすることに。
 正直、今日は試合を観る気がしなかった、というより視聴するのが怖かった。

 ここまでテンションが低いのは石崎コンサの時以上かもしれない。タイヤ交換をすると決めたからにはスタメン以外情報を一切遮断。2台いっぺんになので時間もかかるしね。 胃がキリキリする思いで時が経つのを待つ。公式リロードした時の安堵感といったらそりゃもう…。

 おかげで負けた時にやさぐれるフレーズが無駄になった。実に良きこと。
 スパチョーク欠場、コバ兄もいないと心配な要素はあるが、
 今はただ安堵感に浸る。やるべきことを終えたという気持ち。

 富良野ヴィンテージも味見する程度には買ってある。明日は朝シフトだが構うもんか。
 今日くらい勝利の美酒に酔わせてくれ!
 今まで勝利以外クラシック空けてないからいいだけ断酒状態だったんだよ…(泣)。

 …そしてオレは1つの重大な決意を持つに至ったのである。

 

posted by フラッ太 |15:35 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2023年10月22日

続・とりとめもなくつらつらと。

ここまで罵ってくれた方がいっそ清々しくていい

 アウェイ横浜FN戦は1-4の惨敗。

 覚悟はしていたが現実は厳しい。4-4-2の“新手”も用意してきたのかな?
 コンサの事情や相手の事情、様々なことが絡むけどこの時期は結果が全て。

 ネガティブな感情が心を苛む。だが、オレとしては腹は括ったはずだ。
 「信じて戦う」も結構。理想もしくは最先端の戦い方を追うも結構。

 ただ、それとて勝たなければ周りは納得してくれない。
 罵声や嘲りを受けることもあるだろう。間違いなく言えるのは

 「悔しかったら勝つしかない」

 オレはドームに行くことはできんけど、行ける方は足を運んで今こそ選手と共に戦うべし。
 ホームで勝って自力(&地力)で残留を決める。SURVIVEのあの年を思い出そう。


 …と、踏ん切りをつけたところで。

 昨日、W杯ラグビーのダイジェストを見た。たまたまフラ父も一緒だったんだが「あいつら頭使ってるよな」と言ったのが印象的で。流石にNHKらしく非常にクォリティが高い番組で、確かに力こそパワーじゃなくて数的優位を作るとかポイントをしっかり作って攻撃してるなとかなるほどとを思わされることは多かった。

 ミシャコンサに重ね合わせるなら真ん中でポイントが作れないのはつらいなってことかな。いや、サイドでは作れるのよ?だけど、サッカーのゴールは真ん中にあるわけでサイドで起点作られようがそれは構わんみたいなところってあると思うのよね。

 ミシャコンサが頭使ってないってことはなくて、むしろ頭使ってる方だと思う。ラグビーかてゴールポストが真ん中にあるやんけ!っていうけどトライが認められるのは真ん中だけではなく端っこでもいいわけで。これがアメフトなら空中でもボールの先端が1㍉でもエンドゾーンに入ればタッチダウンが認められる。だから真ん中さえ固めちゃえばそうそう点は獲られない。

 あ、アメフトで思い出したけど、NFLって一言に監督(ヘッドコーチ:HC)といっても総監督的なポジション。攻撃、守備それぞれに構築を行う専門の監督と言えるコーディネーターが大抵いる。サッカーのコーチに近いというかより尖ったイメージ。そういうポジションの人がコンサにいないってのはけっこうなマイナスかなあ、と。

 そのチームによってコーディネーターにプレイコールを任せるHCもいれば、構築は任せる、たたしプレイコールは自分でやるという人もいる。このあたりはどういうチームを作るのか?と根幹に大きくかかわるので人選も大事。ウェイド・フィリップスのような守備構築なら任せとけ!な大ベテランもいれば、カイル・シャナハンのように親父の下で修業してコーディーネーターを経てHCに上り詰めた超サラブレッドもいる。ちなみにスーパーボウルにまでチームを導いているのでただの親の七光りではないのがスゴい。

 カイル・シャナハンもまだ40代前半でHCとしては若いんだが、ラムズのショーン・マクベイは30代で(!)スーパーボウル制覇。もちろん進出も制覇も史上最年少。Jリーグにはライセンス制度があるのでこれほどの若い監督が出るのはまだ現実的ではないけどそういう方面での人材をもっと貪欲に探したり育てたりすることも必要よね。

 今年はガチのレジェンドであるQBアーロン・ロジャースがニューヨーク・ジェッツに移籍。さながら小野伸二や中村俊輔クラスの超大物。そのわりに勝ててないなと思ったら開幕戦でアキレス腱断裂によるシーズンアウトというのを知って愕然。


 …もう1回くらいこのスタイルで行けるかな?
 ネタにまで昇華する時間も気力もないってのは歳食ったってことなんだろうなあ。

posted by フラッ太 |21:30 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2023年10月16日

とりとめもなくつらつらと。

>どうにもテンションが上がらん…

コンサに関してはいろいろと思うことはあるんだけど、結局のところ「悔しかったら勝つしかない」に帰結しちゃって何を書くにしても形にならないってのが正直な心境で。

 「素人が考えるようなことはプロなら当然考える。

いろんな分析もしてると思うし、実際サポーターズミーティングでもそのあたりは話していたみたいだけど、それが結果に結びついてないのでは考えてない、やってないと同じ。

とまあ、うだうだ考えたところであんまり意味はないのかなと思う一方で、でもモヤってる気持ちを何とかしたいってのもあって、今回は実験的にTwitter風にとりとめもなくつらつらと書いていくことをやってみようかな、と。

形にならないなら無理に形にすることもない。ただ、ここでは「書き殴る」というのは極力せず読んでもらう方がいるというのは崩さずに行きたいな、と。

で、昨日はルヴァン杯SF。福岡が決勝進出。まあ名古屋の下降ぶりからしたら驚くには値しないというかむしろ順当とすら思う。ただ、決勝進出と決勝で勝つのは全くの別物。福岡に先越されてたまるか!って嫉妬、ネガティブな気持ちがないと言えば嘘になるが、決勝は浦和が勝つと思っている。

 『負けない戦い』ではてっぺんは獲れない。

百里の道は九十九里を半ばとす、って言葉もある。そのあたりは4年前に暑苦しく書いてるので暇な方は読んでみてくださいってことで、福岡のメンツで浦和の守備、特にCB陣を破れるのかな?とは思う。福岡が勝ちに行く戦いができるかどうかがカギかな。

フル代表のカナダ戦。結果はまあ順当と言えば順当で、ミシャコンサに重ね合わせて眺める程度にぼんやり観たんだが、ミシャコンサがあのレベルになるにはあと3段階、いや5段階くらいレベルアップしないと到達しないかな?なんて思ってた。5凸しないといけないなんでサカつくかっ!おい運営!はよバグ直せや!育成も強化もできずにフリーズなんてどこの赤黒チームだ!とか毒づいてみる。

つい先日のアジア大会はいわば2軍(あるいはもっと下?)のメンツでド本気の韓国に決勝で負けたわけだが、如実に違うなと思ったのはパスの質。フル代表ってピシッと出せるのよね。U-22ってCBがSBに出す時もふんわり出しちゃって楽々守備が間に合う、詰められて戻すしかない。下手すると掻っ攫われて大ピンチって感じでそこからして違うな、と。

カナダ戦の4点目はトゥチッチのゴール@ドーム21VS柏に通ずるものがあったなあ。そこまでして崩さんでも入るやろ!ってほどに崩してるあたりがミシャコンサを思わせるものがある。まあ、田中碧のアレは戦術というよりインスピレーションが多めな感じはするけど。


 …たまにはこんなスタイルもいいのかな。
 もっとあるんだけど、読む方がつらいと思うので今回はこのへんで。

posted by フラッ太 |13:50 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年10月02日

「1勝4分け7敗」が示すもの。

>しばらくはネガティブ強化週間かな…

 既にブログで話題にしている方のいるのでお気づきの方も多いことだろう。
 1勝4分け7敗。後半戦のコンサの成績である。勝ち点7。もちろんぶっちぎりのビリ(怒)。

 凝り性なB型気質のサガとして本来この手の話は数字拾いの上でカッチリとネタにしたいんだが
 データの話って鮮度が勝負!なところがあるので、“生煮え”のままやってしまおうかと。
 それでも気が付けばやたらと長くなってしまうのはこのブログの仕様なのであしからず(苦笑)。
 ついでに日頃の鬱憤晴らしもやってしまおうというのはナイショだ。

 後半戦12試合で1勝4分け7敗。得点12、失点21、得失点差-9。これがいかにひどいのか?

 勝ち数、負け数ワースト1位、得点ワースト2位タイ、失点ワースト1位タイ、
 得失点差ワースト2位と見事なまでの“独り負け”。

 実は、名古屋が前半勝ち点35から後半戦はここまで勝ち点12と上位陣で失速したのだが
 それすら霞むくらいにコンサがまあひどい。
 大嘉はどっちを選ぶのかというとそれでも名古屋って気がするんだよなあ…。

 ちなみに「12試合で勝ち点7」では興味深いデータがある。
 後半戦12試合のコンサ:勝ち点7 1勝4分け7敗 得点12失点21 得失点差-9
 開幕12試合のG大阪  :勝ち点7 1勝4分け7敗 得点12失点25 得失点差-13

 当時のG大阪は17位に低迷。
  すなわち通常のシーズンならJ2降格はおろか監督解任でもおかしくない。
 コンサの現状はそれほどまでにヤバい、ということである。

〇それでもポジりたい!

 というわけで、ミシャと言えば攻撃なので得点の推移を見てみよう。現在の総得点は50でリーグ3位。しかも、コンサから下は40点に届いていない(鹿島や川崎ですら39!)ので、攻撃力だけならACLを狙える!…というのは実は落とし穴だったりする。前半戦17試合での得点が38あるのに対し、後半戦12試合では12と1試合当たり1点がやっと。得点の内訳は

10 浅野
8 金子
7 スパチョーク
5 小柏
3 駿汰、菅、駒井、荒野、コバ兄
2 ゴニ
1 桐耶、青木、大八 

 これを前半戦と後半戦で分けると浅野8→2、小柏5→0と“金子抜き”だとしても激減。ゴニも1→1と即戦力の外国人としては失格と言わざるを得ない。点を取るべき人、取ってほしい人が取れていない、小柏に至ってはケガでピッチに立つことすらできてない。
 唯一気を吐いているのがスパチョークで前半戦1→6と結果は出しているものの金子の穴を辛うじて埋めるかどうかってところ。金子頼みというだけでなくチーム全体としての得点力が落ちているというのは(少なくとも表面上の数字では)見て取れる。

 ポジれる要素があれば「ケガ人が戻れば…」ということになるが、小柏は既に復帰4試合でノーゴール。ぶっちゃけポジるどころかケガ人が戻るのが最低条件で、それでも残り5試合は対戦相手を考えたら1つ勝つのも至難の業くらいに思っていた方が精神衛生上はいいような気がする。

 湘南と横浜FCの直接対決がラス前にあるので今年の残留ラインは勝ち点37。1つ勝てば…なのだが、その1勝が厳しい。ただでさえメンツを固定しがちなミシャなのに保有選手の少なさから戦い方に幅が出ない。相手に研究されてるのにそれを上回ることが難しくなっている現状からすると「上を見る」どころでは正直ない。

 去年の清水のケースがあるからマジで怖えぇんだよ…。

posted by フラッ太 |19:00 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年08月31日

素直に喜べないヒネクレ者。

>そういやチャナも金子ももういないな…

〇J1札幌、U―18FW出間思努が来季トップ昇格へ…幻の最年少ゴールから正真正銘弾も決めた期待のストライカー

 いや、喜ばしいことではあるんだよ?トップで見たい!という思いもあったし。ただ、出間をトップ昇格させるということは裏を返せば即戦力のFWを外から引っ張ってくることはできないということであり、「FWは(ミシャ体制継続が前提として)監督が魔改造してください」ということなのだろうと思う。

 無論、育成路線を否定する気はない。磨けば光る逸材を探してクラブで育てて売るというのは特にコンサには経営上欠かせないわけだし、実際金子は数字上でもエゲツない実績を作った上で国内の他クラブを経由することなく海外挑戦にまでこぎつけた。

 当の出間にトップでやりたい!という強い意志があるのはいいことだけど、それは当たり前。木戸のように最近は大学サッカーに“托卵”するケースも増えている中で出間をトップ昇格させるということはクラブ側にじっくり待つ余裕がない、戦力として手元に置いておきたいという意向が働いたのかなとも思ったり。

 思えば、ミシャコンサは生粋のFWが活きにくい環境ではある。ゴニとて現状では基本サブでの起用だし、今はフルコートマンツーだからFWも走って守備するのは当たり前。デンと構えて…というのが成り立ちにくいわけで、ジェイくらいに決定力があって周りの選手が穴埋めして帳尻合わせでもしない限りは全員がムラのない運動量を維持しなきゃならない。

 そうなると尚更“一点買い”は補強戦略としてリスク大きすぎるよなあ、と。

 もう1つ、素直に喜べないのは大嘉のケースがあるから。トップ帯同させても試合に出られないのでは意味がない。エリートリーグに出したりいろいろ考えてはいたけど結局は名古屋にレンタル。レベルの高さでいえば当然トップチームなわけだが、実戦経験では大学サッカーに分がある。

 シャドーで起用されるのかなとは思うが、そことてポジション争いはある。あ、もしかしてケガがちとはいえ小柏に粉かけてるクラブがあるとか?なんてついつい勘繰っちゃうんだよねぇ。大卒だし金子のようにいつかは海外と考えるならいつまでもいてくれる保証も時間的余裕もないし。

 そんなわけで、嬉しさ半面「うーん…」となってしまうのが半分なオレである。

posted by フラッ太 |13:00 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2023年08月17日

ナナメ上すぎて困惑。

>どうだ明るくなつたらう

〇高木 駿選手 完全移籍加入のお知らせ

 ひっさびさに炸裂した三上GMのナナメ上補強。
 
 ソンユン京都修業、スゲさんケガで一気にGKが厳しくなり「補強はよ!」の声が少なからずあったところにこれだもん。ホント、ウチのGMは腹黒だわ…。高木駿といえば片やん政権の大分では紛うことなき正GK。足元に不安はないどころか、DFラインと一体化してビルドアップに参加するほど。

 「よく引っ張ってこら(れるだけの金あっ)たな…」というのと
 「よく大分さんが出してくれたなあ…」と思いが交錯していると同時に
 「シーズン終了にはつらい別れが待っているんじゃないか?」と思っているサポは多いはず。

 今回の高木の加入はレンタルではなく完全。すなわち“間に合わせ”ではなくガチ補強。
 足元の要求が高いミシャであればいきなりスタメン奪ってもおかしくない実力者。

 小次郎の放流を続けたとしても大谷、松原がいるところに更に高木が加わる。菅野とソンユンが戻れば5人。いくら専門職でも過剰だろという話になるわけで、最低でも1人とはお別れ、下手すると2人か?ってくらいには勘ぐってしまう。観客動員も伸び悩んでいると聞くし、「気持ちだけでは飯は食えんのじゃ!」という口減らしがわりとありそうな気がしてならない…。

 雑感としては災い転じて福となす、なのかな。

 今やGKに足元を求められるのが当たり前なJにあって、考えられる限り最高の補強ができた。
 サポに愛され、急遽会見まで開いてメッセージを伝える義理堅さと人間性。

 獲られる側の悲哀は幾度となく味わってきたが、今度は獲る側。何かこう背中がむず痒いような感じ。今は上手くいっていない時が長いけど、それでもコンサはJ1にいる。高木の加入によって再び上を目指したい。そして大分とはJ1で対戦したい。J1では大分相手に勝利はない…はず。

 ひとまず自虐ネタは封印。…鳥栖戦録画してあるんだけど、ちゃんと見た方がいい?

posted by フラッ太 |11:45 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2023年07月28日

区切りと不安と。

>相当神経使ってる感じ…

 今回は前回のエントリーでいただいたコメントへの返信ということで。

 今日のラジオもチェックしたけど、神戸戦に関しては
 関係者の誰もが「こんな大ごとになるとは思わなかった」というのが背景にあったのかな、と。

 前回のエントリーでは敢えて神戸側の事情は持ち出さなかった。神戸側の運営に何かしら問題もあったのでは?とかは結局、損害を出したのがこちらである以上言っても意味のないことだと思っていたから。

 応援してくれるサポーターも仲間だ。

 この言葉が三上さんらしいというか、苦衷の心境を表しているように思う。

 特にコンサはJ1に上がる時も、上がってからもサポーターの声が後押ししていたからこそ今のJ1で戦えている。経緯はわかったけど、率直な思いとしてはクラブに迷惑かけたのにそれに対して“謝って終わり”ではないやろ、と。そこは気になったかな。

 んで、移籍関連。

 ソンユンの側から一度外に出たいという話があった、というのを聞けただけで十分。当然、戦力として考えている旨は伝えているだろうなと思っていたし、買取オプションがどうのこうのというのはこの際どうでもいい。ソンユンが去る時は断れないほどの横車通してきた時くらいと割り切れた。

 宏武の藤枝レンタルは誰もが「大丈夫か?戦力足りないんじゃないの?」と思うところ。オレもだけど。まあ、補強話や移籍交渉に関しては最もデリケートなところ、謀は密なるをもって…の最たるものだからどうこう言える話でもないのかな、と。

 ただ、感触としては「現有戦力で行けるところまで…」とみる。8月1発目の天皇杯4回戦から始まる3連戦をどう戦うのか、その結果によってはもう来季へというシフトになっておかしくない。タイトルとけっこう口にしていたからもしかして…という気もするが、ふたを開けてみないとわからんよねこれは。

 途中加入がないという前提なら後半戦はコバ兄と馬場の活躍次第って感じかな。

posted by フラッ太 |00:00 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

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