スポンサーリンク

2020年05月09日

2020年度版・コンサ歴代外国人選手ベスト11。

>思いっきり焼き直し

 今回はお気楽に。タイトル通り、まんま直球ネタ。

GK:ソンユン
DF:ペレイラ ブルーノクアドロス チョウ・ソンファン
MF:ダニルソン クライトン チャナティップ ウィル
FW:ダヴィ フッキ エメルソン

SUB:GKホスン DFパウロン MFホベルッチ MFルーカス・フェルナンデス
  FWキリノ FWヘイス FWバルデス 

監督:ミシャ

 ぶっちゃけ、2017年度版とそんなに変わってない(苦笑)。ただ、今回はごく最近コンサに加入した選手を多く入れている。ノナトやテレ、チアゴのような大ハズレや能力は高いけど微妙にフィットしなかったナザリトというケースもあるものの、当たりを引く確率が上がっているということでもある。サイドアタッカーもマセードがハズレってワケじゃなくウチの腹黒GMに金持たせたせいでルーカス・フェルナンデスというさらにスゴい選手引っ張ってきちゃったし。年代、国籍共にバラエティに富んだ構成だが、悲惨だった12シーズンからの数年の間にめぼしい選手がいないというのが何となく裏歴史的な意味にも思えてしまうなあ…。

 特筆すべきはFWの多士済々ぶり。スタメン3人だけでもJ1屈指の凶悪レベル。サブのFW3枚は速さ・万能型・高さ(強さ)で選んでみたが、ジェイが入っても全く遜色ないし、ジュリーニョもいる。興味深いのはボランチタイプの選手が少ないこと。かつては芳賀がいて、石崎コンサから宮澤を辛抱強く育てて、ユースから(最初は前目だったけど)荒野や深井さんが上がってきていることが影響しているかな。全く獲っていないわけじゃないけど活躍できたかというと…。ボランチに関してはノノ社長になってからは「生え抜きで行く!」という信念を感じる。それは宮澤から荒野へという系譜からも見て取れる。鮭だけど高嶺も獲ったしね。

 あと、やはり外国人選手は助っ人、即戦力として獲得するケースが多いから自然と即効性の高さを求める。結果としてFWが多くなるというのはあるんだろうが、最近ではFWからGKにも広がりつつある。これは何もJ1に限らずJ2でもビクトルとかいるしね。“1人で1点を取れる選手”と同時に“1人で1点を防ぐ選手”も即効性という点では必要だし。キラーパスを出せるといったわかりやすさがある攻撃的なMFと違っていわゆるボランチでは即効性が出にくいし、コストパフォーマンス考えたらおいそれと手は出せないというのはあるんだろうなあ。

 ただ、常勝クラブとは違って原石を見つけて磨く、当たりを掴んでくるという点ではコンサはけっこう評価されているんじゃないかな。今でこそJ2だけど新潟は特に当たりを引いてくるのは上手くて、マルシオ・リシャルデスとかレオ・シルバとかをしっかり機能させて浦和や鹿島に輸出してるわけだし、甲府の外国人選手もストーブリーグでは常にチェックされていた。即戦力として獲ってきた選手も金のあるクラブや強豪クラブに獲られていくのは避けられない宿命だけど、買う側は育てる手間を惜しむというよりはその“手間賃”として対価を支払うわけだからバランスが取れてるちゃ取れてる。

 獲得当初はジェイもかなり無理したみたいだけど、文字通りの原石からある程度名の知れた選手、言い換えれば既に磨かれた選手を獲得できるようになっているわけで、そういう視点からもダテにクラブを20年続けてきたワケじゃないんだな、と。特に、ミシャコンサになってからは現場と強化部の風通しが良くなったことで武蔵など国内での移籍組含めて驚異的な当たりっぷりと白井のような伸びっぷりが顕著に表れている。宮吉とか岩崎とか思惑が外れたケースもあるけどね…。

 ともあれ、血肉にはなってるよねってことで。

posted by フラッ太 |11:50 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/flatta/tb_ping/2823
この記事に対するコメント一覧
Re:2020年度版・コンサ歴代外国人選手ベスト11。

FWは別の意味でも凶悪かもしれません。磁石のS極(南半球)同士で反発しそうな面々。ここに俺王様が加わったら最凶かとw
このメンツでフッキが最良(最強かは別)です。63億で上海上港に移籍したとき、育成金0.何%だったか、コンサにも数千万入金されましたから。
ダニルソン、2年連続で名古屋にレンタル。世界のトヨタだなんてウソっぱちだぁと思いましたw。シュツットガルトに売っちゃいなさいとも。シュツットガルトはベンツの城下町だからトヨタにビンタを入れられるしと思ったり。しかし、残念。
育成ですが、シーズン中でもJ2からの強奪っぷりを見ると、育てて高く売るという環境にはまだまだなのかなと思います。移籍金に係数が無い現状では、取られる側はたまったもんじゃない。
西大伍が鹿島に移籍した時、「コンサに少しでもお金が入るようにして下さい」と代理人に頼んだとか。「大伍善い子だなぁ」と思いましたが、仮に普通の子だったらコンサにどれほどのお金が入ったんでしょうか。新潟だって大伍を育てたのに、と新潟サポさんのブログを当時読んだ記憶があります。
取られる側にも旨味が無いと。この点の環境は、実際どうなんでしょうか。

posted by 蹴球素人| 2020-05-11 11:35

蹴球素人さんへ

相性や連携の概念があるサカつくだったら前線の3人の並びは最悪でしょうねw。キャプテンマークつけるとしたらクライトンくらいしかいませんが、クライトンですらまとめきれずに胃潰瘍を起こしてサジ投げそうw。

>世界のトヨタだなんてウソっぱちだぁと思いましたw。
 
世界のトヨタは乾いた雑巾絞ると言われるほどにコストダウンにはこだわりますから。名古屋にとってのダニルソンは値切る買い物であって投資ではなかったということでしょう。
 
>取られる側にも旨味が無いと。この点の環境は、実際どうなんでしょうか。
 
うーん、どうなんでしょう。獲られる側が割り切れるようになって移籍金をキッチリ回収する流れができたという点ではだいぶ根付いてきたとは思いますが、獲る側も獲られる側に回るという面で今一番頭を悩ませているのは鹿島ではないかと。

移籍市場が国内と国外の2本立てで、ピラミッドでありながら山が並列なことで「どこから獲ってどこに売る」というのがより複雑に、かつスピーディになっているので、まだまだビジネスとして成り立たせる過程にあるのかなと感じています。

posted by フラッ太| 2020-05-16 12:25

コメントする