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2011年08月22日

第25節VS京都・アフターインプレッション。

 よく勝てたよ、ホント。

 内容が悪いのを叩くのは簡単で、実際内容は悪くって。でも、宮澤が有休&芳賀が長期離脱の上に、かゆいところに手が届き「一家に一台ぜひどうぞ!」な純平までいないとあってはまずメンバー構成からして苦戦を免れないのは容易に想像がつくわけで・・・。さらに言えば、函館での試合はホームゲームとはいえ前日に長距離移動を強いられていたわけで、実態としてはアウェイゲームに近い。

 そんな状況の中、試合をする前の段階でのホームの雰囲気作りはなかなか大変だったことと思う。スタジアム全体でWe are SAPPOROコールをしようという働きかけがあったとか。これが実に大きかったと思う。We are REDS!とかレッツゴー仙台!とかスタジアムが一体となって声で後押しするっていうのは(←これらは試合中だけど)こういう声のチカラって選手にはグッとくるんじゃないかなあ。

 チャントもいいけど、こういう声援もとても大事だと思う。
 ぜひともこれは厚別でもドームでもやってほしい。ドームなら反響するからアウェイの選手は威圧感あるだろうなあ。つーか、最終戦のドームで叫びたいぞ。昇格がかかっていたら尚のことテンションアップすること間違いないっ!12番目の選手と言われるサポーターの声援・応援、函館開催を盛り上げようと事前のPR活動を行った13番目の人たちの力がなければ選手が頑張って同点にはできても逆転勝ちまではできなかったんじゃないか。そんな気がしてならない。

 さて、試合内容は序盤から押されっぱなし。ただ、監督のコメントを読むと石崎監督はいろんな意味で“見えていた”かな、と。システム変更を行うのは勇気がいる。コメントからすると4-3-1-2っぽくしたと推察するが、単に守りを厚くしただけでは勝てないというのと自分たちが主導権を握って攻めようという意図があったのではないだろうか。
 だからハーフタイムでリアクションばかりになっているとゲキを飛ばしたんだと思うし、交代選手に対してもダメ出しができるんだと思う。ダイジェストを見る限り交代で入った3人には効いているというイメージがなかった。純貴は気合が空回りしていたのだと好意的にとらえたいが・・・。三上にはあの場面では「シュートで終わる」というのを選択してほしかったなあ。時間を稼ぎたかったと考えたかもしれないけどシュートを打つ方がリスクは少ない。首尾よくCKを獲れればさらにリスクは減るんだから。

 京都にしてみれば前半で2,3点は獲れていたはずで、そこで獲れていれば結果は違っていた。カウンター1発にやられたという心境だと思う。気持ちよく攻めている時ほどそうしたリスクが疎かになるもの。コンサとしては狙ってカウンターにしたわけではなく押し込まれたからそれしか手がなかったということなんだけど、それでも逆転ゴールを決めた近藤とお膳立てした砂川は立派。そして、その前のジオゴのミドルはお見事。難しいプレイほど傍目にはすごく簡単そうにやってのけているといういい見本。これは誰にでもできるシュートじゃないし、GKは防ぎようがなかったのでは。

 千葉戦とは違った意味でスタジアム全体が一体感を持って勝つことができたのはとても意味があること。千葉戦と京都戦の勝利はいいきっかけになると思う。あとはジオゴを孤立させないように如何にサポートを早く、厚くしていくかが課題。ジオゴさえ潰せば何にもできないってことのないように頼む。

posted by フラッ太 |15:43 | アフターインプレッション | コメント(5) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:第25節VS京都・アフターインプレッション。

 終了間際の三上がシュートチャンスに躊躇して結局シュートを打てなかった場面には完全に腰を浮かして
「なぜ打たない」って叫んでいました。
 逆転したのはいいんですが、あの場面では押されに押されていましたから、シュートで終わらせないとダメですね。
 昨日の試合はコンサの選手は疲労感がありありで代わりに入った選手はそのことを十分に考えなければいけない場面でした。
 そのほかにもホスンのキックが相変わらずで、もっと状況を考えてほしいと思ったりしましたが、正直、同点にされるのは時間の問題とあきらめ半分だったので、最後はよく勝ったという思いしかなかったですね。
 千代台はメインが高くて結構手拍子や声援が響くので、かなりよい応援ができていました。ゴール裏からの応援の依頼もあってスタンドがよりいっそう一体感がありました。
 連勝できているのもやっぱりジオゴの力が大きいですね。京都は彼を潰そうとしてきてかなりマークしてきていましたので今後も厳しいマークが予想されるので、2トップにするとか柔軟な対策が必要ですね。

posted by 孔明| 2011-08-22 23:25

Re:第25節VS京都・アフターインプレッション。

熱烈サポーターゾーン以外は基本的に立ってはいけないことになっているので
毎回やるようになるともしかしたらチームから何か言われるかもしれませんが
(特にドームは厳しそうです)
そういうところは融通をきかせて上手くやっていってもらいたいものですね。
いつも座って見ているだけの人や、立っていても腕を組んでいるだけの人も
「自分たちの声援が選手の力になっている」とわかれば変わっていくはずです!

のぶりんのコメントにもありましたが、
交代で入った3人は何にもなってなかったです...。
ピッチでバテバテで頑張っている選手の気持ちが、伝わらないはずないんですけどねぇ。
個人的には古田くんには何かしようとした雰囲気を感じましたが(雰囲気だけ)。

三上くんがシュートを打てなかった(打たなかった?)場面、
これが唯一のチャンスかもと思えば、あんなプレーにはなりませんよね。
ああいうワンプレーで監督の信頼を失ってしまうのにー。
3人とも、なんで自分がスタメンじゃないのか考えてーっ。

posted by ひとみ | 2011-08-23 12:01

Re:第25節VS京都・アフターインプレッション。のお返事。

 >孔明さんへ
 やっぱりあの場面は三上はシュートを打たなきゃダメですよねぇ。
 芳賀&宮澤がいないことで京都が潰すポイントを絞り込めていたのも苦戦の原因だったように思います。なので、監督のシステム変更はもっと評価されてもいいと思うんですが・・・。

 いずれにしても、ジオゴ頼みになってしまうと元の木阿弥になってしまうので
 ワンパターンに陥らない選手起用が求められていくでしょうね。

 >ひとみさんへ
 なるほど、熱烈ゾーンは基本立つのはダメなんですか。
 でも、最終戦は大目に見てほしいなあ(←自分の都合優先)。
 自分の応援で勝てた!っていう成功体験をすることで
 いちげんさんもリピーターになってくれる可能性が上がります。
 そういう意味では毎試合毎試合が勝負の時でもあります。
 途中出場組は要反省ですね。あれでは何のために入ったのかわかりゃしません・・・。

posted by フラッ太| 2011-08-24 00:25

Re:第25節VS京都・アフターインプレッション。

おはようございます。
函館観光もせず、グルメにも出掛けず、ただコンサに。あっ、ホテルの窓から遠くの花火は見ましたが。前日練習のんびりと草に座ってみてました。三上は足を痛めて途中で引っ込んでしまいましたので、控えに入ってるのをみて「大丈夫?」と思いましたね。ドームの「立つ」は駄目なのですか。テレビで見るハム戦はみんな殆ど全員立って跳ねていますが・・・。

posted by いなかのおばさん| 2011-08-24 09:53

いなかのおばさん さんへ

 三上は短い時間であれば問題ないとの判断だったのかもしれません。
 ただ、今自分のいる位置をしっかり理解して、それはなぜなのかを考えてほしいです。

>テレビで見るハム戦はみんな殆ど全員立って跳ねていますが・・・。

 ですよねー。
 あれがOKならせめて最終戦くらいは大目に見てほしいです。

posted by フラッ太| 2011-08-25 11:46

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