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2015年04月02日

'15第5節VS京都・アフターインプレッション。

>観て損したとは言わんが、深夜勤明けの体には疲労がのしかかる試合だったぜ…(泣)

 コンサのスタメン以外ノーインフォメーションで録画視聴。率直な感想としては
 ナザリト、いい加減にしろ!PK程度じゃ到底埋め合わせにならんぞ、ったく…。

 戦術厨の予想として京都に付け入る隙があるとするならバヤリッツァの足下かなあと思っていた。
 で、京都はターンオーバー的に選手を入れ替え。
 山瀬スタメンはいいとして宮吉サブ&バヤリッツァと金南一のWボラ。
 正直ラッキーだと思った。

 サイドの脅威は減るし、このコンビなら展開力も落ちるだろうと思った。
 コンサに置き換えて考えると稲本を中心として
 ボラのどっちかが前に出ていける関係にはならないだろう、と。

 正直、河合・櫛引と大黒&ダニエル・ロビーニョとの相性は最悪に近いと思っていたんだが、縦のボールがほとんど入っていなかったこともあって、河合がスピードで対処しなくてはならない局面にはならず周りを上手く使って肝心なところでやらせない、河合の経験が危ない局面を未然に防げた。もっとも、それを支えていたのが福森の守備。試合を通して福森は攻守にいいところに顔を出していた。左足の精度も良かったし補強して大正解。京都は前半シュートがゼロ(!)。前半は過密日程のアウェイ戦とはいえ明らかに失敗だったと思う。じゃなきゃ前半の途中で宮吉入れたりしないだろうし…。

 最初の失点は古田が戻りながらの守備で与えたファールから石櫃が直接FK。
 古田は攻撃に強みがある選手だし、リスクは織り込み済みのはず。
 第一、あんなエグいシュートを止めるのは無理。石櫃お見事!と言うよりない。
 イケイケの前半で決められないとこうなるよねって感じだが、まあ忘れていいゴール。

 ただ、2点目はいただけない。バタバタした中で火事場泥棒的に大黒にゴールを奪われた。
 ヴェルディ在籍時も含めて大黒には今まで散々痛い目に遭わされただろうに…。
 内田に楽にワンタッチクロスを上げさせたとかよりも、
 あの場面、どうしてチームを落ち着かせることが出来なかったのか?
 京都のしたたかさとかコンサに若さが出たとかで済ませていたらダメだと思う。

 これで京都に余裕で受け流されてしまった。 PKで1点返したものの、1点取っただけって感じで試合終了。前半と後半ではまるで別のチーム。あんだけ決定機を逃せばそりゃそうなるわなぁ…と誰もが思ったことだろう。初物に弱いというのもコンサの悪癖だが、弱っている相手を生き返らせてしまうという悪癖も何とかならんのか…。

 でも、ゴメスの頑張りはこれからを考えると大きい。今まで何でも屋的な役割はほぼ宮澤が一手に担ってきたが、ゴメスがよりポジティブに割り込んできそう。いい突破も見せたしね。中原は動き自体は良かったがゴールが遠い。櫛引はどうしたんだろう?攻撃でもうちょっとできると思ったんだが。前半いいのが1本あったけどね。小山内は今回も出番無し。運動量があってかつ攻撃にもとなるとニウドになるんだろうなあ。河合を下げたのは解説では4バックにするためのようで。長崎戦でもそうだったらしく、そういうカードの切り方をするんだなあとひとつ勉強した。

 ナザリトの使い方が気性的な意味でもすごく難しいよなあ。PA外からヘディングシュート(!)とか身体能力が高いのはわかるが、大黒見てるとズル賢さみたいなものを感じない。地味にイエローも溜まってるし。ナザリト自身にフラストレーションが溜まっているというのはこの際無視。即戦力のFWはゴール決めてナンボだから。監督の調教、もとい指導にかかっているが、2シャドーとの連携含めてあまり時間はない。何とか立て直してほしい。

posted by フラッ太 |16:50 | アフターインプレッション | コメント(4) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:'15第5節VS京都・アフターインプレッション。

お互いに(=札幌だけでなく京都も)、なぜJ2にいるのかが見える試合だったのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。試合内容と結果がこうも一致しないというのは、札幌の弱さは無論、京都にしても戦力はある筈なのに前半シュート0というJ2下位でもそうそう無い酷い出来で、課題どころの話ではないでしょう。もし京都サポだとしたら、きっと「この内容でJ1なんて夢のまた夢」と、或いはブーイングしたかもしれませんね。

あと、結果論は意味ありませんが交代を早くすべきだったのだろうと。監督もこの流れで点を取れると思ったのでしょうが、札幌はそんな甘いチームではありませんから(失笑)、「良い流れだけど点取れない」という時は守備を減らしてカウンター一発のリスクを負ってでもゴール前に人数かけないと、決定的な所で相手に怖さを与えられないのだと思います。いずれにしろあの内容で勝ち点1なんて意味無いですから、割り切って今後の采配や試合運びに生かしてほしい1敗ですね。

posted by gekitei | 2015-04-02 20:48

gekiteiさんへ

実を言うとイヤな予感は試合開始前からありました。
悪天候とはいえホームゲームで5,000人入らないって「京都、大丈夫か?」と心配になったほど。
戦力的にはそんなに苦労せずに勝てるはずの讃岐に先に得点を許し
杉本のビッグセーブがなければ致命的な2点目まで取られるところでした。
そういうチームに勝ち点3をプレゼントしてしまうのが札幌クォリティ。
相性の悪さも手伝ってフラグ立ちまくりです。
杉本は飛び出しの判断も良く優れたGKだなと思いました。中原のゴールも阻みましたし。
 
>結果論は意味ありませんが交代を早くすべきだったのだろうと。
>監督もこの流れで点を取れると思ったのでしょうが、
>札幌はそんな甘いチームではありませんから(失笑)
 
前半の出来からすれば手応えは十分に感じていたことでしょう。
なので同ポジションでの選手交代は理解できるんですが、
河合を下げた放り込み作戦ではいくらナザリトがいるとは行っても
京都も対応が容易になるのでどうだったのかなというのはあります。
京都サポも勝っただけの試合で内容は最悪と思っていることでしょう。

posted by フラッ太| 2015-04-04 18:48

Re:'15第5節VS京都・アフターインプレッション。

大黒は、やっぱ只モンじゃないですね。ツツツーと札幌のゴールに寄せて、ツンという感じで反対方向に動いてヘッドですもん。反町監督が「何でみんな大黒の真似をしないのか。決める2つ3つ前の動きを見てごらんよ」というのも分かります。榊は大黒を研究したら良いんじゃないかと思うんですが、大黒とは型が違いますか?

posted by 蹴球素人| 2015-04-04 20:14

蹴球素人さんへ

たとえ89分消えてても1分だけ仕事して結果出す。
FWとしての仕事師ぶりをまざまざと見せつけられました。フル代表はダテじゃないですね。
 
>大黒とは型が違いますか?
 
 大雑把なくくりでは榊は大黒とは型が近いとは思いますよ。最近思い始めていることとカブるんですが、トップスピードだけなら大黒よりも上かもしれません。しかし、トップスピードへの乗せ方とか小回りが利くかとか、足回りの良さとか、絶対的なスピードだけでは質の高いFWにはなれない。
 単に肉体改造をすればいいってもんでもなくて、一見消えているような時間帯でもそこでは使えるスペースを探したり作り出す動きってのがあるはず。1分を活かすための89分をどうやって生み出すのかという意味では内村とは違う意味で間違いなく大黒は格好のお手本といっていいでしょう。
 
ポジションは違いますが、そのあたりの穴が少ないのが宮澤で
石崎コンサから何だかんだ使われ続けている理由なんじゃないかと思ってます。

posted by フラッ太| 2015-04-04 23:38

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