2015年03月29日
大宮戦の展望。
さて、大宮戦はこれまでとは違い格上の相手。 MDHでは大したことないなとタカをくくっていたんだが、ムルジャと家長不在の“飛車角抜き”でありながら京都を下した。家長離脱がせめてもの慰めとはいえ、降格組の地力はやはりある。降格したとはいってもチームのまとまりとしてはむしろセレッソよりも上とみるべきだろう。 一方、コンサは内村を起点として前から追っかける守備が機能して福岡の右サイド、とりわけ中村北斗を孤立させることが出来た。アウェイだからと引いて守っていたのではタコ殴りに遭うこと必至なので当然こうした積極的な守備は必要なんだが、福岡ほどには都合良くハマってはくれないだろう。 内村(をはじめとして主に2シャドー)を起点とする積極的な守備がどこまで機能するか? これがまず見どころの1つ。 過密日程はクラブの基礎体温…もとい、基礎体力がどれだけあるかが問われる。 いや、基礎体温ってのも一概にネタじゃなくて、サポ含めての熱量ってけっこう大事だったりするのよ? ゴールを決めた都倉と福森が共にコンディション不良で出場は難しそう。前線は枚数があるのでナザリトの不調を除けば不安要素はそれほどないが、稲本がこれまで全て途中交代。財前コンサの砂川がそうだったように要の選手でありながらフルタイムの出場が厳しく交代カードを切るのがほぼ必須。過密日程なので尚のこと無理使いはしないだろうし、出来ないだろう。加えて、ソンユンが五輪代表にドナドナ。 代わって入る選手の出来も気になるし、サブを含めた選手層や監督の采配も重要だが 1人だけ挙げるならGK(おそらく金山?)がカギか。小山内は馬車馬のごとくアップダウンでガンガン走ってくれ。 アウェイだしチームの地力からもこっちが守勢に回るのは避けられないが、それでもGKのコーチングで未然に危険を避けることが出来ればチャンスは巡ってくる。事実、前節の大宮はGK加藤のPKストップでグダグダになりそうだったのを立て直して勝利している。そこまで心臓に悪いブーストはいらんが、GKもフィールドプレイヤーの1人。金山個人としてもスタメンを取り返すチャンス。期待したい。 もちろん3連勝が理想だが、2勝1分け、悪くても2勝以上で乗り切りたい。 相手との力関係や過密日程でどこまで重心をかけるかが難しい試合ともいえるが、 サブのアピールで底上げを図る3試合とポジティブに捉えたい。 まあ、おもいっきり都合よく考えるなら序盤にセットプレイで火事場泥棒的に1点取って あとはナザリトの単騎駆けでわかっちゃいるけどケアせざるを得ない展開に持ち込んで、 後半はサンドバッグ状態になりながらも勝ち点3はキッチリ持って帰る…となればいいんだが。 ここで大宮に勝てば「今年の札幌は怖い!」と周囲に思わせることが出来る。 関東圏にお住まいのサポーターも数多く駆けつけることと思う。一致団結して勝ち点3だ!
posted by フラッ太 |10:31 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)
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